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ダブルクロスThe 3rd Edition【It,s a Wonderful Hearts】

NANA

INDEX

  • あらすじ
  • 01 セッションの準備編
  • 02 ハンドアウト配布・シンドローム説明編
  • 03 PC紹介・前編
  • 04 PC紹介・後編
  • 05 オープニングフェイズ1&2
  • 06 オープニングフェイズ3
  • 07 ミドルフェイズ1
  • 08 閑話休題
  • 09 ミドルフェイズ2
  • 10 ミドルフェイズ3(前編)
  • 11 ミドルフェイズ3(中編)
  • 12 ミドルフェイズ3(後編)
  • 13 ミドルフェイズ4
  • 14 ミドルフェイズ5&6
  • 15 クライマックスフェイズ1
  • 16 クライマックスフェイズ2
  • 17 クライマックスフェイズ3
  • 18 クライマックスフェイズ4
  • 19 クライマックスフェイズ5
  • 20 クライマックスフェイズ6&バックトラック
  • 21 エンディングフェイズ
  • PC紹介・後編

     PC3

     七雲 空(しちぐも くう) 【紅の刃】(ブラッドエッジ)

     26歳/男

    【ブリード】ピュアブリード
    【シンドローム】ブラム=ストーカー
    【カヴァー/ワークス】元UGNエージェント/何でも屋

     能力値
    【肉体】5〈白兵3〉〈回避2〉
    【感覚】4〈知覚1〉
    【精神】2〈意志1〉
    【社会】1〈調達2〉〈情報:噂話2〉〈情報:FH2〉

     HP:32 行動値:10 浸食基本率33%
     常備化ポイント6 財産ポイント2

    【アイテム】
    バックラー〈武器・盾〉(ガード値2)
    コネ:手配師(『調達』判定にダイス+3)
    コネ:要人への貸し(任意の『情報』判定にダイス+3)

    【ライフパス】
     出自・政治権力
     経験・裏切られた
     邂逅・ビジネス
     覚醒・無知
     衝動・憎悪

    【エフェクト】
    《ワーディング》(オート/一般人を無力化する。人避け・倒れるなど描写は自由)
    《リザレクト》(浸食100%以上使用不可:オート/戦闘不能回復&1DのHP回復+浸食率増加)
    《コンセントレイト2:ブラム=ストーカー》2%(メジャー/C値−Lv)
    《赫き剣2》3%(マイナー/武器製造(白兵)攻撃力Lv×2&HP減少+2)
    《鮮血の一撃1》2%(メジャー/白兵攻撃ダイスLv+1、HP減少2点)
    《破壊の血3》2%(マイナー/《赫き剣》との組み合わせ。攻撃力Lv×2&ガード値3、HP2点減少)
    《赤河の支配者1》2%(オート/ダメージ軽減1D+Lv×2)
    《始祖の血統2》4%(浸食100%越え:メジャー/判定ダイス+Lv×2、HP3点減少)

    【イージーエフェクト】
    《瀉血》(汚染されたり老廃した血液を排出し、美しい容姿と健康を保てる)

    【ロイス】
    Dロイス『戦闘用人格(デュアルフェイス)』(浸食率100%以上で発動。あらゆるダイス判定に+4追加。ただし、バックトラックで振れるダイスが1つ減る)
    元上官:宝条セフィロス(執着:○敵愾心)
    未定:黒コートの人物(懐旧/○猜疑心)



    クウ「俺の名は七雲空。最近UGNを抜け出したエージェントだ。何があったかは言いたくない。一つ言えるのは、任務中に指揮官だった奴に裏切られた。で、抜けたばっかりの俺に声を掛けたのは敵であるFHの奴だった。俺は彼らに協力する形で何でも屋として日々を過ごす事にした。今の目標は運び屋に必要な足であるバイクと技術を手に入れる事だな」

    グラッセ「これもうFF7版のクラウドですよね!? ロイスなんてセフィロスって隠す気無く書いてるし!?」
    クウ「当たり前だ、それをモチーフにしたんだ。ちなみにカヴァーはUGNを抜けたばっかりだからUGNエージェントにやっといて、今は何でも屋としてFHについているって感じにしたが…大丈夫か?」
    スズ「そこに関してはサプリメント持ってないこっちが悪いからね。寧ろよく考えてくれたよ。ところでヤクザじゃないの?」
    クウ「敵側だから経験だけ任意で選んで、後はダイスで振ったらこんな結果になったから『ああ、これクラウド風にすりゃいけそうだな』って考えた結果だ。あとクトゥルフの俺のPLと混ぜるな。今回はマーシャルキックなんてしないからな? て言うかこんな世界観入ったらSANチェック大感謝祭じゃねーか。正気度もたねーよ」
    スズ「で、エフェクトはどんな感じに取ったの?」

    クウ「ああ。俺もムーンと同じで攻撃力重視のエフェクトを取った。と言っても、HPはどうしても使うからな、一応気持ち程度にダメージを軽減したりする技も取ったんだ。戦闘は血で大剣を作って敵をぶった切るぜ! 浸食率100%超えてからは更に強くなるぞ!」

    スピカ「HP削る上に、バックトラックのダイス1つ分使うなんて…火力は凄いけど、何度も戦闘不能になったらロイス一気に減るわよ。ボス倒せてもバックトラックしないといけないのよ? 完全にジャーム化予備軍じゃない」
    クウ「HP? ロイス? 倒せるんだから問題ないだろ」
    スピカ「クウ、このセッション終わったら覚悟なさい。今夜は寝かさないわ(お説教的な意味で)」
    クウ「スピカからとんでもねぇ覇気が!?」
    ツバサ「当然の反応だよ、自分の身も精神も削っての攻撃なんだから…いや、結構師匠らしいけど」

    ムーン「イージーエフェクトもある意味クウらしいな。血を使う能力を除けば、意外とブラム=ストーカー合ってるんだな」

    スズ「さて、最後はツバサだね。PC4だけど君は経験者って言ってたし、そんなに設定が濃いキャラではないよね?」
    ツバサ「あっはっは。それじゃあ、ボクのキャラを公開するねー」



     PC4

     御坂 翼(みさか つばさ) 【雷光】(ライトニング)

     12歳/女

    【ブリード】クロスブリード
    【シンドローム】エンジェルハイロゥ&ブラックドック&ノイマン
    【カヴァー/ワークス】小学生/レネゲイトビーイングB

     能力値
    【肉体】2〈白兵1〉
    【感覚】5〈射撃1〉〈知覚1〉
    【精神】2〈意志1〉
    【社会】1〈情報:FH1〉〈情報:ウェブ1〉
    *本来は〈情報:UGN〉ですが、FH側なのでゴールデンルールとして〈情報:FH〉に変更しました。

     HP:26 行動値:12 浸食基本率37%
     常備化ポイント2 財産ポイント0

    【持ち物】
    コネ:噂好きの友人(『情報:噂話』判定にダイス+2)
    コネ:ハッカー(『情報:ウェブ』判定にダイス+2)

    【ライフパス】
     出自・最後の希望
     経験・煩悶
     邂逅・友人
     覚醒・命令
     衝動・恐怖

    【エフェクト】
    《ワーディング》(オート/一般人を無力化する。人避け・倒れるなど描写は自由)
    《リザレクト》(浸食100%以上使用不可:オート/戦闘不能回復&1DのHP回復+浸食率増加)
    《コンセントレイト1:ブラックドック》2%(メジャー/C値−Lv)
    《ヒューマンズネイバー1》(常時/衝動判定時ダイス+Lv&浸食基本率+5)
    《オリジン:ヒューマン2》2%(マイナー/シーン中判定達成値+Lv)
    《光の銃1》2%(セットアップ/武器製造(射撃)攻撃力Lv+2)
    《光の手1》2%(メジャー/【感覚】で判定変更)
    《雷の槍1》2%(メジャー/攻撃力Lv×2+4&判定ダイス−1)
    《雷の加護1》2%(マイナー/判定ダイス+Lv)
    《解放の雷1》4%(メジャー/次のメジャーでC値−1攻撃力Lv×2)
    《戦術3》6%(セットアップ/仲間内でのメジャーダイス+Lv)
    《支援射撃3》2%(オート/1ラウンドに1回味方対象の判定ダイス+Lv)

    【イージーエフェクト】
    《タッピング&オンエア》1%(有線でも無線でも電波を受信したり、送信したりする)
    《セキリュティカット》1%(建物のセキュリティを切ったり、ロックを解除する)

    【ロイス】
    Dロイス『生還者(リターナー)』(バックトラックの際、ダイス+3追加。ただし、タイタス昇華で使える10D分のダイス追加効果は不能)
    友人:エリー(○オタクは文化!:現実は厳しい…)
    上司:セルリーダー(○好意/不安)



    ツバサ「ボクの名前は御坂翼。見た目は幼女だけど、その正体はレネゲイトビーイングだよ!」

    スズ「まさかのレネゲイトビーイング!? キャラ作成も『フルスクラッチ』で行うしトライブリードだし、君どんだけ上級者なの!? って言うか何コレ!? 社会1なのに何でイージーエフェクト本格的なの!? ロイスの感情もおかしいの混じってるよね!?」

    ツバサ「それはこれから分かる! ボクが生まれた理由は…あまりにも壮大だから語らない。ただ、言える事は誰かの為、皆の為だ。他人の為に生まれた自分に悩んでいた時、一人の友人がある事を教えてくれた――アニメ・ゲームと言う素晴らしい文化を! そこに生きる宿命を抱えたヒロイン! そんな彼女を支える主人公にボクは憧れた!」

    全員『はいぃ!?』

    ツバサ「そう言う訳で、ボクは今日も宿命を胸に抱きながら探す。ボクの求める主人公…将来の恋人を!」

    スズ「ヤバい…この子ダークホースだ、正直舐めていた…」
    スピカ「意地でもヒロインの枠に入り込もうとするその姿勢…逆に脅威だわ…」
    クウ「ツ、ツバサ…確認の為に訊くが、その主人公って…」
    ツバサ「んー、理想はかっこよくてー、強くてー、接近戦が出来てー、ブラム=ストーカーの人でー、何でも屋でー」
    クウ「やっぱ俺ですかっ!?」
    グラッセ「あれ、この話俺が主役ですよね? クウさんに主役の座を取られたりしませんよね…?」
    スズ「雨の中ダンボールに捨てられた子犬の目をしないでくれない!?」

    ツバサ「ちなみに僕は支援も攻撃も出来るエフェクトを取ったよ。普段は皆を知力や銃の射撃でサポートするけど、いざと言う時は持っているコインを弾いてレールガンをぶっ放すよ!」

    スズ「それは分かった。名前を見た時点で分かったよ」
    ムーン「ところで、ツバサの選んだ“レネゲイドビーイング”って何だ?」
    スピカ「“レネゲイドビーイング”と言うのは、レネゲイドウイルスの集合体で自我を持った存在なの。詳しくは下の方で説明するわね」
    スズ「最後の最後で凄いのぶっこんで来るとは予想してなかった…!! ある意味重い空気が吹き飛んだけどさぁ…」
    ツバサ「PC4だから思いっきり遊ぼうと思って。でも三人がこれなら、もう少しマトモな設定作っておけば良かったかな? でもそれはそれでボクのキャラ埋もれそうだし、これでいっか!」



    スピカ「さて、キャラの紹介も終わった事だけど、始める前にPC間でロイスを結んでもらうわよ」
    スズ「方法は簡単だ。PCの番号順、PC1からPC2へ、PC2からPC3へと言う風に円になるようにして君らのロイスを結んでもらう。分かりやすく説明するなら、凍矢→月、月→空、空→翼、翼→凍矢、と言う感じだ」
    スピカ「ちなみに、他のPCにロイスを取りたい場合はセッション中に行ってもいいわ。ただし、相手と知り合ってからじゃないとロイスは結べないわよ。名前も顔も知らないし出会ってもいないのに、人間関係を結べるなんておかしいでしょ?」
    スズ「それじゃあライフパスでもやったように1D100のダイスを振って、ポジティブ(P)とネガティブ(N)の感情を決めよう」
    グラッセ「まずは俺からですね。それっ!」

    凍矢→月(P:有意/N:恐怖)

    クウ「これはこれでいいのが出たな。どう言う人間関係にするか」
    グラッセ「うーん、有意は可能性を感じる、か…なら俺は、同じ年齢でオーヴァードの力を使いこなせる月を見てこんな俺でも友達になれるかも、でもまた化け物扱いされるんじゃないのかって感じに思おう。表は喪失したばかりだからNの恐怖で」
    ムーン「面白いな。よし、次は俺だ! うりゃ!」

    月→空(P:好奇心/N:隔意)

    ツバサ「これはこれでまともな形だ」
    ムーン「好奇心に隔意か…空に関してはFHに鞍替えしてまで成し遂げるものに対する興味。だがUGNを裏切っているからきっと分かりあえないと言う感じだな。表の感情をNの隔意にするぜ」
    クウ「さて、俺の番か。いいのが出ると良いな」

    空→翼(P:信頼/N:悔悟)

    グラッセ「うわぁ」
    クウ「あー、もうこれアレだな。FHの一員として信頼している。だが、こんな子を非日常の世界に巻き込む事に対して悔みを感じる。表は…Nの悔悟にするか」
    ツバサ「よし、最後はボクだね! えいっ!」

    翼→凍矢(P:信頼/N:厭気)

    ムーン「また信頼か」
    ツバサ「うーん、凍矢に関しては年上だし信頼している。でも、レネゲイドの力を怖がるのに対してちょっとイラッとする感じかな。レネゲイドの力はボクそのものでもあるからね。表はPの信頼にするよ」
    スズ「四人中三人がネガティブの感情…大丈夫か、これ?」
    スピカ「まあでもGMから許可を貰えばロイスの感情変更も出来るから。にしても、事故が無くて良かったわね」
    男三人「「「事故?」」」
    ツバサ「時たま起こるんだよ。男同士の親友設定で(執着:偏愛)とかでヤンデレとか、PC全員時計回りに恋愛がらみになって4角関係出来たり」
    男三人「「「うわぁ、ひでぇ…」」」

    スピカ「それじゃあ、これでセッションの準備編であるプリプレイは終了よ。やる事は全部終わったと言う事で」
    スズ「ダブルクロス、始めるよー!!」
    四人『いえーい!!』

    17/06/25 00:00 NANA   

    ■作者メッセージ
     補足:レネゲイドビーイングについて

     レネゲイドウイルスが集合体となって意識を持ち、人類とは別の知性体となって誕生した存在。別名、レネゲイドの申し子と言われている。
     形態は様々で、見た目は人間そっくりの者がいれば、鉱物だったり動物だったり、中にはネット上のプログラムだったり、他のオーヴァードに寄生していたりする。
     彼らは人間とコミュニケーションが取れるだけの知能を持ち、自分自身をレネゲイドの一種だと自覚している。この二つが、レネゲイドビーイングだと言う共通の特徴でもある。
     彼らの殆どが「人間を知りたい」と言う欲求を抱いている。その為、人間社会に入り込み共に生活をしていたり、見えない所から観察していたりもする。

     そして彼らの存在はレネゲイドそのものである為、通常のオーヴァードよりもレネゲイドの力を操る事に長けており、彼らにしか使えないエフェクトも存在する。しかし、レネゲイドそのものであり、強い力故に暴走させてジャーム化してしまう事もある。そうなれば人間のジャームと同じ道を辿る。

     ……こうして長々と説明したが、話を纏めると翼は《ヒューマンズネイバー》と《オリジン:ヒューマン》の効果で人間と同じ肉体を持ったキャラクターである。とは言っても、レネゲイドの集合体なのでシンドロームで使えるエフェクト以外にも、レネゲイドビーイング専用のエフェクトも使える。後者は便利なエフェクト以外にも、浸食率に関わるエフェクトも存在する為、習得する際は使い所による注意が必要。じゃないとあっという間にジャーム予備軍となってしまう。
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