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ドラゴンクエスト+α 闇を切り裂く者

デロリン・デ・ローデ

INDEX

  • あらすじ
  • 01 第一章 勇者と呼ばれた者
  • 02 第二章 勇者と呼ばれる者
  • 03 第三章 魔を司る者
  • 04 第四章 人ならざる者
  • 05 第五章 時空を統べる者
  • 06 第六章 闇に囚われし者
  • 07 最終章 闇を切り裂く者
  • 08 余章〜エピローグ〜
  • 09 外伝 闇を封じし者達
  • 外伝 闇を封じし者達

    序章
    これは魔王がこの世から消えるほんの十数年前の物語…
    魔王は復活を遂げ、賢者も消えてしまった。そこに一人の人間が立ち上がる…



    外伝〜闇を封じし者達〜

    ある日、世に魔物があふれた。
    ほんの五年前のこと。
    人々はそれらを畏れ、拒絶した。
    やがて、次第に人間は魔物を受け入れはじめた。
    しかし、魔物があふれた二年後、魔物を生み出したとされる魔王が復活した。
    再び人々は魔を拒絶した。
    そんな中、一人の少年が言った。
    − もう一度、魔物と共に。
    しかし、魔物たちは日に日に凶暴になり人を襲うようになった。
    それでも、少年の思いは変わらない。
    少年は考えた。魔王さえいなければ、と。
    その想いを為すため、少年は旅立った。

    何も手がかりのないまま半年が過ぎた。
    山を越え谷を越え、時には海をも越え。
    世界中を回ったが、たった16の少年には見つけることが出来なかった。
    少年の中の光りは閉ざされてしまった。
    しかし、少年に小さな手がさしのべられた。
    まだ六つの小さな少女。小さすぎたその手は、しかし閉ざされた心を開くのには十分だった
    彼女の持つ力はあまりに大きすぎたが、彼女の力はとても頼りになった。
    魔王とは遙か昔、魔界より現れた闇の化身であり、魔界に行くには三つの宝玉が必要であること。
    そして、賢者のいない今、魔王を封印する術を…
    二人は世界を回った。様々な地を訪れ、宝玉を集めた。
    しかし、様々な場所に様々な宝玉があり、どの宝玉なのかが分からなかった。
    やがて、魔物の名前を冠する宝玉がちょうど三種類あることを知った。
    そして、その三つの宝玉を求め、三度目の旅が始まった。

    三つの宝玉は様々な場所で神としてまつられていた。
    その宝玉は三つそろうと、まばゆい輝きを放った。
    目が覚めると、二人は闇に包まれた世界にいた。
    生き物は何も存在していないような、悲しみに包まれた世界。
    辺りには魔物がいたが、今までみたものとはまるで違う。
    幼い子供達。闇との戦いはあまりにも過酷だった。
    やがて少年の魔力を全て注ぎ込み、少女の魔力で封印に成功した。
    再び世界に平和が訪れると思った。
    しかし、その平和は幼い少年の一部が犠牲になったものだ。
    だが、それだけの犠牲を払っても、再び人と魔物とが共存することはなかった。
    闇は封じた。しかし、その使徒であるはずの魔物達は凶暴化したままだった。
    少年の行為はいったい何だったのか。それは誰にも分からない。
    それでも、人々は彼を英雄とした。

    しかし彼は、何一つ納得などしていなかった。

    11/12/26 22:20 デロリン・デ・ローデ   

    ■作者メッセージ
    なんか適当に書きました。
    見るに耐えなかったと存じますが、ユルシテ〜ww
    制作時間はへたしたら30分ぐらいかもw

    本来は短編で出す予定だったんですが、なんかもうめんどくさくなったんでドンマイ(俺)!


    べっ、別に感想なんて言われたくないんだからねっ!!
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