ミドルフェイズ3(中編)
SM「ここで戦闘の説明をするわね。戦闘はラウンド制で、主に4つのプロセスに分かれているわ。
まずは『セットアップ』、これは登場しているキャラクターの確認。そしてここで使えるエフェクトを宣言したり出来るわ。例で言えば、事前準備と言ったところかしらね。
次に『イニシアチブプロセス』、これは「未行動」のキャラの中で誰が次の行動をするかを決定するの。要は順番の確認ね。ここでも使えるエフェクトがあれば使用を宣言したり出来るわ。
そして『メインプロセス』、ここは“マイナー”と“メジャー”。二つに分かれているの。マイナーは「行動済み」…ターン終了にならない簡単な動作を行える。例えば移動したり、武器を装備したり使ったりとかね。で、メジャーは能動的な行為…敵への攻撃や支援とかね。ちなみに、どちらも当て嵌まるエフェクトがあれば使えるわ。
ラウンド中に『イニシアチブ』と『メイン』を行動順で繰り返し行い、最後は『クリンナッププロセス』になるわ。全員が行動済みになったらラウンドが終了し、次のラウンドに移るから、その際の確認よ。で、次のラウンドになったらセットアップから初めて――戦闘終了の条件を満たすまでは、これらのプロセスを繰り返してもらうわ」
GM「それでは、敵との位置を確認だ。まず4人で1つのエンゲージに固まっている、そこから5m離れた所にシキのエンゲージがある。至近距離で攻撃するの白兵型の月や空が攻撃する為には、マイナーかメジャーでシキのエンゲージに入る必要がある。逆に凍矢と翼はRC型で遠距離の攻撃だから、そのままでも通用するよ。まあ、シキが君達のエンゲージに入ってしまったら、攻撃は出来ないが…。
まずはセットアッププロセスをやってもらう。そちら側で出来るのは――」
ツバサ「ボクだけだね。まずは《光の銃1》で銃を作り出して、《戦術3》を使って三人のダイスをLv数の3個増やすよ! 浸食率は合計で8上がって66%!『行くよ、ベルフェルク!』掛け声と共に二丁拳銃を作り出す。あ、使えるのは片方だけでもう片方は飾りって事でお願い」
SM「ええ、別にいいわよ…シキは《ハンドレットガンズ1》を使って遠距離用のニャンたんを作り出すわ」
グラッセ「遠距離用のニャンたんって何ですか!?」
GM「気にしたら負けだ。さあ、そろそろ次に行くよ」
翼『月、あの子は完全に聞く耳を持ってないよ。説得するなら戦意を削いでからの方がいい。凍矢はボクの指示に合わせて支援して、二人は戦意を削ぐまで攻撃して!』
凍矢『わ、分かった!』
月『まるでヨシュアのようだな。よし、ここは翼に頼るか!』
空『切れ者ってノイマン持ちの事だったのか…いいぜ、案に乗った!』
GM「次はイニシアチブプロセスだ。順番は行動順の高い順からだから――
翼(12)
空(10)
凍矢・シキ(9)
月(6)
の順になるね。一緒の行動値の場合、味方同士なら相談で決めるんだけど敵と一緒の場合は味方から先になるよ」
ツバサ「上手くいけば1ラウンドで終わりそうだね。こう言うのは早い方がいいし」
GM「ではメインプロセスに移るよ。翼、どうする?」
ツバサ「うーん…ボクが攻撃する場合、《解放の雷》でチャージしての攻撃だからなぁ…相手はまだボスじゃないし、浸食も押さえておきたいから……ここは【待機】で様子を見るよ」
クウ「待機?」
SM「待機宣言すると、全員が行動済みの状態になってからメインプロセスを行うの。例えるなら、様子見ね」
GM「それでは次のイニシアチブプロセス。次は空の番だ」
クウ「俺は攻撃に行くか。マイナーは…そっか。マイナーで《赫き剣》と《破壊の血》を使ったら移動出来ないのか。あー…仕方ない。マイナーでシキのエンゲージに移動。メジャーは《コンセントレイト2:ブラム=ストーカー》、《鮮血の一撃1》で白兵攻撃、浸食率は4上がって54%だ!」
SM「【肉体】での判定だから触れるダイスはエフェクト効果合わせて7個で、《鮮血の一撃》を使用した効果でHPは2減って30になるわね。更に《戦術》の効果で3個増えるわ」
ツバサ「『空さん、援護するよ!』と言って《支援射撃3》を繰り出すよ! これで師匠のダイスを3個増やす代わりに、ボクの浸食率は68%になるよ」
GM「それじゃ、ダイス振ってくれ」
クウ「C値が下がってるから8以上出ればいいんだよな」
命中判定
13D+〈白兵3〉(C値8)→16
GM「えーと、13個振ってクリティカルが3個、次は大きい数が3だから…修正値足して、合計16だね」
クウ「回ったけど低いな…」
SM「空の攻撃に対し、シキは《砂の盾3》を使ってガードするわ。では、ダメージの算出よ。ダメージは「命中判定で出た達成値÷10+1」の数のダイスが振れるわ。それで出た数字は普通に足して頂戴。その上で、さまざまな修正を算出するわ」
ツバサ「この場合、ダメージで振れるダイスは2個。だけど師匠は素手の攻撃だから−5、更にシキの《砂の盾3》で6点軽減されるんだよね」
クウ「つまり、11点は軽減されるのか…どうにかしてダメージは入れたいな」
ダメージ算出
空 2D−11→(2, 4)0
グラッセ「これはヒドイ」
クウ「言うな…言うんじゃない…!」
ツバサ「あー…《ファンアウト》取って置けば良かった…」
GM「空が血液を腕に纏い、拳を振り抜く。だが、シキのニャンたんがそれを振り払う。更に翼の弾丸もニャンたんが振るった砂埃によって弾かれたね」
翼『ごめん、援護出来なかった…』
空『俺に気遣うな! ったく、武器無い状態じゃ無理か…!』
SM「ここからはイニシアチブは短縮させて貰うわね。次は凍矢の番ね。どうする?」
グラッセ「俺は翼と同じように待機します。出来る事はありませんし」
GM「じゃ、次はシキの番だ。『まずは君からやっつけるよ!』と言って翼を狙う。マイナー放棄で、《コンセントレイト2:オルクス》、《形なき剣1》、《アニマルテイマー2》を使用する。ダイスの数は7個。更に《形なき剣》の効果でドッジするダイスが1下がるぞ」
命中判定
7D+〈射撃3〉(C値8)→20
ツバサ「浸食率の効果も合わせてダイスは2個だけど…――だめ、6だ」
凍矢「『翼、危ない!』そう言って俺は待機を解除! 翼をカバーリングします! そして《氷雪の守護3》でガードだ! 浸食率は61%!」
GM「いいだろう、勝負だ!」
ダメージ算出
シキ 3D+5→22
ガード
凍矢 3D+2→26
GM「シキのにゃんタンが翼に向かって飛び掛かる。しかし、とっさに凍矢が前に出ると共に氷結の壁が現れる。あまりの鉄壁ににゃんタンは壁にぶつかると力無く地面に落ちた」
凍矢『ふぅ、大丈夫か翼?』
翼『あ、ありがと凍矢。助かったよ』
月『見事だな。シキの攻撃を無傷で済ますなんて』
凍矢『いえ、それほどでも…』
GM「チクショウナンダッテコンナデメガ…」
SM「まあまあ。さて、次は月の番よ」
ムーン「俺もマイナーでシキのエンゲージに移動する。メジャーで《コンセントレイト2:キュマイラ》、《漆黒の拳2》で攻撃だ! 浸食率は59%!」
命中判定
12D+〈白兵5〉(C値8)→30
GM「ぐぬぬ…この攻撃装甲無視なんだよな。回避するか――8、避けれる訳ないね!」
月『シキ! 歯を食い縛れぇ!』
シキ『へっ!?』
ダメージ算出
月 4D−3→12
GM「闇を纏った月の拳はシキの腹を殴る。彼女は吹き飛ばされるけど、無意識に手加減していたようですぐに立ち上がるよ」
シキ『いったたた…! 何するのよ、ムーン! 女の子を殴っていいと思ってる訳!?』
月『生憎、女にも手加減しないのが俺の流儀だ。しかも変な勘違いしてる奴にはこうして殴った方が早いだろ』
シキ『もー、何言ってるのよ!? こっちは助けようとしてるのに!』
GM「さて、次は待機宣言してた翼の番だよ。凍矢は既にカバーリング行ってもう行動出来ないからね」
ツバサ「んー…仕方ない。どうせ一番最初だし、《解放の雷1》を使うよ!『悪いけど…次で倒すよ!!』そうして体中から電撃を弾かせる。これで浸食率は72%、次で決めたいね…」
SM「では、クリンナッププロセス。条件は満たされないから、再びセットアップに入るわよ」
ツバサ「次で攻撃するとして、80%は確実に超えるんだよねぇ…ごめん、支援出来ないけどいい?」
クウ「気にするな、俺も月も次で全力攻撃出来るからな。無理せず温存しておけよ」
GM「なら、こちらの番。シキはセットアップで《インフィニティウェポン1》を使うよ。今度は接近用のにゃんタンが作られた。鋭利な爪を立てて近くにいる空と月に見せつける」
SM「では、セットアップは終了。イニシアチブプロセスになるけど、最初は翼ね」
翼「『さーて、電撃使いの実力見せてあげるよ!』ボクはマイナーで《オリジン:ヒューマン2》、《雷の加護1》を使う。メジャーで《コンセントレイト1:ブラックドック》、《光の手1》、《雷の槍1》も追加だ。浸食率は82%でダイス2個! 達成値+2 攻撃力は8だ!《光の手》の効果で【精神】ではなく【感覚】で判定するから合計ダイスは7個! 行くよ!」
命中判定
7D+2(C値8)→23
GM「シキは再び《砂の盾》を使用してガードをするよ」
ダメージ判定
翼 3D+8→23 23−9→14
翼「『ボクの必殺技、見せてあげる』ポケットから一枚のコインを取り出し、指で真上に弾く。身体から溢れる電撃と僅かな磁力を一点の指先に集中し、落ちてきたコインに合わせるように全ての力を注ぎ込む」
グラッセ「あ、俺何か分かった」
翼『いっけぇ!! 超電磁砲(レールガン)!!』
GM「コインを媒介にし放たれた電磁砲がシキを襲う。電圧に焼かれ服がボロボロになるが、戦意は残っているようでよろよろと立ち上がるよ」
ツバサ「う…止めにはならなかった…」
SM「次は空の番よ」
空「『後は任せろ、翼!』俺はマイナーで《赫き剣2》、《破壊の血3》を使って大剣を作成。メジャーで《コンセントレイト2:ブラムストーカー》、《鮮血の一撃1》だ。浸食率は63%。ダイスは8個、攻撃力は12だ。あと、HPは24に減った」
命中判定
8D+〈白兵3〉(C値8)→28
GM「避けれる気配がしない! シキは《砂の盾》でガードだ」
ダメージ
空 3D+12→33 33−9→24
GM「うわ、今までに比べてダメージが半端無いね…」
空「『恨むなら自分の浅はかな行動を恨めよ!』流した血で大剣を作りだし、大降りに三連続で斬りつける」
ムーン「あ、俺も分かった」
空『秘技、凶斬りぃ!!』
GM「総ダメージ50。シキのHPは29。空による力強い一閃を受けてシキはにゃんタンと共に倒れこんだ」
SM「お疲れ様、戦闘終了よ」
まずは『セットアップ』、これは登場しているキャラクターの確認。そしてここで使えるエフェクトを宣言したり出来るわ。例で言えば、事前準備と言ったところかしらね。
次に『イニシアチブプロセス』、これは「未行動」のキャラの中で誰が次の行動をするかを決定するの。要は順番の確認ね。ここでも使えるエフェクトがあれば使用を宣言したり出来るわ。
そして『メインプロセス』、ここは“マイナー”と“メジャー”。二つに分かれているの。マイナーは「行動済み」…ターン終了にならない簡単な動作を行える。例えば移動したり、武器を装備したり使ったりとかね。で、メジャーは能動的な行為…敵への攻撃や支援とかね。ちなみに、どちらも当て嵌まるエフェクトがあれば使えるわ。
ラウンド中に『イニシアチブ』と『メイン』を行動順で繰り返し行い、最後は『クリンナッププロセス』になるわ。全員が行動済みになったらラウンドが終了し、次のラウンドに移るから、その際の確認よ。で、次のラウンドになったらセットアップから初めて――戦闘終了の条件を満たすまでは、これらのプロセスを繰り返してもらうわ」
GM「それでは、敵との位置を確認だ。まず4人で1つのエンゲージに固まっている、そこから5m離れた所にシキのエンゲージがある。至近距離で攻撃するの白兵型の月や空が攻撃する為には、マイナーかメジャーでシキのエンゲージに入る必要がある。逆に凍矢と翼はRC型で遠距離の攻撃だから、そのままでも通用するよ。まあ、シキが君達のエンゲージに入ってしまったら、攻撃は出来ないが…。
まずはセットアッププロセスをやってもらう。そちら側で出来るのは――」
ツバサ「ボクだけだね。まずは《光の銃1》で銃を作り出して、《戦術3》を使って三人のダイスをLv数の3個増やすよ! 浸食率は合計で8上がって66%!『行くよ、ベルフェルク!』掛け声と共に二丁拳銃を作り出す。あ、使えるのは片方だけでもう片方は飾りって事でお願い」
SM「ええ、別にいいわよ…シキは《ハンドレットガンズ1》を使って遠距離用のニャンたんを作り出すわ」
グラッセ「遠距離用のニャンたんって何ですか!?」
GM「気にしたら負けだ。さあ、そろそろ次に行くよ」
翼『月、あの子は完全に聞く耳を持ってないよ。説得するなら戦意を削いでからの方がいい。凍矢はボクの指示に合わせて支援して、二人は戦意を削ぐまで攻撃して!』
凍矢『わ、分かった!』
月『まるでヨシュアのようだな。よし、ここは翼に頼るか!』
空『切れ者ってノイマン持ちの事だったのか…いいぜ、案に乗った!』
GM「次はイニシアチブプロセスだ。順番は行動順の高い順からだから――
翼(12)
空(10)
凍矢・シキ(9)
月(6)
の順になるね。一緒の行動値の場合、味方同士なら相談で決めるんだけど敵と一緒の場合は味方から先になるよ」
ツバサ「上手くいけば1ラウンドで終わりそうだね。こう言うのは早い方がいいし」
GM「ではメインプロセスに移るよ。翼、どうする?」
ツバサ「うーん…ボクが攻撃する場合、《解放の雷》でチャージしての攻撃だからなぁ…相手はまだボスじゃないし、浸食も押さえておきたいから……ここは【待機】で様子を見るよ」
クウ「待機?」
SM「待機宣言すると、全員が行動済みの状態になってからメインプロセスを行うの。例えるなら、様子見ね」
GM「それでは次のイニシアチブプロセス。次は空の番だ」
クウ「俺は攻撃に行くか。マイナーは…そっか。マイナーで《赫き剣》と《破壊の血》を使ったら移動出来ないのか。あー…仕方ない。マイナーでシキのエンゲージに移動。メジャーは《コンセントレイト2:ブラム=ストーカー》、《鮮血の一撃1》で白兵攻撃、浸食率は4上がって54%だ!」
SM「【肉体】での判定だから触れるダイスはエフェクト効果合わせて7個で、《鮮血の一撃》を使用した効果でHPは2減って30になるわね。更に《戦術》の効果で3個増えるわ」
ツバサ「『空さん、援護するよ!』と言って《支援射撃3》を繰り出すよ! これで師匠のダイスを3個増やす代わりに、ボクの浸食率は68%になるよ」
GM「それじゃ、ダイス振ってくれ」
クウ「C値が下がってるから8以上出ればいいんだよな」
命中判定
13D+〈白兵3〉(C値8)→16
GM「えーと、13個振ってクリティカルが3個、次は大きい数が3だから…修正値足して、合計16だね」
クウ「回ったけど低いな…」
SM「空の攻撃に対し、シキは《砂の盾3》を使ってガードするわ。では、ダメージの算出よ。ダメージは「命中判定で出た達成値÷10+1」の数のダイスが振れるわ。それで出た数字は普通に足して頂戴。その上で、さまざまな修正を算出するわ」
ツバサ「この場合、ダメージで振れるダイスは2個。だけど師匠は素手の攻撃だから−5、更にシキの《砂の盾3》で6点軽減されるんだよね」
クウ「つまり、11点は軽減されるのか…どうにかしてダメージは入れたいな」
ダメージ算出
空 2D−11→(2, 4)0
グラッセ「これはヒドイ」
クウ「言うな…言うんじゃない…!」
ツバサ「あー…《ファンアウト》取って置けば良かった…」
GM「空が血液を腕に纏い、拳を振り抜く。だが、シキのニャンたんがそれを振り払う。更に翼の弾丸もニャンたんが振るった砂埃によって弾かれたね」
翼『ごめん、援護出来なかった…』
空『俺に気遣うな! ったく、武器無い状態じゃ無理か…!』
SM「ここからはイニシアチブは短縮させて貰うわね。次は凍矢の番ね。どうする?」
グラッセ「俺は翼と同じように待機します。出来る事はありませんし」
GM「じゃ、次はシキの番だ。『まずは君からやっつけるよ!』と言って翼を狙う。マイナー放棄で、《コンセントレイト2:オルクス》、《形なき剣1》、《アニマルテイマー2》を使用する。ダイスの数は7個。更に《形なき剣》の効果でドッジするダイスが1下がるぞ」
命中判定
7D+〈射撃3〉(C値8)→20
ツバサ「浸食率の効果も合わせてダイスは2個だけど…――だめ、6だ」
凍矢「『翼、危ない!』そう言って俺は待機を解除! 翼をカバーリングします! そして《氷雪の守護3》でガードだ! 浸食率は61%!」
GM「いいだろう、勝負だ!」
ダメージ算出
シキ 3D+5→22
ガード
凍矢 3D+2→26
GM「シキのにゃんタンが翼に向かって飛び掛かる。しかし、とっさに凍矢が前に出ると共に氷結の壁が現れる。あまりの鉄壁ににゃんタンは壁にぶつかると力無く地面に落ちた」
凍矢『ふぅ、大丈夫か翼?』
翼『あ、ありがと凍矢。助かったよ』
月『見事だな。シキの攻撃を無傷で済ますなんて』
凍矢『いえ、それほどでも…』
GM「チクショウナンダッテコンナデメガ…」
SM「まあまあ。さて、次は月の番よ」
ムーン「俺もマイナーでシキのエンゲージに移動する。メジャーで《コンセントレイト2:キュマイラ》、《漆黒の拳2》で攻撃だ! 浸食率は59%!」
命中判定
12D+〈白兵5〉(C値8)→30
GM「ぐぬぬ…この攻撃装甲無視なんだよな。回避するか――8、避けれる訳ないね!」
月『シキ! 歯を食い縛れぇ!』
シキ『へっ!?』
ダメージ算出
月 4D−3→12
GM「闇を纏った月の拳はシキの腹を殴る。彼女は吹き飛ばされるけど、無意識に手加減していたようですぐに立ち上がるよ」
シキ『いったたた…! 何するのよ、ムーン! 女の子を殴っていいと思ってる訳!?』
月『生憎、女にも手加減しないのが俺の流儀だ。しかも変な勘違いしてる奴にはこうして殴った方が早いだろ』
シキ『もー、何言ってるのよ!? こっちは助けようとしてるのに!』
GM「さて、次は待機宣言してた翼の番だよ。凍矢は既にカバーリング行ってもう行動出来ないからね」
ツバサ「んー…仕方ない。どうせ一番最初だし、《解放の雷1》を使うよ!『悪いけど…次で倒すよ!!』そうして体中から電撃を弾かせる。これで浸食率は72%、次で決めたいね…」
SM「では、クリンナッププロセス。条件は満たされないから、再びセットアップに入るわよ」
ツバサ「次で攻撃するとして、80%は確実に超えるんだよねぇ…ごめん、支援出来ないけどいい?」
クウ「気にするな、俺も月も次で全力攻撃出来るからな。無理せず温存しておけよ」
GM「なら、こちらの番。シキはセットアップで《インフィニティウェポン1》を使うよ。今度は接近用のにゃんタンが作られた。鋭利な爪を立てて近くにいる空と月に見せつける」
SM「では、セットアップは終了。イニシアチブプロセスになるけど、最初は翼ね」
翼「『さーて、電撃使いの実力見せてあげるよ!』ボクはマイナーで《オリジン:ヒューマン2》、《雷の加護1》を使う。メジャーで《コンセントレイト1:ブラックドック》、《光の手1》、《雷の槍1》も追加だ。浸食率は82%でダイス2個! 達成値+2 攻撃力は8だ!《光の手》の効果で【精神】ではなく【感覚】で判定するから合計ダイスは7個! 行くよ!」
命中判定
7D+2(C値8)→23
GM「シキは再び《砂の盾》を使用してガードをするよ」
ダメージ判定
翼 3D+8→23 23−9→14
翼「『ボクの必殺技、見せてあげる』ポケットから一枚のコインを取り出し、指で真上に弾く。身体から溢れる電撃と僅かな磁力を一点の指先に集中し、落ちてきたコインに合わせるように全ての力を注ぎ込む」
グラッセ「あ、俺何か分かった」
翼『いっけぇ!! 超電磁砲(レールガン)!!』
GM「コインを媒介にし放たれた電磁砲がシキを襲う。電圧に焼かれ服がボロボロになるが、戦意は残っているようでよろよろと立ち上がるよ」
ツバサ「う…止めにはならなかった…」
SM「次は空の番よ」
空「『後は任せろ、翼!』俺はマイナーで《赫き剣2》、《破壊の血3》を使って大剣を作成。メジャーで《コンセントレイト2:ブラムストーカー》、《鮮血の一撃1》だ。浸食率は63%。ダイスは8個、攻撃力は12だ。あと、HPは24に減った」
命中判定
8D+〈白兵3〉(C値8)→28
GM「避けれる気配がしない! シキは《砂の盾》でガードだ」
ダメージ
空 3D+12→33 33−9→24
GM「うわ、今までに比べてダメージが半端無いね…」
空「『恨むなら自分の浅はかな行動を恨めよ!』流した血で大剣を作りだし、大降りに三連続で斬りつける」
ムーン「あ、俺も分かった」
空『秘技、凶斬りぃ!!』
GM「総ダメージ50。シキのHPは29。空による力強い一閃を受けてシキはにゃんタンと共に倒れこんだ」
SM「お疲れ様、戦闘終了よ」
■作者メッセージ
装甲無視とガード値によるルールを間違えていました…。
装甲無視での攻撃の場合、防具による装甲を無視できるだけ。その為「ガード」を宣言した場合、武器やエフェクトを使用したガード値は適応されます。
装甲無視での攻撃の場合、防具による装甲を無視できるだけ。その為「ガード」を宣言した場合、武器やエフェクトを使用したガード値は適応されます。