NG&未公開シーン映像 後編
NANA「と言う訳で、いよいよ後編スタート!」
クウ「後半は未公開シーンって言ってたが…どんなのを流す気だ?」
NANA「基本ここはギャグ作品なので、いろんな合間で起きた出来事を流していこうと思ってます。ではさっそく行って見ましょう!! まずはこちらから!!」
『愛は偉大』
ウィド「さ、召し上がってください」(そう言ってゲテモノ料理を差し出す)
ヴェン「えーと…なんで、こうなったんだっけ?」(汗)
ルキル「撮影も終わったから料理を捨てようとしたら、先生が攻撃して…そのまま、俺達が食べろって事に…」(汗)
クウ「って言うか、こんなの料理じゃねぇ…!!」(汗)
ウィド「失礼な!! アクア、どうです? このスープ、美味しいですよー」
アクア「それがスープゥ!!? い、いえ…わわわたしはその…!!」(汗)
テラ「おっ、俺が食べよう!!!」(割り込む)
ヴェン&アクア「「テラァ!!?」」
クウ「お、おいテラ!? 無理はするな、死ぬぞっ!!」
ウィド「ちょっとそこ!! どう言う意味ですか!?」
テラ「それでも構わない…この身を犠牲にしてでも、俺はアクアを守る!! うおおおおおっ!!?」(一気にスープをかき込む)
全員(((す、凄まじいチャレンジスピリッツ!!!)))
テラ「グハァ!!」(倒れる)
全員(((そして駄目だったー!!?)))
ヴェン「テラ!! 死んじゃ駄目だー!!」
アクア「テラ、しっかりしてー!!」
クウ「…男気は認めるぜ、テラ…」
『女は強し』
ワンダニャン「キュー!」(お腹で跳ねている)
リヴァル「あぅ、たぁ!」(ワンダニャンの背中ではしゃいでる)
ソラ「ワンダニャンもすっかりお気に入りになったなー」
カイリ「見てると微笑ましいよねー」
そうして二人が笑い合ってると、部屋のドアが開く。
ヴェン「二人とも、探したよ」
リク「そろそろ撮影の手伝いの時間だ」
ソラ「もうそんな時間!? ワンダニャン、後は任せたからなー!」
リク「お前達も、ちゃんと子守りしてくれよ」
ワンダニャン「キュウ!」
コウモリバット「キュー!」
そのままドリームイーター達に子守りを任せ、四人は部屋を出る。
だが、それから数秒後。ドリームイーター達のいる部屋のドアが開く。
奥さん「あなたー、そろそろリヴァルを帰らせ――」
リヴァル「ちゃ? ままぁー!」(ワンダニャンの背中に乗って手を振る)
奥さん「…これは、どう言う事…?」(固まる)
ゼロボロス「あれ? リヴァル君のお母様、こんな所で何を――」
奥さん「すみません…ちょっとの間、リヴァルを預けて貰いません?」
ゼロボロス「は、はい…? あ、あの――」
ゼロボロスにリヴァルを渡すなり、部屋の中に入り――
ドカッ! バキゴシュベキゴキメリィ!!
ゼロボロス「へ、部屋の中から不吉な音が…!?」(汗)
リヴァル「ひ、ひぅ…!?」(カタカタ)
二人が震えているとやがて音が止まり、再びドアが開く。
奥さん「ごめんなさいね、忙しいのにありがとう」(リヴァルを受け取る)
ゼロボロス「あ、あのぉ…一体、何を?」
奥さん「ちょっとね。さ、夫はまだ撮影場所よね……あんな動物達に子守りを任せるなんて、どうかしてるわ…!!」(リヴァルを連れて去る)
ゼロボロス(お、恐ろしい…!!)
『家族』
レイア「えへへ…」
ソラ「どうかした?」
レイア「いえ。なんだか皆さんといると、家族がいるような気分になってしまって」
カイリ「確かに! なんか皆と居ると、家族みたいだよねー!」
ヴェン「分かるなー、それ。アクアとテラがお兄さんとお姉さんで…」
ソラ「それなら、リクとルキルとオパールもお兄さんとお姉さんだろ? で、カイリとレイアは妹かな?」
カイリ「だったら、ソラとヴェンも弟だね。そうなると、クウは…」
レイア「クウさんは…お父さんがいいと思います!」
ソラ「えー? あんなのがお父さん?」
ヴェン「それよりかは、ゼロボロスや無轟さんの方がいいと思うけど」
カイリ「うーん、でもゼロボロスさんや無轟さんはお父さんって感じじゃないと思うな…」
ソラ「それもそうだよな…――雰囲気としては、おじさん? それかお爺さん?」
レイア「はぅ! よくよく考えたら、お母さんがいませんでした! どうしましょう…!?」
ソラ「え? お母さんならいるだろ? ほら、ウィドが!」
ヴェン「あ、言われてみればピッタリ――」
ドゴォ!!!
ウィド「次に本で殴られたい人はどなたです?」(ギロリ)
ソラ&ヴェン「「………」」(頭に大きなたんこぶ&気絶)
カイリ「な、何でもありません…!?」(カタカタ)
レイア「はわわ…!?」(ガタガタ)
『意外な事実』
ソラ「エンの奥さんは、別の世界のスピカさんって事になるんだよなぁ…」
カイリ「じゃあ、度々登場するリヴァルくんのお母さんってスピカさんになるの?」
エン「ええ、まあ。早い話、そう言う事になりますね」
リク「そう言えば、その奥さんから差し入れでお菓子を貰ってたな」(お菓子の箱を取り出す)
ソラ「ホント!? 食べよ、食べよー!!」
ヴェン「テラとアクアも早く!」
クウ「ったく、呑気な奴らだぜ…」
エン「しかし、こう言った光景は見てていいものです」
全員『『『いっただっきまーす』』』(パクリ)
―――バターン!!(全員が泡を吹いて倒れる)
クウ&エン「「なああああぁ!!?」」
突然倒れたメンバー達に驚くが、お菓子を見てある事に気付く。
クウ「まさかこれ、手作りのお菓子か!!?」
エン「ん…お菓子…?」
クウが顔を青ざめる中、エンに一つの出来事が思い浮かぶ。
エン「――まさかぁ!!?」
クウ「おい、どうした!?」
エンは振り返るなり、とある場所に全力で走る。
目的の部屋の扉を開けると―――そこには、一人の少女を中心に周りに大量の屍が。
レプキア「ん〜、このお菓子美味しいわね〜♪」(笑顔でお菓子を頬張る)
エン「すでに、手遅れだったか…!!?」
クウ「だ、誰かぁ!!! 救急車と回復部隊呼んでこーーーいっ!!!」
『予期せぬ反撃』
リリィ「ふふっ、撮影も一段落したしリクに会えるな〜。リクー、一緒にお菓子でも食べよ――」(扉を開ける)
ゼアノート(黒コート衣装)「リリィじゃないか、どうした?」
リリィ「…………ア、レ? エ、エット…? リク、ナノ?」(目を丸くする)
ゼアノート(リク?)「おかしな事を聞くんだな。俺がリクに決まっているだろ?」
リリィ「エ? で、でも…あのシーン取った後、確か元に戻した筈じゃ…」
ゼアノート(リク?)「何を考えているんだ? わ…俺と一緒に菓子を食べるのだろう?」(顔を近寄せる)
リリィ「え、えええっ!!?」(赤面)
その時、二人の頭上に影が差して――
リク&オパール「「――なぁにしとるかぁーーーーーーっ!!!」」(W飛び蹴り)
ゼアノート「ごはあぁ!!?」(蹴られる)
リリィ「リ、リク!? ほ、本物…!?」
リク「俺に成りすましてリリィに近づくとは、本当に根が腐っているなぁ…!!」(拳を鳴らしてる)
ゼアノート「くっ…!! 成りすましをして何が悪いと言うのだ!!! そもそも、お前も何故邪魔をする!!?」
オパール「例え相手が何だろうと、友達助けるのは当然でしょ!!! 寧ろ、恋敵だからって邪魔したり敵になったり卑劣な事する奴がいたらぶん殴ってやりたいわよっ!!!」
リリィ「あの、オパール…リク、その場で蹲っちゃったんだけど…?」
リク「………!!」(胸を押さえてる)
『それぞれの繋がり』
菜月「よう、お疲れ!」
シャオ「あ、菜月さん。それに神無さんと神月さんも」
神無「お前ら、こんな所に溜まって何をしてんだ?」
ソラ「うぇ!? な、何て言うか…」(顔を青ざめてる)
カイリ「とりあえず、避難かな…」
神月「避難?」
リク「ああ…今、あっちの部屋でウィド達が『ジャスティス』って人と一緒に食事をして…」
神月「ジャスティスだと!?」
リク「知ってるのか?」
菜月「まあ、いろいろと因縁がな…!!」
神無「で、あいつはこの部屋にいるのか?」
シャオ「そ、そうだけど…今は開けない方が…!!」
神無「上等だ、おいジャス!!」
そうして、神無が勢いよく扉を開けると―――
スピカ「どうかしら、ジャス?」
ジャス「さすがはスピカです。口の中で盛大に爆発する果物の瑞々しさ、ジュワジュワと舌が痺れる程の酸味。歯も砕けそうな生地の固さ…やはり、スピカの作るフルーツタルトは最高ですね」(小皿に乗ったゲテモノ物体を食べる)
スピカ「ふふ、同じフルーツタルト好きとして嬉しい事言ってくれるわね」
ウィド「何を言っているんですか! 姉さんの料理は、何時食べても最高です!」
菜月「微笑ましい筈なのに…何だ、この地獄絵図は…!?」
神月「って言うか…あれ、もしかしなくてもエンか…!?」
よく見れば、テーブルを囲む三人の足元にはエンだけでなくクウもぶっ倒れている。
そんな中、ここでスピカ達は三人に気づく。
スピカ「あら、皆さん御揃いでどうしたの?」
菜月「オ、オイラ達、部屋を間違えましたので…それじゃ、お邪魔しました――」
スピカ「ちょっと待って。折角だし、あなた達も私の作ったお菓子でお茶でもしない? 今日は自信作なのよ。どうぞ、召し上がれ♪」(ゲテモノ物体を差し出す)
三人「「「エ…!?」」」(音を立てて固まる)
ウィド「貴様…姉さんのタルトを食べぬと言うのか…!?」(チャキ)
ジャス「スピカの手作り、しかもフルーツタルトを粗末にするなど千差万別。極刑に値します」(ギロリ)
クウ&エン((食わなきゃコロス…!!))(黒いオーラ)
シャオ「だ、だから言ったのにぃ…!!」(涙目)
その後、三人がどうなったかは…ご想像にお任せしよう。
ウィド「…いいんですか、あっちでの夢旅人キャラを使っても?」
NANA「ここでの話も合同で行っていますし、基本OKですから問題ない…はず」
ルキル「今《はず》って言わなかったか? 言ったよな!?」
NANA「さて。折角なので、もう一つ。特別に夢旅人サイドでのNGシーンを書きましたのでそちらもどうぞ」
特別編・第六章三剣士編より
エン「再び逢えることを祈っておきましょう。この魔法で――ん?」
手に白い炎球を出していると、エンの足元に何かが近づく。
リヴァル「ぱぱぁ〜!」
エン「リヴァル!? まさか、お父さんの所までハイハイしてきたのか!? もぅ偉いな〜、よしよーし!」
リヴァル「たぅ〜!」
あまりの嬉しさにエンはリヴァルを片手で抱え、頬ずりする。
だが、その間にも掌に浮かぶ魔法で作られた炎球が大きくなり…。
神無「…って、微笑ましく見てる場合じゃねぇぇぇ!!?」
チェル「誰か!? 誰でもいいから来てくれぇ!!!」
ヘカテー「シ、シンク…!?」
シンク「と、とにかくみんなで攻撃して相殺しないとぉ!!?」
膨れていく白の炎球を神無達が必死で相殺している間も、エンはリヴァルと親子の触れ合いをしていたとか…。
NANA「こういうのを見ると、ある意味最強なのはリヴァル君かもしれないね〜」
ソラ「俺、この作者もいろんな意味で強いと思うんだけど…」
リク「同感だ…」
カイリ「よくもまあ、これだけネタを作れたよね…」
NANA「とまあ、いろいろ溜まってたネタを出した所で今回の特別編はここで終了とさせて頂きます。今後も夢旅人共々、宜しくお願いします」
クウ「後半は未公開シーンって言ってたが…どんなのを流す気だ?」
NANA「基本ここはギャグ作品なので、いろんな合間で起きた出来事を流していこうと思ってます。ではさっそく行って見ましょう!! まずはこちらから!!」
『愛は偉大』
ウィド「さ、召し上がってください」(そう言ってゲテモノ料理を差し出す)
ヴェン「えーと…なんで、こうなったんだっけ?」(汗)
ルキル「撮影も終わったから料理を捨てようとしたら、先生が攻撃して…そのまま、俺達が食べろって事に…」(汗)
クウ「って言うか、こんなの料理じゃねぇ…!!」(汗)
ウィド「失礼な!! アクア、どうです? このスープ、美味しいですよー」
アクア「それがスープゥ!!? い、いえ…わわわたしはその…!!」(汗)
テラ「おっ、俺が食べよう!!!」(割り込む)
ヴェン&アクア「「テラァ!!?」」
クウ「お、おいテラ!? 無理はするな、死ぬぞっ!!」
ウィド「ちょっとそこ!! どう言う意味ですか!?」
テラ「それでも構わない…この身を犠牲にしてでも、俺はアクアを守る!! うおおおおおっ!!?」(一気にスープをかき込む)
全員(((す、凄まじいチャレンジスピリッツ!!!)))
テラ「グハァ!!」(倒れる)
全員(((そして駄目だったー!!?)))
ヴェン「テラ!! 死んじゃ駄目だー!!」
アクア「テラ、しっかりしてー!!」
クウ「…男気は認めるぜ、テラ…」
『女は強し』
ワンダニャン「キュー!」(お腹で跳ねている)
リヴァル「あぅ、たぁ!」(ワンダニャンの背中ではしゃいでる)
ソラ「ワンダニャンもすっかりお気に入りになったなー」
カイリ「見てると微笑ましいよねー」
そうして二人が笑い合ってると、部屋のドアが開く。
ヴェン「二人とも、探したよ」
リク「そろそろ撮影の手伝いの時間だ」
ソラ「もうそんな時間!? ワンダニャン、後は任せたからなー!」
リク「お前達も、ちゃんと子守りしてくれよ」
ワンダニャン「キュウ!」
コウモリバット「キュー!」
そのままドリームイーター達に子守りを任せ、四人は部屋を出る。
だが、それから数秒後。ドリームイーター達のいる部屋のドアが開く。
奥さん「あなたー、そろそろリヴァルを帰らせ――」
リヴァル「ちゃ? ままぁー!」(ワンダニャンの背中に乗って手を振る)
奥さん「…これは、どう言う事…?」(固まる)
ゼロボロス「あれ? リヴァル君のお母様、こんな所で何を――」
奥さん「すみません…ちょっとの間、リヴァルを預けて貰いません?」
ゼロボロス「は、はい…? あ、あの――」
ゼロボロスにリヴァルを渡すなり、部屋の中に入り――
ドカッ! バキゴシュベキゴキメリィ!!
ゼロボロス「へ、部屋の中から不吉な音が…!?」(汗)
リヴァル「ひ、ひぅ…!?」(カタカタ)
二人が震えているとやがて音が止まり、再びドアが開く。
奥さん「ごめんなさいね、忙しいのにありがとう」(リヴァルを受け取る)
ゼロボロス「あ、あのぉ…一体、何を?」
奥さん「ちょっとね。さ、夫はまだ撮影場所よね……あんな動物達に子守りを任せるなんて、どうかしてるわ…!!」(リヴァルを連れて去る)
ゼロボロス(お、恐ろしい…!!)
『家族』
レイア「えへへ…」
ソラ「どうかした?」
レイア「いえ。なんだか皆さんといると、家族がいるような気分になってしまって」
カイリ「確かに! なんか皆と居ると、家族みたいだよねー!」
ヴェン「分かるなー、それ。アクアとテラがお兄さんとお姉さんで…」
ソラ「それなら、リクとルキルとオパールもお兄さんとお姉さんだろ? で、カイリとレイアは妹かな?」
カイリ「だったら、ソラとヴェンも弟だね。そうなると、クウは…」
レイア「クウさんは…お父さんがいいと思います!」
ソラ「えー? あんなのがお父さん?」
ヴェン「それよりかは、ゼロボロスや無轟さんの方がいいと思うけど」
カイリ「うーん、でもゼロボロスさんや無轟さんはお父さんって感じじゃないと思うな…」
ソラ「それもそうだよな…――雰囲気としては、おじさん? それかお爺さん?」
レイア「はぅ! よくよく考えたら、お母さんがいませんでした! どうしましょう…!?」
ソラ「え? お母さんならいるだろ? ほら、ウィドが!」
ヴェン「あ、言われてみればピッタリ――」
ドゴォ!!!
ウィド「次に本で殴られたい人はどなたです?」(ギロリ)
ソラ&ヴェン「「………」」(頭に大きなたんこぶ&気絶)
カイリ「な、何でもありません…!?」(カタカタ)
レイア「はわわ…!?」(ガタガタ)
『意外な事実』
ソラ「エンの奥さんは、別の世界のスピカさんって事になるんだよなぁ…」
カイリ「じゃあ、度々登場するリヴァルくんのお母さんってスピカさんになるの?」
エン「ええ、まあ。早い話、そう言う事になりますね」
リク「そう言えば、その奥さんから差し入れでお菓子を貰ってたな」(お菓子の箱を取り出す)
ソラ「ホント!? 食べよ、食べよー!!」
ヴェン「テラとアクアも早く!」
クウ「ったく、呑気な奴らだぜ…」
エン「しかし、こう言った光景は見てていいものです」
全員『『『いっただっきまーす』』』(パクリ)
―――バターン!!(全員が泡を吹いて倒れる)
クウ&エン「「なああああぁ!!?」」
突然倒れたメンバー達に驚くが、お菓子を見てある事に気付く。
クウ「まさかこれ、手作りのお菓子か!!?」
エン「ん…お菓子…?」
クウが顔を青ざめる中、エンに一つの出来事が思い浮かぶ。
エン「――まさかぁ!!?」
クウ「おい、どうした!?」
エンは振り返るなり、とある場所に全力で走る。
目的の部屋の扉を開けると―――そこには、一人の少女を中心に周りに大量の屍が。
レプキア「ん〜、このお菓子美味しいわね〜♪」(笑顔でお菓子を頬張る)
エン「すでに、手遅れだったか…!!?」
クウ「だ、誰かぁ!!! 救急車と回復部隊呼んでこーーーいっ!!!」
『予期せぬ反撃』
リリィ「ふふっ、撮影も一段落したしリクに会えるな〜。リクー、一緒にお菓子でも食べよ――」(扉を開ける)
ゼアノート(黒コート衣装)「リリィじゃないか、どうした?」
リリィ「…………ア、レ? エ、エット…? リク、ナノ?」(目を丸くする)
ゼアノート(リク?)「おかしな事を聞くんだな。俺がリクに決まっているだろ?」
リリィ「エ? で、でも…あのシーン取った後、確か元に戻した筈じゃ…」
ゼアノート(リク?)「何を考えているんだ? わ…俺と一緒に菓子を食べるのだろう?」(顔を近寄せる)
リリィ「え、えええっ!!?」(赤面)
その時、二人の頭上に影が差して――
リク&オパール「「――なぁにしとるかぁーーーーーーっ!!!」」(W飛び蹴り)
ゼアノート「ごはあぁ!!?」(蹴られる)
リリィ「リ、リク!? ほ、本物…!?」
リク「俺に成りすましてリリィに近づくとは、本当に根が腐っているなぁ…!!」(拳を鳴らしてる)
ゼアノート「くっ…!! 成りすましをして何が悪いと言うのだ!!! そもそも、お前も何故邪魔をする!!?」
オパール「例え相手が何だろうと、友達助けるのは当然でしょ!!! 寧ろ、恋敵だからって邪魔したり敵になったり卑劣な事する奴がいたらぶん殴ってやりたいわよっ!!!」
リリィ「あの、オパール…リク、その場で蹲っちゃったんだけど…?」
リク「………!!」(胸を押さえてる)
『それぞれの繋がり』
菜月「よう、お疲れ!」
シャオ「あ、菜月さん。それに神無さんと神月さんも」
神無「お前ら、こんな所に溜まって何をしてんだ?」
ソラ「うぇ!? な、何て言うか…」(顔を青ざめてる)
カイリ「とりあえず、避難かな…」
神月「避難?」
リク「ああ…今、あっちの部屋でウィド達が『ジャスティス』って人と一緒に食事をして…」
神月「ジャスティスだと!?」
リク「知ってるのか?」
菜月「まあ、いろいろと因縁がな…!!」
神無「で、あいつはこの部屋にいるのか?」
シャオ「そ、そうだけど…今は開けない方が…!!」
神無「上等だ、おいジャス!!」
そうして、神無が勢いよく扉を開けると―――
スピカ「どうかしら、ジャス?」
ジャス「さすがはスピカです。口の中で盛大に爆発する果物の瑞々しさ、ジュワジュワと舌が痺れる程の酸味。歯も砕けそうな生地の固さ…やはり、スピカの作るフルーツタルトは最高ですね」(小皿に乗ったゲテモノ物体を食べる)
スピカ「ふふ、同じフルーツタルト好きとして嬉しい事言ってくれるわね」
ウィド「何を言っているんですか! 姉さんの料理は、何時食べても最高です!」
菜月「微笑ましい筈なのに…何だ、この地獄絵図は…!?」
神月「って言うか…あれ、もしかしなくてもエンか…!?」
よく見れば、テーブルを囲む三人の足元にはエンだけでなくクウもぶっ倒れている。
そんな中、ここでスピカ達は三人に気づく。
スピカ「あら、皆さん御揃いでどうしたの?」
菜月「オ、オイラ達、部屋を間違えましたので…それじゃ、お邪魔しました――」
スピカ「ちょっと待って。折角だし、あなた達も私の作ったお菓子でお茶でもしない? 今日は自信作なのよ。どうぞ、召し上がれ♪」(ゲテモノ物体を差し出す)
三人「「「エ…!?」」」(音を立てて固まる)
ウィド「貴様…姉さんのタルトを食べぬと言うのか…!?」(チャキ)
ジャス「スピカの手作り、しかもフルーツタルトを粗末にするなど千差万別。極刑に値します」(ギロリ)
クウ&エン((食わなきゃコロス…!!))(黒いオーラ)
シャオ「だ、だから言ったのにぃ…!!」(涙目)
その後、三人がどうなったかは…ご想像にお任せしよう。
ウィド「…いいんですか、あっちでの夢旅人キャラを使っても?」
NANA「ここでの話も合同で行っていますし、基本OKですから問題ない…はず」
ルキル「今《はず》って言わなかったか? 言ったよな!?」
NANA「さて。折角なので、もう一つ。特別に夢旅人サイドでのNGシーンを書きましたのでそちらもどうぞ」
特別編・第六章三剣士編より
エン「再び逢えることを祈っておきましょう。この魔法で――ん?」
手に白い炎球を出していると、エンの足元に何かが近づく。
リヴァル「ぱぱぁ〜!」
エン「リヴァル!? まさか、お父さんの所までハイハイしてきたのか!? もぅ偉いな〜、よしよーし!」
リヴァル「たぅ〜!」
あまりの嬉しさにエンはリヴァルを片手で抱え、頬ずりする。
だが、その間にも掌に浮かぶ魔法で作られた炎球が大きくなり…。
神無「…って、微笑ましく見てる場合じゃねぇぇぇ!!?」
チェル「誰か!? 誰でもいいから来てくれぇ!!!」
ヘカテー「シ、シンク…!?」
シンク「と、とにかくみんなで攻撃して相殺しないとぉ!!?」
膨れていく白の炎球を神無達が必死で相殺している間も、エンはリヴァルと親子の触れ合いをしていたとか…。
NANA「こういうのを見ると、ある意味最強なのはリヴァル君かもしれないね〜」
ソラ「俺、この作者もいろんな意味で強いと思うんだけど…」
リク「同感だ…」
カイリ「よくもまあ、これだけネタを作れたよね…」
NANA「とまあ、いろいろ溜まってたネタを出した所で今回の特別編はここで終了とさせて頂きます。今後も夢旅人共々、宜しくお願いします」