オリキャラ詳細・《ウィド》
【ウィド】
性別:男
年齢:23
武器:『開闢の宴編』シルビア(両刃のレイピア)
『開闢の宴・合同編』エクスカリバー(心器)
腰まである長い銀髪を後ろで一つに括り、青い目をした青年。服装はゆったりとした白い長シャツと長ズボン、背中の半分まである白いマントを羽織っている。一見すると聖教者の白い衣装で、口元を隠す長い白いスカーフを巻いている。そして、腰には剣の留め具が付いた黒い細いベルトを巻いている。
性格は基本温厚で優しく、常に冷静。ただし、時折黒くなる傾向がある。そして考古学関連の話題や実物を目にすると《学者モード》と言って見境なく暴走…基、狂信者のような性格となってしまう。
特技は、古文書や遺跡等の解析・教育・鉄脚制裁。好きな物は、家族(スピカ・ルキル)・生徒・動物・古い物。嫌いな物は、姉に手を出す輩・水泳(カナヅチな為)・寒さ・魚料理。
【これまでの生い立ち】
雪国の世界『ウィンタースノウ』と言う場所で生まれた。家族と平凡に暮らしていたが、彼がまだ7歳の頃に当時12歳だった姉であるスピカが突然神隠しにあって行方不明となる。(実際は闇の世界へと落とされていた)
それから数年して、今度は自身の世界が闇に呑まれる。しかし、完全に世界が闇に呑まれる前に開かれた『闇の回廊』によって奇跡的に別の世界へと移動する事が出来た。
その世界では余所者同然であるウィドを、とある教会に住む神父が引き取って育ててくれた。そうして一緒に生活し、彼が20歳になった際に蓄えた知識を生かして住んでいる教会で教師として働く事になった。(彼の衣装が聖職者に近い格好であるのもその為)
2年後、ソラ達の活躍によって闇に堕ちた世界も元に戻った際、ウィドも元の世界へと帰る事が出来た。だが、消えた世界と自身が進んだ時間のズレが出来てしまい両親から門前払いを受ける。
故郷の村を追い出される形となり、絶望のまま近くの雪山を彷徨っていた所で忘却の城で消えた筈のリク=レプリカと出会う。自分と似た境遇の彼に《ルキル》の名を与え、たまたま見つけた空き家で共に生活をする事に。
それから後に剣の手合せ中に未来に飛ばされきたアクア達と出会い、フェンに襲われる。その際にセヴィルの口からスピカの手がかりが語られ、アクア達に頼みこむ形で共に旅に同行する事になる。
【武器の説明】
『シルビア』
鞘に加え、柄の装飾も含めた全体が銀で彩られたレイピア。何の変哲もない剣のようだが、実はキーブレードを元に作り上げた光を司る剣。そして純粋な光の意思が宿っているので《χブレード》を作り上げる片割れの存在でもある。
『エクスカリバー』
白銀の鞘に淡い輝を放つ刀身のレイピア。細身の剣ながら《聖剣》と呼ぶにふさわしい代物。
シルビアの託したデータを元にしてキルレスト達と協力して完成させた心器に、『弱く、目を背けて逃げていた自分から変わりたい』と言う想いで作られた心剣が入り込んだ事で生まれた剣。
中身は心剣であるが、外側は心剣ではない為、理の違う別の世界線でもこの剣の存在は消える事がない。
【主な戦闘能力】
武器は細身の剣なので、基本素早さを主とした剣術を扱う。魔法は一切扱えない。
戦法は質より量。力より手数で攻める為に一撃一撃の威力は低いが、居合抜きを行って衝撃波を飛ばしたり、独自の移動術でもある『瞬羽』で相手との間合いを詰めて近距離で斬り付ける事も可能。
尚、彼の剣技は基本的に風の属性が多い物の、光・氷(水)の属性を主とした剣技を扱う事も可能。
『エクスカリバー』習得後は斬撃に光の力が加わった。また、新たに【疾風】と言う風を身体に纏わせる術を習得。これにより身体能力が大幅に強化。更に今まで使えなかった強力な技を使えるようになる。
【教師としての理念】
故郷に戻る前は、教師として子供達を教える立場だった彼。共に旅をする仲間にとって、見守る立場である彼の存在には幾度も助けられてきた。
ルキルを拾った後、生まれたばかりで何も知らない彼に教師としてさまざまな事を教え、ヴェン達の事を不安がるアクアにも大人として信じる大切さを諭した。
【高い知識力】
魔法は使えないが、それを補うかのように彼はさまざまな知識を貪欲に取り入れる性質がある。姉であるスピカもその傾向があるので、血筋が為せる技とも言える。
異常な興味を示す考古学はもちろん、本に書かれた情報。ルキルの話(ソラや機関について)も抵抗なく話を受け入れ、例え異世界の情報でもウィドは誰よりも興味を示した。(それでも、憎悪によって興味の意気は減少しているが)
さまざまな知識を元に冷静に物事を分析するその姿は、彼だけが持つもう一つの武器とも言える。
【殺人料理人】
頭が良く真面目な性格だが、どうしても苦手な事がある。それは家事全般だ。
意外にも整理整頓は出来ず、掃除もままならず、洗濯物も余計にグシャグシャにしてしまう。いや、それだけならまだいい方だ…――料理をする際、どう言う訳か知識を間違った方向に活かして元のレシピとはかけ離れたとんでもない物質を作り上げる。
その証拠に、始めてウィドの料理を食べたルキルは丸一日昏睡状態となり、目を覚ますと同時に「もはや兵器だ…!」と青い顔で評価を出した程。(ちなみに、ウィドは食べても平気)
このように“料理以外”は自分でも苦手である事を理解している(理解しようともしない)為、一緒に暮らす中で家事全般は全てルキルに任せていた。
【シスコン】
幼い頃に離れ離れになり、両親に拒絶された思いも合わさって、姉であるスピカに対して異常とも言える家族愛を持っている。それ故、スピカの事となると冷静さを投げ捨てて取り乱してしまう。
実際に本編でスピカの手がかりを知った時、故郷を離れる事になるのにアクア達に必死で動向を申し出たり、強敵であるセヴィルに単身で立ち向おうとした。
だが真っ直ぐな感情は何時しか歪み出し、捕らわれたスピカを守ろうと仲間を裏切り単身で戦おうとしたり、恋人であったクウに憎悪を抱く事になる。
【それぞれの人間関係】
アクア:共に旅をする仲間。自分より年下でもあるので、時に物事を教える立場として接している。
ルキル:共に暮らしている大事な家族。例え作り物の人形(レプリカ)でも、家族としての愛情を注いでいる。
リク:旅の協力者。ルキルの元(オリジナル)と初めから知っているからか、複雑な感情を抱いている。
スピカ:血の繋がった大事な姉。彼女の為ならば、全てを敵に回す事も厭わない。
クウ:スピカの恋人で最も忌み嫌う人物。しかし、それ以外の感情も僅かながらに心の中に存在している。
シャオ:正直、気に喰わないと思っている少年。クウの弟子である以外にも、苛立つ理由があるようで…。
ゼロボロス(紫苑):共に旅をする仲間。見た目とは裏腹に長年溜め込んだ豊富な知識に関心しつつも、羨ましく思っている節もある。
【セリフから読み取れる一面】
『そこ何を話している!!? さあ、私について来い!!! 待っていろ遺跡よ、すぐにこの私が貴様の全てを調べ尽くしてやるからなぁぁぁぁぁ!!!』
《『学者モード』全開となったウィドのセリフ。古き物を見てしまえば見境なく暴走し周りをも巻き込むその姿は、まさしくトラウマ級。こうなってしまったウィドは、もはや誰にも止められない…》
『彼は人形ではない!! 立派な人です!!』
《セフィロスの言葉に反論した際のセリフ。最初からルキルの正体が人形(レプリカ)だと知って、それでも“人”だと断言する。それはルキルをすぐ傍で見守ってきた教師として、育ての親としての心がウィドの中にあるからこそだ》
『ずっと、会いたいと願っていた……それを、壊すと言うのなら…――誰だろうと斬るっ!!!』
《スピカの意思を失くす事で、世界を救おうとする仲間に放ったセリフ。裏切る事になろうとも、世界が消えようとも、たった一人の家族を守る為に剣を振るう事を選ぶ。純粋だった直向きな思いが、黒く染まってしまった瞬間でもある…》
性別:男
年齢:23
武器:『開闢の宴編』シルビア(両刃のレイピア)
『開闢の宴・合同編』エクスカリバー(心器)
腰まである長い銀髪を後ろで一つに括り、青い目をした青年。服装はゆったりとした白い長シャツと長ズボン、背中の半分まである白いマントを羽織っている。一見すると聖教者の白い衣装で、口元を隠す長い白いスカーフを巻いている。そして、腰には剣の留め具が付いた黒い細いベルトを巻いている。
性格は基本温厚で優しく、常に冷静。ただし、時折黒くなる傾向がある。そして考古学関連の話題や実物を目にすると《学者モード》と言って見境なく暴走…基、狂信者のような性格となってしまう。
特技は、古文書や遺跡等の解析・教育・鉄脚制裁。好きな物は、家族(スピカ・ルキル)・生徒・動物・古い物。嫌いな物は、姉に手を出す輩・水泳(カナヅチな為)・寒さ・魚料理。
【これまでの生い立ち】
雪国の世界『ウィンタースノウ』と言う場所で生まれた。家族と平凡に暮らしていたが、彼がまだ7歳の頃に当時12歳だった姉であるスピカが突然神隠しにあって行方不明となる。(実際は闇の世界へと落とされていた)
それから数年して、今度は自身の世界が闇に呑まれる。しかし、完全に世界が闇に呑まれる前に開かれた『闇の回廊』によって奇跡的に別の世界へと移動する事が出来た。
その世界では余所者同然であるウィドを、とある教会に住む神父が引き取って育ててくれた。そうして一緒に生活し、彼が20歳になった際に蓄えた知識を生かして住んでいる教会で教師として働く事になった。(彼の衣装が聖職者に近い格好であるのもその為)
2年後、ソラ達の活躍によって闇に堕ちた世界も元に戻った際、ウィドも元の世界へと帰る事が出来た。だが、消えた世界と自身が進んだ時間のズレが出来てしまい両親から門前払いを受ける。
故郷の村を追い出される形となり、絶望のまま近くの雪山を彷徨っていた所で忘却の城で消えた筈のリク=レプリカと出会う。自分と似た境遇の彼に《ルキル》の名を与え、たまたま見つけた空き家で共に生活をする事に。
それから後に剣の手合せ中に未来に飛ばされきたアクア達と出会い、フェンに襲われる。その際にセヴィルの口からスピカの手がかりが語られ、アクア達に頼みこむ形で共に旅に同行する事になる。
【武器の説明】
『シルビア』
鞘に加え、柄の装飾も含めた全体が銀で彩られたレイピア。何の変哲もない剣のようだが、実はキーブレードを元に作り上げた光を司る剣。そして純粋な光の意思が宿っているので《χブレード》を作り上げる片割れの存在でもある。
『エクスカリバー』
白銀の鞘に淡い輝を放つ刀身のレイピア。細身の剣ながら《聖剣》と呼ぶにふさわしい代物。
シルビアの託したデータを元にしてキルレスト達と協力して完成させた心器に、『弱く、目を背けて逃げていた自分から変わりたい』と言う想いで作られた心剣が入り込んだ事で生まれた剣。
中身は心剣であるが、外側は心剣ではない為、理の違う別の世界線でもこの剣の存在は消える事がない。
【主な戦闘能力】
武器は細身の剣なので、基本素早さを主とした剣術を扱う。魔法は一切扱えない。
戦法は質より量。力より手数で攻める為に一撃一撃の威力は低いが、居合抜きを行って衝撃波を飛ばしたり、独自の移動術でもある『瞬羽』で相手との間合いを詰めて近距離で斬り付ける事も可能。
尚、彼の剣技は基本的に風の属性が多い物の、光・氷(水)の属性を主とした剣技を扱う事も可能。
『エクスカリバー』習得後は斬撃に光の力が加わった。また、新たに【疾風】と言う風を身体に纏わせる術を習得。これにより身体能力が大幅に強化。更に今まで使えなかった強力な技を使えるようになる。
【教師としての理念】
故郷に戻る前は、教師として子供達を教える立場だった彼。共に旅をする仲間にとって、見守る立場である彼の存在には幾度も助けられてきた。
ルキルを拾った後、生まれたばかりで何も知らない彼に教師としてさまざまな事を教え、ヴェン達の事を不安がるアクアにも大人として信じる大切さを諭した。
【高い知識力】
魔法は使えないが、それを補うかのように彼はさまざまな知識を貪欲に取り入れる性質がある。姉であるスピカもその傾向があるので、血筋が為せる技とも言える。
異常な興味を示す考古学はもちろん、本に書かれた情報。ルキルの話(ソラや機関について)も抵抗なく話を受け入れ、例え異世界の情報でもウィドは誰よりも興味を示した。(それでも、憎悪によって興味の意気は減少しているが)
さまざまな知識を元に冷静に物事を分析するその姿は、彼だけが持つもう一つの武器とも言える。
【殺人料理人】
頭が良く真面目な性格だが、どうしても苦手な事がある。それは家事全般だ。
意外にも整理整頓は出来ず、掃除もままならず、洗濯物も余計にグシャグシャにしてしまう。いや、それだけならまだいい方だ…――料理をする際、どう言う訳か知識を間違った方向に活かして元のレシピとはかけ離れたとんでもない物質を作り上げる。
その証拠に、始めてウィドの料理を食べたルキルは丸一日昏睡状態となり、目を覚ますと同時に「もはや兵器だ…!」と青い顔で評価を出した程。(ちなみに、ウィドは食べても平気)
このように“料理以外”は自分でも苦手である事を理解している(理解しようともしない)為、一緒に暮らす中で家事全般は全てルキルに任せていた。
【シスコン】
幼い頃に離れ離れになり、両親に拒絶された思いも合わさって、姉であるスピカに対して異常とも言える家族愛を持っている。それ故、スピカの事となると冷静さを投げ捨てて取り乱してしまう。
実際に本編でスピカの手がかりを知った時、故郷を離れる事になるのにアクア達に必死で動向を申し出たり、強敵であるセヴィルに単身で立ち向おうとした。
だが真っ直ぐな感情は何時しか歪み出し、捕らわれたスピカを守ろうと仲間を裏切り単身で戦おうとしたり、恋人であったクウに憎悪を抱く事になる。
【それぞれの人間関係】
アクア:共に旅をする仲間。自分より年下でもあるので、時に物事を教える立場として接している。
ルキル:共に暮らしている大事な家族。例え作り物の人形(レプリカ)でも、家族としての愛情を注いでいる。
リク:旅の協力者。ルキルの元(オリジナル)と初めから知っているからか、複雑な感情を抱いている。
スピカ:血の繋がった大事な姉。彼女の為ならば、全てを敵に回す事も厭わない。
クウ:スピカの恋人で最も忌み嫌う人物。しかし、それ以外の感情も僅かながらに心の中に存在している。
シャオ:正直、気に喰わないと思っている少年。クウの弟子である以外にも、苛立つ理由があるようで…。
ゼロボロス(紫苑):共に旅をする仲間。見た目とは裏腹に長年溜め込んだ豊富な知識に関心しつつも、羨ましく思っている節もある。
【セリフから読み取れる一面】
『そこ何を話している!!? さあ、私について来い!!! 待っていろ遺跡よ、すぐにこの私が貴様の全てを調べ尽くしてやるからなぁぁぁぁぁ!!!』
《『学者モード』全開となったウィドのセリフ。古き物を見てしまえば見境なく暴走し周りをも巻き込むその姿は、まさしくトラウマ級。こうなってしまったウィドは、もはや誰にも止められない…》
『彼は人形ではない!! 立派な人です!!』
《セフィロスの言葉に反論した際のセリフ。最初からルキルの正体が人形(レプリカ)だと知って、それでも“人”だと断言する。それはルキルをすぐ傍で見守ってきた教師として、育ての親としての心がウィドの中にあるからこそだ》
『ずっと、会いたいと願っていた……それを、壊すと言うのなら…――誰だろうと斬るっ!!!』
《スピカの意思を失くす事で、世界を救おうとする仲間に放ったセリフ。裏切る事になろうとも、世界が消えようとも、たった一人の家族を守る為に剣を振るう事を選ぶ。純粋だった直向きな思いが、黒く染まってしまった瞬間でもある…》
■作者メッセージ
ようやくちまちま書いていたウィドのプロフィールが完成しました。
今現在の話では敵に近い立ち位置ですが、本来はこのようなキャラだと分かってくれると嬉しいです。
憎悪を抜け出し、このようなキャラに戻るシナリオになるのは……もうしばらくかかりますが(オイ)
今現在の話では敵に近い立ち位置ですが、本来はこのようなキャラだと分かってくれると嬉しいです。
憎悪を抜け出し、このようなキャラに戻るシナリオになるのは……もうしばらくかかりますが(オイ)