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ダブルクロスThe 3rd Edition【Hate and pain】

NANA

INDEX

  • あらすじ
  • 01 セッション準備編
  • 02 トレーラー紹介&PC紹介1
  • 03 PC2紹介
  • 04 PC3紹介
  • 05 PC4紹介
  • 06 オープニングフェイズ1&2
  • 07 オープニングフェイズ3&4
  • 08 ミドルフェイズ1
  • 09 ミドルフェイズ2
  • 10 ミドルフェイズ3
  • 11 ミドルフェイズ4&5
  • 12 ミドルフェイズ6(前編)
  • 13 ミドルフェイズ6(後編)
  • 14 ミドルフェイズ7(前編)
  • 15 ミドルフェイズ7(中編)
  • 16 ミドルフェイズ7(後編)
  • 17 ミドルフェイズ8
  • 18 ミドルフェイズ9
  • 19 クライマックスフェイズ1
  • 20 クライマックスフェイズ2
  • 21 クライマックスフェイズ3
  • 22 クライマックスフェイズ4
  • 23 クライマックスフェイズ5
  • 24 クライマックスフェイズ6
  • 25 バックトラック&エンディングフェイズ1
  • 26 エンディングフェイズ2
  • 27 エンディングフェイズ3
  • 28 外伝・月の決意(リラさん誕生日作品)
  • 29 外伝・月の決意2(リラさん誕生日作品)
  • 30 外伝・月の決意3(リラさん誕生日作品)
  • エンディングフェイズ3


     エンディングフェイズ3〈再会〉
     シーンプレイヤー 海命凍矢


     冷牙の死から更に数日。凍矢はいつも通り学校に登校していた。
     いつもの日常。いつもの出来事。一つ違うのは、月の席が空席だと言う事だけ。
     席に座りながら凍矢が眺めていると、イルト達が近づいてきた。

    「ねぇ、凍矢。月、まだ入院してるの?」

    「ああ…来週には退院する予定だけど」

    「それにしても、帰りに交通事故に会うなんて…入院で済んで良かったけど」

    「だよなー。この前、広い交差点で起こった飲酒運転による交通事故なんて多くの死者が出たんだもんなー」

    「都会で設備されてるけど、私達も車には気を付けないとね」

     エイル、イルト、ガレットの話に、凍矢は複雑な思いを浮かべる。
     月が交通事故に遭って入院している。これが、学校を休んでいる表向きの情報だ。だけど、本当は冷牙の罠で重傷を負ったからだ。飲酒運転による事故と言うのも、戦闘用人格の事件でジャームとなった人々を処理した際に不審がらないよう隠蔽する為の情報だ。
     こうして日常は守られていく。嘘を嘘だと信じずに。

    「みんな、席につけー。今日は転校生を紹介するー」

     物思いに耽っていると、HRの時間になって担任が入ってくる。
     イルト達も他の生徒同様に席に着くと、真新しい制服を着た一人の少女が教室に入ってきた。

    「やったー、女子だー!」

    「うおー、俺らに春がやってきたぞー!」

    「しかもスペック高い! 非リア充卒業だー!」

    「何か、バカな発言している…」

     テンションが一気に上がって騒ぎ出す男子のクラスメイトに、凍矢は一人苦笑を漏らす。

    「それじゃ転校生、自己紹介を」

    「は、初めまして…! 狭川羽粋で、す…」

     お辞儀をして自己紹介すると、彼女は何故か凍矢を見て固まってしまう。

    「さて、空いている席は――どうした?」

     担任もその事に気づき、周りの生徒達も不思議そうに凍矢と転校生を交互に見る。

    「え、えーと…?」

    「もしかして…とう、や…?」

    「え…!」

    「やっぱり凍矢だ! 私の事、覚えてない? 数年前まであの町で一緒だったでしょ!」

     そこで凍矢は思い出す。
     彼女は、自分が生まれ育った町で子供の頃から一緒に暮らしていた――所謂幼馴染の関係だと。



     エンディングフェイズ4〈利害一致〉
     シーンプレイヤー 七雲空


     都会の賑わいから離れた所に存在する裏路地。
     そこでバイクを停めて腰掛け、何をするでもなくぼんやりとした時間を空は過ごしていた。

    「依頼、こねーな」

    (あぁ…)

    「どーすんだよ、今月のバイクのローン?」

    (あぁ…)

    「こんな事なら、狭間の奴に前金払わせておくんだったなー」

    (あぁ…)

    「…宿主、聞いてるのか?」

    (あぁ…)

    「…そんなに不満か? 力を出し切れなかった事が」

    (ち、違う! 俺は――!)

     弾かれたように蒼空が否定をするが、すぐに感情が沈んだのか弱々しく理由を話した。

    (冷牙の言葉が、刺さってるだけだ…)

    「ったく。あいつが言った事は大半がデタラメだろ、宿主が気にする必要なんてない」

    (そう、なんだけど…)

    「…確かに、俺らの力は壊すだけの力しかない。凍矢みたいに防御と支援に特化している訳でも、翼のように頭が良くて何でも熟せる訳じゃない。ましてや、月のように敵の攻撃を防げる方法も持ってない」

     攻撃を防ぐ力も、援護する事も、妨害すらも出来ない。
     敵を倒すだけの純粋な力しか、自分達は持っていない。

    「それでも、護れるモノだってあるだろ」

     そして、空はハッキリと告げる。自分達の持つ力の可能性を。
     普段の彼からは決して出ないような言葉を聞かされ、蒼空は内心で目を丸くした。

    (……相棒)

    「ったく、普通ならこれは宿主の言葉だろ! 俺に言わせるな…!」

     乱暴に話を終わらせると、空は恥ずかしそうに頭を掻く。
     彼なりに励ましてくれたのだと蒼空は分かり、お礼を言った。

    (ありがとな、相棒。本音を言うと、最近妙な夢を見る様になってさ…それでちょっと考えさせられてた)

    「夢?」

     思わず空が聞き返した時、電話が鳴った。

    「誰だ?」

     携帯を取り出すが、表示されているのは知らない番号だ。
     少し警戒して通話ボタンを押して耳に当てると、それは予想もしなかった人物からだった。

    《七雲空か。闇代陸だ》

    「は!?」

    《時間がないから短めに話す。お前達に接触したのは他でもない》

     そう前置きすると、彼は用件を伝えた。

    《俺と手を組んでほしい。【ダークカオス】の企みを阻止する為にも》



     エンディングフェイズ5〈次なるプラン〉
     シーンプレイヤー 御坂翼


     この日、翼は学校に行かず喫茶店に立ち寄っていた。
     目的は一つ。プランナーに頼まれた任務を果たす為だ。

    「この度はご苦労様でした。任務の際にとても大変な戦いに巻き込まれたそうですが、ご無事でなりよりです」

     そのプランナーこと都築京香は、最初に翼を誘った時と同じようにそれぞれジュースとケーキのセットを頼んで持て成す。

    「そりゃあ、伊達にFHでスパイなんてやってませんから。…と言いたい所なんですが、その…」

    「どうしましたか、翼さん?」

    「ごめんなさい…回収したにはしたんだけど、二つに割れちゃって…」

     翼は謝りながら、小さな包みを取り出してプランナーの前に置く。
     中を取り出して確認すると、“闇”は冷牙の戦闘の所為もあり真っ二つに割れている。

    「お気になさらず。現物は持ってきたのですから、これくらい差して問題はありません」

    「そ、そう? 良かったぁ…!」

     お咎めされると思っていた分、何事もなかったので翼はほっと胸をなでおろす。
     そんなタイミングで、翼の携帯が鳴る。確認すると、それはエリーからのメールだった。内容は何てことない遊びの誘いで、ハチ公前で待っているとの事だ。

    「お友達からですか?」

    「うん。この後ハチ公前に待ち合わせで…今から間に合うかなぁ…」

    「そうですか。実はこの後、あなたに頼みたい任務が出来たのですが」

    「えー、まだあるのー? 出来れば後で電話かメールをしてくれると嬉しいんだけど」

     所属している組織のトップだが、話せば分かってくれる面はあるのだ。友達の誘いもあり、試しにそんなお願いをやってみる。
     すると、彼女は困ったような笑みを浮かべて翼を見つめた。


    「次の任務は、光の守護者――海命家が関わってると言ってもですか?」


    「…なに、それ?」

    「聞く気になりました?」

    「…うん、すっごくね」

     どうあっても彼女が張り巡らせるプランからは抜け出せない。そう思いながら、翼はエリーに断りのメールを返した。

    16/12/21 02:00 NANA   

    ■作者メッセージ

    GM:これにて、セッションは終了だ。今回もお疲れ様!
    四人:お疲れ様ー!
    GM:いやー、無事に終わって良かった良かった!
    SM:今回は多めにEロイスを用意したとはいえ、さすがにあの浸食率はこちらもヒヤヒヤしました…普通ならば160%前後で済むはずだったのですが…。
    ツバサ:原因は1つ…シーン登場による浸食ダイスが皆高すぎた所為だよ…。
    グラッセ:月とか、本当に凄かったからなぁ…殆ど10出してた印象がある。
    ムーン:いや〜…無事に戻れて良かったぜ。


    GM:さて、ここからは今回のシナリオの解説や起こってしまった間違いを上げていくよ。
    ムーン:今回は俺が主役で、陸との因縁をつける話だったよな? だが、結局陸を殺せなかったぜ…。
    SM:一回は敵として倒しましたし、最後に(偽物とは言え)始末も出来たでしょう? 本音を語ると、原作(KH)の事も考えて完全に敵役とすると後味が悪くなりそうなので、裏で糸を引いている人物がいると言う流れにさせていただきました。それでも、ムーンの場合私恨で殺しかねないのでEロイスを使ってデストラップも仕込まさせて貰いました。
     『無限を継ぐ者』の効果が発揮する条件は、本来難易度の高い手順を踏まなくてはいけませんが、月が陸を攻撃しない限り発動はされない仕掛けなのでどちらにせよ簡単に発動は出来ないだろうと考えてこの条件を設定しました。
    ツバサ:その割に、全員攻撃に《ブレインハック(攻撃命中で〈憎悪〉のバステを付加させる)》組み合わせたよね…。
    SM:こうでもしないと、危機感が出ないと思いまして。それに私は信じてましたよ?
    四人:(割と本気で追いつめさせてたくせに…)
    GM:ボスについてはまた後で説明しよう。今回のシナリオでは月と陸の因縁に加え、ここでようやく折り返しとなるから敵の目的も出す事にしました。
    グラッセ:そう言えば、最後に冷牙が言ってましたね。でも『インフィニティコード』って、確かこのサプリと同じ名前ですよね?
    ツバサ:うん。そのサプリに乗ってあるけど、『インフィニティコード』って言うのはコードウェル博士が進めているレネゲイドの進化や遺産に関わるプロジェクトの一環なんだ。一つじゃなくて様々な形で動いていて、その作戦になると使徒やマスターレイスが動くほど大きな物となっていくんだよ。
    クウ:それって、ゼノスのプランナーがやってる『プラン』と同じような感じか?
    ツバサ:そうそれ。具体的に何をしたいのか、研究の行きつく先が何なのかは見えないけど、ボクらは重要な作戦の一つに関わっていく――って所だね。
    グラッセ:ゼノスのプラン、FHのインフィニティコード…もしかして俺達、気づかない内に物凄い事に巻き込まれてます…?
    GM:何言ってる。お前ら本編じゃとっくに世界を巻き込んだ戦いしてるだろ?
    クウ:いや、うん。否定はしないがもっとこう言い方あるだろ…。
    ツバサ:まあ、その話は今後分かっていくでしょ。今回は何て言うか、色々キャラを盛り込んだよねー。
    GM:某笑顔の動画サイトでは、ダブルクロスの動画で別のキャラを登場させるってのはよく見るからね。ブレイブルーは出版社が小説出してるし、公式リプレイの【ダブルクロス・リプレイ・コスモス】ではその作家さんがPC1を演じてるしね。
    ツバサ:ボクも兄さん大好きだよ、兄さーん!
    SM:私もハザマを演じられて楽しかったです。いいですよね、ああ言うゲスなキャラ♪
    クウ:おい、この弟水を得た魚のようになってるぞ…!
    グラッセ:ゲスって割に、最終的に憎み切れないキャラになってましたよね?
    SM:あくまでも私が演じたのはハザマではなく風切冷牙ですからね。作中でも説明はしましたが、最初はセルの為に闇の力を手に入れるつもりだった。だけど、月達の家族と触れあって行く内にそちらの繋がりを欲したくなってしまった。だから、わざわざ仲を険悪にさせないよう立ち回っていたんです。家族だけの楽しい思い出話を語って貰ったのも、そこで登場したのが陸ではなく変装した私、と言う風にしてます。
    ムーン:そうだったのかー。
    ツバサ:そこはボクが見つけた手紙と、冷牙の能力を考えれば分かる事だよね。家族で言った筈なのに、陸には身に覚えがない。それに、母親は秘書にお礼を言ってと書き込んでいる。たぶん、母親はその陸が冷牙だって分かっていたんじゃない?
    GM:…流石だ。ツバサ、お前リアルノイマン持ちか?
    ツバサ:オタクキャラを作るために、色んな漫画・ゲーム・小説を読み込んだからね! 知識だって溜まるさ!
    SM:話が逸れましたが、私の場合は今までと違い完全な悪役ではない微妙な立ち位置で作りました。操られている訳でも、悪に染まっている訳でも、欲望のままに動いているでもない。自分なりに衝動を満たそうと動いていたと言う感じです。
    ムーン:まあ、そのおかげで俺は更に陸にヘイトが溜まったな。実はいい奴を問答無用で殺したんだ。見限って当然だろ。
    クウ:おい前回操られただけの俺を問答無用で殺そうとしたPC2はどこのどいつだ?
    グラッセ:まあまあ…!


    GM:では、ここからはセッション中に発生してしまった間違いを発表するよ。
    ツバサ:例によって、今回も出ちゃったね…。
    SM:まずはクライマックス前にも書いたように、ダイスの間違いです。ミドルフェイズでの月の情報収集でダイスが1個足りなかった。中ボス戦とその後の購入判定で、空と翼の戦闘用人格と浸蝕ダイス分が不足していました。
     そして、クライマックス戦闘。冷牙が使った《デビルストリング》ですが、使用したオートアクションの効果を打ち消す効果は合っているのですが、エネミー・制限エフェクトは打ち消せないとなっていました。つまり、凍矢の使った《吹雪の守護》は80%制限なので打ち消せなかったです。
    GM:その代わり、《氷盾》は制限ではないので打ち消せました。打ち消したとしても、ダメージ的に生き残っていたのでどっちみち進行は変わりません。
    グラッセ:ハッハッハ、どちらにせよ俺の盾は砕けない!
    ムーン:ただし、最初だけだ。
    クウ:あとはもう全部ボロボロだったもんなー。
    ツバサ:凍矢って、ラスボスで弱くなる仕様なの? それとも足を引っ張る要因なの?
    グラッセ:………カヤ、本丸でお祓いさせてくれないか。そう言う刀剣がいたよな?
    カヤ:ああ、それなら関係者以外出入り禁止にしたから無理だ他を当たれ((#^ω^)ピキピキ)
    ツバサ:何があったの…?
    GM:間違いに関してはこれで以上だ。次は、戦闘スタイルについて説明しようか。
    SM:冷牙の戦闘スタイルは、攻撃と防御に特化して作って見ました。冷牙自身は攻撃出来ない代わりに、融合の依代となる味方を強化させる。更に、エグザイル能力をフルに活かして防御エフェクトを取った感じです。
     攻撃方法はとにかく人数攻撃と範囲攻撃を組み込み、〈邪毒〉も襲い掛かる4回攻撃とエグみを加えました。人数攻撃はダメージを10減らさなければなりませんが、無制限で使えます。これでは問答無用で攻撃のたびに全員ロイスを切る羽目になるので、人数攻撃だけ1ラウンド1回だけと決めていました。
     この為、最初から戦闘不能復活エフェクトは戦闘中に使わない事にしています。まあ、使うタイミングもあったので丁度良かったです。ボスには必ず復活系エフェクトを組み込まないといけない、と言うルールでもありませんでしたしね。
    GM:陸はピュアウロボロスで作りましたが、ボスでの構成はEロイスの効果によるものとしています。もしオーヴァードに覚醒したら、クロスのノイウロ(ノイマン&ウロボロスの略)が似合うと個人的に思っています。その為、ウロボロスのコピーエフェクトは全てノイマンで固定させています。運営すると普通に強いので、使う場合は範囲攻撃を潰せる、壁要因がいると何らかの対策を行っているパーティに使うと良いです。
    ツバサ:でも本当に強かったよね…ボクらの弱点、的確についてきたし。
    ムーン:攻撃するのが陸だから、冷牙に向けて俺の《復讐の刃》によるカウンター使えなかったし、《時の棺》もコピーされて。
    クウ:俺なんて、変異暴走起こしたら陸にしか攻撃出来なくなる所だったぜ。
    GM:もうこのセッションも三回目だからね。そろそろ君達の行動を潰せるような敵を作りたかったんだ。それでもちゃんとクリア出来て良かったよ。
    グラッセ:最後の転校生やプランナーの不吉な言葉を考えたら、次は俺の番っぽいよなぁ。どんな敵が来るのやら…最後まで生き残れるかなぁ。


    GM:では、最後にアフタープレイによる経験点配布と行こうかー!
    四人:おー!
    GM:まずは『セッションに最後まで参加した』。全員1点獲得だ。次に『シナリオの目的を達成した』。これは冷牙を倒せた事で10点、陸を救えた事で5点。更に翼が指定した条件を満たした事で5点、計20点貰えるぞ。
    グラッセ:は?
    クウ:ツバサ、お前いつの間に…!?
    ツバサ:ほら、オープニングフェイズでGMからメモを貰ったでしょ? あの時なんだけど…話も終わったし、見せてもいい?
    GM:構わないよー。

     《指令》
     君はこの指令を全うする為にも、他のPC達にゼノスのスパイだと気づかれる事無く、密かに“闇”を回収する必要がある。
     この任務に成功した場合、アフタープレイで経験点を獲得できる。

    ツバサ:――と言う訳!
    ムーン:なるほど。ひたむきに正体を隠していたのは、キャラだけじゃなくこれもあったんだな。
    クウ:まあ、俺らは正直翼の正体を勘ぐる所じゃなかったけどな。
    GM:このシナリオの段階で、三人にはまだ翼の正体を知って欲しくなかったからね。経験点をあげる代わりにこの部分に触れないように動いて欲しかったんだ。
    SM:これに加え、今回使ったDロイス【工作員】とEロイスを合わせて11点が貰えます。
    GM:『最終浸蝕値による経験点』では、等倍で戻れた月と翼は5点。二倍で戻った凍矢と空は3点だ」
    SM:『Sロイスをタイタスせずに所持していたか』ですが、これは月以外は5点。『よいロールプレイをした』、『他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った』、『セッションの進行を助けた』『場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整を行った』これら省略で全員4点。そして、このシナリオで行ったFS判定も成功したから5点差し上げます。さて、合計して…。

     凍矢 49点
     月 46点
     空 49点
     翼 51点

     GM&SM 66点

    グラッセ:だいぶ経験点が貰えた! これは嬉しい!
    ムーン:Sロイス分は勿体なかったが、前より貰えるだけありがたいな。
    クウ:十分に成長が出来るな。とは言え、次から弱くなるんだよな俺…。
    ツバサ:これだけ経験点あるんだから、何かしらカバー出来るよ。頑張ろ、師匠!
    GM:では、セッションはこれで終了だ。時間も時間だし…無事に終わった打ち上げだー! スタッフども、じゃんじゃん酒持ってこーい! お前ら、宴会じゃー!!
    クウ:いきなり酒かよ!? 未成年いるの考えろ!!
    SM:ムーンの無茶振りリクエストで、彼女結構ストレス溜めてたんですよ…。このシナリオだって、寝る間を惜しんで作って前日まで修正いれたり大変だったんですから…。
    クウ:…ムーン。
    ムーン:反省はした、陸を殺せなかった不満は残るが。
    ツバサ:いや、GMに苦労かけちゃだめだよ…。
    SM:ともかく、皆さんお疲れ様でした。残りの時間、食べて飲んで楽しみましょう。
    四人:おおっー!!
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