リラ様誕生日企画・Part2 (後編)
その後、どうにかこうにかで場を収集させるなり、六人は再び会話を再開した。
「とにかく、話が拗れたが…グラッセさんはリズティクストの何処がいいんだ?」
「リズ…尊敬してないのか?」
リズの本名を述べるものの「さん」付けしてない事に気づき、グラッセは困ったように笑みを浮かべる。
すると、リヴァルは何処か呆れた目でグラッセを見る。
「じゃあ逆に聞くが、腹黒で自分勝手で戦闘バカにしか見えない人をどう尊敬しろと言うんだ? まったく、親の顔が見てみたいものだ」
「あの…ホント、育て方間違ってごめん…!!」
本人が聞けば怒り狂う程ボロクソに言われるが、全てが正論なので親であるロクサスが思わず頭を下げる。
また先程のように空気が悪くなると感じたのか、ここでシキが止めに入った。
「ま、まあまあ! ここは話を戻して…グラッセは、リズのどの辺が好きになったの?」
「ええ!? お、俺はリズとは何にも…!?」
(((本当に親子ソックリだな(ね)…)))
冒頭でカイリの事を聞かれたソラと同じ反応を取るグラッセに、リヴァル、ロクサス、オパールは心の中で呟いた。
「って、あれ…? よくよく考えれば、リズってロクサスの娘でしょ? こんな話しちゃって大丈夫?」
最もな疑問を口にしながら、オパールはロクサスを見る。
だが、ロクサスは不思議そうに首を傾げていた。
「俺は別に気にしてないけど? 寧ろ、それだけリズの事を思ってくれて嬉しいって感じるよ」
「ロ、ロクサスさん…!! 俺、頑張ります!! 頑張ってリズを守れるぐらい強くなりますからっ!!!」
「頑張れよ、グラッセ!! 俺も応援してるから!!」
優しいロクサスの言葉を貰い、グラッセは拳を握って宣言する。
さらにソラも声援を送る光景に、オパールは感心したように息を漏らした。
「はぁ…ロクサスって、考えが偉大ね」
「いや、あれは意味を深く考えずに解釈しただけだろう。その内、嫁に貰うとかなれば暴走するぞ」
「あー、終盤がそんな感じだったもんねー」
リヴァルが冷静に分析すると、シキも納得するようにウンウンと何度も頷く。
出来ればその事について詳しく話したい所ですが、リメイク版発売もあるのでここは伏せさせて頂きます。
「さて、と――…これで一通り話はしたし、今日はもうこれで終わりだな」
そう言いながらリヴァルが椅子から立ち上がっていると、ソラが目を丸くした。
「何でだよ? まだリヴァルが残ってるだろ?」
「だから、僕はいいとさっきから言って――!!!」
「でもさ、折角来たんだし少しぐらいはいいだろ? 俺達みんな話したのに、リヴァルだけ話さなかったら仲間外れになっちゃうだろ?」
「そ、それは…!?」
何気ないソラの言葉に、リヴァルは僅かに狼狽える。
その隙を四人は見逃さず、それぞれ笑みを浮かべてリヴァルに詰め寄った。
「リヴァルくーん、洗い浚い話しなさい?」
「そうだよー? そっちの方が楽になるって!」
「ソラの言う通りだ、ちょっとぐらい話したらどうだ?」
「一人だけ逃げるつもりか?」
「って、残りの四人!! 何だその怪しい目は!?」
オパール、シキ、ロクサス、グラッセの明らかに面白そうな物を見るような表情に、リヴァルは怒鳴りつける。
しかし、こうなってはもう回避する事は難しい。覚悟を決めたのか、リヴァルは苛立ちながら再度椅子に座った。
「…仕方ない!! 教えてやる!! 好きな人はいるが、一応は友達と言う関係だ。だが、それ以前に僕には一つ大きな障害があってな…」
「「「「「障害?」」」」」
この意外な発言に、五人は一斉に首を傾げる。
すると、リヴァルは初めて暗い表情で顔を俯かせた。
「僕の父をどうにかして欲しい。親馬鹿だか何だか知らないが、家では理由をつけて僕にしつこく付きまとったりするし、何らかの話をする度に根掘り葉掘り聞くわで、心休まる暇が見つからない…!!」
ブツブツと不満を吐き出すなり、リヴァルは頭を押さえこむ。
心底参っている様子に、五人はそれぞれ顔を見合わせてヒソヒソと話し出した。
「リヴァル君がこんな性格になったの…」
「十中八九、エンの所為なんだろうな…」
「よくよく思い返したら、自分の父親を『父』って言ってたし…」
「子供がこうなるのも納得するわ…」
「でも、あんなにいいお父さんなのに…」
「ええ。リヴァルの為を思って心を込めて接していたのに、どうしてこんな性格になってしまったのでしょうか…」
「「「「「……ん……?」」」」」
シキ、ロクサス、グラッセ、オパール、ソラが話していると、何故か一人分多く会話が返って来る。
五人が声の方を振り返ると、そこには白い衣装を纏った男性―――エンが心底悲しそうに輪に混ざっていた。
「って、エンさーーーーんっ!!?」
「何でラスボスがここにっ!!?」
「今回の出演条件満たしてない筈じゃ!!?」
突然の乱入者にグラッセ、ソラ、ロクサスが驚いていると、エンが意味ありげな笑みを浮かべた。
「リヴァルが出ると聞いて、こっそり付いてきたんですよ。一人でここまで辿り着けるか不安ですし、恋愛話となるとリヴァルは恥ずかしがり屋でなかなか話そうと――」
「『ホーリースター』っ!!!」
「ぐふっ!?」
言葉の途中で、リヴァルが光の球体を呼び出してエンを巻き込む様に爆発させる。
魔法の効果で吹き飛ばされてダウンするエンに、リヴァルはギロリと睨みつけた。
「何時までも僕を子ども扱いするなぁ!!! さっさと帰れ!!!」
「いたたた…! そう言う訳にはいかんだろう。リヴァル、お前の為に…この通り、好きな子の写真を持って来て――」
「『ダークネス・ジャベリン』っ!!!」
「ぐあああああっ!!?」
懐から写真を取り出した直後、今度は動きを封じつつ無数の剣や槍を呼び出してエンを串刺しにする。
さすがのエンも悲鳴を上げてまた地面に倒れると、リヴァルが有無をも言わさぬ覇気を纏いながら襟首を掴み上げた。
「少し待っててくれ…この馬鹿親父を始末してくる」
「「「「「い、行ってらっしゃいませ…」」」」」
引き止めたら殺されかねない。そんな思考が過る程、ここにいる全員がリヴァルに対して恐怖を抱く。
そうこうしている間に、リヴァルはエンを引き摺って三番街への扉を開く。少しして扉は閉まり、完全にこちら側とあちらの側が扉と壁で遮断された。
直後、リヴァルが魔法を発動させたのか激しい破壊音がソラ達のいる一番街まで震撼させた。
「エ、エンの悲鳴がこっちまで聞こえてくる…」
破壊音に混じって聞こえてくるエンの悲鳴に、ロクサスは恐怖で震えあがり。
「リヴァル君なら、チェイン式のボスバトルも余裕でクリア出来そうだね…」
シキは現実逃避気味に、とある平行世界でヨシュアから出されたかなり難題級のゲームの内容を思い出し。
「あの子…将来、エンより強くなるって事…」
オパールは唖然としながら、赤ん坊時代の無拓な笑顔を見せるリヴァルを思い出し。
「俺達の仲間になったら、とてつもなく心強いんだろうなぁ…」
グラッセは遠い目を浮かべて、現実では成りえそうにもない事を呟き。
「結局…リヴァルの好きな子って、どんな人だったんだろう?」
周りの状況など気にせず、ソラは最後の疑問を悶々と考えていたとか…。
終わり
「とにかく、話が拗れたが…グラッセさんはリズティクストの何処がいいんだ?」
「リズ…尊敬してないのか?」
リズの本名を述べるものの「さん」付けしてない事に気づき、グラッセは困ったように笑みを浮かべる。
すると、リヴァルは何処か呆れた目でグラッセを見る。
「じゃあ逆に聞くが、腹黒で自分勝手で戦闘バカにしか見えない人をどう尊敬しろと言うんだ? まったく、親の顔が見てみたいものだ」
「あの…ホント、育て方間違ってごめん…!!」
本人が聞けば怒り狂う程ボロクソに言われるが、全てが正論なので親であるロクサスが思わず頭を下げる。
また先程のように空気が悪くなると感じたのか、ここでシキが止めに入った。
「ま、まあまあ! ここは話を戻して…グラッセは、リズのどの辺が好きになったの?」
「ええ!? お、俺はリズとは何にも…!?」
(((本当に親子ソックリだな(ね)…)))
冒頭でカイリの事を聞かれたソラと同じ反応を取るグラッセに、リヴァル、ロクサス、オパールは心の中で呟いた。
「って、あれ…? よくよく考えれば、リズってロクサスの娘でしょ? こんな話しちゃって大丈夫?」
最もな疑問を口にしながら、オパールはロクサスを見る。
だが、ロクサスは不思議そうに首を傾げていた。
「俺は別に気にしてないけど? 寧ろ、それだけリズの事を思ってくれて嬉しいって感じるよ」
「ロ、ロクサスさん…!! 俺、頑張ります!! 頑張ってリズを守れるぐらい強くなりますからっ!!!」
「頑張れよ、グラッセ!! 俺も応援してるから!!」
優しいロクサスの言葉を貰い、グラッセは拳を握って宣言する。
さらにソラも声援を送る光景に、オパールは感心したように息を漏らした。
「はぁ…ロクサスって、考えが偉大ね」
「いや、あれは意味を深く考えずに解釈しただけだろう。その内、嫁に貰うとかなれば暴走するぞ」
「あー、終盤がそんな感じだったもんねー」
リヴァルが冷静に分析すると、シキも納得するようにウンウンと何度も頷く。
出来ればその事について詳しく話したい所ですが、リメイク版発売もあるのでここは伏せさせて頂きます。
「さて、と――…これで一通り話はしたし、今日はもうこれで終わりだな」
そう言いながらリヴァルが椅子から立ち上がっていると、ソラが目を丸くした。
「何でだよ? まだリヴァルが残ってるだろ?」
「だから、僕はいいとさっきから言って――!!!」
「でもさ、折角来たんだし少しぐらいはいいだろ? 俺達みんな話したのに、リヴァルだけ話さなかったら仲間外れになっちゃうだろ?」
「そ、それは…!?」
何気ないソラの言葉に、リヴァルは僅かに狼狽える。
その隙を四人は見逃さず、それぞれ笑みを浮かべてリヴァルに詰め寄った。
「リヴァルくーん、洗い浚い話しなさい?」
「そうだよー? そっちの方が楽になるって!」
「ソラの言う通りだ、ちょっとぐらい話したらどうだ?」
「一人だけ逃げるつもりか?」
「って、残りの四人!! 何だその怪しい目は!?」
オパール、シキ、ロクサス、グラッセの明らかに面白そうな物を見るような表情に、リヴァルは怒鳴りつける。
しかし、こうなってはもう回避する事は難しい。覚悟を決めたのか、リヴァルは苛立ちながら再度椅子に座った。
「…仕方ない!! 教えてやる!! 好きな人はいるが、一応は友達と言う関係だ。だが、それ以前に僕には一つ大きな障害があってな…」
「「「「「障害?」」」」」
この意外な発言に、五人は一斉に首を傾げる。
すると、リヴァルは初めて暗い表情で顔を俯かせた。
「僕の父をどうにかして欲しい。親馬鹿だか何だか知らないが、家では理由をつけて僕にしつこく付きまとったりするし、何らかの話をする度に根掘り葉掘り聞くわで、心休まる暇が見つからない…!!」
ブツブツと不満を吐き出すなり、リヴァルは頭を押さえこむ。
心底参っている様子に、五人はそれぞれ顔を見合わせてヒソヒソと話し出した。
「リヴァル君がこんな性格になったの…」
「十中八九、エンの所為なんだろうな…」
「よくよく思い返したら、自分の父親を『父』って言ってたし…」
「子供がこうなるのも納得するわ…」
「でも、あんなにいいお父さんなのに…」
「ええ。リヴァルの為を思って心を込めて接していたのに、どうしてこんな性格になってしまったのでしょうか…」
「「「「「……ん……?」」」」」
シキ、ロクサス、グラッセ、オパール、ソラが話していると、何故か一人分多く会話が返って来る。
五人が声の方を振り返ると、そこには白い衣装を纏った男性―――エンが心底悲しそうに輪に混ざっていた。
「って、エンさーーーーんっ!!?」
「何でラスボスがここにっ!!?」
「今回の出演条件満たしてない筈じゃ!!?」
突然の乱入者にグラッセ、ソラ、ロクサスが驚いていると、エンが意味ありげな笑みを浮かべた。
「リヴァルが出ると聞いて、こっそり付いてきたんですよ。一人でここまで辿り着けるか不安ですし、恋愛話となるとリヴァルは恥ずかしがり屋でなかなか話そうと――」
「『ホーリースター』っ!!!」
「ぐふっ!?」
言葉の途中で、リヴァルが光の球体を呼び出してエンを巻き込む様に爆発させる。
魔法の効果で吹き飛ばされてダウンするエンに、リヴァルはギロリと睨みつけた。
「何時までも僕を子ども扱いするなぁ!!! さっさと帰れ!!!」
「いたたた…! そう言う訳にはいかんだろう。リヴァル、お前の為に…この通り、好きな子の写真を持って来て――」
「『ダークネス・ジャベリン』っ!!!」
「ぐあああああっ!!?」
懐から写真を取り出した直後、今度は動きを封じつつ無数の剣や槍を呼び出してエンを串刺しにする。
さすがのエンも悲鳴を上げてまた地面に倒れると、リヴァルが有無をも言わさぬ覇気を纏いながら襟首を掴み上げた。
「少し待っててくれ…この馬鹿親父を始末してくる」
「「「「「い、行ってらっしゃいませ…」」」」」
引き止めたら殺されかねない。そんな思考が過る程、ここにいる全員がリヴァルに対して恐怖を抱く。
そうこうしている間に、リヴァルはエンを引き摺って三番街への扉を開く。少しして扉は閉まり、完全にこちら側とあちらの側が扉と壁で遮断された。
直後、リヴァルが魔法を発動させたのか激しい破壊音がソラ達のいる一番街まで震撼させた。
「エ、エンの悲鳴がこっちまで聞こえてくる…」
破壊音に混じって聞こえてくるエンの悲鳴に、ロクサスは恐怖で震えあがり。
「リヴァル君なら、チェイン式のボスバトルも余裕でクリア出来そうだね…」
シキは現実逃避気味に、とある平行世界でヨシュアから出されたかなり難題級のゲームの内容を思い出し。
「あの子…将来、エンより強くなるって事…」
オパールは唖然としながら、赤ん坊時代の無拓な笑顔を見せるリヴァルを思い出し。
「俺達の仲間になったら、とてつもなく心強いんだろうなぁ…」
グラッセは遠い目を浮かべて、現実では成りえそうにもない事を呟き。
「結局…リヴァルの好きな子って、どんな人だったんだろう?」
周りの状況など気にせず、ソラは最後の疑問を悶々と考えていたとか…。
終わり
■作者メッセージ
NANA「リラ様! 誕生日おめでとうございますっ!!」
グラッセ「その前に言う事が無くないか!!」
リヴァル「そうだ!! 何で僕が彼らと同年代に成長しての登場になるんだ!?」
NANA「いや、その…リラ様からのリクエストでは『片思いのキャラで恋バナの話』って奴で…話を練る際、こちらのキャラはオパール以外はネタバレ関連に触れそうだし、KHキャラではナミネやシオン、それにアクアとかは微妙だと思って…厳選した結果、五人しか使えないからどうしようと練りに練った結果が――」
リヴァル「成長した僕を登場させる、と言う事か。よし、いいだろう。父から受け継いだオール魔法大感謝祭と行こうか…!!!」(黒いオーラ)
NANA「待って!? 落ち着いて!! ここ短いあとがきだから!! ちゃんと説明しないままフルボッコで終わったらダメでしょ!?」
リヴァル「チッ…! 仕方ない、少しだけ待ってはやる」
グラッセ「じゃあ、落ち着いた所で…リヴァルの性格だが、どうしてこんな捻くれた感じに…」
NANA「最初は、ただ単に真面目なキャラを作りたいと思ったんですよ。私の作るキャラって、何かしらギャグの部分が存在してましたから。で、とりあえず冷静な感じかなと思いつつ、真面目ならツッコミも出来ないと、それに加え今までにないような性格を考えた結果、こんな風になってしまいました…――いやはや、どうしてこうなった物か…」
リヴァル「元凶が肩を竦めるな!! 『セイグリットムーン』!!」
NANA「はぎゃしゃぁ!!?」
エン「まだ、終わりませんよ? 真面目に作ったと言う割には、容赦なく息子にボコボコにされたのですが…っ!!?」(怒りのオーラ)
NANA「だ、だって!!? 超が付く過保護者に育てられたら、子供が捻くれるって話あるでしょ!!? D社が製作した魚の映画でも、父親が過保護で子供が反発を覚えて捻くれた行動を「『メテオ』ォォォ!!!」最後まで話聞いてぇぇぇ!!!??」(無数の隕石に巻き込まれる)
グラッセ「ここでも…俺、こんな扱いなのか…」
グラッセ「その前に言う事が無くないか!!」
リヴァル「そうだ!! 何で僕が彼らと同年代に成長しての登場になるんだ!?」
NANA「いや、その…リラ様からのリクエストでは『片思いのキャラで恋バナの話』って奴で…話を練る際、こちらのキャラはオパール以外はネタバレ関連に触れそうだし、KHキャラではナミネやシオン、それにアクアとかは微妙だと思って…厳選した結果、五人しか使えないからどうしようと練りに練った結果が――」
リヴァル「成長した僕を登場させる、と言う事か。よし、いいだろう。父から受け継いだオール魔法大感謝祭と行こうか…!!!」(黒いオーラ)
NANA「待って!? 落ち着いて!! ここ短いあとがきだから!! ちゃんと説明しないままフルボッコで終わったらダメでしょ!?」
リヴァル「チッ…! 仕方ない、少しだけ待ってはやる」
グラッセ「じゃあ、落ち着いた所で…リヴァルの性格だが、どうしてこんな捻くれた感じに…」
NANA「最初は、ただ単に真面目なキャラを作りたいと思ったんですよ。私の作るキャラって、何かしらギャグの部分が存在してましたから。で、とりあえず冷静な感じかなと思いつつ、真面目ならツッコミも出来ないと、それに加え今までにないような性格を考えた結果、こんな風になってしまいました…――いやはや、どうしてこうなった物か…」
リヴァル「元凶が肩を竦めるな!! 『セイグリットムーン』!!」
NANA「はぎゃしゃぁ!!?」
エン「まだ、終わりませんよ? 真面目に作ったと言う割には、容赦なく息子にボコボコにされたのですが…っ!!?」(怒りのオーラ)
NANA「だ、だって!!? 超が付く過保護者に育てられたら、子供が捻くれるって話あるでしょ!!? D社が製作した魚の映画でも、父親が過保護で子供が反発を覚えて捻くれた行動を「『メテオ』ォォォ!!!」最後まで話聞いてぇぇぇ!!!??」(無数の隕石に巻き込まれる)
グラッセ「ここでも…俺、こんな扱いなのか…」