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Tales of Re:Rebirth〜最終部〜 『あなたは何をしたいのですか?』

takeshi

INDEX

  • あらすじ
  • 01 キャラクター名鑑・壱ノ巻
  • 02 キャラクター名鑑・弐ノ巻
  • 03 キャラクター名鑑・参ノ巻
  • 04 キャラクター名鑑・肆ノ巻
  • 05 キャラクター名鑑・伍ノ巻
  • 06 あらすじT『目覚め、そして出立第2弾!の巻』
  • 07 あらすじU『これって交換日記とは違うの?』
  • 08 あらすじV『また記録つけてんのか』
  • 09 あらすじW『変な勘違いばっかしてんじゃねぇぞ!!』
  • 10 あらすじX『留守中の報告/貴重な体験』
  • 11 あらすじY『日記てのは書くより読むほうが断然面白いよな!』
  • 12 あらすじZ『お父さんと仲間』
  • 13 あらすじ[『フィオナ観察日記』
  • 14 あらすじ\『アニカマルにて』
  • 15 あらすじ]『俺達は何も分かっていなかった/君達は大事なコトを忘れていた』
  • 16 第1話『プロローグと目覚め』
  • 17 第2話『喧嘩とアロハシャツ』
  • あらすじV『また記録つけてんのか』

    ルルに提出されたんだがどうしろってんだ?
    俺は宿題にも課題にも出した覚えはないんだが……。

    遅れたがブライトだ。
    とりあえずここまで書いたマオとルルにコメントを残してやるか。

    まずマオ。
    まぁ、なんだ……お気の毒にな。
    ルルには俺が弁明しといてやるよ。

    次にルル。
    俺は悪くねぇ!!
    何が悲しくて俺が酋長に謝らなきゃならねぇんだ!
    それに俺そんなに適当か?これでも結構本気で接してるつもりなんだがな……。
    ジークの件については後で説教しておく、報告ご苦労。

    さて、コメントはこんなもんで良いか。
    んじゃ、折角だし俺も続きの記録を書くかな。

    翌朝、俺達はクインシェルを発った。
    港にてチャリティの子分達にジークが絡まれたがそれはカインが上手いこと退けた。
    また、出航前にケナード(酋長の名前な)のじいさんに新月が近いから注意しろと忠告された。
    なんのことか分からねぇがじいさんが忠告するなら何かがあるんだろう。
    そして船が出港した後、俺は全員を船室に集めた。
    理由は旅で勉学が疎かにならないよう授業をするためだ。
    今回は実力をみるためにテストだけにしたんだが……結果は個人の尊厳を護るために伏せることにする。
    それともう一つ、勉学の他に戦闘経験も積まなければならない。
    そこで翌日からチーム分けをし、午前中は戦闘訓練、午後は授業というスケジュールを開始した。
    ただ、特訓が終わった後の授業中にマティアスが毒を盛られたと言って怒鳴り込んできたのが気になる。
    つってもただ夕方まで寝ているだけの睡眠薬ならそこまで深く考える必要もねぇだろ。

    そう思っていたんだが、マティアスの毒についてはその夜解決した。
    少量なら薬になるんだが、確かに多く摂取しすぎれば毒かもな。
    多く語ると情報が漏れた時が恐ろしいのでこの辺に留めておくことにする。

    そこから更に翌日、俺達は訓練をしていると海賊と鉢合わせた。
    相手は2人、その内の1人『夏』のフォルスの能力者アルティスとマティアスが戦闘になった。
    その様子はまさに怪獣戦争だった。
    マオやヒルダの導術を受けてもびくともしなかった甲板に穴が開き、帆もボロボロに破れちまった。
    なんとか海賊は追い返したが、とても航行できる状態じゃねぇ。
    だが幸運にもこの船に職人が乗っていたらしい。
    その職人は金槌さえあれば大抵何でもできると言っていたらしく、本当にたった半日で直しちまいやがった。

    その後しばらくしてバルカ港に着いたが、修理の間やここまでくる間にみっちり訓練をしたおかげで手応えはあった。
    密かに日課が増えた奴等もいるようだ。
    何にせよ、次に6芒星に会った時はもう負けねぇ!!

    15/01/14 00:36 takeshi   

    ■作者メッセージ
    【楽談パート3】

    マティアス「怪獣大戦争だなんてまったく、心外だわ」

    takeshi「口から火を噴く勢いで怒るあたり、怪獣そのものじゃないですか」

    マティアス「何ですって?」

    takeshi「何でもないです……」

    チャリティ「そろそろ私が楽談に登場した頃じゃない?」

    Takeshi「訓練中は何故かアニーがゲストだったのですが、その後、調度私が退院して怪獣大戦争が勃発してた頃にチャリティさんが初めて来たんですよね」

    ヤコ「ジークとフィオナが秘密の自主トレーニングを始めたのもこの頃だよね」

    マティアス「……貴方、何故そんなに機嫌悪いの?」

    ヤコ「別に悪くないよ?私はいたっていつもどおり。どおしてそう思うの?」

    マティアス「まず貴方が普通の会話を成立させていることが不自然。ふたつめにいつもの貴方なら質問に対してまともに、しかもこんなにも詳細に返すことは滅多になかった。違うかしら?」

    チャリティ「ヤコ、焼餅焼いてんでしょ?」

    ヤコ「それはないかな。どうして私が焼餅なんか焼かないといけないの?必要ないよね?だって私はそういう感情を抱いてないし。むしろおかしいのは2人のほうだと私は思うよ。これまでそんな話を私に振ってこなかったのに突然振ってくるなんて」

    チャリティ(あのヤコがこんなに長々と弁解してくるなんて!!)

    マティアス(これは図星だったのね!!)

    ヤコ「何?2人で何こそこそ話てるの?」

    マティアス「貴方が気にするべきことじゃないわ」

    ヤコ「良いから教えて。何を話してたの?私を仲間ハズレにするなんてずるいよ」

    チャリティ(怒らせるとこの子可愛いわね!!)

    マティアス(からかい甲斐があるわ♪)

    ヤコ「また2人でひそひそ話てる!何でニヤニヤしてるの?教えて!」

    takeshi「そうそう、チャリティさんを初めてここに呼んだきっかけって退院したのとスマイルプリキュアに、にこちゃんが出てたからなんですよね。あの楽談を読む度に完結させなくては!って思います」

    ヤコ「む〜!」

    チャリティ「そんな拗ねなくても良いでしょ?」

    ヤコ「もう知らない」

    マティアス「ねぇ、ブライトの記録にマティアスの毒の件については解決したって書いてあるけれど、私何も聞いてないわよ?」

    takeshi「その内嫌でも分かりますよ。頑張ってくださいね!」

    マティアス「何を頑張れと言うの?」

    チャリティ「ほら、飴ちゃんあげるから機嫌なおしなって」

    ヤコ「子供扱いしないで。そんなんで私の機嫌が直ると本気で思ってるの?」

    チャリティ「膨らんだ頬をしたヒトに言われてもね……美味しい?」

    ヤコ「まぁまぁかな」

    マティアス「とっても良い笑顔じゃない」

    takeshi「さてさて、ブライトが日誌のように短くまとめたおかげで楽談で語ることももう無いので次に行きましょう」

    ヤコ「うん、そうだね」

    チャリティ「次であんたが出てくるからって現金すぎるんじゃないの?」

    マティアス「私はこんなやつを探すために苦労してたっていうの……?」

    takeshi「ではまた〜」

    ヤコ「2人共機嫌悪いね。飴食べる?」

    チャリティ&マティアス「「いらないわ!!」」
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