ミドルフェイズ6(後編)
第四ラウンド
セットアップ 宣言無し
ハプニングチャート
1D6→5 GM
1D100→1(こともなし。修正は特にない)
クウ「おいこのダイス本当に100面なんだよな!? さっきから一ケタしか出てこないぞ!?」
GM「ちょ、ちょっと待って…!! (コロコロコロ…)うん、大丈夫。100面で振ってる。間違いない」
ツバサ「これクトゥルフだったらクリティカル連発じゃん。どこで運を使ってるの…?」
SM「さ、それよりも翼の番ですよ」
ツバサ「ボクはそのまま素振りに挑戦だよ。と言うかそれしかないでしょ」
〈知覚〉難易度9
7D+1→15 成功
ツバサ「よし、これで進行値20。あと一息だ!」
クウ「じゃ、俺もそのまま素振りで行くぜ!」
〈知覚〉難易度9
5D+1→8 失敗
クウ「う…狭間、使っていいか?」
グラッセ「あと一息ですからね。使えるなら使った方がいいです」
クウ「なら、狭間使うぜ。これで進行値2点獲得だ!」
奥にある階段を目指して先に進もうとするが、通路の真ん中で研究者達が立ち話をしている。
空『くそ、こっちの道は通れないな…別の道を』
そうして来た道を引き返し、別の通路を迂回しようとした時だ。
研究員達『ぎゃあああああ!』
空『何だ!?』
悲鳴の方へ振り返って駆け寄ると、気絶して倒れている研究員と、その傍でパンパンと手を叩いている狭間がいた。
狭間『どうかしましたか?』
蒼空(お、お前…何を?)
狭間『ああ、邪魔だったので眠って貰いました』
空『てめえ、意外とやるな』
蒼空(いやいやいやいやいや!)
SM「それでは、進行値21を超えたので最後のイベントです。
あなた達は目的のフロアに辿り着いた。しかし、先へ進むための扉は厳重に電子機器でロックされている。これを解除しなければならない。
以降判定は〈知識:電子工学〉。難易度は10となります」
四人「「「「GM、キーブレードは使えますか?」」」」
GM「使えねーよ」
ムーン&クウ&ツバサ「「「精神2しか持ってない!! 任せたグラッセ!!」」」
グラッセ「ああもう【社会】と言い【精神】と言いこのパーティは…どうして脳筋しかいないんだよー!!」
ツバサ「ボク、どちらかと言うと女子力(【感覚】)が高いんだけど」
グラッセ「その女子力も役に立ってないだろー!!!」
ムーン「とにかく、俺の番だが…支援判定使うが、また《獣の直感》で人がこないか見張るってのは出来るか?」
GM「見張りか…まあゆとりが出来るだろうし、いいだろう。達成値に+2の補正だ」
支援判定〈知覚〉
3D+2→8 失敗
ムーン「あー、届かないかー」
グラッセ「俺の番ですね。俺は…GM。『情報収集チーム』を一回分消費して、達成値を上げる事って出来ませんか?」
GM「ほう、中々面白い発想だね。本来は〈情報:〉での判定で使うんだが、やれそうだから認めよう」
目の前の障害である厳重な扉。
凍矢は臆する事無く扉につけられたロックを解除する為に使う機械に手を付けると、もう片方の手でテレーズに通信を繋げた。
凍矢『テレーズさん、力を貸してください。扉のロックを解除したいんです!』
テレーズ《分かったわ! 全力でやらせて貰う!》
〈電子工学〉難易度10
3D+2→17 成功
グラッセ「よし、2点獲得! 残り1点だー!」
GM「それでは、最後のラウンドだ」
第五ラウンド
セットアップ 宣言無し
ハプニングチャート
1D6→1 凍矢
1D100→49(膠着した状況。修正は特にない)
グラッセ「…何というか、折角のハプニングなのにここまで何も起きないのもどうかと思う」
クウ「平和でいいじゃねーか。GMのあのダイス運に比べたら」
GM「それ以上言うならGM権限でマスターレイスぶつけるぞ?」
ムーン「で、翼。どうする?」
ツバサ「それなんだけど、GM。電子工学って事は扉はコンピューターで管理されているって考えでいいの?」
GM「? そうだね?」
ツバサ「なら、ボクの《セキュリティカット》は使えるよねー?」
GM「あ…はい、使えます」
ツバサ「なら、《セキュリティカット》を使って〈RC〉で判定させて貰うよ! 浸食率72%!」
〈RC〉難易度10
3D+5→8 失敗
ツバサ「なんで!? 何で2, 1, 3って出るの!?」
クウ「翼、狭間使え! それでどうにかなる!」
ツバサ「そ、そうだった! 狭間で成功させるよ!」
扉に手を付け、ロックを解除しようと自身の精神をネットワークの中へと繋ぐ。
だが、レネゲイドによる防衛がしっかりしているのか翼の能力でも完全に奥までロックを制御するシステムに届かず解除出来ない。
翼『う、ううっ…なにこれ、セキュリティが頑丈過ぎる…!』
狭間『では、僭越なら私が手を貸しましょう』
苦戦する翼に、狭間が扉の前に立つ。
狭間『蛇翼崩天刃!!!』
その場で腰を捻って回転すると同時に、思いっきり後ろ蹴りをする形で回転蹴りを扉にぶち込む。
瞬間、分厚い扉は粘土のようにひしゃげられ、そのまま外側に倒れてしまった。
狭間『はい、これで通れましたよ』
四人『『『『無理やり壊したー!!?』』』』
GM「合計達成値26点。目標の25点を超えたから、これにてFS判定は終了だ。お疲れ様」
数々の障害を越え、時に潰し、ようやく四人と協力者は陸がいる社長室間際まで辿り着く事が出来た。
月『ようやくだな。この先に、陸の野郎が…!』
翼『月、一応ボクの依頼もあるから殺すのなら後にしてね? お願いだから』
狭間『では私はここで失礼させていただきます』
凍矢『一緒に来ないんですか?』
狭間『私がここまで来たのは、UGNとしての仕事を円滑に進めるためですから。そちらが闇代家の事を何とかしてくれると言うのなら、私はここらで退散します』
SM「と言う訳で、ここで狭間は《瞬間退場》を使って退散します」
ツバサ「エ、エネミーエフェクト使ってる…」
ムーン「あ、折角だしここで狭間にロイスを取るぜ。Pは役に立った、Nは胡散臭い。表はNな」
ツバサ「ムーン、もうそれ面倒くさくなったでしょ…」
グラッセ「俺は普通に狭間に取ります。Pは感服、Nは猜疑心です。彼の強さは凄いと思います、ですがどうにも怪しいですから。表はNです」
蒼空(相棒)
狭間と別れてすぐ、急に蒼空が頭の中で響くように話しかけてくる。
どうやら自分と二人だけで話をしたいらしく、空も三人には聞かれたくなく脳内で蒼空と会話を始めた。
空(あいつの依頼…だろ。父親を殺せないなら、月だけでもってやつ)
蒼空(本当に、やるのか?)
空(悪いな、宿主。俺はあんたと違って優しくも甘くもない。仲間を始末しようが、その家族を始末しようが何とも思わない――それが“七雲空(オレ)”だ)
蒼空(…分かったよ。だったら、そうなった時は全力でお前を止める。それだけだ)
空(出来るのか? 俺より殺意剥き出しの奴だって隣にいるんだぜ?)
蒼空(意地でもやってやる。お前と分かり合える事が出来たんだから、止める事だって出来るだろ?)
空(…宿主のクセに、そういう所ムカつくんだよ)
空は最後にそう言い捨て、自分達の中で繰り広げられていた会話を終わらせる。
そして現実に意識を戻すと、社長室はすぐそこまで迫っていた。
凍矢『行こう、ムーン』
月『ああ!』
SM「それではここでシーン終了です。次はミドル戦闘となります。どうぞお楽しみに…!」(黒笑)
ツバサ「うわぁ…SMが不吉な笑み浮かべてる…」
セットアップ 宣言無し
ハプニングチャート
1D6→5 GM
1D100→1(こともなし。修正は特にない)
クウ「おいこのダイス本当に100面なんだよな!? さっきから一ケタしか出てこないぞ!?」
GM「ちょ、ちょっと待って…!! (コロコロコロ…)うん、大丈夫。100面で振ってる。間違いない」
ツバサ「これクトゥルフだったらクリティカル連発じゃん。どこで運を使ってるの…?」
SM「さ、それよりも翼の番ですよ」
ツバサ「ボクはそのまま素振りに挑戦だよ。と言うかそれしかないでしょ」
〈知覚〉難易度9
7D+1→15 成功
ツバサ「よし、これで進行値20。あと一息だ!」
クウ「じゃ、俺もそのまま素振りで行くぜ!」
〈知覚〉難易度9
5D+1→8 失敗
クウ「う…狭間、使っていいか?」
グラッセ「あと一息ですからね。使えるなら使った方がいいです」
クウ「なら、狭間使うぜ。これで進行値2点獲得だ!」
奥にある階段を目指して先に進もうとするが、通路の真ん中で研究者達が立ち話をしている。
空『くそ、こっちの道は通れないな…別の道を』
そうして来た道を引き返し、別の通路を迂回しようとした時だ。
研究員達『ぎゃあああああ!』
空『何だ!?』
悲鳴の方へ振り返って駆け寄ると、気絶して倒れている研究員と、その傍でパンパンと手を叩いている狭間がいた。
狭間『どうかしましたか?』
蒼空(お、お前…何を?)
狭間『ああ、邪魔だったので眠って貰いました』
空『てめえ、意外とやるな』
蒼空(いやいやいやいやいや!)
SM「それでは、進行値21を超えたので最後のイベントです。
あなた達は目的のフロアに辿り着いた。しかし、先へ進むための扉は厳重に電子機器でロックされている。これを解除しなければならない。
以降判定は〈知識:電子工学〉。難易度は10となります」
四人「「「「GM、キーブレードは使えますか?」」」」
GM「使えねーよ」
ムーン&クウ&ツバサ「「「精神2しか持ってない!! 任せたグラッセ!!」」」
グラッセ「ああもう【社会】と言い【精神】と言いこのパーティは…どうして脳筋しかいないんだよー!!」
ツバサ「ボク、どちらかと言うと女子力(【感覚】)が高いんだけど」
グラッセ「その女子力も役に立ってないだろー!!!」
ムーン「とにかく、俺の番だが…支援判定使うが、また《獣の直感》で人がこないか見張るってのは出来るか?」
GM「見張りか…まあゆとりが出来るだろうし、いいだろう。達成値に+2の補正だ」
支援判定〈知覚〉
3D+2→8 失敗
ムーン「あー、届かないかー」
グラッセ「俺の番ですね。俺は…GM。『情報収集チーム』を一回分消費して、達成値を上げる事って出来ませんか?」
GM「ほう、中々面白い発想だね。本来は〈情報:〉での判定で使うんだが、やれそうだから認めよう」
目の前の障害である厳重な扉。
凍矢は臆する事無く扉につけられたロックを解除する為に使う機械に手を付けると、もう片方の手でテレーズに通信を繋げた。
凍矢『テレーズさん、力を貸してください。扉のロックを解除したいんです!』
テレーズ《分かったわ! 全力でやらせて貰う!》
〈電子工学〉難易度10
3D+2→17 成功
グラッセ「よし、2点獲得! 残り1点だー!」
GM「それでは、最後のラウンドだ」
第五ラウンド
セットアップ 宣言無し
ハプニングチャート
1D6→1 凍矢
1D100→49(膠着した状況。修正は特にない)
グラッセ「…何というか、折角のハプニングなのにここまで何も起きないのもどうかと思う」
クウ「平和でいいじゃねーか。GMのあのダイス運に比べたら」
GM「それ以上言うならGM権限でマスターレイスぶつけるぞ?」
ムーン「で、翼。どうする?」
ツバサ「それなんだけど、GM。電子工学って事は扉はコンピューターで管理されているって考えでいいの?」
GM「? そうだね?」
ツバサ「なら、ボクの《セキュリティカット》は使えるよねー?」
GM「あ…はい、使えます」
ツバサ「なら、《セキュリティカット》を使って〈RC〉で判定させて貰うよ! 浸食率72%!」
〈RC〉難易度10
3D+5→8 失敗
ツバサ「なんで!? 何で2, 1, 3って出るの!?」
クウ「翼、狭間使え! それでどうにかなる!」
ツバサ「そ、そうだった! 狭間で成功させるよ!」
扉に手を付け、ロックを解除しようと自身の精神をネットワークの中へと繋ぐ。
だが、レネゲイドによる防衛がしっかりしているのか翼の能力でも完全に奥までロックを制御するシステムに届かず解除出来ない。
翼『う、ううっ…なにこれ、セキュリティが頑丈過ぎる…!』
狭間『では、僭越なら私が手を貸しましょう』
苦戦する翼に、狭間が扉の前に立つ。
狭間『蛇翼崩天刃!!!』
その場で腰を捻って回転すると同時に、思いっきり後ろ蹴りをする形で回転蹴りを扉にぶち込む。
瞬間、分厚い扉は粘土のようにひしゃげられ、そのまま外側に倒れてしまった。
狭間『はい、これで通れましたよ』
四人『『『『無理やり壊したー!!?』』』』
GM「合計達成値26点。目標の25点を超えたから、これにてFS判定は終了だ。お疲れ様」
数々の障害を越え、時に潰し、ようやく四人と協力者は陸がいる社長室間際まで辿り着く事が出来た。
月『ようやくだな。この先に、陸の野郎が…!』
翼『月、一応ボクの依頼もあるから殺すのなら後にしてね? お願いだから』
狭間『では私はここで失礼させていただきます』
凍矢『一緒に来ないんですか?』
狭間『私がここまで来たのは、UGNとしての仕事を円滑に進めるためですから。そちらが闇代家の事を何とかしてくれると言うのなら、私はここらで退散します』
SM「と言う訳で、ここで狭間は《瞬間退場》を使って退散します」
ツバサ「エ、エネミーエフェクト使ってる…」
ムーン「あ、折角だしここで狭間にロイスを取るぜ。Pは役に立った、Nは胡散臭い。表はNな」
ツバサ「ムーン、もうそれ面倒くさくなったでしょ…」
グラッセ「俺は普通に狭間に取ります。Pは感服、Nは猜疑心です。彼の強さは凄いと思います、ですがどうにも怪しいですから。表はNです」
蒼空(相棒)
狭間と別れてすぐ、急に蒼空が頭の中で響くように話しかけてくる。
どうやら自分と二人だけで話をしたいらしく、空も三人には聞かれたくなく脳内で蒼空と会話を始めた。
空(あいつの依頼…だろ。父親を殺せないなら、月だけでもってやつ)
蒼空(本当に、やるのか?)
空(悪いな、宿主。俺はあんたと違って優しくも甘くもない。仲間を始末しようが、その家族を始末しようが何とも思わない――それが“七雲空(オレ)”だ)
蒼空(…分かったよ。だったら、そうなった時は全力でお前を止める。それだけだ)
空(出来るのか? 俺より殺意剥き出しの奴だって隣にいるんだぜ?)
蒼空(意地でもやってやる。お前と分かり合える事が出来たんだから、止める事だって出来るだろ?)
空(…宿主のクセに、そういう所ムカつくんだよ)
空は最後にそう言い捨て、自分達の中で繰り広げられていた会話を終わらせる。
そして現実に意識を戻すと、社長室はすぐそこまで迫っていた。
凍矢『行こう、ムーン』
月『ああ!』
SM「それではここでシーン終了です。次はミドル戦闘となります。どうぞお楽しみに…!」(黒笑)
ツバサ「うわぁ…SMが不吉な笑み浮かべてる…」