使徒との交流
「いやー、俺達までお世話になって悪いねー」
翌朝。レクトは拠点にて顔を見合わせるなり、ヘラヘラとした笑顔でお礼を言う。
あの戦いの後、結局彼らはこの世界に居続けたようで、騒ぎを聞きつけたレオン達に連れられたものの、敵ではないと判断したようで一泊だけならと本部の方に泊まらせて貰ったらしい。
そして今、レクトの前には厳しい顔をしているテラやリクがいる。ニルヴァナは何故か、あちこちで他の人の手を握ったりしている。
「それはいいが…昨日の事、ちゃんと俺達に説明してくれないか?」
「なぜソラ達を襲った? お前は敵なのか?」
敵ではないと理解はしたが、襲った事には変わりないからだろう。テラとリクの問い詰めに、レクトは苦笑いを浮かべる。
「あー…あれは、ただ単に実力知りたかっただけ。君達を始末しようとかそんなの全く思ってないよ。俺が…正しくは師匠が受けた任は、君達に接触して真意を測る事だから」
「手酷い事をしたのは、謝ります……けれどその子にも、責任はあります……私達の事、かなり知ってましたから……」
レイアの手を握りながら、ニルヴァナも会話に割り込んでくる。
意図せずに話題に上がってしまったツバサは、思わずしどろもどろになる。
「あ…あー、あれは、その…」
「クーくん。その子、何者? 君の事を師匠って言う割には、俺達の事知りすぎてる。君が俺の技を…別れた後に習得した陣の組み合わせを全て覚えているとかありえない。スーちゃんの手紙にだって、彼女の事は触れてないよね?」
「…話す。話すからそんな目で見てやるな」
疑いの眼差しでツバサを見つめるレクトとニルヴァナに、クウはフォローするように説明に入る。
彼女の正体が、自分達とは別次元の平行世界、それも未来から来た存在である事。それを伝えると、納得したのかうんうんと頷き出した。
「ふーん、別世界から来た君の弟子ね…クーくんってばほんと見てて飽きさせないよねー」
「それは嫌味かレクト?」
静かに怒りを見せるクウ。スピカはそんな彼を宥めつつ、レクトに話をする。
「詳しい説明は、帰ってからするつもりだったの。本当に話しきれないくらい色々あったから…」
「うん。それは来てから分かったよ…俺達は先に戻って、スーちゃん達の事情を詳しく伝えておくよ。それなら、酷い事にはならない筈だから」
「悪いな、レクト」
クウが謝ると、急にレクトは顔つきを変える。
そして、ずいっと前に出るなり人差し指を突き付けてきた。
「そんな言葉じゃ足りない。もっともっと、これからずーっと言って貰うからね、クーくん?」
「……あぁ」
昔と変わらない態度にあだ名。レクトが自分を許している証を見せつけられて、最初は面食らったもののクウの表情も緩んでしまう。
そんな二人の様子を見てたソラは、手を挙げる。
「はいはーい、質問!」
「いいよー、なーに?」
「クウと親友って話、本当なのか?」
純粋な疑問をぶつけるソラに、クウはげんなりとしかめっ面を作る。
「親友って言うか、こいつが一方的に言ってるだけだっての」
「ひっどいなー。俺達の熱く固く誓い合った友情はどうしたのさー」
「堂々と誤解を招く嘘ついてんじゃねーよ!!」
「ぶー」
怒鳴られながら、レクトは子供のように頬を膨らませるだけだ。
クウも嫌そうにはしているが、完全に否定はしていない。何だかんだでお互い信用し合っている姿に自然と笑顔が零れる。
「仲がいいね、二人とも」
「だな。親友って、いろんな形があるんだなー」
カイリとヴェンも感想を述べると、クウは顔を赤らめる。
「だから親友とかそう言うんじゃないっての…!」
「あははー、照れてるー」
「殴るぞ!?」
「じゃれ合う前に、やる事あります……」
朗らか(?)に会話する二人に、ニルヴァナが近づいてきた。
「あ、ニーちゃん終わった?」
おそらく、全員分の手を握っていた行為の事だろう。ニルヴァナは軽く頷くが、その表情は険しい。
そうして、ニルヴァナはレクトに疑心を込めて問い詰めてきた。
「レクトさん、セヴィルは本当に倒したんですよね……?」
「何急に? なんでセヴィルの話になるの?」
「単刀直入に、言います……皆さんの記憶を覗いたら、セヴィルが存在してます……」
「っ!?」
ニルヴァナの発言に、明らかにレクトが動揺を見せる。
しかし、彼らは別の意味でニルヴァナに驚いていた。
「記憶を覗く!? クウ、彼女は一体…!」
「ニルヴァナの能力の一つだ。ニルヴァナは触れた者の記憶を覗く事が出来るんだよ…イリアみたいに」
クウの話によれば、ニルヴァナは触れた者の記憶を覗く事が出来る。ただし、記憶を覗くだけでイリアドゥスやツバサのように他者の力を扱えたりは出来ないと言う。
その代わり、彼女は他人の記憶を使って歌を作り出す事が出来るそうだ。これは後天的…彼女自身が編み出した能力なので、大した力は持ってはいないと言う。そう本人が語った時に残り三人が苦笑していたので、多分何かしらの能力を持っているのだろうと勘の良い人達は理解した。
「私もニルヴァナから歌を教えて貰ったりしたの。彼女が紡ぎだす歌には全然及ばないけどね」
「もしかして、スピカさんが捕まっている時に私達を呼んだ時の歌の事でしょうか?」
レイアがこの世界で起きたハートレスの襲撃を話題にすると、スピカは肯定する。
前は思い出すだけでも辛かった思い出だが、感傷に浸る気はないようでニルヴァナは話を戻す。
「セヴィルはあなたが11年前に倒したはずです、そう報告を受けている……これはどういう事ですか、レクトさん……?」
「セヴィルを倒した!? レクトが!?」
「姉さんは、その事を…」
「知ってるわ。だからこそ、彼と再会した時は驚いたわ」
クウだけでなく全員が驚くが、事前に事情を知っていたスピカだけは冷静だ。
とここで、妙案とばかりにヴェンが手を叩く。
「ならさ。レクトが仲間になってくれたらいい話じゃないのか! セヴィルを倒せるだけの力があるのなら、俺達の戦いも楽に…」
「――悪いが、もう無理だ。今の俺じゃ、セヴィルは倒せない」
やんわりと否定したのは、レクト自身だった。
見ると、レクトは悲しげに微笑んでいるだけだ。その姿は、自分の中の虚しさを感じ取れる。
「レクト…」
「うん。少し、話が必要だね…」
そうして、レクトは近くの椅子に座る。ニルヴァナを含めて周りを見回すと、クウに笑いかけた。
「クーくん。君が組織を抜け出した後、俺とセヴィルに何があったか…話をしよう」
翌朝。レクトは拠点にて顔を見合わせるなり、ヘラヘラとした笑顔でお礼を言う。
あの戦いの後、結局彼らはこの世界に居続けたようで、騒ぎを聞きつけたレオン達に連れられたものの、敵ではないと判断したようで一泊だけならと本部の方に泊まらせて貰ったらしい。
そして今、レクトの前には厳しい顔をしているテラやリクがいる。ニルヴァナは何故か、あちこちで他の人の手を握ったりしている。
「それはいいが…昨日の事、ちゃんと俺達に説明してくれないか?」
「なぜソラ達を襲った? お前は敵なのか?」
敵ではないと理解はしたが、襲った事には変わりないからだろう。テラとリクの問い詰めに、レクトは苦笑いを浮かべる。
「あー…あれは、ただ単に実力知りたかっただけ。君達を始末しようとかそんなの全く思ってないよ。俺が…正しくは師匠が受けた任は、君達に接触して真意を測る事だから」
「手酷い事をしたのは、謝ります……けれどその子にも、責任はあります……私達の事、かなり知ってましたから……」
レイアの手を握りながら、ニルヴァナも会話に割り込んでくる。
意図せずに話題に上がってしまったツバサは、思わずしどろもどろになる。
「あ…あー、あれは、その…」
「クーくん。その子、何者? 君の事を師匠って言う割には、俺達の事知りすぎてる。君が俺の技を…別れた後に習得した陣の組み合わせを全て覚えているとかありえない。スーちゃんの手紙にだって、彼女の事は触れてないよね?」
「…話す。話すからそんな目で見てやるな」
疑いの眼差しでツバサを見つめるレクトとニルヴァナに、クウはフォローするように説明に入る。
彼女の正体が、自分達とは別次元の平行世界、それも未来から来た存在である事。それを伝えると、納得したのかうんうんと頷き出した。
「ふーん、別世界から来た君の弟子ね…クーくんってばほんと見てて飽きさせないよねー」
「それは嫌味かレクト?」
静かに怒りを見せるクウ。スピカはそんな彼を宥めつつ、レクトに話をする。
「詳しい説明は、帰ってからするつもりだったの。本当に話しきれないくらい色々あったから…」
「うん。それは来てから分かったよ…俺達は先に戻って、スーちゃん達の事情を詳しく伝えておくよ。それなら、酷い事にはならない筈だから」
「悪いな、レクト」
クウが謝ると、急にレクトは顔つきを変える。
そして、ずいっと前に出るなり人差し指を突き付けてきた。
「そんな言葉じゃ足りない。もっともっと、これからずーっと言って貰うからね、クーくん?」
「……あぁ」
昔と変わらない態度にあだ名。レクトが自分を許している証を見せつけられて、最初は面食らったもののクウの表情も緩んでしまう。
そんな二人の様子を見てたソラは、手を挙げる。
「はいはーい、質問!」
「いいよー、なーに?」
「クウと親友って話、本当なのか?」
純粋な疑問をぶつけるソラに、クウはげんなりとしかめっ面を作る。
「親友って言うか、こいつが一方的に言ってるだけだっての」
「ひっどいなー。俺達の熱く固く誓い合った友情はどうしたのさー」
「堂々と誤解を招く嘘ついてんじゃねーよ!!」
「ぶー」
怒鳴られながら、レクトは子供のように頬を膨らませるだけだ。
クウも嫌そうにはしているが、完全に否定はしていない。何だかんだでお互い信用し合っている姿に自然と笑顔が零れる。
「仲がいいね、二人とも」
「だな。親友って、いろんな形があるんだなー」
カイリとヴェンも感想を述べると、クウは顔を赤らめる。
「だから親友とかそう言うんじゃないっての…!」
「あははー、照れてるー」
「殴るぞ!?」
「じゃれ合う前に、やる事あります……」
朗らか(?)に会話する二人に、ニルヴァナが近づいてきた。
「あ、ニーちゃん終わった?」
おそらく、全員分の手を握っていた行為の事だろう。ニルヴァナは軽く頷くが、その表情は険しい。
そうして、ニルヴァナはレクトに疑心を込めて問い詰めてきた。
「レクトさん、セヴィルは本当に倒したんですよね……?」
「何急に? なんでセヴィルの話になるの?」
「単刀直入に、言います……皆さんの記憶を覗いたら、セヴィルが存在してます……」
「っ!?」
ニルヴァナの発言に、明らかにレクトが動揺を見せる。
しかし、彼らは別の意味でニルヴァナに驚いていた。
「記憶を覗く!? クウ、彼女は一体…!」
「ニルヴァナの能力の一つだ。ニルヴァナは触れた者の記憶を覗く事が出来るんだよ…イリアみたいに」
クウの話によれば、ニルヴァナは触れた者の記憶を覗く事が出来る。ただし、記憶を覗くだけでイリアドゥスやツバサのように他者の力を扱えたりは出来ないと言う。
その代わり、彼女は他人の記憶を使って歌を作り出す事が出来るそうだ。これは後天的…彼女自身が編み出した能力なので、大した力は持ってはいないと言う。そう本人が語った時に残り三人が苦笑していたので、多分何かしらの能力を持っているのだろうと勘の良い人達は理解した。
「私もニルヴァナから歌を教えて貰ったりしたの。彼女が紡ぎだす歌には全然及ばないけどね」
「もしかして、スピカさんが捕まっている時に私達を呼んだ時の歌の事でしょうか?」
レイアがこの世界で起きたハートレスの襲撃を話題にすると、スピカは肯定する。
前は思い出すだけでも辛かった思い出だが、感傷に浸る気はないようでニルヴァナは話を戻す。
「セヴィルはあなたが11年前に倒したはずです、そう報告を受けている……これはどういう事ですか、レクトさん……?」
「セヴィルを倒した!? レクトが!?」
「姉さんは、その事を…」
「知ってるわ。だからこそ、彼と再会した時は驚いたわ」
クウだけでなく全員が驚くが、事前に事情を知っていたスピカだけは冷静だ。
とここで、妙案とばかりにヴェンが手を叩く。
「ならさ。レクトが仲間になってくれたらいい話じゃないのか! セヴィルを倒せるだけの力があるのなら、俺達の戦いも楽に…」
「――悪いが、もう無理だ。今の俺じゃ、セヴィルは倒せない」
やんわりと否定したのは、レクト自身だった。
見ると、レクトは悲しげに微笑んでいるだけだ。その姿は、自分の中の虚しさを感じ取れる。
「レクト…」
「うん。少し、話が必要だね…」
そうして、レクトは近くの椅子に座る。ニルヴァナを含めて周りを見回すと、クウに笑いかけた。
「クーくん。君が組織を抜け出した後、俺とセヴィルに何があったか…話をしよう」
■作者メッセージ
全員『あけましておめでとうございます!! そして、KH3発売日まであと2週間!!』
クウ「……って、挨拶したのはいいけどなんで俺達だけ? ソラ達どうした?」
ウィド「ファイナルトレーラーとだけ言えば分かります?」
ツバサ「最後に公式から出たムービー見てみんな撃沈しているんですねよーく分かりました」
ウィド「ついでにオパールとルキルもあちらに交じって撃沈中です。余程ショックを受けたようですね…『リクが操作キャラで動かせる!! よっしゃー!!』とか『俺の出番ー!?』とか騒いでいたのに、最後まで見て絶望顔しちゃってますよ。もう笑えますねぇ、はっはっは」
クウ「こいつだけは敵に回しちゃいけねぇ…ところで作者は?」
レイア「あの、あちらです…」
スズ「うらっしゃああああああ!!! 敵はもう一発しか攻撃してこない、残り3ターンはガッツの復活で凌げる!! やっちまえ、フレンド様のヘラクレス(宝具Lv5&絆礼装)ぅぅぅーーーーーーーーー!!!」
ヘラクレス「ウガアアアアアアアアアアアァァァ!!!」(『射殺す百頭』(ナインライブス))
ナナ「アイリスフィール&フレンド様のマーリンのダブル回復、ダメージもバステももはや関係ねぇ!! クリスマスガチャでピックアップもされてないのに何故か当たった結果、宝具Lv3にまで強化させ、絆を育んだオジマン様の力を全力でぶつけてやるよ人王ゲーティアァァァ!!!」
オジマンディアス「全能の神よ、我が業を見よ! そして平伏せよ――我が無限の光輝、太陽はここに降臨せり! 『光輝の大複合神殿』(ラムセウム・テンティリス)!!!」
クウ「……あっちカオスだ。もうFGOに染まりきってやがる…」
ツバサ「ゼアノートに憑依されたアクアさん見て何て言ったか知ってる? 『これはアクアのオルタ化だ』って発言したくらいだからね?」
スピカ「丁度HF(ヘヴンズフィール)の二章の映画も公開されるだけあって、すごい発言ね…まあ、聖星石を連続で割ってクリアするようなごり押しプレイよりマシだと思うけど」
レイア「あれ? スピカさん、この時期は審神者のお仕事で忙しいのでは?」
スピカ「ああ…パソコンの買い替えがあったでしょ? あれでしばらく休んだ結果、やる気がおきなくて。今年…去年? と今年はもうお休みしたわ。どうせ敵が強化されまくってるから、どうあがいても追いつかないし」
ウィド「そうです? 姉さん、極の刀剣はそれなりに揃っているでしょう?」
スピカ「カヤ(リラさん)が『超難も乱も敵固すぎぃ! 蹂躙出来ねぇぇぇ!』って叫ぶくらい強化されているんだけど?」
全員『あー…』
ナナ「よっしゃぁ! 年越しまでにクリア出来たどー!! 最後は誰も落ちずに終わったよ…アイリさんの宝具まじ強すぎ…」(最終メンバー:オジマン・アイリ・マーリン・クーフーリン(槍)・イシュタル(騎)・沖田)
スズ「これ出ている時点では既に平成最後の年になってるけどね! でもやっと倒せたー! やろうと思えば令呪3画でも行けたじゃん!」(魔神王戦メンバー:オジマン・イシュタル(騎)・アイリ・クーフーリン(術)・ヘラクレス・ヘラクレス(フレ))
ナナ「この戦いにおける手持ちサーヴァントのVIPは間違いなくオジマン様な件。彼がいなかったら間違いなくラスボス戦は詰んでいた……それじゃあ、ファラオに感謝しつつさっそく1.5章の新宿編を」
全員『いいからこっちの話に戻れー!!』
ナナ「さて。KH3も発売が一か月を切りましたね。私もソフトの予約はしましたよー! KHuxもスターライトのプロダクトコードチャレンジのノルマが半分になった事で、クリアもしやすくなったはずです! やっている人はチャレンジしてはいかがでしょうか!?」
クウ「それはいいけどさ…」
ツバサ「この小説、どうするの? いくらKH2と3Dの間のお話にしているけど、内容によってはやばいと思うんだ…」
ウィド「ですよねぇ。あくまで予想の範囲ですが、KHuxやKH1の冒頭OPから考えて…KHの世界全体が、データとか偽物の可能性出てきますし」
レイア「あれ? どうしてKH1のOPが出てくるんですか?」
スピカ「KH1のアルティマニアのディレクターの話では、OPでのソラの発言が全ての答えに繋がっているとかってあったのよ」
ナナ「まあ、その辺は本当に一度クリアしてストーリーを確認しない事にはいけません……なので、クリアするまではこちらの小説を休止する形にしようと思います」
ツバサ「つまり、ここでの執筆活動はしばらくお休み?」
ナナ「さすがにそれはしない。代わりに、停滞していたダブルクロスの方を完結まで(ダイスを振って)書き上げようと思っています。元々発売までには進めたいって思いでダブクロは休止して中途半端な状態で止まっていますし、リラさんのキャラも借りていますしね」
レイア「なるほど、それなら丁度いい感じになりそうですね!」
ナナ「それともう一つ。毎年の行事となっている誕生日小説を今年もします」
ウィド「ほう。今年はどんなテーマで?」
ナナ「ズバリ!! テーマは【魔法少女】!!」
全員『……………は?』
ナナ「【魔法少女】!!」
クウ「二回も言わなくていいわ!!」
ツバサ「え? 魔法少女…?」
レイア「あ、あの……正気ですか?」
ナナ「正気だよ!! てか、今企画の話をしているんだが、私はそれなりに話纏まっているけど……リラさんの方がひどいからな?」
スピカ「…一応聞くわ。どんな風に?」
ナナ「リラさんは『まどマギ風パロ』にするって」
ツバサ「…まどマギ? まどマギって、あのまどマギ?」
レイア「え、あの。まどマギって何ですか?」
ナナ「リラさん曰くハートフル(ボッコ)ストーリーと言う話だそうです」
クウ「おい何か余計な文字が混ざってなかったか!?」
ナナ「さて何のことやら?(遠目)……そんな感じで、KH3が発売されても続けていけたらと思っております。まあ、色々と大変で執筆時間も削られての状態ですが、これからも頑張ってまいります。今年もよろしくお願いします」
クウ「……って、挨拶したのはいいけどなんで俺達だけ? ソラ達どうした?」
ウィド「ファイナルトレーラーとだけ言えば分かります?」
ツバサ「最後に公式から出たムービー見てみんな撃沈しているんですねよーく分かりました」
ウィド「ついでにオパールとルキルもあちらに交じって撃沈中です。余程ショックを受けたようですね…『リクが操作キャラで動かせる!! よっしゃー!!』とか『俺の出番ー!?』とか騒いでいたのに、最後まで見て絶望顔しちゃってますよ。もう笑えますねぇ、はっはっは」
クウ「こいつだけは敵に回しちゃいけねぇ…ところで作者は?」
レイア「あの、あちらです…」
スズ「うらっしゃああああああ!!! 敵はもう一発しか攻撃してこない、残り3ターンはガッツの復活で凌げる!! やっちまえ、フレンド様のヘラクレス(宝具Lv5&絆礼装)ぅぅぅーーーーーーーーー!!!」
ヘラクレス「ウガアアアアアアアアアアアァァァ!!!」(『射殺す百頭』(ナインライブス))
ナナ「アイリスフィール&フレンド様のマーリンのダブル回復、ダメージもバステももはや関係ねぇ!! クリスマスガチャでピックアップもされてないのに何故か当たった結果、宝具Lv3にまで強化させ、絆を育んだオジマン様の力を全力でぶつけてやるよ人王ゲーティアァァァ!!!」
オジマンディアス「全能の神よ、我が業を見よ! そして平伏せよ――我が無限の光輝、太陽はここに降臨せり! 『光輝の大複合神殿』(ラムセウム・テンティリス)!!!」
クウ「……あっちカオスだ。もうFGOに染まりきってやがる…」
ツバサ「ゼアノートに憑依されたアクアさん見て何て言ったか知ってる? 『これはアクアのオルタ化だ』って発言したくらいだからね?」
スピカ「丁度HF(ヘヴンズフィール)の二章の映画も公開されるだけあって、すごい発言ね…まあ、聖星石を連続で割ってクリアするようなごり押しプレイよりマシだと思うけど」
レイア「あれ? スピカさん、この時期は審神者のお仕事で忙しいのでは?」
スピカ「ああ…パソコンの買い替えがあったでしょ? あれでしばらく休んだ結果、やる気がおきなくて。今年…去年? と今年はもうお休みしたわ。どうせ敵が強化されまくってるから、どうあがいても追いつかないし」
ウィド「そうです? 姉さん、極の刀剣はそれなりに揃っているでしょう?」
スピカ「カヤ(リラさん)が『超難も乱も敵固すぎぃ! 蹂躙出来ねぇぇぇ!』って叫ぶくらい強化されているんだけど?」
全員『あー…』
ナナ「よっしゃぁ! 年越しまでにクリア出来たどー!! 最後は誰も落ちずに終わったよ…アイリさんの宝具まじ強すぎ…」(最終メンバー:オジマン・アイリ・マーリン・クーフーリン(槍)・イシュタル(騎)・沖田)
スズ「これ出ている時点では既に平成最後の年になってるけどね! でもやっと倒せたー! やろうと思えば令呪3画でも行けたじゃん!」(魔神王戦メンバー:オジマン・イシュタル(騎)・アイリ・クーフーリン(術)・ヘラクレス・ヘラクレス(フレ))
ナナ「この戦いにおける手持ちサーヴァントのVIPは間違いなくオジマン様な件。彼がいなかったら間違いなくラスボス戦は詰んでいた……それじゃあ、ファラオに感謝しつつさっそく1.5章の新宿編を」
全員『いいからこっちの話に戻れー!!』
ナナ「さて。KH3も発売が一か月を切りましたね。私もソフトの予約はしましたよー! KHuxもスターライトのプロダクトコードチャレンジのノルマが半分になった事で、クリアもしやすくなったはずです! やっている人はチャレンジしてはいかがでしょうか!?」
クウ「それはいいけどさ…」
ツバサ「この小説、どうするの? いくらKH2と3Dの間のお話にしているけど、内容によってはやばいと思うんだ…」
ウィド「ですよねぇ。あくまで予想の範囲ですが、KHuxやKH1の冒頭OPから考えて…KHの世界全体が、データとか偽物の可能性出てきますし」
レイア「あれ? どうしてKH1のOPが出てくるんですか?」
スピカ「KH1のアルティマニアのディレクターの話では、OPでのソラの発言が全ての答えに繋がっているとかってあったのよ」
ナナ「まあ、その辺は本当に一度クリアしてストーリーを確認しない事にはいけません……なので、クリアするまではこちらの小説を休止する形にしようと思います」
ツバサ「つまり、ここでの執筆活動はしばらくお休み?」
ナナ「さすがにそれはしない。代わりに、停滞していたダブルクロスの方を完結まで(ダイスを振って)書き上げようと思っています。元々発売までには進めたいって思いでダブクロは休止して中途半端な状態で止まっていますし、リラさんのキャラも借りていますしね」
レイア「なるほど、それなら丁度いい感じになりそうですね!」
ナナ「それともう一つ。毎年の行事となっている誕生日小説を今年もします」
ウィド「ほう。今年はどんなテーマで?」
ナナ「ズバリ!! テーマは【魔法少女】!!」
全員『……………は?』
ナナ「【魔法少女】!!」
クウ「二回も言わなくていいわ!!」
ツバサ「え? 魔法少女…?」
レイア「あ、あの……正気ですか?」
ナナ「正気だよ!! てか、今企画の話をしているんだが、私はそれなりに話纏まっているけど……リラさんの方がひどいからな?」
スピカ「…一応聞くわ。どんな風に?」
ナナ「リラさんは『まどマギ風パロ』にするって」
ツバサ「…まどマギ? まどマギって、あのまどマギ?」
レイア「え、あの。まどマギって何ですか?」
ナナ「リラさん曰くハートフル(ボッコ)ストーリーと言う話だそうです」
クウ「おい何か余計な文字が混ざってなかったか!?」
ナナ「さて何のことやら?(遠目)……そんな感じで、KH3が発売されても続けていけたらと思っております。まあ、色々と大変で執筆時間も削られての状態ですが、これからも頑張ってまいります。今年もよろしくお願いします」