クライマックスフェイズ5
クウ「次は俺の番だ…ガードがきついが、とことん攻撃して削るのみだ。
マイナーは無し、メジャーでさっきと同じ憎悪コンボだ! 俺のダイスは37個、攻撃力38、達成値3、C値6、浸食率161%!」
ツバサ「ボクも《支援射撃4》発動! 浸食率158%!」
《命中判定》
41D+3(C値6)→58
クウ「うう、中々伸びないな…」
SM「この達成値なら…《原初の紫:ディフェンスサポート1》《歪みの体4》《がらんどうの肉体4》でガードします! ガード値は装甲合わせて16+4Dです! まだ慌てる時間ではありません!」
《ダメージ判定》
6D+38→71
《ガード判定》
4D+16→35
71−35→36
クウ「どうにか半分は与えたな…HPは15になるぜ」
SM「総ダメージは139…まあまあですかね?」
ムーン「だが、そろそろ限界じゃねーのか? 俺の番だ!
マイナー放棄、メジャーは俺も前回と同じだ! ダイスは31個、攻撃力40、達成値5、C値6、浸食率164%!」
《命中判定》
31D+5(C値6)→78
クウ「何でお前そんなにダイス運良いんだよ…?」
ムーン「俺なりの怨念を込めてるからな〜!」
SM「仕方ないですね…《原初の紫:ディフェンスサポート1》《歪みの体4》、最後の《スプリングシールド3》――そしてアージエフェクト《異形の捕食者3》発動! ガード値21に加え、ダメージを5D分減少すると共に、減少した分を攻撃力に置き換えます!」
グラッセ「やっぱりアージエフェクト持ってた!」
ツバサ「そのアージの衝動…冷牙の衝動は【飢餓】だったの!? あ、だから他のシンドロームのエフェクト使えたんだ!」
クウ「ツバサ先生、解説っ!」
ツバサ「飢餓専用のEロイス『餓えたる魂』、これを持っているんだよ! 少なくとも3つは確実――ああああああああぁぁ!!?」
グラッセ「今度は何!?」
ツバサ「…GM、質問良い?」
GM「ど、どうした急に?」(困惑)
ツバサ「もしかしてさっきのマスターシーン、Eロイス二つ使ってた?」
GM「…サー、ナンノコトヤラー?」(棒読み)
ツバサ「ダウトォ!! その反応もうダウトだよね!! 冷牙のHPヤバい位あるよね、まさかとは思うけどHP200超えなんてないよね!?」
グラッセ&ムーン&クウ「「「HP200!?」」」
GM(冷牙の衝動がバレるとツバサにメタ推理されるから、使うEロイスも出来るだけ伏せてたのに…)
SM(まあまあ、今更分かった所で後の祭りですから)
クウ「ツバサ先生、解説!」
ツバサ「飢餓衝動を持つジャームが使えるEロイスに『餓えの淵』ってのがあって、キャラ1人を自分の体内に取り込んで強化するって効果があるんだけど、それと組み合わせられる『餓鬼の晩餐』があるんだ! 『餓えの淵』一つ事に、最大HPと現在HP+50上がる効果なんだよ!」
グラッセ「ちょ…! それが本当なら、冷牙のHPどれだけあるんですか!?」
SM「それは秘密です。さあ、勝負と行きましょう!」
《ダメージ判定》
8D+40→85
《ダメージ軽減》
5D→25
85−21−25→39
SM「では、私の攻撃力は+25となりますね。現在のダメージは合計178…少しマズイですかねぇ?」
ムーン「まだ終わらないのかよ!? どんだけ体力あるんだよこいつ!?」
SM「最後、行動値0で陸の番です。
マイナーは同じ。メジャーで《コンセントレイト3:エグザイル》《貪欲なる拳4》《原初の赤:コントロールソート1》《原初の赤:マルチウェポン1》。
《ジャイアントグロウス3》は回数分使ってしまったので外して、今度は《異形の祭典3》《ブレインハック2》を組み合わせ、再び四人に白兵攻撃です!
ダイスは23個、攻撃力5、達成値2、C値7! 1点でもダメージを与えたら全員〈憎悪〉のバステを受けてもらいます!」
四人「「「「んなぁ!?」」」」
GM「ちなみに、〈憎悪〉の対象はこちら側が自由に選べる。陸を対象として貰うよ!」
ツバサ「マズイよ! 陸さんのHPだと、攻撃受けたらすぐにやられちゃう!」
グラッセ「月に至っては、『無限を継ぐ者』の効果が発動する!?」
ムーン「仕方ない――ここで使ってやる! 《時の棺2》発動、その攻撃を潰す! 浸食率174%!」
さっきまでナイフで攻撃していたはずの冷牙が、鎖を操り始める。
本能的に「危険だ」と直感が働く。この攻撃を喰らってはいけないと。
月は無意識のままに、魔眼を生み出して時を止める。冷牙も、三人も止まった世界の中で動き――冷牙へ蹴りを入れ込む。
冷牙『――おお、っと!』
その前に時間が動き出してしまい、結果的に攻撃は入らなかったが妨害は成功する。
しかし、代償としてレネゲイドの負担が月を襲った。
月『く、くそ…!!』
冷牙『流石は坊ちゃん。私が見込んだだけの事はありますね』
月『やろ…澄ました顔しやがって…!』
冷牙『いえいえ。本当に素晴らしいと思っていますよ? その証拠に――』
SM「ここで、《異世界の因子2》を発動。シーン内に登場したエフェクトを一つ、レベル1の状態で習得します」
ツバサ「ま、まさか…!!」
SM「私がコピーするエフェクトは――」
冷牙『――私も坊ちゃんの真似をしたくなりました』
そう言いながら、掌を見せびらかす。
そこに浮かんでいるのは、月が出したと同じ――時の力を込めた魔眼だ。
SM「――《時の棺1》です」
GM「全員の行動が終了したから、クリンナッププロセス。全員邪毒で9ダメージ受けてもらう。この中で戦闘不能になるのは…翼だね」
ツバサ「うう…仕方ない、エリーのロイスをタイタスするよ。HP12」
ムーン「さて、と…次のラウンドに行く前に言いたい事がある」
クウ「そんな戦法使うなんて卑怯だぞてめえ!!」
グラッセ「どれだけあくどいんですかー!?」
SM「ありがとうございます。最っ高の褒め言葉です」(黒笑)
GM「GMの気持ちが分かってくれてなりよりだ」(満面の笑み)
グラッセ「駄目だ、このドSコンビに何言っても無駄ですよ…」
クウ「SMの顔見てみろよ、KH1で闇に染まり切ったリクと同類の歪んだ笑いしてやがる…」
ウラノス「…テルス姉さん、顔色悪いぞ?」
テルス「言わないで…!」(orz)
ガイア「外伝でテルスお姉ちゃんが使っていた方法だった、なんて言えないよね…」(目逸らし)
レイシャ「まさかやられた戦法を再利用するなんて、流石はウィドさん…鬼畜だ…」
リズ「グラッセ達、大丈夫かなぁ…?」
スピカ「さあ…でも、与えられたピンチをどうにかするのがPCに課せられた使命じゃないのかしら?」
ムーン「とにかく、現状の確認だ。えーと、俺のHPは現在6。蒼空も6で、凍矢は8、翼は12か…」
ツバサ「ロイスの数も凍矢が3、月は5、蒼空さんとボクが4つ…あと一回、凍矢が攻撃を防げればいい方だね」
グラッセ「だが、俺達の切り札を持っていきやがった…!」
ムーン「防御も固く、一回は攻撃を確実に防がれる。くそ、どうやってあんな敵倒すんだよ…!」
ツバサ「……ねえ、師匠」
クウ「ん? 何か策でも思い付いたか?」
ツバサ「策なんてものじゃないよ。本当に単純で明快な方法だけどさ…こういう時、師匠ならどうする?」
クウ「俺なら? 俺としては…――そうだな、そうだよな」
グラッセ「二人とも?」
『月』
自身の切り札を取られ、黙り込んでいた月に翼の声がかけられる。
見ると、翼が冷牙を見据えて銃を構えている。その隣で、蒼空も何かを決意した表情で大鎌を握っている。
『どうせ防がれるのは目に見えている。だけど、その守りも鉄壁じゃない』
『奴の守りは俺達が壊してやる。後はお前の手で決着つけさせろ』
『お、お前ら! 特攻仕掛ける気かよ!』
自分達を犠牲に突破口を作ろうとする二人に、堪らず月が叫ぶ。
そんな月に――二人は目線を合わせ、力強く笑った。
『今更だな、特攻は俺の得意分野だ』
『ボクはノイマンだ。無駄な事は一切しない主義なんだよ――仲間の絆も含めてね』
『『だから、冷牙に勝て(勝って)!! 月っ!!』』
GM「どうやら方針は決まったようだね…なら、運命の第三ラウンドと行こうかっ!」
マイナーは無し、メジャーでさっきと同じ憎悪コンボだ! 俺のダイスは37個、攻撃力38、達成値3、C値6、浸食率161%!」
ツバサ「ボクも《支援射撃4》発動! 浸食率158%!」
《命中判定》
41D+3(C値6)→58
クウ「うう、中々伸びないな…」
SM「この達成値なら…《原初の紫:ディフェンスサポート1》《歪みの体4》《がらんどうの肉体4》でガードします! ガード値は装甲合わせて16+4Dです! まだ慌てる時間ではありません!」
《ダメージ判定》
6D+38→71
《ガード判定》
4D+16→35
71−35→36
クウ「どうにか半分は与えたな…HPは15になるぜ」
SM「総ダメージは139…まあまあですかね?」
ムーン「だが、そろそろ限界じゃねーのか? 俺の番だ!
マイナー放棄、メジャーは俺も前回と同じだ! ダイスは31個、攻撃力40、達成値5、C値6、浸食率164%!」
《命中判定》
31D+5(C値6)→78
クウ「何でお前そんなにダイス運良いんだよ…?」
ムーン「俺なりの怨念を込めてるからな〜!」
SM「仕方ないですね…《原初の紫:ディフェンスサポート1》《歪みの体4》、最後の《スプリングシールド3》――そしてアージエフェクト《異形の捕食者3》発動! ガード値21に加え、ダメージを5D分減少すると共に、減少した分を攻撃力に置き換えます!」
グラッセ「やっぱりアージエフェクト持ってた!」
ツバサ「そのアージの衝動…冷牙の衝動は【飢餓】だったの!? あ、だから他のシンドロームのエフェクト使えたんだ!」
クウ「ツバサ先生、解説っ!」
ツバサ「飢餓専用のEロイス『餓えたる魂』、これを持っているんだよ! 少なくとも3つは確実――ああああああああぁぁ!!?」
グラッセ「今度は何!?」
ツバサ「…GM、質問良い?」
GM「ど、どうした急に?」(困惑)
ツバサ「もしかしてさっきのマスターシーン、Eロイス二つ使ってた?」
GM「…サー、ナンノコトヤラー?」(棒読み)
ツバサ「ダウトォ!! その反応もうダウトだよね!! 冷牙のHPヤバい位あるよね、まさかとは思うけどHP200超えなんてないよね!?」
グラッセ&ムーン&クウ「「「HP200!?」」」
GM(冷牙の衝動がバレるとツバサにメタ推理されるから、使うEロイスも出来るだけ伏せてたのに…)
SM(まあまあ、今更分かった所で後の祭りですから)
クウ「ツバサ先生、解説!」
ツバサ「飢餓衝動を持つジャームが使えるEロイスに『餓えの淵』ってのがあって、キャラ1人を自分の体内に取り込んで強化するって効果があるんだけど、それと組み合わせられる『餓鬼の晩餐』があるんだ! 『餓えの淵』一つ事に、最大HPと現在HP+50上がる効果なんだよ!」
グラッセ「ちょ…! それが本当なら、冷牙のHPどれだけあるんですか!?」
SM「それは秘密です。さあ、勝負と行きましょう!」
《ダメージ判定》
8D+40→85
《ダメージ軽減》
5D→25
85−21−25→39
SM「では、私の攻撃力は+25となりますね。現在のダメージは合計178…少しマズイですかねぇ?」
ムーン「まだ終わらないのかよ!? どんだけ体力あるんだよこいつ!?」
SM「最後、行動値0で陸の番です。
マイナーは同じ。メジャーで《コンセントレイト3:エグザイル》《貪欲なる拳4》《原初の赤:コントロールソート1》《原初の赤:マルチウェポン1》。
《ジャイアントグロウス3》は回数分使ってしまったので外して、今度は《異形の祭典3》《ブレインハック2》を組み合わせ、再び四人に白兵攻撃です!
ダイスは23個、攻撃力5、達成値2、C値7! 1点でもダメージを与えたら全員〈憎悪〉のバステを受けてもらいます!」
四人「「「「んなぁ!?」」」」
GM「ちなみに、〈憎悪〉の対象はこちら側が自由に選べる。陸を対象として貰うよ!」
ツバサ「マズイよ! 陸さんのHPだと、攻撃受けたらすぐにやられちゃう!」
グラッセ「月に至っては、『無限を継ぐ者』の効果が発動する!?」
ムーン「仕方ない――ここで使ってやる! 《時の棺2》発動、その攻撃を潰す! 浸食率174%!」
さっきまでナイフで攻撃していたはずの冷牙が、鎖を操り始める。
本能的に「危険だ」と直感が働く。この攻撃を喰らってはいけないと。
月は無意識のままに、魔眼を生み出して時を止める。冷牙も、三人も止まった世界の中で動き――冷牙へ蹴りを入れ込む。
冷牙『――おお、っと!』
その前に時間が動き出してしまい、結果的に攻撃は入らなかったが妨害は成功する。
しかし、代償としてレネゲイドの負担が月を襲った。
月『く、くそ…!!』
冷牙『流石は坊ちゃん。私が見込んだだけの事はありますね』
月『やろ…澄ました顔しやがって…!』
冷牙『いえいえ。本当に素晴らしいと思っていますよ? その証拠に――』
SM「ここで、《異世界の因子2》を発動。シーン内に登場したエフェクトを一つ、レベル1の状態で習得します」
ツバサ「ま、まさか…!!」
SM「私がコピーするエフェクトは――」
冷牙『――私も坊ちゃんの真似をしたくなりました』
そう言いながら、掌を見せびらかす。
そこに浮かんでいるのは、月が出したと同じ――時の力を込めた魔眼だ。
SM「――《時の棺1》です」
GM「全員の行動が終了したから、クリンナッププロセス。全員邪毒で9ダメージ受けてもらう。この中で戦闘不能になるのは…翼だね」
ツバサ「うう…仕方ない、エリーのロイスをタイタスするよ。HP12」
ムーン「さて、と…次のラウンドに行く前に言いたい事がある」
クウ「そんな戦法使うなんて卑怯だぞてめえ!!」
グラッセ「どれだけあくどいんですかー!?」
SM「ありがとうございます。最っ高の褒め言葉です」(黒笑)
GM「GMの気持ちが分かってくれてなりよりだ」(満面の笑み)
グラッセ「駄目だ、このドSコンビに何言っても無駄ですよ…」
クウ「SMの顔見てみろよ、KH1で闇に染まり切ったリクと同類の歪んだ笑いしてやがる…」
ウラノス「…テルス姉さん、顔色悪いぞ?」
テルス「言わないで…!」(orz)
ガイア「外伝でテルスお姉ちゃんが使っていた方法だった、なんて言えないよね…」(目逸らし)
レイシャ「まさかやられた戦法を再利用するなんて、流石はウィドさん…鬼畜だ…」
リズ「グラッセ達、大丈夫かなぁ…?」
スピカ「さあ…でも、与えられたピンチをどうにかするのがPCに課せられた使命じゃないのかしら?」
ムーン「とにかく、現状の確認だ。えーと、俺のHPは現在6。蒼空も6で、凍矢は8、翼は12か…」
ツバサ「ロイスの数も凍矢が3、月は5、蒼空さんとボクが4つ…あと一回、凍矢が攻撃を防げればいい方だね」
グラッセ「だが、俺達の切り札を持っていきやがった…!」
ムーン「防御も固く、一回は攻撃を確実に防がれる。くそ、どうやってあんな敵倒すんだよ…!」
ツバサ「……ねえ、師匠」
クウ「ん? 何か策でも思い付いたか?」
ツバサ「策なんてものじゃないよ。本当に単純で明快な方法だけどさ…こういう時、師匠ならどうする?」
クウ「俺なら? 俺としては…――そうだな、そうだよな」
グラッセ「二人とも?」
『月』
自身の切り札を取られ、黙り込んでいた月に翼の声がかけられる。
見ると、翼が冷牙を見据えて銃を構えている。その隣で、蒼空も何かを決意した表情で大鎌を握っている。
『どうせ防がれるのは目に見えている。だけど、その守りも鉄壁じゃない』
『奴の守りは俺達が壊してやる。後はお前の手で決着つけさせろ』
『お、お前ら! 特攻仕掛ける気かよ!』
自分達を犠牲に突破口を作ろうとする二人に、堪らず月が叫ぶ。
そんな月に――二人は目線を合わせ、力強く笑った。
『今更だな、特攻は俺の得意分野だ』
『ボクはノイマンだ。無駄な事は一切しない主義なんだよ――仲間の絆も含めてね』
『『だから、冷牙に勝て(勝って)!! 月っ!!』』
GM「どうやら方針は決まったようだね…なら、運命の第三ラウンドと行こうかっ!」