ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ2 シーン6〈UGNの協力者〉
シーンプレイヤー 海命凍矢
GM「さて、情報収集だがまずは誰が出る?」
グラッセ「まずは、UGN組で俺とムーンが出るよ」
ムーン「ああ。俺は上手く行けばダイスボーナス貰えそうだしな」
クウ「なら、次のシーンで俺と翼が出るか」
ツバサ「さんせーい!」
SM「では、シーンプレイヤーは凍矢で行きましょう。まずはお二人からどうぞ」
《シーン登場》
凍矢1D→2 38%→40%
月1D→8 55%→63%
ムーン「フハハハハ!!! ダイス神もリクを殺せと味方していやがる!!!」
ジェダイト「ムーン君が泣きながら笑ってますよ!?」
ラック「そっとしてあげなよ…」
クウ「今までの中で一番酷いな…」
ガイア「そう? シーン登場のダイスで連続10出した人よりはモガッ!?」(スピカに口を塞がれる)
グラッセ「あのー、GM。折角ですしちょっと『情報収集チーム』を使って演出したいんですが…」
GM「ふむふむ。なら、キャラはこちらで手配しようか?」
グラッセ「いいんですか? ならお願いします」
凍矢と月は一度本社ビルから離れ、程よく離れた場所にある歩道橋にやってきた。
そこからでも本社ビルを一望出来る絶好の場所で、凍矢は携帯電話に登録してある人物へと電話を繋げた。
テレーズ《――凍矢、月とは出会えた?》
凍矢『はい。合流は出来ました』
テレーズ《そう。凍矢、今回の件だけどUGNの情報だけでは限度があるようなの…かなりの情報操作に長けている者が裏にいるようで、一部の情報が不自然なほど見当たらない。その上闇代月まで命令違反を起こしたから、余計に裏切りの疑いの要素を掛けられていて、私の方で下手に動けば情報漏洩してしまう恐れも出てくる》
凍矢『そんな!』
テレーズ《大丈夫。今回はUGNに協力してくれるフリーランスの人達を使って。話は私の方で通しておくから、あなた達に協力してくれるわ》
凍矢『何から何までありがとうございます』
テレーズ《気にしないで――あなたが“初めて”心を開いた友達でしょ?》
凍矢『…テレーズさん』
テレーズ《嫉妬心抱くなんて、私らしくなかったわね…ごめんなさい。それじゃ、検討を祈っているわ》
グラッセ「では、RPも終わりましたしここで判定をしましょう。まずは俺からです。闇代グループについてを〈メディア〉で調べます。万が一失敗しても、下位情報は貰えますからね。ここに『情報収集チーム』を使って達成値を上げます」
闇代グループについて (ビジネス/メディア7 UGN/FH10)
凍矢 4D+2→7 片方成功
グラッセ「ここにきて失敗した…」
GM「けど、情報は抜けたよ。折角だし、月の分も終わらせてから情報を公開しよう」
ムーン「なら、次は俺の番だな。闇代陸についてを〈UGN〉で、俺も『コネ:UGN幹部』を使ってダイス+2上げるぜ」
闇代陸について (UGN/FH8)
月 4D+4→23 成功
ムーン「どうだぁ!!!」
GM「おい、クリティカル出したぞこいつ…仮想なのにどんだけ父親に執念持ってるんだよ…」
クウ「本当にダイス神降臨してやがる…」
SM「では、RPも兼ねて情報を公開しましょう」
テレーズの指定された場所を書いたメモを頼りに、二人は場所を移動する。
そうしてやってきたのは、凍矢と月の通う学校だった。
凍矢『えーと、テレーズさんが渡してくれた地図はここだな』
月『ここ、俺らの学校か? 何でここに?』
凍矢『どうやら俺達の学校に協力者がいるみたいだけど…えーと、校舎裏に回ってと…』
???『おーい、待ってたぜー!』
???《ふむ、お前達が海命凍矢と闇代月だな。テレーズから話は聞いているぞ》
校舎裏で二人を出迎えてくれたのは、カニのような髪型をした活発な少年。その隣には全身が青い人型の存在が腕を組んだまま浮かんでいた。
グラッセ&ムーン「「ちょーーーーーーーーーーーーーーーー!!!??」」
SM「彼は遊馬。ウロボロスのピュアブリードで、カードを使った召喚攻撃を主に戦います。傍らにいるのはアストラル。遊馬のDロイス【奇妙な隣人(ストレンジネイバー)】で遊馬に憑りついている協力型のRBです」
ムーン「よくそんなにスラスラと設定を吐けるな!! そして作れたな!!」
ツバサ「え? この流れだと、カイト出てくるの?」
GM「それは続きを見てからだ」
四人((((誰かいるのは確定なんだな(ね)…))))
遊馬『情報収集は俺分からないけどさ、困っている奴らの為なら協力するぜ!』
真月『そこが遊馬君の良い所なんです! あ、申し遅れました! 僕は真月と言います!』
凍矢『後で思いっきり裏切る人じゃないかぁぁぁーーーーー!!?』
月『こいつの所為で折れないハートも折れるって話題に上がった奴だろ!?』
遊馬『大丈夫! 真月は良い奴だぜ! 確かに裏切ったりしたけど、それでも俺は優しいこいつを信じているからさ!』
月『何だこいつ…?』
凍矢『父さん並みの菩薩メンタルじゃないか…!』
真月『やだなぁ。僕なんて遊馬くんや皆さんに比べたら全然ですよ』
月『嘘つけ。絶対お前の経験点ボスクラスだろ』
アストラル《それより真月、彼らに必要な情報は用意出来たのか?》
真月『もちろんですよ。どうぞ、纏めておきました』
闇代グループについて メディア7
神城グループに続く巨大企業で、主にバイオテクノロジーやIT開発の企業をしている。
だがそれは表向きの話で、神城グループと同じくUGNが設立された当初から彼らが活動出来るようにと秘密裏に多額の資金援助や、彼らが効率良く活動出来るように不動産による建物の売買やカヴァーの偽装等の手伝いをしている。
闇代陸について UGN8
闇代グループの社長を務める、36歳の男性。妻と息子がいたが、8年前から行方不明となっている。
秘密裏にUGNと繋がっているが、本人は非オーヴァードの人間。だが、その手腕の良さはノイマンに匹敵する程で、彼が若くして社長の座に引き継いてからは会社は巨大企業に発展したと言う。
最近は何やら会社に寝泊まりまでしているようで、彼の側近と共に何かを企んでいるようだ。
真月『残念ながら、一般の情報しか仕入れる事が出来ませんでしたぁ…。闇代陸も、黒い噂がある事は突き止めたのですが、それ以上は…』
月『いや、成果としては十分だ。サンキュな』
真月『よかれと思って!』
遊馬『役に立ったのなら何よりだぜ!』
アストラル《とは言え、私達が出来るのはここまでだ。大変だと思うが頑張ってくれ》
凍矢『いえ、協力してくれてありがとうございました!』
グラッセ「折角だから、ここでロイスを取っておきます。ちょっと変則ですが、遊馬&アストラルのコンビで取りますね。Pは懐旧、Nは不安で。表はPです」
GM「ふむふむ、構わないよ。では、ここでシーンを切ろう。次はFH組の情報収集だよ」
シーンプレイヤー 海命凍矢
GM「さて、情報収集だがまずは誰が出る?」
グラッセ「まずは、UGN組で俺とムーンが出るよ」
ムーン「ああ。俺は上手く行けばダイスボーナス貰えそうだしな」
クウ「なら、次のシーンで俺と翼が出るか」
ツバサ「さんせーい!」
SM「では、シーンプレイヤーは凍矢で行きましょう。まずはお二人からどうぞ」
《シーン登場》
凍矢1D→2 38%→40%
月1D→8 55%→63%
ムーン「フハハハハ!!! ダイス神もリクを殺せと味方していやがる!!!」
ジェダイト「ムーン君が泣きながら笑ってますよ!?」
ラック「そっとしてあげなよ…」
クウ「今までの中で一番酷いな…」
ガイア「そう? シーン登場のダイスで連続10出した人よりはモガッ!?」(スピカに口を塞がれる)
グラッセ「あのー、GM。折角ですしちょっと『情報収集チーム』を使って演出したいんですが…」
GM「ふむふむ。なら、キャラはこちらで手配しようか?」
グラッセ「いいんですか? ならお願いします」
凍矢と月は一度本社ビルから離れ、程よく離れた場所にある歩道橋にやってきた。
そこからでも本社ビルを一望出来る絶好の場所で、凍矢は携帯電話に登録してある人物へと電話を繋げた。
テレーズ《――凍矢、月とは出会えた?》
凍矢『はい。合流は出来ました』
テレーズ《そう。凍矢、今回の件だけどUGNの情報だけでは限度があるようなの…かなりの情報操作に長けている者が裏にいるようで、一部の情報が不自然なほど見当たらない。その上闇代月まで命令違反を起こしたから、余計に裏切りの疑いの要素を掛けられていて、私の方で下手に動けば情報漏洩してしまう恐れも出てくる》
凍矢『そんな!』
テレーズ《大丈夫。今回はUGNに協力してくれるフリーランスの人達を使って。話は私の方で通しておくから、あなた達に協力してくれるわ》
凍矢『何から何までありがとうございます』
テレーズ《気にしないで――あなたが“初めて”心を開いた友達でしょ?》
凍矢『…テレーズさん』
テレーズ《嫉妬心抱くなんて、私らしくなかったわね…ごめんなさい。それじゃ、検討を祈っているわ》
グラッセ「では、RPも終わりましたしここで判定をしましょう。まずは俺からです。闇代グループについてを〈メディア〉で調べます。万が一失敗しても、下位情報は貰えますからね。ここに『情報収集チーム』を使って達成値を上げます」
闇代グループについて (ビジネス/メディア7 UGN/FH10)
凍矢 4D+2→7 片方成功
グラッセ「ここにきて失敗した…」
GM「けど、情報は抜けたよ。折角だし、月の分も終わらせてから情報を公開しよう」
ムーン「なら、次は俺の番だな。闇代陸についてを〈UGN〉で、俺も『コネ:UGN幹部』を使ってダイス+2上げるぜ」
闇代陸について (UGN/FH8)
月 4D+4→23 成功
ムーン「どうだぁ!!!」
GM「おい、クリティカル出したぞこいつ…仮想なのにどんだけ父親に執念持ってるんだよ…」
クウ「本当にダイス神降臨してやがる…」
SM「では、RPも兼ねて情報を公開しましょう」
テレーズの指定された場所を書いたメモを頼りに、二人は場所を移動する。
そうしてやってきたのは、凍矢と月の通う学校だった。
凍矢『えーと、テレーズさんが渡してくれた地図はここだな』
月『ここ、俺らの学校か? 何でここに?』
凍矢『どうやら俺達の学校に協力者がいるみたいだけど…えーと、校舎裏に回ってと…』
???『おーい、待ってたぜー!』
???《ふむ、お前達が海命凍矢と闇代月だな。テレーズから話は聞いているぞ》
校舎裏で二人を出迎えてくれたのは、カニのような髪型をした活発な少年。その隣には全身が青い人型の存在が腕を組んだまま浮かんでいた。
グラッセ&ムーン「「ちょーーーーーーーーーーーーーーーー!!!??」」
SM「彼は遊馬。ウロボロスのピュアブリードで、カードを使った召喚攻撃を主に戦います。傍らにいるのはアストラル。遊馬のDロイス【奇妙な隣人(ストレンジネイバー)】で遊馬に憑りついている協力型のRBです」
ムーン「よくそんなにスラスラと設定を吐けるな!! そして作れたな!!」
ツバサ「え? この流れだと、カイト出てくるの?」
GM「それは続きを見てからだ」
四人((((誰かいるのは確定なんだな(ね)…))))
遊馬『情報収集は俺分からないけどさ、困っている奴らの為なら協力するぜ!』
真月『そこが遊馬君の良い所なんです! あ、申し遅れました! 僕は真月と言います!』
凍矢『後で思いっきり裏切る人じゃないかぁぁぁーーーーー!!?』
月『こいつの所為で折れないハートも折れるって話題に上がった奴だろ!?』
遊馬『大丈夫! 真月は良い奴だぜ! 確かに裏切ったりしたけど、それでも俺は優しいこいつを信じているからさ!』
月『何だこいつ…?』
凍矢『父さん並みの菩薩メンタルじゃないか…!』
真月『やだなぁ。僕なんて遊馬くんや皆さんに比べたら全然ですよ』
月『嘘つけ。絶対お前の経験点ボスクラスだろ』
アストラル《それより真月、彼らに必要な情報は用意出来たのか?》
真月『もちろんですよ。どうぞ、纏めておきました』
闇代グループについて メディア7
神城グループに続く巨大企業で、主にバイオテクノロジーやIT開発の企業をしている。
だがそれは表向きの話で、神城グループと同じくUGNが設立された当初から彼らが活動出来るようにと秘密裏に多額の資金援助や、彼らが効率良く活動出来るように不動産による建物の売買やカヴァーの偽装等の手伝いをしている。
闇代陸について UGN8
闇代グループの社長を務める、36歳の男性。妻と息子がいたが、8年前から行方不明となっている。
秘密裏にUGNと繋がっているが、本人は非オーヴァードの人間。だが、その手腕の良さはノイマンに匹敵する程で、彼が若くして社長の座に引き継いてからは会社は巨大企業に発展したと言う。
最近は何やら会社に寝泊まりまでしているようで、彼の側近と共に何かを企んでいるようだ。
真月『残念ながら、一般の情報しか仕入れる事が出来ませんでしたぁ…。闇代陸も、黒い噂がある事は突き止めたのですが、それ以上は…』
月『いや、成果としては十分だ。サンキュな』
真月『よかれと思って!』
遊馬『役に立ったのなら何よりだぜ!』
アストラル《とは言え、私達が出来るのはここまでだ。大変だと思うが頑張ってくれ》
凍矢『いえ、協力してくれてありがとうございました!』
グラッセ「折角だから、ここでロイスを取っておきます。ちょっと変則ですが、遊馬&アストラルのコンビで取りますね。Pは懐旧、Nは不安で。表はPです」
GM「ふむふむ、構わないよ。では、ここでシーンを切ろう。次はFH組の情報収集だよ」
■作者メッセージ
補足コーナー:神城グループについて
ダブルクロスの世界観に登場する、日本を代表する巨大企業グループ。中核は重工業とバイオ関連、軍事産業にも深くかかわっている。
しかし、その裏ではレネゲイドの研究も行われており、UGNとは協力関係にある。だが、重責であったコードウェル博士の裏切り、UGNによるレネゲイドの情報独占に不満を持つ派閥が台頭し、反対派として独自に行動を取っている。
ちなみに、神城グループの会長を勤めるのは「神城早月」と言う、18歳の少女。彼女もオーヴァードで、「夜明けの使者(デイブレイク)」と呼ばれるノイマン・オルクスのクロスブリード。未成年でありながら実力も手腕もある屈指の経営者。
ダブルクロスの世界観に登場する、日本を代表する巨大企業グループ。中核は重工業とバイオ関連、軍事産業にも深くかかわっている。
しかし、その裏ではレネゲイドの研究も行われており、UGNとは協力関係にある。だが、重責であったコードウェル博士の裏切り、UGNによるレネゲイドの情報独占に不満を持つ派閥が台頭し、反対派として独自に行動を取っている。
ちなみに、神城グループの会長を勤めるのは「神城早月」と言う、18歳の少女。彼女もオーヴァードで、「夜明けの使者(デイブレイク)」と呼ばれるノイマン・オルクスのクロスブリード。未成年でありながら実力も手腕もある屈指の経営者。