クライマックスフェイズ4
ムーン「次は俺の番だ…同じ土俵に立たせてくれたんだ、一気に決めてやるぜ!
マイナーで《完全獣化4》《破壊の爪4》で腕を変形させる! メジャーで《コンセントレイト3:バロール》《漆黒の拳3》だ! 支援合わせて、ダイスは31個、攻撃力40、達成値5、C値6、浸食率155%!」
《命中判定》
31D+5(C値6)→78
GM「どいつもこいつもダイス1個でよく何度も回せるよね…」
SM「他のガードエフェクト、この時に使っておけば良かったですね…まあいいでしょう。
陸は《原初の紫:ディフェンスサポート1》のみ発動。そして私は《歪みの体4》《スプリングシールド3》でガードします! ガード値は装甲差し引いて21です」
《ダメージ判定》
8D+40→101
101−21→80
ツバサ「月が滅茶苦茶殺す気だった件について」
クウ「やべえ…初めて単体での100ダメージ超えたぞ…!」
SM(あのエフェクト、加えておけば良かったですかね…? まあ、まだ余裕があるからいいでしょう)
月『そんな防御、ぶち抜いてやらぁ!!!』
剛腕な獣の腕、黒く染まった拳で、力の限り冷牙を殴りつける。
真っ直ぐで単純な攻撃。だが、単純だからこそ力を一点に集められ、冷牙の防御を真っ向から打ち破り――大の大人を地面に罅が入るほど叩きつけた。
月『ぜぇ…ぜぇ…!』
冷牙『あ、あぁ…! 流石は坊ちゃん…威力は凄まじいですが、その荒々しい力の使い方。どうやら私の支配下に置くのも時間の問題ですねぇ』
月『…言った筈だ。俺はもう操り人形になるつもりはない。この力だって、お前を倒すために振るっているんだ』
冷牙『その強がりも長くは持ちませんよ? 旦那様と同じように、じっくりと理性を削ってあげます』
SM「では最後に私の番と参りましょう。
マイナーは《原初の青:ターゲティング1》《毒の刃5》。メジャーで《コンセントレイト3:エグザイル》《貪欲なる拳4》《原初の赤:コントロールソート1》《原初の赤:マルチウェポン1》。ここで《妖の招き2》《異形の祭典3》《伸縮腕3》を抜かし、代わりに《ジャイアントグロウス3》を加えてエンゲージの範囲攻撃を行います! ダイスは26個、攻撃力30+2D、達成値2、C値7!」
ツバサ「範囲攻撃ならボクの出番!! 《デビルストリングス》も回数分使った今、存分に使わせてもらうよ!! 《ミスディレクション3》を発動、対象を範囲から単体に変えさせて貰うよ! 浸食率140%!」
SM「では――邪魔をしてきた翼を狙いましょうか」
《命中判定》
26D+2→38
ツバサ「〈暴走〉は解除したから、駄目元でドッジ…うん7で無理」
グラッセ「俺の出番だ! 《炎陣2》発動して、翼をカバーリング! 《氷盾4》でガード値を上げる! 浸食率129%!」
《ダメージ判定》
6D+30→69
69−28→41
冷牙がナイフで攻撃しようと身構えた瞬間、翼が微量な電撃を目元に飛ばして妨害する。
瞼が痺れ視界を遮られる。せめてもの思いで冷牙は電撃を飛ばした場所…翼を狙うが、逸早く氷の盾を構えた凍矢が前にいた。
冷牙『同じ手が二度も通用するとは思わない事ですね!!』
両方のナイフを巧みに動かし、凍矢の氷の盾を砕く。防御が崩れ去れて声を上げる間もなく、一気に凍矢は急所を切り裂かれた。
グラッセ「くっ…! 仕方ない、テレーズさんのロイスをタイタス昇華! HPは12だ」
GM「全員の行動が終わったからクリンナッププロセスだ。全員邪毒の効果で9ダメージ受けてもらう」
クウ「俺はHP0…無茶し過ぎだ。狭間のロイスをタイタス昇華で復活、HP15だ」
GM「冷牙も《融合2》効果を解除するが、演出では同化したままだ。それでは、次のラウンドに進むよ」
第二ラウンド
GM「さあ、第二ラウンドだ。冷牙は再び《融合2》と《サポートボディ4》を陸に発動させるよ」
SM「次は陸の番ですが――さて、翼。プリプレイの話ですが、ここでフラグを回収させて頂きます」
ツバサ「え?」
SM「『死神の書』の効果を発動! このシーン、登場しているキャラ1人に対象に受けるダメージを+10追加します! 対象は月です!」
四人「「「「なんじゃそりゃー!?」」」」
GM「本来『死神の書』は前に説明したようにノイマン専用のユニークアイテムだが、『愚者の契約』により本来持つべきシンドロームがノイマンからウロボロスに変化したって扱いにしているので、特別に所持して使えるという設定だよ」
グラッセ「GM、本音は?」
GM「宮野ボイスでこのアイテム使わないなんて詐欺だろうっ!!」
クウ「やっぱりか!! おいムーン、こいつリクじゃねーぞ!! リクの皮被った夜神月だ!!」
ツバサ「この人新世界の神になるつもりなの!? バッドエンド迎えたいの!?」
SM「こちらの番は終了。残りの宣言どうぞ」
ツバサ「やる事なんて決まってる! 前と同じで《戦術4》発動だよ! 浸食率146%!」
ムーン「厳しいがやるしかねえ、《フルパワーアタック4》発動! 浸食率159%!」
(冷牙&陸/凍矢/月/蒼空/翼)(同エンゲージ)
順番は前と同じ
SM「では、イニシアチブプロセスからメインプロセス。まずは陸の番ですが、先程と同様の範囲攻撃を行います。ダイスは補正合わせて24個、攻撃力15+2D、達成値2、C値7!」
ツバサ「あ、そっか。陸さんはセットアップでユニークアイテムを使ったからエフェクトでの強化してないんだ」
グラッセ「だが、油断は出来ない! 翼!」
ツバサ「はいはーい! 《ミスディレクション3》発動、単体に攻撃を絞り込む! 浸食率151%!」
SM「では月に攻撃です!」
《命中判定》
23D+2(C値7)→37
ムーン「ドッジ…うん19かー」
グラッセ「俺の出番! 《炎陣2》発動、相手の強化が切れている今《氷盾4》で防ぎきる! 浸食率134%!」
《ダメージ判定》
6D+15→58
58−28→30
グラッセ「さっきからダメージ高くないですか!?」
GM「否定はしない…アタッカー共のダメージ、平均のダイス目より高くないかい?」
ムーン&クウ&SM「「「何でだろうなー?」」」(目逸らし)
グラッセ「でも、負けは負けです…羽狛さんのロイスをタイタス昇華します。HP12」
SM「ですが、まだ終わりませんよ! 《加速する刻3》を発動してイニシアチブに割り込んで、最後の範囲攻撃コンボです!」
ツバサ「ならボクも最後の《ミスディレクション3》! 浸食率156%!」
SM「ならば、月です」
ムーン「必要に俺を狙うな…!」
クウ「寧ろ、凍矢の浸食率を上げるのが目的なんじゃねーのかこいつ?」
《命中判定》
23D+2(C値7)→35
SM「ううむ…ここで二回目の《マルチアタック3》を発動させて貰います、達成値10上乗せで45です!」
ムーン「くっ…ドッジは20、無理だ」
グラッセ「使いたくなかったが、仕方ない! 《炎陣2》《氷盾4》、更に《氷雪の守護4》追加だ! 浸食率142%!」
《ダメージ判定》
7D+15→56
《ガード判定》
4D+28→44
56−44→12
グラッセ「何で俺の振るダイスは低いの!? 何でイチタリナイが降臨するの!?」
ツバサ「惜しかったね、凍矢…」
SM「《マルチアタック》使って正解でしたね。さて、最後に《夜魔の領域3》発動して行動値0で[未行動状態]になります」
グラッセ「…仕方ない、遊馬&アストラルのロイスを使います。HP12」
ツバサ「凍矢まで追い詰められた。本腰入れないとね…。
マイナーは放棄、装備しているショットガンで冷牙に攻撃するよ! ダイスは凍矢の支援合わせて19個、達成値0、攻撃力は16、C値は8だ。やれる事やってやる!」
《命中判定》
19D(C値8)→27
SM「私は無難にガードします。陸は《原初の紫:ディフェンスサポート1》のみ発動。私は《歪みの体4》を発動します! ガード値は装甲合わせ16です!」
ツバサ「へぇ、他の回数制限エフェクトは使わないんだ〜…かすり傷だろうが、ブチ破る!」
《ダメージ判定》
3D+16→31
31−16→15
翼『ボクの超電磁砲封じたからって、いい気にならないでよね!』
バチリ、と翼の身体から電気が弾ける音がなる。
雷を纏ったまま跳躍し、素早く冷牙の懐に入り込んだ。
SM『なっ!』
翼『さあ、この弾丸と電撃を受けて見ろぉ!!』
冷牙の腹に電撃の掌底を叩きこむ。態勢がよろめいて防御が疎かになった所で、翼はもう片方の手に握っていた銃で弾丸を当てた。
ツバサ「どうだ! これがボクの〈射撃(物理込み)〉の力だ!」
ジェダイド「演出はともかくとして、中々かっこいい立ち回りですね。僕もやってみたいですが…素手での攻撃は全く出来ないんですよね〜。リズさんにでも教えて貰った方がいいですかね?」
グラッセ「止めてください、これ以上俺の苦労を増やさないでください!! と、とにかく次は俺の番だ!
マイナーは無し、メジャーでさっきのコンボで俺達を回復&強化だ! ダイス8個、攻撃力+5、C値−1、回復2D+3、浸食率は153%!」
《回復》
2D+3→5
グラッセ「なんでじゃあ!? なんでじゃあ!?」
ラック「うわぁ…1, 1なんて出たよ」
ウラノス「幼なじみ君は使えない奴だな」
ゼノ「これは酷すぎじゃな」
ムーン&クウ&ツバサ「「「グラッセ、もうダイス振るな(振らないで)」」」
グラッセ「うわああああああん!!! 実家に帰らせて頂きますぅぅぅ!!!」(号泣)
GM「ダイス運が酷いだけで逃げようとするな! ていうか、それだと僕の立場どうなるんだよ!」
全員(((ダイス運が悪いって自覚はしてたんだ…)))