メモリー編1 「記憶の歪み」
目を開けると、いつの間にか森の中にある雪原の中で倒れていた。
リクはゆっくりと起き上がり、ぼやける視界を戻そうと瞬きをする。
「ここは…?」
「――私の故郷の世界…【ウィンタースノウ】です」
答えが返ってきた方を見ると、ウィドも起き上がりながら遠い目をしている。
丁度後ろでザッと雪を踏みしめる音が聞こえ、急いで振り返る。そこにはオパールも目を擦りながら立ち上がっていた。
全員、無事に辿り着いた事にリクは安堵を浮かべる。すると、ウィドが複雑そうな表情でこちらを見ている事に気付いた。
「えっと…」
「…元の姿、戻ってると言うのに喜ばないんですね?」
「え…?」
すぐさま確認の為に顔を触ったり身体を見回すと、ウィドの言う通り元の姿に戻っている。原因は恐らく、今の自分が精神だけの状態だからだろう。そう…彼女の世界へ行った時のように。
「…少し前に、いろいろあってな」
「あたしも、リクが元に戻ったのは嬉しいんだけど…ついさっきも見てた気がするんだよね。なんでだろ…?」
身を持って体験したリクと違い、オパールはその時の事を覚えていないようで不思議そうに首を傾げている。(詳しくは外伝『心の世界』より)
「みんな、無事に着いたみたいだね」
「「「シーノ!」」」
そうこう話しているとシーノが現れ、三人は振り返る。
すると、シーノは周りの景色を見回しながら説明を始めた。
「ここが夢――彼の記憶から作られた世界だ。ここは世界の中でも一番浅い所、最近の記憶から作られた場所だね」
「最近の記憶…」
リクが呟くと、説明を聞いたウィドは顎に指を当てて考え始める。
「シーノ。ここはルキルの記憶を元に作られた世界と言う事で構わないんですよね?」
「うん、そうだけど」
シーノが頷くのを見て、ウィドは無言で何かを考える。
そして顔を上げると、何故か森の中へと足を進めた。
「ウィド?」
リクが声をかける物の、無視して慣れた様子で一人奥へと向かう。
仕方なく三人もウィドの後を追いかけると、森を抜けた所に木で作られた古ぼけた家が存在した。
「こんな場所に家なんてあるんだ…」
寂れた場所にある家にオパールが呟いていると、急にウィドはしゃがみ込んで地面に積もった雪を掻き分けた。
「――やっぱりあった」
何かを見つけたのか、掘った雪の中に手を突っ込む。
そうして取り出したのは、見覚えのある鞘に収まった銀のレイピアだった。
「それ、シルビア!?」
「元々、この剣はこの場所で見つけたんです。ルキルも覚えていたようで良かった…」
驚くリクに対し、ウィドは冷静に訳を話す。
それでも武器を手に入れた事により安堵を浮かべるのを見て、リクは不安げにシーノに話しかけた。
「なあ、あれは実際に使えるのか?」
「大丈夫さ。ここはあくまでも夢の世界、この世界の中でなら自由に使える筈だよ」
心配無用とばかりにシーノが答えると、ウィドは立ち上がって剣を引き抜く。
軽く剣を振るって握り具合や感覚を確かめ、満足したのか一つ頷いて鞘に戻す。
そうして定位置である腰の細いベルトに剣を留めると、さっそく本題に戻った。
「それで、どうやって元凶を探せばいいのでしょうか?」
「この世界の何処かに、記憶と潜在意識の境目がある。それを探し出せばいいのさ、そう…」
シーノが詳しい説明をしている頃、クウ達も夢の世界へと足を踏み入れていた。
「ここが、夢の世界…」
あまり見かけない街並み。少し離れた場所には、巨大な鉄の柵で出来た門と建物がある。
イオンだけでなくクウとペルセも不思議そうに辺りを見回すと、イリアが説明をした。
「正確には、シャオの記憶から作られた世界…と言った所ね。ここからシャオとは別の意識を見つけなければいけない」
「あちこちに変な歪みがある…」
ペルセは町中にある不思議な色をした空間の歪みを見つける。
それは一つだけでなく、道の真ん中や建物の屋根の上など至る所に存在している。
「これはシャオの中にある記憶よ。この中から記憶と潜在意識の境目を見つけ、元凶へと近づかなければならない」
「こんなに大量にあるのかよ…」
ざっと見回しただけでも10以上は存在する記憶の歪みに、クウは渋い表情で頭を掻く。
「仕方ないわ。彼は他者の記憶を取り込む事で能力を上書きして強化する体質、大量の記憶があるのは至極当然の事」
イリアがクウに言い聞かせていると、イオンはすぐ近くにある歪みに近づいた。
「とりあえず、まずは手当たり次第に入ったらいいのかな?」
「そうだね。何か法則が見つかるかもしれないし」
出した案にペルセも頷くと、四人は歪みへと足を踏み入れた。
記憶の歪みに入ると、辺りが夕暮れに包まれた長い廊下の景色が飛び込んだ。
「シャオー!」
「あ、エリーゼ先輩!」
廊下を歩くシャオが振り返る先にいるのは、笑顔で手を振る虹色に輝くプラチナ色の髪と黒い瞳の少女。その隣には、イオンもいる。
二人はシャオに近づくと、友達なのか気軽に会話を始める。
「シャオ、今から帰るの? だったら、帰りに僕達とアイス食べに行かない?」
「うん、行くー! ボク、シーソルトアイスね!」
「シャオってば、そればっかりね。ま、私達も人の事は言えないか」
イオンに笑顔で答えるシャオに、少女――エリーゼもクスッと軽く笑う。
直後、何処からともなく眩い光が包み込んで視界を白に染めた。
気が付くと、四人は元の場所へと戻っていた。
目の前に会った筈の歪みは、何故か消えてしまっている。
「今の…学校?」
「まさか、あそこにある巨大な建物か?」
通常の学校よりも明らかに大きすぎる施設に、イオンとクウはそれぞれ推測する。
すると、イリアは一つ頷いた。
「シャオの世界は特殊で、バラバラな世界ではなく一つに纏められた世界。そして、あの大きな学校……【学園】が中心となっている世界なの。そのセカイにあなた達も存在している」
「なーんか、不思議な気分だな…」
「ええ…セカイって言うのは、こんなにも差があるんですね」
自分達とは明らかに異なる世界の理に、クウもイオンも神妙な面付きになる。
そうしていると、ペルセが少し離れた先にある歪みを指した。
「ねえ、何か微妙に色が違う記憶があるよ」
「本当だ…入って見ます?」
「今はそれしか無いだろ?」
イオンの問いかけにクウが頷くと、次の記憶へと足を踏み入れた。
場所はさっきと同じ、あの夕暮れの廊下。
そこで、ソラとカイリが鞄を持って何やら話をしている。
「この後、みんなで遊びにいかないか?」
「ソラ、そんな場合じゃないでしょ?」
「ちょっとくらいなら大丈夫…うえっ!?」
呆れるカイリを説得してる途中で、ソラの頭に教材用の本が叩かれる様に置かれる。
見ると、カイリと同じように呆れているクウが後ろに立っていた。その隣には、どう言う訳かレイアもいる。
「カイリの言う通りだ。テストも近いのに、なーに遊ぼうとしてんだよ?」
「げ、クウ先生…」
明らかにソラが顔を歪ませると、レイアも心配そうに説き伏せる。
「クウさ…先生の言う通りです。この時期に遊んでたら、後で後悔しますよ?」
「だって…」
それでも言い訳をしようとするソラに、クウは頭に置いた本を持ちあげて肩に担ぐように抱え直す。
「お前な、通りかかったのが俺だから良かったが…今の発言、ウィドの耳に入ったら雷どころじゃすまねーぞ?」
「もう入ってます」
やけに冷たい声と共に、ソラの肩にガシッと誰かが鷲掴みする。
全員がゆっくりと視線を移すと――怒りで全身を震わせているウィドがそこにいた。
「ソ〜ラ〜…あなたには付きっ切りでの補習が必要のようですねぇ…!!!」
「ヒィイ!? カイリ、助けて――!!」
目を光らせてロックオンするウィドに恐怖心が湧き上がり、ソラは助けを求めるが。
「ソラ、自業自得だから」
「じゃ、俺まだ仕事残ってるから」
「し、失礼します…」
「みんな待ってぇぇぇーーーーーっ!!?」
そそくさとその場を離れる三人に、ソラが悲鳴に似た叫びを上げる。
直後、ウィドによる雷が辺り一帯に落ちた。
記憶を見終わり、先程と同じように元の場所に戻る。
しかし、イリアを除く三人は愕然としてその場に立ち尽くしていた。
「シャ、シャオの世界のクウさんって…?」
どうにかイオンが言葉を発すると、イリアは淡々と質問に答えた。
「教師よ。あのセカイ…それと、彼のセカイのウィドと同じ」
「…似合わない」
「んだとコラァ!!?」
ようやく発したペルセの率直な感想に、クウは思わず怒鳴りつける。
「そう? 彼、意外と面倒見はある方よ。それより、もう少し調べてみましょう」
イリアは話を戻し、街中を歩く。
一人で先に進むイリアに、三人は慌てて追いかけた。
リクはゆっくりと起き上がり、ぼやける視界を戻そうと瞬きをする。
「ここは…?」
「――私の故郷の世界…【ウィンタースノウ】です」
答えが返ってきた方を見ると、ウィドも起き上がりながら遠い目をしている。
丁度後ろでザッと雪を踏みしめる音が聞こえ、急いで振り返る。そこにはオパールも目を擦りながら立ち上がっていた。
全員、無事に辿り着いた事にリクは安堵を浮かべる。すると、ウィドが複雑そうな表情でこちらを見ている事に気付いた。
「えっと…」
「…元の姿、戻ってると言うのに喜ばないんですね?」
「え…?」
すぐさま確認の為に顔を触ったり身体を見回すと、ウィドの言う通り元の姿に戻っている。原因は恐らく、今の自分が精神だけの状態だからだろう。そう…彼女の世界へ行った時のように。
「…少し前に、いろいろあってな」
「あたしも、リクが元に戻ったのは嬉しいんだけど…ついさっきも見てた気がするんだよね。なんでだろ…?」
身を持って体験したリクと違い、オパールはその時の事を覚えていないようで不思議そうに首を傾げている。(詳しくは外伝『心の世界』より)
「みんな、無事に着いたみたいだね」
「「「シーノ!」」」
そうこう話しているとシーノが現れ、三人は振り返る。
すると、シーノは周りの景色を見回しながら説明を始めた。
「ここが夢――彼の記憶から作られた世界だ。ここは世界の中でも一番浅い所、最近の記憶から作られた場所だね」
「最近の記憶…」
リクが呟くと、説明を聞いたウィドは顎に指を当てて考え始める。
「シーノ。ここはルキルの記憶を元に作られた世界と言う事で構わないんですよね?」
「うん、そうだけど」
シーノが頷くのを見て、ウィドは無言で何かを考える。
そして顔を上げると、何故か森の中へと足を進めた。
「ウィド?」
リクが声をかける物の、無視して慣れた様子で一人奥へと向かう。
仕方なく三人もウィドの後を追いかけると、森を抜けた所に木で作られた古ぼけた家が存在した。
「こんな場所に家なんてあるんだ…」
寂れた場所にある家にオパールが呟いていると、急にウィドはしゃがみ込んで地面に積もった雪を掻き分けた。
「――やっぱりあった」
何かを見つけたのか、掘った雪の中に手を突っ込む。
そうして取り出したのは、見覚えのある鞘に収まった銀のレイピアだった。
「それ、シルビア!?」
「元々、この剣はこの場所で見つけたんです。ルキルも覚えていたようで良かった…」
驚くリクに対し、ウィドは冷静に訳を話す。
それでも武器を手に入れた事により安堵を浮かべるのを見て、リクは不安げにシーノに話しかけた。
「なあ、あれは実際に使えるのか?」
「大丈夫さ。ここはあくまでも夢の世界、この世界の中でなら自由に使える筈だよ」
心配無用とばかりにシーノが答えると、ウィドは立ち上がって剣を引き抜く。
軽く剣を振るって握り具合や感覚を確かめ、満足したのか一つ頷いて鞘に戻す。
そうして定位置である腰の細いベルトに剣を留めると、さっそく本題に戻った。
「それで、どうやって元凶を探せばいいのでしょうか?」
「この世界の何処かに、記憶と潜在意識の境目がある。それを探し出せばいいのさ、そう…」
シーノが詳しい説明をしている頃、クウ達も夢の世界へと足を踏み入れていた。
「ここが、夢の世界…」
あまり見かけない街並み。少し離れた場所には、巨大な鉄の柵で出来た門と建物がある。
イオンだけでなくクウとペルセも不思議そうに辺りを見回すと、イリアが説明をした。
「正確には、シャオの記憶から作られた世界…と言った所ね。ここからシャオとは別の意識を見つけなければいけない」
「あちこちに変な歪みがある…」
ペルセは町中にある不思議な色をした空間の歪みを見つける。
それは一つだけでなく、道の真ん中や建物の屋根の上など至る所に存在している。
「これはシャオの中にある記憶よ。この中から記憶と潜在意識の境目を見つけ、元凶へと近づかなければならない」
「こんなに大量にあるのかよ…」
ざっと見回しただけでも10以上は存在する記憶の歪みに、クウは渋い表情で頭を掻く。
「仕方ないわ。彼は他者の記憶を取り込む事で能力を上書きして強化する体質、大量の記憶があるのは至極当然の事」
イリアがクウに言い聞かせていると、イオンはすぐ近くにある歪みに近づいた。
「とりあえず、まずは手当たり次第に入ったらいいのかな?」
「そうだね。何か法則が見つかるかもしれないし」
出した案にペルセも頷くと、四人は歪みへと足を踏み入れた。
記憶の歪みに入ると、辺りが夕暮れに包まれた長い廊下の景色が飛び込んだ。
「シャオー!」
「あ、エリーゼ先輩!」
廊下を歩くシャオが振り返る先にいるのは、笑顔で手を振る虹色に輝くプラチナ色の髪と黒い瞳の少女。その隣には、イオンもいる。
二人はシャオに近づくと、友達なのか気軽に会話を始める。
「シャオ、今から帰るの? だったら、帰りに僕達とアイス食べに行かない?」
「うん、行くー! ボク、シーソルトアイスね!」
「シャオってば、そればっかりね。ま、私達も人の事は言えないか」
イオンに笑顔で答えるシャオに、少女――エリーゼもクスッと軽く笑う。
直後、何処からともなく眩い光が包み込んで視界を白に染めた。
気が付くと、四人は元の場所へと戻っていた。
目の前に会った筈の歪みは、何故か消えてしまっている。
「今の…学校?」
「まさか、あそこにある巨大な建物か?」
通常の学校よりも明らかに大きすぎる施設に、イオンとクウはそれぞれ推測する。
すると、イリアは一つ頷いた。
「シャオの世界は特殊で、バラバラな世界ではなく一つに纏められた世界。そして、あの大きな学校……【学園】が中心となっている世界なの。そのセカイにあなた達も存在している」
「なーんか、不思議な気分だな…」
「ええ…セカイって言うのは、こんなにも差があるんですね」
自分達とは明らかに異なる世界の理に、クウもイオンも神妙な面付きになる。
そうしていると、ペルセが少し離れた先にある歪みを指した。
「ねえ、何か微妙に色が違う記憶があるよ」
「本当だ…入って見ます?」
「今はそれしか無いだろ?」
イオンの問いかけにクウが頷くと、次の記憶へと足を踏み入れた。
場所はさっきと同じ、あの夕暮れの廊下。
そこで、ソラとカイリが鞄を持って何やら話をしている。
「この後、みんなで遊びにいかないか?」
「ソラ、そんな場合じゃないでしょ?」
「ちょっとくらいなら大丈夫…うえっ!?」
呆れるカイリを説得してる途中で、ソラの頭に教材用の本が叩かれる様に置かれる。
見ると、カイリと同じように呆れているクウが後ろに立っていた。その隣には、どう言う訳かレイアもいる。
「カイリの言う通りだ。テストも近いのに、なーに遊ぼうとしてんだよ?」
「げ、クウ先生…」
明らかにソラが顔を歪ませると、レイアも心配そうに説き伏せる。
「クウさ…先生の言う通りです。この時期に遊んでたら、後で後悔しますよ?」
「だって…」
それでも言い訳をしようとするソラに、クウは頭に置いた本を持ちあげて肩に担ぐように抱え直す。
「お前な、通りかかったのが俺だから良かったが…今の発言、ウィドの耳に入ったら雷どころじゃすまねーぞ?」
「もう入ってます」
やけに冷たい声と共に、ソラの肩にガシッと誰かが鷲掴みする。
全員がゆっくりと視線を移すと――怒りで全身を震わせているウィドがそこにいた。
「ソ〜ラ〜…あなたには付きっ切りでの補習が必要のようですねぇ…!!!」
「ヒィイ!? カイリ、助けて――!!」
目を光らせてロックオンするウィドに恐怖心が湧き上がり、ソラは助けを求めるが。
「ソラ、自業自得だから」
「じゃ、俺まだ仕事残ってるから」
「し、失礼します…」
「みんな待ってぇぇぇーーーーーっ!!?」
そそくさとその場を離れる三人に、ソラが悲鳴に似た叫びを上げる。
直後、ウィドによる雷が辺り一帯に落ちた。
記憶を見終わり、先程と同じように元の場所に戻る。
しかし、イリアを除く三人は愕然としてその場に立ち尽くしていた。
「シャ、シャオの世界のクウさんって…?」
どうにかイオンが言葉を発すると、イリアは淡々と質問に答えた。
「教師よ。あのセカイ…それと、彼のセカイのウィドと同じ」
「…似合わない」
「んだとコラァ!!?」
ようやく発したペルセの率直な感想に、クウは思わず怒鳴りつける。
「そう? 彼、意外と面倒見はある方よ。それより、もう少し調べてみましょう」
イリアは話を戻し、街中を歩く。
一人で先に進むイリアに、三人は慌てて追いかけた。
■作者メッセージ
ジャス「読者の皆さん、お久しぶりです。今回から、この欄はリレー小説でのオマケ的な事に使わせて頂きます。申し遅れました…僕はジャスティス。長いのでジャスとお呼びください。小説内でのさまざまな解説等を務めさせて頂くものです。
さて…今回は第一回と言う事で、僕の紹介を軽くさせて頂きます」(ボードを取り出す)
ジャス「僕の正式名所は『ハンニバル=ジャスティス』。夢の旅人と言う次元の世界――この世界で言う《異世界》を渡り歩き、何でも屋を営んでいる者です。その為、僕はシャオのいる学園世界の出身者と言う訳ではありません。
それともう一つ―――僕は【デア=リヒター】の称号を持っていて、正義の味方として動く事もあります。どんな仕事も請け合う、なんて事はしません。あくまでも、自分の信念を貫いている事を知って貰えればと思います」
レイ「正義の味方って割に、神月サン達の次元の世界壊そうとしたり、俺の事目の敵にして殺そうとしたりしてるけどねー。あ、俺はレイ! 今をトキメク悪者やってまーうごぉ!!?」(突然襲ってきた黒い槍を避ける)
ジャス「何故貴様がここにいる? 呼んだ覚えはもちろんの事、我らの作者がお前の使用許可を取った覚えはどこにもないのだが? ついでに別の作品の主人公と名前が被っているではないか。これで文句を言われたら貴様のその命で責任を取る事になるのだが?」(ギロリ)
レイ「いやいや、ここはジャッくんのライバルである俺も飛び入り参加しようかと「裁きます」すいませんすいませんゴメンナサイ言い過ぎましただから首元に当たってる槍をどけてくださいお願いします」
ジャス「誰がライバルだ? 貴様と関係を持つくらいなら、ここで絶つ。ジャッジメント!!!」
レイ「うぼぁー!!?」(激しい爆発に巻き込まれる)
こんなノリですが、ここで解説等やちょっとしたお話を入れられればと思っています。
さて…今回は第一回と言う事で、僕の紹介を軽くさせて頂きます」(ボードを取り出す)
ジャス「僕の正式名所は『ハンニバル=ジャスティス』。夢の旅人と言う次元の世界――この世界で言う《異世界》を渡り歩き、何でも屋を営んでいる者です。その為、僕はシャオのいる学園世界の出身者と言う訳ではありません。
それともう一つ―――僕は【デア=リヒター】の称号を持っていて、正義の味方として動く事もあります。どんな仕事も請け合う、なんて事はしません。あくまでも、自分の信念を貫いている事を知って貰えればと思います」
レイ「正義の味方って割に、神月サン達の次元の世界壊そうとしたり、俺の事目の敵にして殺そうとしたりしてるけどねー。あ、俺はレイ! 今をトキメク悪者やってまーうごぉ!!?」(突然襲ってきた黒い槍を避ける)
ジャス「何故貴様がここにいる? 呼んだ覚えはもちろんの事、我らの作者がお前の使用許可を取った覚えはどこにもないのだが? ついでに別の作品の主人公と名前が被っているではないか。これで文句を言われたら貴様のその命で責任を取る事になるのだが?」(ギロリ)
レイ「いやいや、ここはジャッくんのライバルである俺も飛び入り参加しようかと「裁きます」すいませんすいませんゴメンナサイ言い過ぎましただから首元に当たってる槍をどけてくださいお願いします」
ジャス「誰がライバルだ? 貴様と関係を持つくらいなら、ここで絶つ。ジャッジメント!!!」
レイ「うぼぁー!!?」(激しい爆発に巻き込まれる)
こんなノリですが、ここで解説等やちょっとしたお話を入れられればと思っています。