＊これは『Re：開闢の宴　合併リレー小説』の話を元に作成したギャグ話です。その為、多様なネタバレが多く含まれていますので、私達の作品を一から読んでいない方はすぐにブラウザから『戻る』をクリックして引き返してください。



　長い文章は割合させて貰い…――例の如く、いつものスタジオに収集されたメンバー達がいた。

　ソラ「って言うか…毎度毎度何時ものパターンになってるよな、これって？」
　リク「それより、何で今回は台本形式なんだ？」
　ＮＡＮＡ「いえね、今回は前にも予告したちょっと変わった企画をしようと思いましてね」
　カイリ「変わった企画？」
　ＮＡＮＡ「決まっている！　最終章のあとがきでも述べたように、今回は私パート（一部夢旅人パートも含めた）のスペシャルならぬ、NGハプニング＆未公開シーン大賞を行うっ！！！」
　全員『『『はあぁあああああっ！！？』』』
　ＮＡＮＡ「そう言う訳で、今回は本編作品であった出来事をギャグ風に弄り、あんなシーンやこんなシーンにして盛り沢山でお送りする！！　では、最初はNGシーンのVTRスタート！！」



　　Another　chapter1より


　ソラ「久々の俺達の海なんだぞ！！　もっと楽しめって！！」
　カイリ「そうだよ！！　ほら、早く！！」
　リク「まったく…あっ――うぶっ！？」（砂に足を取られて転ぶ）
　カイリ「ちょ！？　リク、大丈夫！？」
　ソラ「ぷっ、あはははっ！！　リクでも転んだりするんだなー！！」

　こうしてソラが爆笑していると、リクから黒い靄が…。

　リク「ソ〜〜〜〜ラ〜〜〜〜？」（怒りを露わにしてる）
　ソラ「ご、ごめんなさああああいっ！！？」（逃走）
　リク「逃がすかぁぁぁーーーーーーっ！！！」（キーブレード持って追いかける）
　カイリ「この島、また闇に呑まれなきゃいいけど…」（遠い目）



　ＮＡＮＡ「ってな感じで、最初はホッとするようなNGでしたー」
　ソラ「どこかホッとするNG！？　俺、あの後リクに捕まってボコボコにされたんだけど！？」
　カイリ「ソラが笑ったのがいけないんでしょ？　あんな風に笑ったら、リクじゃなくても怒るよ？」
　ソラ「うう、だってぇ…」
　ＮＡＮＡ「反省を見せた所で、次々行ってみよー！」



　　Another　chapter2より


　テラ「あれはっ！？」

　すぐにキーブレードを取り出し、テラが火柱の方に向かうと…。

　無轟「さあ、俺と死合えぇええええ！！！！！！」（高熱の炎を纏い襲い掛かる）
　クウ（子供）「待て待て待て待てぇぇぇ！！？　キャラ変わってるぅぅぅ！！！」（全力で逃げている）
　無轟「お前の作者に《好きに戦っていい》と言われたからには、全力で戦うのが筋と言うモノだ！！　さあ、お前の本気をぶつけてみろぉ！！！」
　クウ（子供）「無理やり子供にさせられた状態で本気なんてぶつけられるかぁ！！！　テ、テラ！！　ヴァニタス！！　ヘルプ、ヘルプー！！」
　テラ「さて、次の世界に旅立とう」（必死で目を合わせないようにしてる）
　ヴァニタス「行くぞ、アンヴァース」（同文）
　クウ（子供）「無視するなぁ！！！　ぎぃいやぁあああああぁ！！！？？」（燃やされる）



　ＮＡＮＡ「この撮影、大変だったよねー」
　クウ「しみじみと言ってるんじゃねーよ！！　つーか、どうやって俺を子供にしたんだ！？」
　ＮＡＮＡ「普通にシンメイに頼んで子供になる泉につっこんだ」
　クウ「ここでそのネタ使うのかよオイ！！」
　レイア「そうですよ、作者さん！　私も子供時代のクウさん見たかったです！！」
　オパール「そんな事より、その水何処で手に入るの！！　それ使えば、リクを幼少時代の姿に戻せるんでしょ！？」
　リリィ「あ、私も見たい！！　ねえ、何処なの！！」
　カイリ「私だって、ソラを幼少時代の姿に戻して抱きしめるんだからー！！」
　クウ「女ってこえー…」



　　Another　chapter6より


　ウィド「――『風破』！！」

　剣を振って暴風を起こしてリクとルキルの距離を離すウィド。
　そのまま顔を上げ…――何故か目つきが変わる。

　ウィド「貴様ら…」（周りに不穏なオーラを醸し出す）
　クォーツ「何です？」
　ウィド「よくも…よくもこの美しい遺跡の一部を破壊してくれたなぁ…！！！　これが後にどんな影響を及ぼすか分かるかぁぁぁぁ！！！！！」（『学者モード』発動）
　ゼロボロス「え、あ、あのぉ…！？」（顔を真っ青にする）
　ウィド「ええい！！！　全殺しでは生ぬるいっ！！！　全員骨の隋まで甚振って三日間は拷問にかけてギタギタの八つ裂きにしてくれるわぁぁぁぁぁ！！！！！」（暴走）
　ゼロボロス「すごいね…『学者モード』…」（遠い目）
　アクア「そうね…」（同文）
　ハデス「ええい、止まれぇ！！！　こいつが目に入らな――！！」（操られたルキルを前に突き出す）
　ウィド「我が道を邪魔するなぁ！！！」（拳でぶん殴る）
　ルキル＆ハデス「「へぶぉ！！？」」（一発KO）
　ソラ「い…一発で、沈めた…」
　アクア「ル、ルキルごとぶんなぐった…」
　リク「剣士なのに…なぜ、拳を…？」
　ゼロボロス「彼…格闘家でもやっていけるんじゃないんでしょうか…？」



　ＮＡＮＡ「これもこれで苦労したよね〜」
　ルキル「しみじみと言ってるんじゃない！！　あの後、リリス達に説教喰らわせるわ、関係ない俺達に正座させて遺跡の講義するわでスタジオが大惨劇に――！！」
　ウィド「ほう…会話を要約すれば、私の好奇心と探究心を化け物扱いしてるみたいですねぇ…！？」（怒りのオーラ）
　二人「「ヒイイイイィ！！？」」



　　Another　chapter7より


　ウィド「お前達、遅いぞっ！！　もうこの付近はルキルと共に見回ってしまったではないかぁ！！！　まったく、この世界にもあるかと期待したのに何処にでもあるような住宅街…古い物の気配も感じないなんてなんて世界ですか…っ！！」
　ルキル「いいじゃないか、先生…それよりも、何処かで休憩しよう。あの世界から休み無しで動いてるだほげぇ！！？」（殴られる）
　ウィド「黙れぇい！！　こんな事で挫折するなど、考古学者として恥ずべき行為！！　ここはとことん町の至る所を調べて調べて調べつくすぞぉぉぉ！！！」
　ゼロボロス「あ、あの！？　セリフが違う――！！」
　ウィド「何か言ったかぁ！！？」（ギロリ）
　アクア＆ゼロボロス「「「ナンデモアリマセン…」」」（縮こまる）



　アクア「この後、トワイライトタウン中をくまなく歩き回ったり、情報があればすぐに走り回されたり…本当に地獄だったわ…マスターなのに、修行不足ね…」
　ヴェン「そ、そんな事無いって！　俺だったら、絶対途中でへばってるよ…」（ウィドの『学者モード』を思い出す）
　テラ「二人もいろいろと苦労していたんだな…」



　　Another　chapter7より


　クウ「見た所、あそこは住宅街って所か…こうして見ると、平和そのものだな」
　レイア「そうですね……あっ！　折角ですから、ここでお弁当でも広げてみんなでピクニックでもしたいですね〜」
　クウ「へ？　お、おい…」
　テラ「ピクニックか。そう言えばよくアクアがお菓子を作ってはマスターと四人で食べたりしたな。たまにはいいか」
　クウ「テラまで乗り気になってる！？　オッサン、何とか言って――！！」
　無轟「ふむ、食事を取りながらの休息か。体力はもちろん、精神も癒すいい方法だな」
　クウ「ウォイ！？　オッサンまで！？」
　レイア「それでは、早速お茶の準備でもしますね！」
　無轟「お茶か。ここはやはり緑茶…いや、それよりは抹茶の方がいいだろう。飲み物はもちろん、食べ物としても美味いからな」
　テラ「なるほど、抹茶か。それならそんなに甘くないから、俺でも食べれるな」
　レイア「分かりました！　すぐに買ってきますねー」
　クウ「誰か！？　誰でもいいからツッコミをー！！　俺一人じゃ捌ききれねー！！」



　ソラ「いいなー、ピクニック！　俺も参加したかったなー！」
　レイア「分かりました！　今度は皆さんも誘ってピクニックしましょう！」
　ヴェン「やったー！　だったら俺、アクアの作ったお菓子持っていく！」
　テラ「そうだな、こう言うのは皆でやった方が楽しいもんな」
　無轟「なら、次は神無達も呼んで置こう。家族の団欒も悪くないし、交流も出来るだろう」
　全員『さんせーいっ！！』
　シャオ「師匠…ツッコミしないの？」（盛り上がるメンツを見ながら）
　クウ「あそこまでボケが広がれば、ツッコミの余地ねえだろ…」（ゲッソリ）



　　Another　chapter8より


　リク「これは――？」（レポートを手に取る）
　オパール「んぅ…」

　テーブルに俯いていたオパールが身動ぎしながら顔を上げる、が。


　――チュッ（リクの唇がオパールの鼻先に当たる）


　オパール「ッ！？　○＃＄×＆＊■@！！？」（顔を真っ赤にさせ鼻を押さえる）
　リク「あ、すすすすまないっ！？　少し顔が近すぎた…！？　って、あの…オパール、さん？」
　オパール「キュゥウ…」（目を回して気絶）
　リク「な、何で倒れるんだ！？　まさか、そんなに嫌だったのか！？　すまない！！　俺に出来る事なら何でも責任取るから！！　なっ！？」

　そうしてパニックに陥ったリクの声が響く部屋の扉の前では…。

　カイリ「もう、じれったいなぁ…！！　リクも男なんだから、ここで押し倒しちゃえばいいのに…！！」（扉の間から覗き見）
　ソラ「今のリクには無理だって。出来るとして…お姫様抱っことか？」（同文）
　ヴェン「いっその事、目覚めのキスとかさせる？」（同文）



　ＮＡＮＡ「いや〜、この時は甘い物を見させて貰いましたね〜♪」
　リク＆オパール「「………///」」（これでもかと顔を真っ赤にしている）
　ソラ「ヒューヒュー！！　熱いね、お二人さん！！」（ニヤニヤ）
　クウ「末永くお幸せに〜、ってか？」（同文）
　ウィド「ご祝儀、幾ら持ってきましょうか？」（同文）
　カイリ「あ、ブーケ投げる時は私にお願いねー？」（同文）
　オパール「（ブチン）ぬがあああああああああああっ！！！？？」（大量の手榴弾を投げつける）
　ＮＡＮＡ「ひぃいいい！！？　次！？　次行くよー！！！」（爆発に巻き込まれながら）



　　Another　chapter8より


　オパール「あああ…！！　そそそそその、ちちちちち違うわよっ！！？」
　リク「あ、ああ違うっ！！　喧嘩っ早くてすぐに殴りにかかって大の男でも怯みもしない精神を持つ女が恋人な訳ぐごがぁ！！？」（襟首を締め付けられる）
　オパール「へえぇ…あたしの事、そぉぉぉんな風に見てたんだぁ…――ええそうですよ、どうせあたしはがさつな女よぉーーーーっ！！！」（拳を突き出す）
　リク「ず、ずみごふぉ！？　ぐえっ！？　げはぁ！！？」（殴られる）
　リリィ「オパール止めて！？　リクを撲殺しちゃうよぉ！！？」



　リク「あの時は本当に酷い目に遭った…」
　オパール「当たり前よ！　女性に対してあんな無神経な事言うなんて、あんたって本当に最低っ！！」
　リリィ「まあまあ。リクもこの後ちゃんと怪我を治して貰ったからいいでしょ？」
　リク「そう言えば、オパールに殴られていた時に大量の彼岸花が咲く花畑が見えたな。故郷の海よりも凄く綺麗な川があって…そうそう、その向こうで誰かが手を振って俺を呼んでた気も…」
　リリィ「…オパール…」（ジト目）
　オパール「反省します…」（シュン）


　ＮＡＮＡ「さてさて、文字数の都合でNGシーンはここまでとします。後半は未公開シーンへと移りますのでお楽しみに〜」
　全員『『『全然楽しくないんだけど…』』』