クライマックスフェイズ4&バックトラック
GM「さて、それでは翼の番だ。君は一体どんな策を思い付いたのか見せて貰おうか?」
ツバサ「その前にGM。一回確認するけどさ、タイタスの効果って同じ種類なら一度のタイミングでいくつでも使用可能だよね?」
GM「へ? あ、ああ…基本ルルブ1の220Pに書かれてあるね」
ツバサ「それが分かれば十分! マイナーで《雷の加護2》を発動! メジャーで《コンセントレイト3:ブラックドック》、《光の手2》、《雷の槍2》を使う!
そしてここで、エリー、狩谷、黒須、凍矢、月のロイスを全てタイタスし、全部C値−1に当てるっ!!」
全員『『『はああああああああああああああああああぁ!!!??』』』
GM「ちょっと待て!? お前帰る気あるの!? そんな事したらロイスは残り1つになるんだぞ!?」
ツバサ「Eロイスあるし、『生還者』持ちだもん。十分に帰れるし、ここでHP0にしないと浸食率突き抜けてる二人がマズイでしょ!! ダイス9個の【感覚】判定、攻撃力8、達成値8、C値2で浸食率131%!」
グラッセ「あれ? C値2って……1の数字以外、クリティカル?」
SM「なんじゃそりゃああああああああぁ!!?」
ムーン「こ、これは行けるか!?」
クウ「頼むぞ、翼!!」
ツバサ「頼まれた!! それじゃ、いっくよー!!」
《命中判定》
9D(C値2)+8→129
ツバサ「よーし、100は超えた!!」
GM「…うんまあ、ダイス9個でよく持った方だよね」
SM「………ま、まだだ…!! まだ、だめーじがのこってる…!!」
GM「SM、声震えてるぞ。あ、こっちは一応ガードね」
ツバサ「えー? 避けてもいいんだよ?」
GM&SM「「こんな数字素で振って出せるくわぁ!!?」」(*念の為説明すると――10面ダイスを振って10の数字を13回連続で出さないとこの攻撃は避けれません)
《ダメージ算出》
13D+8→79
『全く…いろいろ汚い手を使ってくれるよね…!!』
苛立ち交じりに翼が呟きながら、身体全体から電撃を発生させる。
ポケットに入れていたコインを取り出し、キィンと音を立てて弾く。
(町を守るとか、世界を護るとか、そんなのはどうでもいいんだ。ボクはあいつが許せないだけ…空さんを操って、勝手に居場所を壊そうとして、みんなの日常を奪おうとする、だから――!!)
コインが回転しながら落ちてくる。
溜め込んだ電撃が真っ直ぐに構えた腕を中心に溢れ出る。この手に力を――想いを込めて、符宴へと放つ。
『超電磁砲(レールガン)――フルバーストォォォーーーーーーーーーーッ!!!』
翼から放たれた超電磁砲は、防御の構えを取る符宴を丸々と飲み込んだ。
GM「総計ダメージ、118…符宴のHPは101だ」
ツバサ「よっし!」
GM「しかし、ここで《蘇生復活2》を発動する。符宴はHP1で復活だ」
SM「残念だったな、お前ら!」
グラッセ「まあ、前にも一度ありましたからね。さほど驚きませんよ」
ツバサ「大事なのは、HPを0に出来た事だからね!」
グラッセ「さて、翼が終わったから次は二人の番ですが――」
全力を出し切った翼の攻撃により、この部屋に焦げ臭い匂いが充満する。
普通なら一溜りもない攻撃だ。だが、相手はレネゲイドに浸食されて強化された強靭な身体を有している。黒焦げに抉れた床と一体化していた符宴が、黒く焦げた身体を起こした。
符宴『まだだ…最強の俺が、こんなガキ共に負ける訳が…!』
蒼空『…ここまで来ると、呆れるな』
凍矢『蒼空さん、行ってください…!』
思わず顔を歪め、侮蔑を込めて符宴を見下していると凍矢が声をかけてくる。
それに続き、月も笑いながら親指で符宴を指す。
月『グラッセの言う通りだ――決着、つけてこい』
蒼空『…あぁ!』
ムーン「俺の手番は最後に回す。蒼空に先手を譲るぜ…最後だ、かっこよくやっちまえ」
クウ「俺はマイナーで符宴のエンゲージに移動。メジャーは《コンセントレイト3:ブラム=ストーカー》、《鮮血の一撃3》だ。ダイスは21個、攻撃力18、達成値3、C値は7、浸食率162%、HP17になるぜ」
『ふざけんな!! てめえみたいな貧弱な宿主が、この俺を、そいつも…!! おい、出て来いよ!! てめえはこのままでいいのかよ!? お前は最強の存在だ!! 仲良く手を繋ぐなんて弱者の寄せ集めがする事だろうがぁ!!』
大鎌を持ちながら近づく蒼空に、符宴は中にいる人格に向かって騒ぐ。
しかし彼のみっともない説得は、洗脳が完全に解け、蒼空と手を取り合うと決めた人格に届く筈がない。
『俺の“相棒”はお前が、あいつらが作ったんじゃない――キッカケがどうあれ、確かに存在する俺の意志の一つだ』
(――よく言うぜ、一度は俺に全部押し付けた消えかけの宿主が)
直後、内側から声が返ってくる。
それはずっと聞いてきた声。すぐに正体が分かり、心の中で念じる様に話しかけてみた。
(ああ、やっぱりいたのか)
(俺もあいつに一服報いりたいからな――力、貸してやるぜ)
そう言うと、ドクンと心臓が激しく鼓動を打つ。同時に、身の内にある力が一気に湧き上がる。
自分の中の戦闘用人格が――空が力を貸してくれているのだと瞬時に伝わった。
流れを感じながら、大鎌に全ての力を込めて赤黒いオーラを纏わせる。
(己の力に集中しろ――)
(だが、飲み込まれるな――)
((この力を、自分のモノとしろっ!!))
《命中判定》
21D(C値7)+3→57
SM「回避だ…――21。あー、無理だったなちくしょう…!!」
《ダメージ算出》
6D+18→55
『これが、俺達の力だぁ!!!』
片手で大鎌を何度も振るい、符宴を斬りつけていく。
斬りつけるたびに流れ出る血液が鎌の刃に吸収され、同時に蒼空の全身も黒く染まり上がる。
『ブラック・オンスロートォ!!!』
最後に大剣に変形させ、溜めに溜めた一撃を思いっきり喰らわせる。
瀕死の身体に容赦なく打ち込み、遠くの壁まで吹き飛ばす。符宴の身体は激しく叩きつけられ、そのまま重力に従うようにズルズルと座り込む。
そうして再び符宴が立ち上がる事は、なかった。
GM「符宴のHPは0。復活エフェクトも使ったから、戦闘不能となるよ」
SM「お疲れ様――クリンナップは達成。これにて戦闘終了だ」
GM「さあ、ここからはお待ちかねのバックトラックの時間だ。君達は日常に帰れるかな?」
SM「一応確認しておくけど、ここではロイスを使ってクライマックスフェイズまでで上がってしまった浸食率を引き下げる。
ダイスを振って100%未満になったら、無事にエンディングを迎えられるぞ。もしそれ以上になってしまったら、ジャーム化してしまうから気を付けるように」
GM「それでは、現状の浸食率とロイスの数を確認しよう」
凍矢115% ロイス5
月158% ロイス5
空162% ロイス6
翼131% ロイス1
クウ「どうにかロイスは使わずに済んだが…やばいなこりゃ」
ムーン「それはこっちも一緒だ…!」
ツバサ「さあ、Eロイスカモーン!!」
GM「では、今回使用したEロイスを発表しよう。まずは符宴の持っていた『歪んだ囁き』、『砕け散る絆』3つ、『破壊神顕現』。そして黒須左京が使った『堕落の誘い』、このEロイスは1つで2個分のダイスとする。合計で7個だが、振らない人はいる?」
グラッセ「振らない場合、どうなるんですか?」
GM「前回は説明しなかったが、特にメリットもペナルティもないよ。ロイスに余裕があるなら振らなくても大丈夫って人の為だね。あんまり引き下げると、その分経験点が少なくなるしね」
グラッセ「なら、俺は振りません。等倍で戻ってこれそうだし」
ムーン「俺達は振るぞ!」
クウ「ここまで盛り上げたんだ、絶対に帰る!」
ツバサ「前回は散々だったけど、今回こそは!」
《浸食率減少》
月7D→45 158%→113%
空7D→37 162%→125%
翼7D→43 131%→88%
ツバサ「あー、下がりすぎちゃった…70%以下から経験点が少なくなるから微妙〜…」
ムーン「よしよし。これなら等倍で戻ってこれそうだな」
クウ「今回の浸食率のダイス、俺のだけムラがありすぎだろ…!!」
グラッセ「まあまあ。全員期待値以上出たんですから喜びましょうよ」
GM「さて。今度はロイスを使うが、誰が最初に振る?」
ツバサ「じゃあ、成功確定しているボクから振るよ。ロイスは1個だけど、『生還者』の効果で3個追加。等倍で振るから4個だね。低い数値出ますよーに!」
翼4D→22 88%→66%
ツバサ「下がりすぎだよ!! まあ、無事に戻ってこれたからいいや」
ムーン「なら、次は俺が行くか。もちろん等倍で行くぜ」
月5D→28 113%→85%
ムーン「よっし、生還だぜ!」
ツバサ「お帰り、月!」
ムーン「おう。今回も大変だったな」
グラッセ「では、この波に続いて俺も行きます! もちろん等倍で振ります!」
凍矢5D→35 115%→80%
グラッセ「今回も無事に生還!」
ツバサ「お帰り、グラッセ!」
ムーン「さて、一番の問題はここからだな…」
クウ「俺の場合、『戦闘用人格』の効果で1個ダイス減るから等倍で5個…期待値以上出せば生還出来る、ここまでのダイスはみんな平均超えてるし…2倍で確定させるか、あえて等倍狙うか…」
SM「ふっふっふ。悩め悩めー」
クウ「…よし。あえて等倍で行ってみるぜ、おらぁ!」
(コロコロ〜)
クウ「…………エ?」
グラッセ&ムーン&ツバサ「「「うわああああああああああああ―――!!!」」」
彼の叩き出した数値は一体何なのか?
人として戻れたのか、ジャームとなってしまったのか?
真相は如何に?
エンディングフェイズに続く…。
GM「――ツバサ、ちょっといい?」
ツバサ「どうしたの、GM?」
GM「相談なんだが、このキャラをエンディングに出そうと思っているんだ。それで、シチュエーションだが…(ボソボソ)」
ツバサ「ナニソレ、すっごく面白そう…! いいよ、その設定。大盛に盛っちゃって…!」(黒笑)
GM「フフフ…お主も悪よのぅ…!」(黒笑)
ツバサ「いえいえ、GM様程では…!」(黒笑)
SM「……何だ、あそこの闇に染まった空気は?」
ツバサ「その前にGM。一回確認するけどさ、タイタスの効果って同じ種類なら一度のタイミングでいくつでも使用可能だよね?」
GM「へ? あ、ああ…基本ルルブ1の220Pに書かれてあるね」
ツバサ「それが分かれば十分! マイナーで《雷の加護2》を発動! メジャーで《コンセントレイト3:ブラックドック》、《光の手2》、《雷の槍2》を使う!
そしてここで、エリー、狩谷、黒須、凍矢、月のロイスを全てタイタスし、全部C値−1に当てるっ!!」
全員『『『はああああああああああああああああああぁ!!!??』』』
GM「ちょっと待て!? お前帰る気あるの!? そんな事したらロイスは残り1つになるんだぞ!?」
ツバサ「Eロイスあるし、『生還者』持ちだもん。十分に帰れるし、ここでHP0にしないと浸食率突き抜けてる二人がマズイでしょ!! ダイス9個の【感覚】判定、攻撃力8、達成値8、C値2で浸食率131%!」
グラッセ「あれ? C値2って……1の数字以外、クリティカル?」
SM「なんじゃそりゃああああああああぁ!!?」
ムーン「こ、これは行けるか!?」
クウ「頼むぞ、翼!!」
ツバサ「頼まれた!! それじゃ、いっくよー!!」
《命中判定》
9D(C値2)+8→129
ツバサ「よーし、100は超えた!!」
GM「…うんまあ、ダイス9個でよく持った方だよね」
SM「………ま、まだだ…!! まだ、だめーじがのこってる…!!」
GM「SM、声震えてるぞ。あ、こっちは一応ガードね」
ツバサ「えー? 避けてもいいんだよ?」
GM&SM「「こんな数字素で振って出せるくわぁ!!?」」(*念の為説明すると――10面ダイスを振って10の数字を13回連続で出さないとこの攻撃は避けれません)
《ダメージ算出》
13D+8→79
『全く…いろいろ汚い手を使ってくれるよね…!!』
苛立ち交じりに翼が呟きながら、身体全体から電撃を発生させる。
ポケットに入れていたコインを取り出し、キィンと音を立てて弾く。
(町を守るとか、世界を護るとか、そんなのはどうでもいいんだ。ボクはあいつが許せないだけ…空さんを操って、勝手に居場所を壊そうとして、みんなの日常を奪おうとする、だから――!!)
コインが回転しながら落ちてくる。
溜め込んだ電撃が真っ直ぐに構えた腕を中心に溢れ出る。この手に力を――想いを込めて、符宴へと放つ。
『超電磁砲(レールガン)――フルバーストォォォーーーーーーーーーーッ!!!』
翼から放たれた超電磁砲は、防御の構えを取る符宴を丸々と飲み込んだ。
GM「総計ダメージ、118…符宴のHPは101だ」
ツバサ「よっし!」
GM「しかし、ここで《蘇生復活2》を発動する。符宴はHP1で復活だ」
SM「残念だったな、お前ら!」
グラッセ「まあ、前にも一度ありましたからね。さほど驚きませんよ」
ツバサ「大事なのは、HPを0に出来た事だからね!」
グラッセ「さて、翼が終わったから次は二人の番ですが――」
全力を出し切った翼の攻撃により、この部屋に焦げ臭い匂いが充満する。
普通なら一溜りもない攻撃だ。だが、相手はレネゲイドに浸食されて強化された強靭な身体を有している。黒焦げに抉れた床と一体化していた符宴が、黒く焦げた身体を起こした。
符宴『まだだ…最強の俺が、こんなガキ共に負ける訳が…!』
蒼空『…ここまで来ると、呆れるな』
凍矢『蒼空さん、行ってください…!』
思わず顔を歪め、侮蔑を込めて符宴を見下していると凍矢が声をかけてくる。
それに続き、月も笑いながら親指で符宴を指す。
月『グラッセの言う通りだ――決着、つけてこい』
蒼空『…あぁ!』
ムーン「俺の手番は最後に回す。蒼空に先手を譲るぜ…最後だ、かっこよくやっちまえ」
クウ「俺はマイナーで符宴のエンゲージに移動。メジャーは《コンセントレイト3:ブラム=ストーカー》、《鮮血の一撃3》だ。ダイスは21個、攻撃力18、達成値3、C値は7、浸食率162%、HP17になるぜ」
『ふざけんな!! てめえみたいな貧弱な宿主が、この俺を、そいつも…!! おい、出て来いよ!! てめえはこのままでいいのかよ!? お前は最強の存在だ!! 仲良く手を繋ぐなんて弱者の寄せ集めがする事だろうがぁ!!』
大鎌を持ちながら近づく蒼空に、符宴は中にいる人格に向かって騒ぐ。
しかし彼のみっともない説得は、洗脳が完全に解け、蒼空と手を取り合うと決めた人格に届く筈がない。
『俺の“相棒”はお前が、あいつらが作ったんじゃない――キッカケがどうあれ、確かに存在する俺の意志の一つだ』
(――よく言うぜ、一度は俺に全部押し付けた消えかけの宿主が)
直後、内側から声が返ってくる。
それはずっと聞いてきた声。すぐに正体が分かり、心の中で念じる様に話しかけてみた。
(ああ、やっぱりいたのか)
(俺もあいつに一服報いりたいからな――力、貸してやるぜ)
そう言うと、ドクンと心臓が激しく鼓動を打つ。同時に、身の内にある力が一気に湧き上がる。
自分の中の戦闘用人格が――空が力を貸してくれているのだと瞬時に伝わった。
流れを感じながら、大鎌に全ての力を込めて赤黒いオーラを纏わせる。
(己の力に集中しろ――)
(だが、飲み込まれるな――)
((この力を、自分のモノとしろっ!!))
《命中判定》
21D(C値7)+3→57
SM「回避だ…――21。あー、無理だったなちくしょう…!!」
《ダメージ算出》
6D+18→55
『これが、俺達の力だぁ!!!』
片手で大鎌を何度も振るい、符宴を斬りつけていく。
斬りつけるたびに流れ出る血液が鎌の刃に吸収され、同時に蒼空の全身も黒く染まり上がる。
『ブラック・オンスロートォ!!!』
最後に大剣に変形させ、溜めに溜めた一撃を思いっきり喰らわせる。
瀕死の身体に容赦なく打ち込み、遠くの壁まで吹き飛ばす。符宴の身体は激しく叩きつけられ、そのまま重力に従うようにズルズルと座り込む。
そうして再び符宴が立ち上がる事は、なかった。
GM「符宴のHPは0。復活エフェクトも使ったから、戦闘不能となるよ」
SM「お疲れ様――クリンナップは達成。これにて戦闘終了だ」
GM「さあ、ここからはお待ちかねのバックトラックの時間だ。君達は日常に帰れるかな?」
SM「一応確認しておくけど、ここではロイスを使ってクライマックスフェイズまでで上がってしまった浸食率を引き下げる。
ダイスを振って100%未満になったら、無事にエンディングを迎えられるぞ。もしそれ以上になってしまったら、ジャーム化してしまうから気を付けるように」
GM「それでは、現状の浸食率とロイスの数を確認しよう」
凍矢115% ロイス5
月158% ロイス5
空162% ロイス6
翼131% ロイス1
クウ「どうにかロイスは使わずに済んだが…やばいなこりゃ」
ムーン「それはこっちも一緒だ…!」
ツバサ「さあ、Eロイスカモーン!!」
GM「では、今回使用したEロイスを発表しよう。まずは符宴の持っていた『歪んだ囁き』、『砕け散る絆』3つ、『破壊神顕現』。そして黒須左京が使った『堕落の誘い』、このEロイスは1つで2個分のダイスとする。合計で7個だが、振らない人はいる?」
グラッセ「振らない場合、どうなるんですか?」
GM「前回は説明しなかったが、特にメリットもペナルティもないよ。ロイスに余裕があるなら振らなくても大丈夫って人の為だね。あんまり引き下げると、その分経験点が少なくなるしね」
グラッセ「なら、俺は振りません。等倍で戻ってこれそうだし」
ムーン「俺達は振るぞ!」
クウ「ここまで盛り上げたんだ、絶対に帰る!」
ツバサ「前回は散々だったけど、今回こそは!」
《浸食率減少》
月7D→45 158%→113%
空7D→37 162%→125%
翼7D→43 131%→88%
ツバサ「あー、下がりすぎちゃった…70%以下から経験点が少なくなるから微妙〜…」
ムーン「よしよし。これなら等倍で戻ってこれそうだな」
クウ「今回の浸食率のダイス、俺のだけムラがありすぎだろ…!!」
グラッセ「まあまあ。全員期待値以上出たんですから喜びましょうよ」
GM「さて。今度はロイスを使うが、誰が最初に振る?」
ツバサ「じゃあ、成功確定しているボクから振るよ。ロイスは1個だけど、『生還者』の効果で3個追加。等倍で振るから4個だね。低い数値出ますよーに!」
翼4D→22 88%→66%
ツバサ「下がりすぎだよ!! まあ、無事に戻ってこれたからいいや」
ムーン「なら、次は俺が行くか。もちろん等倍で行くぜ」
月5D→28 113%→85%
ムーン「よっし、生還だぜ!」
ツバサ「お帰り、月!」
ムーン「おう。今回も大変だったな」
グラッセ「では、この波に続いて俺も行きます! もちろん等倍で振ります!」
凍矢5D→35 115%→80%
グラッセ「今回も無事に生還!」
ツバサ「お帰り、グラッセ!」
ムーン「さて、一番の問題はここからだな…」
クウ「俺の場合、『戦闘用人格』の効果で1個ダイス減るから等倍で5個…期待値以上出せば生還出来る、ここまでのダイスはみんな平均超えてるし…2倍で確定させるか、あえて等倍狙うか…」
SM「ふっふっふ。悩め悩めー」
クウ「…よし。あえて等倍で行ってみるぜ、おらぁ!」
(コロコロ〜)
クウ「…………エ?」
グラッセ&ムーン&ツバサ「「「うわああああああああああああ―――!!!」」」
彼の叩き出した数値は一体何なのか?
人として戻れたのか、ジャームとなってしまったのか?
真相は如何に?
エンディングフェイズに続く…。
GM「――ツバサ、ちょっといい?」
ツバサ「どうしたの、GM?」
GM「相談なんだが、このキャラをエンディングに出そうと思っているんだ。それで、シチュエーションだが…(ボソボソ)」
ツバサ「ナニソレ、すっごく面白そう…! いいよ、その設定。大盛に盛っちゃって…!」(黒笑)
GM「フフフ…お主も悪よのぅ…!」(黒笑)
ツバサ「いえいえ、GM様程では…!」(黒笑)
SM「……何だ、あそこの闇に染まった空気は?」