ミドルフェイズ6(潜入編2)
GM「では、人に見つかる事無く地下の研究所に辿り着くことが出来ました」
SM「だが、地下の一角は厳重な扉が施されている。無理にこじ開けると気づかれる可能性がある。ここは穏便に事を進めるために《知識:機械工学》の難易度14で判定をして貰うよ」
オパール「また難易度が上がった〜…うーん、【精神】での判定ならリカだけど」
スピカ「いや。ここは《オリジン:レジェンド》の効果を発動させている蒼空にやらせた方がいい。俺達は支援に回った方がいいだろう」
ルキル「なら俺は再び《構造看破》を、更に《暗号解読》を使って扉に施されたパスワードを調べるぞ」
スピカ「俺も《究極鑑定》を使い、扉について詳しく調べよう。扉も物なのだから可能だろう?」
オパール「ノイマンのイージーエフェクトって、本当に色々使えるわね…」
クウ「翼のブラックドック専用イージーもだが、こっちもヤバイな…」
SM「ああ、実際に出来そうだからノーとは言えないよ。リカと星華は〈知識:機械工学〉の判定をしてくれ。難易度は10とするよ」
ルキル「ダイス目で10を出さない限り、成功出来そうにないな…」
スピカ「だが、チャンスは無い訳じゃない。挑戦しよう!」
支援判定
星華6D→8 失敗
リカ8D→16 成功
GM「では、リカさんは成功したので達成値が+2追加です」
クウ「それじゃ、挑戦と行きますか」
《知識:機械工学判定》
7D+6→15 成功
クウ「よっしゃ!」
GM「判定に成功したので、リカさんの支援を頼りに扉のセキュリティを解除出来ました」
リカ『何重にもロックが掛けられてるが、パスワード式になっているな。俺のいた研究施設と似た構造だから、ある程度は補佐出来るが…』
エン《蒼空。少しよろしいですか?》
蒼空『どうした?』
問いかけには答えず、エンは前に出て透けた手を扉に向かって翳す。
数秒ほどして、目を閉じた状態のまま蒼空に伝えた。
エン《…今から言う数字を順に打ち込んでください。それで開く筈です》
蒼空『あ、ああ…』
言われた通りに、エンが教える数字を機械に入力する。
すると、簡単にロックが外れて扉が開いた。
響『開いた!』
リカ『ノイマンでないのにこのパスワードが分かったのか!?』
蒼空『ふん。マスター様を舐めるなよ』
星華(扉を開く前の蒼空の不自然なやり取り。エンと言う存在が意図的に手助けを行ったのだろう。機械を操るブラックドックよりは思考回路のノイマンの線が高いが…俺達には触れられない“何か”に干渉した?)
響『星華さん、どうしたの?』
星華『いや、何でもない』
GM「最深部の扉を開いた事で、もうすぐデータベースに辿り着く。そんな時、侵入者用のトラップが発動した」
四人「「「「ええっ!?」」」」
GM「トラップは毒ガスで、吸い込んだ瞬間に体力を蝕んでいきます。更に追い打ちとして足枷をかけられてしまいます。トラップを停止させるには、固定された機械を無理やり壊し、出口付近にあるボタンを急いで押す必要があります。と言う訳で、【肉体】で難易度は20の判定をして貰います」
クウ「難易度20!? 無理があるだろ!?」
SM「それほどのトラップって事さ」
ルキル「緊急だし、足を固定された状態じゃ《ディメンジョンゲート》なんて使えないし…!」
スピカ「精々、俺達の支援は機械を壊すのに使うくらいだろうな…。誰が判定するか――はもう決まっているか」
オパール「みんな、支援はしなくても大丈夫。ここはあたしがどうにかするから」
ルキル「けど、難易度20だぞ?」
オパール「大丈夫――《コンセントレイト:ハヌマーン2》《電光石火1》のコンボなら、C値を下げての判定が出来るから! マイナーで《完全獣化1》も付ければ、成功率は上がる!」
スピカ「いや、《完全獣化》はしなくていい。代わりに俺がエフェクトで援護するよ」
オパール「でも…」
スピカ「大丈夫、使うのは1つだけだ」
オパール「…分かった。マイナーはなし、メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン2》《電光石火1》を使ってダイス11個、C値8で挑戦よ! 浸食率は88%!」
スピカ「《援護の風4》を使い、更にダイスを4個追加だ。浸食率は85%」
《肉体判定》
15D(C値8)→31
オパール「やったぁ! 《電光石火》でのHPロスは…3。良かった、これでHP16ね」
GM「それでは、星華さんの風を操る支援を使い、響さんはいち早くトラップを解除しました」
SM「判定は全部成功だね。さあ、イベントが待っているよ!」
響(少しでもいい! あたしも、みんなの力になりたい…!)
リカ『響…?』
あの時聞いた、心に浮かんだ詩を口ずさむ。
すると、響の身体が輝いて、制服から白と黒のプロテクターの服装に変わった。
響『――ッ、だあぁ!!』
拳を握り込み、足の枷を殴ってバラバラに壊す。
そして自由を取り戻した響は、出口付近に緊急停止用のスイッチを見つける。
響『待ってて、すぐに…!』
毒に侵されながらも駆け出そうとする響に、風が纏わりついた。どうやら周りの毒ガスを取り払ってくれているようだ。
星華『これで少しは、楽になる…頼む』
響『もちろん!』
星華から直々に受け取った支援に、響は一気に駆ける。
少しもしない内にスイッチを拳で叩きつける。すると、噴出していた毒ガスは止まって三人の足枷も外れた。
リカ『助かった…!』
蒼空『それにしても、改めて見ると何だよその恰好?』
響『………』
星華『響?』
響『あ、ごめん。この服、前にあたしを助けてくれた人が着ていたのに似てるなーって』
リカ『確か、UGNだったんだよな…』
星華『ふむ。響を助けたエージェントの詳細を調べてやりたいが…FH社会以前に死亡したのなら、既に記録は残っていないだろうな』
響『そっか…あっ、あたしなら大丈夫。それに今はやる事があるし!』
場を取り繕うように笑顔を見せていると、再び衣装が光って元の制服へと戻った。
響『あれ? 戻っちゃった…』
星華『身体が無意識に力を使わないように防衛反応を働かせているんだろう、不安にならなくていい――本来なら安全を考慮して基礎的なRC(レネゲイドコントロール)を習得させたいが、幾分その暇は取れない。荒い形だがその力も何回か使っていけば、自由に使いこなせるだろう。だから響、使いこなせたと感じたら使い過ぎないよう注意しろ。“戻ってこれなくなる”からな』
響『…うん、気を付ける』
ベテランのオーヴァードが教えてくれる【警告】を、響は心から受け止める。それがどう言う意味か、あの事件の時に“見ていた”から。
そんな会話も終わり、四人は廊下を進む。見えてきたのは『関係者以外立ち入り禁止』と書かれた扉だった。
リカ『よし。あの扉の先がデータベースの筈だ』
?『おっと、そうはいかねえなぁ。裏切り者』
低い男性の声が発せられ、足元に何かが投げつけられる。
それは電撃を纏ったチャクラム。そして炎で形作られた刃だった。
蒼空『誰だ!?』
声のした方へ振り返ると、そこにいたのは電撃を纏った緑髪の青年。その隣には、炎を纏った緑髪の少女がいる。
?『こんな所にまで来るなんて、UGNの中にも死にたがりがいたんだぁ。コソコソ隠れまわってる連中のクセして、意外と度胸かあるんだね――ところで、君がリカ…なんだよね?』
?『…報告じゃ、お前性別男の筈だよな…? てか、男だよな?』
?『何で、血塗れの女子高生の恰好してるの?』
ルキル「おい…何で俺未だに女の恰好してる体で話が進んでるんだよ?」
GM「え? だってリカさん、『元の服に着替える』って宣言してませんよね?」
ルキル「そんなのアリかぁ!!?」
スピカ「ありでしょう」
クウ「ありだから」
オパール「TRPGならありだよね」
ルキル「くそぉ!! GM、着替える! てか着替えさせろぉ!!」
SM「ア、ウン。やりたいならどうぞ、止めはしないよ」
リカ『――マタセタナ』
?『お、おう…興が削がれたが、仕切り直すぞ』
星華『それで、お前達は何者だ?』
?『名前か? 俺は神影雷神、こっちは妹の恋火だ』
星華『ほう。名前を教えてくれるとは、意外と礼儀正しいんだな』
恋火『別に教えても構わないよ。だって――あんた達はここであたし達に殺されるんだからねぇ!!!』
雷神『そう言う事だ…UGNについた事を恨みながら死んで行けぇ!!! この極悪人どもがぁ!!!』
GM「それでは、ミドル戦闘の開始です!」
オパール「ちょっと待って! 判定に成功したら楽になるんじゃないの!?」
SM「これでも楽な方だよ。下手すれば、この二人に加えて警備ロボが追加されるところだったんだからさ」
四人「「「「判定に成功して良かった…」」」」
SM「だが、地下の一角は厳重な扉が施されている。無理にこじ開けると気づかれる可能性がある。ここは穏便に事を進めるために《知識:機械工学》の難易度14で判定をして貰うよ」
オパール「また難易度が上がった〜…うーん、【精神】での判定ならリカだけど」
スピカ「いや。ここは《オリジン:レジェンド》の効果を発動させている蒼空にやらせた方がいい。俺達は支援に回った方がいいだろう」
ルキル「なら俺は再び《構造看破》を、更に《暗号解読》を使って扉に施されたパスワードを調べるぞ」
スピカ「俺も《究極鑑定》を使い、扉について詳しく調べよう。扉も物なのだから可能だろう?」
オパール「ノイマンのイージーエフェクトって、本当に色々使えるわね…」
クウ「翼のブラックドック専用イージーもだが、こっちもヤバイな…」
SM「ああ、実際に出来そうだからノーとは言えないよ。リカと星華は〈知識:機械工学〉の判定をしてくれ。難易度は10とするよ」
ルキル「ダイス目で10を出さない限り、成功出来そうにないな…」
スピカ「だが、チャンスは無い訳じゃない。挑戦しよう!」
支援判定
星華6D→8 失敗
リカ8D→16 成功
GM「では、リカさんは成功したので達成値が+2追加です」
クウ「それじゃ、挑戦と行きますか」
《知識:機械工学判定》
7D+6→15 成功
クウ「よっしゃ!」
GM「判定に成功したので、リカさんの支援を頼りに扉のセキュリティを解除出来ました」
リカ『何重にもロックが掛けられてるが、パスワード式になっているな。俺のいた研究施設と似た構造だから、ある程度は補佐出来るが…』
エン《蒼空。少しよろしいですか?》
蒼空『どうした?』
問いかけには答えず、エンは前に出て透けた手を扉に向かって翳す。
数秒ほどして、目を閉じた状態のまま蒼空に伝えた。
エン《…今から言う数字を順に打ち込んでください。それで開く筈です》
蒼空『あ、ああ…』
言われた通りに、エンが教える数字を機械に入力する。
すると、簡単にロックが外れて扉が開いた。
響『開いた!』
リカ『ノイマンでないのにこのパスワードが分かったのか!?』
蒼空『ふん。マスター様を舐めるなよ』
星華(扉を開く前の蒼空の不自然なやり取り。エンと言う存在が意図的に手助けを行ったのだろう。機械を操るブラックドックよりは思考回路のノイマンの線が高いが…俺達には触れられない“何か”に干渉した?)
響『星華さん、どうしたの?』
星華『いや、何でもない』
GM「最深部の扉を開いた事で、もうすぐデータベースに辿り着く。そんな時、侵入者用のトラップが発動した」
四人「「「「ええっ!?」」」」
GM「トラップは毒ガスで、吸い込んだ瞬間に体力を蝕んでいきます。更に追い打ちとして足枷をかけられてしまいます。トラップを停止させるには、固定された機械を無理やり壊し、出口付近にあるボタンを急いで押す必要があります。と言う訳で、【肉体】で難易度は20の判定をして貰います」
クウ「難易度20!? 無理があるだろ!?」
SM「それほどのトラップって事さ」
ルキル「緊急だし、足を固定された状態じゃ《ディメンジョンゲート》なんて使えないし…!」
スピカ「精々、俺達の支援は機械を壊すのに使うくらいだろうな…。誰が判定するか――はもう決まっているか」
オパール「みんな、支援はしなくても大丈夫。ここはあたしがどうにかするから」
ルキル「けど、難易度20だぞ?」
オパール「大丈夫――《コンセントレイト:ハヌマーン2》《電光石火1》のコンボなら、C値を下げての判定が出来るから! マイナーで《完全獣化1》も付ければ、成功率は上がる!」
スピカ「いや、《完全獣化》はしなくていい。代わりに俺がエフェクトで援護するよ」
オパール「でも…」
スピカ「大丈夫、使うのは1つだけだ」
オパール「…分かった。マイナーはなし、メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン2》《電光石火1》を使ってダイス11個、C値8で挑戦よ! 浸食率は88%!」
スピカ「《援護の風4》を使い、更にダイスを4個追加だ。浸食率は85%」
《肉体判定》
15D(C値8)→31
オパール「やったぁ! 《電光石火》でのHPロスは…3。良かった、これでHP16ね」
GM「それでは、星華さんの風を操る支援を使い、響さんはいち早くトラップを解除しました」
SM「判定は全部成功だね。さあ、イベントが待っているよ!」
響(少しでもいい! あたしも、みんなの力になりたい…!)
リカ『響…?』
あの時聞いた、心に浮かんだ詩を口ずさむ。
すると、響の身体が輝いて、制服から白と黒のプロテクターの服装に変わった。
響『――ッ、だあぁ!!』
拳を握り込み、足の枷を殴ってバラバラに壊す。
そして自由を取り戻した響は、出口付近に緊急停止用のスイッチを見つける。
響『待ってて、すぐに…!』
毒に侵されながらも駆け出そうとする響に、風が纏わりついた。どうやら周りの毒ガスを取り払ってくれているようだ。
星華『これで少しは、楽になる…頼む』
響『もちろん!』
星華から直々に受け取った支援に、響は一気に駆ける。
少しもしない内にスイッチを拳で叩きつける。すると、噴出していた毒ガスは止まって三人の足枷も外れた。
リカ『助かった…!』
蒼空『それにしても、改めて見ると何だよその恰好?』
響『………』
星華『響?』
響『あ、ごめん。この服、前にあたしを助けてくれた人が着ていたのに似てるなーって』
リカ『確か、UGNだったんだよな…』
星華『ふむ。響を助けたエージェントの詳細を調べてやりたいが…FH社会以前に死亡したのなら、既に記録は残っていないだろうな』
響『そっか…あっ、あたしなら大丈夫。それに今はやる事があるし!』
場を取り繕うように笑顔を見せていると、再び衣装が光って元の制服へと戻った。
響『あれ? 戻っちゃった…』
星華『身体が無意識に力を使わないように防衛反応を働かせているんだろう、不安にならなくていい――本来なら安全を考慮して基礎的なRC(レネゲイドコントロール)を習得させたいが、幾分その暇は取れない。荒い形だがその力も何回か使っていけば、自由に使いこなせるだろう。だから響、使いこなせたと感じたら使い過ぎないよう注意しろ。“戻ってこれなくなる”からな』
響『…うん、気を付ける』
ベテランのオーヴァードが教えてくれる【警告】を、響は心から受け止める。それがどう言う意味か、あの事件の時に“見ていた”から。
そんな会話も終わり、四人は廊下を進む。見えてきたのは『関係者以外立ち入り禁止』と書かれた扉だった。
リカ『よし。あの扉の先がデータベースの筈だ』
?『おっと、そうはいかねえなぁ。裏切り者』
低い男性の声が発せられ、足元に何かが投げつけられる。
それは電撃を纏ったチャクラム。そして炎で形作られた刃だった。
蒼空『誰だ!?』
声のした方へ振り返ると、そこにいたのは電撃を纏った緑髪の青年。その隣には、炎を纏った緑髪の少女がいる。
?『こんな所にまで来るなんて、UGNの中にも死にたがりがいたんだぁ。コソコソ隠れまわってる連中のクセして、意外と度胸かあるんだね――ところで、君がリカ…なんだよね?』
?『…報告じゃ、お前性別男の筈だよな…? てか、男だよな?』
?『何で、血塗れの女子高生の恰好してるの?』
ルキル「おい…何で俺未だに女の恰好してる体で話が進んでるんだよ?」
GM「え? だってリカさん、『元の服に着替える』って宣言してませんよね?」
ルキル「そんなのアリかぁ!!?」
スピカ「ありでしょう」
クウ「ありだから」
オパール「TRPGならありだよね」
ルキル「くそぉ!! GM、着替える! てか着替えさせろぉ!!」
SM「ア、ウン。やりたいならどうぞ、止めはしないよ」
リカ『――マタセタナ』
?『お、おう…興が削がれたが、仕切り直すぞ』
星華『それで、お前達は何者だ?』
?『名前か? 俺は神影雷神、こっちは妹の恋火だ』
星華『ほう。名前を教えてくれるとは、意外と礼儀正しいんだな』
恋火『別に教えても構わないよ。だって――あんた達はここであたし達に殺されるんだからねぇ!!!』
雷神『そう言う事だ…UGNについた事を恨みながら死んで行けぇ!!! この極悪人どもがぁ!!!』
GM「それでは、ミドル戦闘の開始です!」
オパール「ちょっと待って! 判定に成功したら楽になるんじゃないの!?」
SM「これでも楽な方だよ。下手すれば、この二人に加えて警備ロボが追加されるところだったんだからさ」
四人「「「「判定に成功して良かった…」」」」
■作者メッセージ
補足コーナー:RC(レネゲイドコントロール)について
RCとは、その名の通りレネゲイドの力を制御したり衝動を抑え込む際に使用する力の事。
翼や切嗣、蒼空(エンドライン)はレネゲイドの力を操る事で、武器に頼らない魔法のような力を扱える。それは〈RC〉、それを司る【精神】によって成り立つ。(翼の場合、エンハイのおかげで【精神】を【感覚】に置き換えているが)
もちろん攻撃以外にも、何かしらのレネゲイドに関する判定や対決が起きた場合は前回の響のように〈RC〉を使うのも存在する。
またダブルクロスの設定上、オーヴァードのジャーム化を回避するためにUGNはRCの訓練を施している。その方法は呼吸法から瞑想、催眠など…今も尚、各分野で研究している。
ちなみに、ゲーム上では衝動判定の際に使用される技能は〈意志〉だったりするが…。
RCとは、その名の通りレネゲイドの力を制御したり衝動を抑え込む際に使用する力の事。
翼や切嗣、蒼空(エンドライン)はレネゲイドの力を操る事で、武器に頼らない魔法のような力を扱える。それは〈RC〉、それを司る【精神】によって成り立つ。(翼の場合、エンハイのおかげで【精神】を【感覚】に置き換えているが)
もちろん攻撃以外にも、何かしらのレネゲイドに関する判定や対決が起きた場合は前回の響のように〈RC〉を使うのも存在する。
またダブルクロスの設定上、オーヴァードのジャーム化を回避するためにUGNはRCの訓練を施している。その方法は呼吸法から瞑想、催眠など…今も尚、各分野で研究している。
ちなみに、ゲーム上では衝動判定の際に使用される技能は〈意志〉だったりするが…。