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Kingdom Hearts Beginning of Darkness 第一章 〜欠片達の集い、その終焉〜

イクサリオン改め、ポスケ

INDEX

  • あらすじ
  • 01 序章
  • 02 第T話  白濁セシ存在
  • 03 第U話  虚空ノ待チ人
  • 04 第V話  オイデマセ、世界ノ果テ
  • 05 第W話  円卓、]Uノ虚ロ
  • 06 第X話  其ハ暗黒ノ写シ身【ベーゼ】
  • 07 第Y話  集ウハ才知ノ弟子
  • 08 第Z話  意味、即チ存在
  • 09 主人公紹介
  • 10 第[話  修行編〜静カナル豪傑ト共ニ〜
  • 11 第\話  修行編〜心無キ者〜
  • 12 第]話  修行編〜学究ト策士ノ魔法講座〜
  • 13 番外編  【O 交錯す 異分子達の 聖域】
  • 14 番外編  【O 交錯す 救援の 望鏡】
  • 15 第]T話  修行編〜荒ブル六槍トイッショ!〜
  • 16 第]U話  修行編〜荒ブル六槍トノ秘策〜
  • 17 第]V話  忘却編-序幕 〜]V番目〜
  • 18 第]W話  忘却編 〜城ヘノ誘イ=悪意アルモノタチ〜
  • 第V話  オイデマセ、世界ノ果テ


    「っつ……う………あ…?」


    ひんやりと頬に当たる何かによって俺は意識を取り戻した。

    いつの間にか白い空間ではなく正反対の黒い場所に俺は倒れこんでいた。

    空は星一つ、雲一つない夜空。

    周りは窓の辺りが黄色やら青に光っている謎の高い建物に囲まれていて、建物の間に明らかに異質な白い城が浮かんでいた。


    「ここは……」


    「ここは【存在しなかった世界】、世界の果てさ」


    「へー…………………………って、え!?」


    声の聞こえた方向を振り返ると、そこにはニヤニヤと笑いながら
    ・・・・・・・・・・・・・・
    上下逆さまの状態で宙に浮かぶ眼帯の男が俺を見下ろしている。


    「見つけたぜ、侵入者」


    「ちょ、どういうこと!?何で浮かんでんのさ!?後、侵入者ってどういうこと!?」


    人は重力に逆らえない。

    宙に浮かぶなんて普通では有り得ないのだ………いや、アイツなら出来そうだが

    ん?アイツって誰だ……?あー、何か思い出しかけたのにもう忘れてしまった……


    「あ〜っと、説明すんのめんどくせぇから一緒に来てもらうぞってハナシ」


    「一緒に来てって………どこへ?」


    「あそこへだよ」


    そう言って、逆さまの状態で城を指差す眼帯男。頭に血は昇らないのだろうか……?


    「因みに、抵抗したら、腕の一本は持っていかせてもらうぜ」


    虚空から鋭い刃のような物の付いた銃を二丁取り出す眼帯男。……もう、何も驚かんわ。


    「はーい、俺は無抵抗でアンタに着いていきまーす」


    「クックック、素直な奴は好きだ。お前、名前は?」


    漸く上下逆さまから普通に地に足付けた状態に戻った眼帯男の問いに俺は大きく胸を張り、宣言する。




















    「知らん!!!」


    「………あ"あ"?」


    すいません、ふざけていないので頭に銃を突き付けないで……

    12/07/07 16:01 イクサリオン改め、ポスケ   

    ■作者メッセージ
    >>ライズさん
    ストックのキレない限り、毎日更新を目標にしますので
    是非、楽しみに待っていてください
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