ミドルフェイズ6(戦闘編)
第一ラウンド
GM「それでは、戦闘を始めましょう。PC4人は同エンゲージ、そこから10m離れた所に神影兄妹が同エンゲージにいます。図で表すとこうです」
(PC4人)―――10m―――(雷神・恋火)
オパール「うっわー…とんでもない敵が来たわね」
スピカ「そうでもないわ。この二人、現代ステージでのシンドロームや戦闘方法を考えれば範囲やシーン攻撃を取れないもの。単体攻撃しか出来ないなら、被害は二人か一人で済むはず」
クウ「そうなのか? だったら安心だな」
スピカ「ええ。私達みたいに戦闘方法が変わっていなければ、ね」
クウ「一気に不安になった…」
SM「そうそう。今回の終了条件は敵二人の戦闘不能だよ」
GM「それでは、戦闘開始です。まずはセットアッププロセスから行きますが…そちらは誰も使えませんよね?」
オパール「使えないな〜…」
SM「それじゃ、こっちの番だ。雷神は宣言無し、恋火は《エターナルブレイス4》《先陣の火2》を発動させるよ。攻撃力16に行動値−5だけど行動値を10上げるよ」
スピカ「《エターナルブレイス》のデメリットを打ち消してきたわね…!」
SM「行動値はこのようになるよ!」
星華(16)
蒼空(12)
恋火(10)
リカ(7)
雷神(6)
響(5)
SM「…それでも二人の方が先手取れるって何なんだい?」
GM「エンジェルハイロゥもブラムも感覚が高いですからね〜…」
スピカ「さて――それじゃ、俺が先に行ってもいいのか?」
GM「はい、どうぞ」
スピカ「ならば先手必勝――と言いたいが、俺は待機を宣言する」
オパール「え? 攻撃しないの?」
スピカ「それでもいいんだが、恋火の攻撃は上手く行けば《カウンター》で潰す事が出来る。相手が攻撃しなかったらしなかったで『アサシネイター』の効果でダイスが増えるからな。そう言う訳で先陣は頼む、恋火より雷神がよっぽど面倒だからな」
クウ「いいぜ、任せときな。俺の番、マイナーで《ブラッドコントロール1》!
メジャーで《コンセントレイト2:ブラムストーカー》《紅の刃2》《レネゲイドスマイト1》ついでに《ブラッドバーン3》で雷神に攻撃だ!
ダイスは8個、攻撃力17、達成値9、C値8、浸蝕率は97%! ここで『貴人の礼装』の効果を発動! HP5消費して達成値を+5上げるぜ!」
《命中判定》
8D+14(C値8)→46
GM「ふむ…どうします?」
SM「早いがやってしまおうか。恋火は《殺意の壁3》を発動! 攻撃力を9減らしてもらうよ! リアクションはこの達成値じゃ無理だからしないよ」
クウ「なっ!? ええい、やってやる!」
《ダメージ判定》
5D+8→48
ルキル「本当にやりやがったぞこいつ…!?」
オパール「ねえ、5個のダイスで40出すって何なの? ダイス目が9, 10, 9, 9, 3ってなんなの?」
クウ「マスターの力量って事だろ。あ、HPは19に減らすぜ」
右手首に歯を当て、ためらいなく噛み切る。
そうして流れる血はドレスの袖から染み込んでいき、服の右部分が黒から赤に色を変える。
自分の血を吸い上げた事で、この服に宿るレネゲイドが目覚める。その力の高まりを利用して、何時もより鋭い羽根を雷神にぶつけた。
雷神『がっ…!』
蒼空『ハッ、身の程知らずが…!! 俺は腹の居所が悪いんだよ、鬱憤晴らさせて貰ったぜ…!!』
恋火『FHのマスターなのに、UGNに味方してるあんたのようがよっぽど身の程知らずだよ!! 骨も残らない程燃やしてあげるよ痛々しいゴスロリ女!!』
蒼空『誰がゴスロリだぁ!!!』
リカ『まあ、宝塚のような派手な服を公共の場でも平然と着てたらな』
響『あたしの衣装も変だけど、蒼空のと比べたらねぇ』
星華『大丈夫だ蒼空!! ゴスロリは20代なら後半だろうと世間的に許される範囲だ!!』
蒼空『お前らブチコロスッ!!! このドレスと一緒に血染めにするぞゴラァ!!!』
エン《蒼空、敵はあっちです。加虐暴走起こさないでください》
GM「次は恋火の番だよ。マイナーで《完全獣化4》《白熱5》《ハンティングスタイル2》を使って炎の化身に変貌しながら四人のエンゲージに入る。
メジャーは《コンセントレイト3:サラマンダー》《炎の刃5》《紅蓮の衣4》《深き傷痕3》、更に《獣の魂2》追加だ。
ダイス21個、攻撃力36、達成値10、C値7の単体攻撃。ガードした場合、更に20点のダメージ追加に、ダメージを与えたら次の攻撃を−6して貰う!」
ルキル「おいもうダイスも攻撃力もおかしいぞ!?」
スピカ「上等だ、攻撃なら俺に来い!! 来いよ、恋火! 武器なんて捨ててかかってこい!」
SM「スピカの思惑通りにするのもなんだからダイスで決めさせてもらうよ。1・響、2・蒼空、3・星華、4・リカ、5・6は振り直しだ。それっと」
1D6→2 蒼空
SM「ちょっとぉ!? 何で5, 5, 5, 6,2 って出たんだい!?」
GM「ラックさん…3回連続で5を出すなんて凄いですね」
クウ「ってか、俺かよ!?」
SM「それじゃ、やるとしますか!」
《命中判定》
21D+10(C値7)→53
SM「よっし、どんなもんだい!」
クウ「ええい、ガードだと余計にダメージが入る! 駄目元でドッジ…8で無理だわ!」
《ダメージ判定》
6D+36→65
恋火『アハハ、燃えちゃいなよぉ!!!』
蒼空『うあぁ!?』
エン《蒼空!》
クウ「くそ、《リザレクト》だ!」
《リザレクト》
1D→3 97%→100%
クウ「駄目だ、もうリザレクト出来ない…! その上、攻撃力を減らされた…!」
ルキル「次は俺の番か…! 星華さん、俺はどうすればいい?」
スピカ「雷神の攻撃が蒼空に来ればロイスを切る羽目になる。それだけは阻止したいが…全力の攻撃するんだったらリカも《リザレクト》出来なくなる。出来れば待機の方向でいてくれないか?」
ルキル「…分かった。俺も待機する」
GM「それでは、雷神の番と行きますよ! イニシアチブプロセスで『ヴィブロウィップ』を装備。そのままマイナーで武器の効果を発動して攻撃力+5です。
メジャーは《コンセントレイト3:ブラックドック》《アタックプログラム5》《アームズリンク4》《雷の牙4》《スタンボルト2》《MAXボルテージ3》《バリアクラッカー3》《ミカヅチ4》です。
ダイス14個、攻撃力25+3D、達成値18、C値7の単体攻撃。ドッジダイス−4、ガード不能に装甲値無視、ダメージを与えたら〈放心〉のバステを受けます」
クウ「こっちも色々えげつないぞ!?」
スピカ「白兵なのに至近でないから、《カウンター》が使えない…!」
GM「では、こちらもダイスで決めましょう」
1D6→1 響
オパール「あ、あたしかぁ…! どうしよ、折角回復したのに《エアロドライブ》使えないかも…!」
ルキル「場合によってはカバーリングしようと思ったが…」
スピカ「響は《リザレクト》出来るからカバーリングはしなくてもいいだろう。それにしても、HPを使う相手を狙うなんて流石は神影兄妹…よく分かっている」
GM「感想はそこまでです。そろそろ判定に行きます」
《命中判定》
14D+18(C値7)→53
オパール「こんなの避けれないわよ! 減少分のダイスで4個…9で無理!」
《ダメージ判定》
9D+25→65
雷神『おらぁ!! お前から死になぁ!!』
響『きゃああああぁ!!?』
リカ『響!?』
オパール「くっ、《リザレクト》!」
《リザクレト》
1D→1 88%→89%
オパール「う、嬉しいんだけど…嬉しいんだけどぉ…!」
GM「雷神のターンはこれで終了。次は響さんです」
オパール「多少弱体するけど、やるしかない! マイナーで《完全獣化1》《バトルビート2》で変身するわ!
メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン2》《音速攻撃1》、ここに《神獣撃3》も合わせて恋火に捨て身の攻撃! ダイスは〈放心〉の効果で13個、攻撃力−5+5D、達成値5、C値8で浸蝕率103%!」
スピカ「やるならここだ! 《援護の風4》《ウィンドブレス1》発動だ! 浸食率89%!」
《命中判定》
17D+8(C値8)→30
クウ「お前何で戦闘になると毎回低いんだ?」
オパール「あたしが知りたいわよそんな事!! 何でこんなに低いの!?」
GM「では、回避をしましょうか…うーむ、補正合わせて14でした」
《ダメージ判定》
9D−5→36
傷だらけの身体で、響は再び詩を口ずさむ。
先程よりもハッキリと力の使い方を理解しているからか、今度は白とオレンジ、そしてマフラーを付けた衣装に変わる。
どこからか流れる音楽。音の脈動のままに、響は身体を動かす。
《響け響け、ハートよ! 熱く歌う、ハートよ! へいきへっちゃら、覚悟したか――!!》
恋火に殴りかかった拳は、炎を纏った腕に受け止められる。
響『え…?』
恋火『ふざけてるの? そんな弱っちい攻撃でさぁ!!』
響『あっ!』
星華『響!』
逆に押し返されるが、星華が銃で狙撃する。これにより恋火は傷を負い、追撃は避けられた。
響『あ、ありがと星華さん…!』
ルキル「次は俺だな…恋火をこのターンで仕留めないと。まずはオートで『闇の鍵』を装備! マイナーで《千変万化の影1》を発動だ!
メジャーは《コンセントレイト2:バロール》《コントロールソート1》《巨人の斧3》で恋火を攻撃だ! ダイスは6個、攻撃力は22、達成値6、C値8、浸蝕率85%!」
《命中判定》
6D+6(C値8)→20
ルキル「う、響よりも低い…!」
SM「こちらのドッジは…23!? 見事に避けたよ!」
ルキル「何でだよ!!?」
恋火『あはは、それが《鍵》の力? 全然だねぇ?』
リカ『くそっ…!』
スピカ「…最後、俺の番だ。マイナーで『ボルトアクションライフル』の効果を発動し、達成値を+5上げる。
メジャーは《コンセントレイト2:ノイマン》《マルチウェポン2》《急所狙い2》そして《零距離射撃1》を組み合わせ同じエンゲージにいる恋火に攻撃だ! 行動済みのキャラだから『アサシネイター』の効果も発動だ!
ダイス12個、攻撃力19、達成値4、C値8、浸蝕率は98%だ!」
《命中判定》
12D+4(C値8)→48
GM「これは避けられませんね…リアクション放棄です。ダメージどうぞ」
《ダメージ判定》
5D+19→55
星華『悪いが、時間が惜しい。決着をつけさせてもらう』
恋火『何言ってるの? 終るのはあんたの方――』
その時、不敵な笑みを浮かべていた恋火の顔が歪む。
いつの間にか構えていた銃を星華が静かに下すと同時に、炎の獣となった恋火の変化は解けて膝を付いて崩れ落ちた。
星華『君の行動はじっくりと見定めて貰った。どんな動きをしようが、俺には止まって見える』
恋火『う、そ…!?』
GM「総ダメージは83。恋火のHPは75なので戦闘不能です」
オパール「さっすが星華さん!!」
クウ「スタイルは変わってるが、ボスキャラを務めただけの事はあるな…味方に付くだけで、こんなにも頼もしい存在になるなんて」
GM「それではクリンナップ。処理は響さんの〈放心〉の解除だけです。第二ラウンドに行きましょう」
第二ラウンド
GM「セットアップですが、どちらも宣言がありませんね。エンゲージの説明も省略します」
SM「さあ、どうするんだい?」
ルキル「ここは浸食率に余裕がある俺が攻撃を…!」
スピカ「とは言え、一発で終わるか分からないだろう? 蒼空も響も限界を超えているから、もう一度俺がやらせてもらう。
マイナーで再び『ボルトアクションライフル』の効果を発動し、達成値を+5上げる。
メジャーは《コンセントレイト2:ノイマン》《マルチウェポン2》《急所狙い2》で攻撃だ! ダイス8個、攻撃力19、達成値4、C値8、浸蝕率は105%だ!」
《命中判定》
8D+4(C値8)→21
スピカ「マズい…!」
GM「ふむ…19、クリティカルはしたけど駄目でした。ダメージどうぞ」
《ダメージ判定》
3D+19→33
雷神『てめえ、よくも恋火をぉ!!!』
星華『殺しはしない。終わりだ』
激怒する雷神の憎悪だが、星華はぶつけられても怯む事無く引き金を引いた。
雷神『何も…見えな――』
GM「総ダメージ81。雷神のHPは76でした」
SM「これにて戦闘終了だ。お疲れ」
GM「それでは、戦闘を始めましょう。PC4人は同エンゲージ、そこから10m離れた所に神影兄妹が同エンゲージにいます。図で表すとこうです」
(PC4人)―――10m―――(雷神・恋火)
オパール「うっわー…とんでもない敵が来たわね」
スピカ「そうでもないわ。この二人、現代ステージでのシンドロームや戦闘方法を考えれば範囲やシーン攻撃を取れないもの。単体攻撃しか出来ないなら、被害は二人か一人で済むはず」
クウ「そうなのか? だったら安心だな」
スピカ「ええ。私達みたいに戦闘方法が変わっていなければ、ね」
クウ「一気に不安になった…」
SM「そうそう。今回の終了条件は敵二人の戦闘不能だよ」
GM「それでは、戦闘開始です。まずはセットアッププロセスから行きますが…そちらは誰も使えませんよね?」
オパール「使えないな〜…」
SM「それじゃ、こっちの番だ。雷神は宣言無し、恋火は《エターナルブレイス4》《先陣の火2》を発動させるよ。攻撃力16に行動値−5だけど行動値を10上げるよ」
スピカ「《エターナルブレイス》のデメリットを打ち消してきたわね…!」
SM「行動値はこのようになるよ!」
星華(16)
蒼空(12)
恋火(10)
リカ(7)
雷神(6)
響(5)
SM「…それでも二人の方が先手取れるって何なんだい?」
GM「エンジェルハイロゥもブラムも感覚が高いですからね〜…」
スピカ「さて――それじゃ、俺が先に行ってもいいのか?」
GM「はい、どうぞ」
スピカ「ならば先手必勝――と言いたいが、俺は待機を宣言する」
オパール「え? 攻撃しないの?」
スピカ「それでもいいんだが、恋火の攻撃は上手く行けば《カウンター》で潰す事が出来る。相手が攻撃しなかったらしなかったで『アサシネイター』の効果でダイスが増えるからな。そう言う訳で先陣は頼む、恋火より雷神がよっぽど面倒だからな」
クウ「いいぜ、任せときな。俺の番、マイナーで《ブラッドコントロール1》!
メジャーで《コンセントレイト2:ブラムストーカー》《紅の刃2》《レネゲイドスマイト1》ついでに《ブラッドバーン3》で雷神に攻撃だ!
ダイスは8個、攻撃力17、達成値9、C値8、浸蝕率は97%! ここで『貴人の礼装』の効果を発動! HP5消費して達成値を+5上げるぜ!」
《命中判定》
8D+14(C値8)→46
GM「ふむ…どうします?」
SM「早いがやってしまおうか。恋火は《殺意の壁3》を発動! 攻撃力を9減らしてもらうよ! リアクションはこの達成値じゃ無理だからしないよ」
クウ「なっ!? ええい、やってやる!」
《ダメージ判定》
5D+8→48
ルキル「本当にやりやがったぞこいつ…!?」
オパール「ねえ、5個のダイスで40出すって何なの? ダイス目が9, 10, 9, 9, 3ってなんなの?」
クウ「マスターの力量って事だろ。あ、HPは19に減らすぜ」
右手首に歯を当て、ためらいなく噛み切る。
そうして流れる血はドレスの袖から染み込んでいき、服の右部分が黒から赤に色を変える。
自分の血を吸い上げた事で、この服に宿るレネゲイドが目覚める。その力の高まりを利用して、何時もより鋭い羽根を雷神にぶつけた。
雷神『がっ…!』
蒼空『ハッ、身の程知らずが…!! 俺は腹の居所が悪いんだよ、鬱憤晴らさせて貰ったぜ…!!』
恋火『FHのマスターなのに、UGNに味方してるあんたのようがよっぽど身の程知らずだよ!! 骨も残らない程燃やしてあげるよ痛々しいゴスロリ女!!』
蒼空『誰がゴスロリだぁ!!!』
リカ『まあ、宝塚のような派手な服を公共の場でも平然と着てたらな』
響『あたしの衣装も変だけど、蒼空のと比べたらねぇ』
星華『大丈夫だ蒼空!! ゴスロリは20代なら後半だろうと世間的に許される範囲だ!!』
蒼空『お前らブチコロスッ!!! このドレスと一緒に血染めにするぞゴラァ!!!』
エン《蒼空、敵はあっちです。加虐暴走起こさないでください》
GM「次は恋火の番だよ。マイナーで《完全獣化4》《白熱5》《ハンティングスタイル2》を使って炎の化身に変貌しながら四人のエンゲージに入る。
メジャーは《コンセントレイト3:サラマンダー》《炎の刃5》《紅蓮の衣4》《深き傷痕3》、更に《獣の魂2》追加だ。
ダイス21個、攻撃力36、達成値10、C値7の単体攻撃。ガードした場合、更に20点のダメージ追加に、ダメージを与えたら次の攻撃を−6して貰う!」
ルキル「おいもうダイスも攻撃力もおかしいぞ!?」
スピカ「上等だ、攻撃なら俺に来い!! 来いよ、恋火! 武器なんて捨ててかかってこい!」
SM「スピカの思惑通りにするのもなんだからダイスで決めさせてもらうよ。1・響、2・蒼空、3・星華、4・リカ、5・6は振り直しだ。それっと」
1D6→2 蒼空
SM「ちょっとぉ!? 何で5, 5, 5, 6,2 って出たんだい!?」
GM「ラックさん…3回連続で5を出すなんて凄いですね」
クウ「ってか、俺かよ!?」
SM「それじゃ、やるとしますか!」
《命中判定》
21D+10(C値7)→53
SM「よっし、どんなもんだい!」
クウ「ええい、ガードだと余計にダメージが入る! 駄目元でドッジ…8で無理だわ!」
《ダメージ判定》
6D+36→65
恋火『アハハ、燃えちゃいなよぉ!!!』
蒼空『うあぁ!?』
エン《蒼空!》
クウ「くそ、《リザレクト》だ!」
《リザレクト》
1D→3 97%→100%
クウ「駄目だ、もうリザレクト出来ない…! その上、攻撃力を減らされた…!」
ルキル「次は俺の番か…! 星華さん、俺はどうすればいい?」
スピカ「雷神の攻撃が蒼空に来ればロイスを切る羽目になる。それだけは阻止したいが…全力の攻撃するんだったらリカも《リザレクト》出来なくなる。出来れば待機の方向でいてくれないか?」
ルキル「…分かった。俺も待機する」
GM「それでは、雷神の番と行きますよ! イニシアチブプロセスで『ヴィブロウィップ』を装備。そのままマイナーで武器の効果を発動して攻撃力+5です。
メジャーは《コンセントレイト3:ブラックドック》《アタックプログラム5》《アームズリンク4》《雷の牙4》《スタンボルト2》《MAXボルテージ3》《バリアクラッカー3》《ミカヅチ4》です。
ダイス14個、攻撃力25+3D、達成値18、C値7の単体攻撃。ドッジダイス−4、ガード不能に装甲値無視、ダメージを与えたら〈放心〉のバステを受けます」
クウ「こっちも色々えげつないぞ!?」
スピカ「白兵なのに至近でないから、《カウンター》が使えない…!」
GM「では、こちらもダイスで決めましょう」
1D6→1 響
オパール「あ、あたしかぁ…! どうしよ、折角回復したのに《エアロドライブ》使えないかも…!」
ルキル「場合によってはカバーリングしようと思ったが…」
スピカ「響は《リザレクト》出来るからカバーリングはしなくてもいいだろう。それにしても、HPを使う相手を狙うなんて流石は神影兄妹…よく分かっている」
GM「感想はそこまでです。そろそろ判定に行きます」
《命中判定》
14D+18(C値7)→53
オパール「こんなの避けれないわよ! 減少分のダイスで4個…9で無理!」
《ダメージ判定》
9D+25→65
雷神『おらぁ!! お前から死になぁ!!』
響『きゃああああぁ!!?』
リカ『響!?』
オパール「くっ、《リザレクト》!」
《リザクレト》
1D→1 88%→89%
オパール「う、嬉しいんだけど…嬉しいんだけどぉ…!」
GM「雷神のターンはこれで終了。次は響さんです」
オパール「多少弱体するけど、やるしかない! マイナーで《完全獣化1》《バトルビート2》で変身するわ!
メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン2》《音速攻撃1》、ここに《神獣撃3》も合わせて恋火に捨て身の攻撃! ダイスは〈放心〉の効果で13個、攻撃力−5+5D、達成値5、C値8で浸蝕率103%!」
スピカ「やるならここだ! 《援護の風4》《ウィンドブレス1》発動だ! 浸食率89%!」
《命中判定》
17D+8(C値8)→30
クウ「お前何で戦闘になると毎回低いんだ?」
オパール「あたしが知りたいわよそんな事!! 何でこんなに低いの!?」
GM「では、回避をしましょうか…うーむ、補正合わせて14でした」
《ダメージ判定》
9D−5→36
傷だらけの身体で、響は再び詩を口ずさむ。
先程よりもハッキリと力の使い方を理解しているからか、今度は白とオレンジ、そしてマフラーを付けた衣装に変わる。
どこからか流れる音楽。音の脈動のままに、響は身体を動かす。
《響け響け、ハートよ! 熱く歌う、ハートよ! へいきへっちゃら、覚悟したか――!!》
恋火に殴りかかった拳は、炎を纏った腕に受け止められる。
響『え…?』
恋火『ふざけてるの? そんな弱っちい攻撃でさぁ!!』
響『あっ!』
星華『響!』
逆に押し返されるが、星華が銃で狙撃する。これにより恋火は傷を負い、追撃は避けられた。
響『あ、ありがと星華さん…!』
ルキル「次は俺だな…恋火をこのターンで仕留めないと。まずはオートで『闇の鍵』を装備! マイナーで《千変万化の影1》を発動だ!
メジャーは《コンセントレイト2:バロール》《コントロールソート1》《巨人の斧3》で恋火を攻撃だ! ダイスは6個、攻撃力は22、達成値6、C値8、浸蝕率85%!」
《命中判定》
6D+6(C値8)→20
ルキル「う、響よりも低い…!」
SM「こちらのドッジは…23!? 見事に避けたよ!」
ルキル「何でだよ!!?」
恋火『あはは、それが《鍵》の力? 全然だねぇ?』
リカ『くそっ…!』
スピカ「…最後、俺の番だ。マイナーで『ボルトアクションライフル』の効果を発動し、達成値を+5上げる。
メジャーは《コンセントレイト2:ノイマン》《マルチウェポン2》《急所狙い2》そして《零距離射撃1》を組み合わせ同じエンゲージにいる恋火に攻撃だ! 行動済みのキャラだから『アサシネイター』の効果も発動だ!
ダイス12個、攻撃力19、達成値4、C値8、浸蝕率は98%だ!」
《命中判定》
12D+4(C値8)→48
GM「これは避けられませんね…リアクション放棄です。ダメージどうぞ」
《ダメージ判定》
5D+19→55
星華『悪いが、時間が惜しい。決着をつけさせてもらう』
恋火『何言ってるの? 終るのはあんたの方――』
その時、不敵な笑みを浮かべていた恋火の顔が歪む。
いつの間にか構えていた銃を星華が静かに下すと同時に、炎の獣となった恋火の変化は解けて膝を付いて崩れ落ちた。
星華『君の行動はじっくりと見定めて貰った。どんな動きをしようが、俺には止まって見える』
恋火『う、そ…!?』
GM「総ダメージは83。恋火のHPは75なので戦闘不能です」
オパール「さっすが星華さん!!」
クウ「スタイルは変わってるが、ボスキャラを務めただけの事はあるな…味方に付くだけで、こんなにも頼もしい存在になるなんて」
GM「それではクリンナップ。処理は響さんの〈放心〉の解除だけです。第二ラウンドに行きましょう」
第二ラウンド
GM「セットアップですが、どちらも宣言がありませんね。エンゲージの説明も省略します」
SM「さあ、どうするんだい?」
ルキル「ここは浸食率に余裕がある俺が攻撃を…!」
スピカ「とは言え、一発で終わるか分からないだろう? 蒼空も響も限界を超えているから、もう一度俺がやらせてもらう。
マイナーで再び『ボルトアクションライフル』の効果を発動し、達成値を+5上げる。
メジャーは《コンセントレイト2:ノイマン》《マルチウェポン2》《急所狙い2》で攻撃だ! ダイス8個、攻撃力19、達成値4、C値8、浸蝕率は105%だ!」
《命中判定》
8D+4(C値8)→21
スピカ「マズい…!」
GM「ふむ…19、クリティカルはしたけど駄目でした。ダメージどうぞ」
《ダメージ判定》
3D+19→33
雷神『てめえ、よくも恋火をぉ!!!』
星華『殺しはしない。終わりだ』
激怒する雷神の憎悪だが、星華はぶつけられても怯む事無く引き金を引いた。
雷神『何も…見えな――』
GM「総ダメージ81。雷神のHPは76でした」
SM「これにて戦闘終了だ。お疲れ」
■作者メッセージ
松の間での繰り広げられる戦い(人狼ゲーム)
ウラノス「オイコラ人狼と言うか幼なじみ君!!何してくれてんだぁぁぁ!!!!」
グラッセ「勝負なんだから仕方ないでしょう!!?(楽しかったけど)」
ルジス「何でピンポイントで役職噛んじゃうのぉ!!!」
リズ「…勘で噛んだだけなんだけど?」
レイシャ「カヤアアアア!!!狂人ってどういうこと!!!?」
カヤ「俺もまさか乗っ取れると思わなかった…すげぇな人狼」
ゼノ「何故貴様ら妾をしんじなかったああああああ!!!!!」
全員「そりゃあゼノだから」
ファンタジア「…今回の反省会も、大いに荒れてるなぁ…」(遠目)
ムーン「何でお前はそうもピンポイントで大事な役職当てるんだ、スナイパーか!!」
ウラノス「今ほどお前に対して殺意が芽生えた時は無い…吊るしてやろうか…!!?」(電撃バチバチ)
レイシャ「よーし、処刑方法を選ばせてやろう?絞め技かけられるのと精神的にやられるのどっちがいい?」(黒笑)
人狼&狂人組「「「どっちも嫌ですけど!!?」」」
ガイア「もう今回の狼陣営、本当に相手が悪すぎるよ…」
ルジス「どうしてこんな役職に選ばれたんだろうね…」
ゼノ「しみじみ言っておるが、妾を信じていたら村は勝てた勝負じゃ!! どれもこれも納得いかーーーーん!!!」
ガイア「いや信じろってのが無理な話だから。あんたの信用なんてウラノスお兄ちゃんと同レベルくらいだから」
ルジス「うん。底辺が良い所だよね」
ゼノ「おのれえええええええ!!! なぜそこまで信用がないのじゃ!!! 妾はちゃんと清く正しい真っ直ぐな心を――!!!」
??「アハハハハハハ!!! 殺してやる、みんな殺してやるー!!!」
???「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
リズ「何今の声!!?」
カヤ「物騒な台詞が飛んで来たぞ!?」
グラッセ「今の声…父さんと母さん?」
全員『はあぁ!!?』
ムーン「おいおいおい!? ソラさんがあんな台詞言うか!? ヴァニタスの間違いだろ!?」
カヤ「とにかく向かうぞ!! 場所は――」
リズ「3つ先のあの部屋だ! どおりゃあああああ!!!」
リズが飛び蹴りで乱入した部屋は――
リク「KP、ソラに《精神分析》を!!」
アクア(KP)「うーん…その前にムーンビーストの行動になっちゃうけど」
ソラ「大丈夫、その前に俺が殺すから!! あはははは、死ねええええ!!」
リク「戦闘技能なにも持ってない状態で立ち向かうなー!!」
カイリ「何でソラ、一時的発狂なった挙句に殺人癖引いちゃうの…神話生物に囲まれてる時に自殺癖されても困るけど」
ヴェン「そう言うカイリも一時的発狂で金切り声か失神じゃん。てか、耳イタい…!」
カイリ「折角発狂したから、リアルにやってみようかなって。あー、こんな状態じゃなかったらマーシャルアーツ+キックでやっつけるのにー!!」
ヴェン「まともに戦えるのがカイリだけ、ソラは殺人癖で無謀な事してる。回復役(医者)のリクは《精神分析》で奔走。俺は別行動でその場にいない…ヤバいね、これ」
リク「ヤバいと思うなら少しは考えろー!!! 敵の攻撃でソラが瀕死になって、もう対処が追い付かない!!」
ウラノス「…なんだこれ?」
グラッセ「あー…そう言えば父さんたち、クトゥルフするんだって言ってたっけ…」
ムーン「ちっ、神話生物め。どうせならリクに攻撃しろっての」(黒)
レイシャ「本当だよ。アクアさんがダイス振ってるんだからクリティカルしないかなー?」(黒)
ゼノ「寧ろ、開始早々でアザ様でもヨグ様でもニャル様でも出して、世界ごと全員纏めてロストさせるのが理想的じゃろうに」
ルジス&ガイア「「ねえ、ゼノ。今の発言のどこが清く正しい真っ直ぐな心なの?」」
人狼ゲーム編・終わり
補足:反省会でのムーン・ウラノス・レイシャの台詞は、リラさんの実卓で使われた発言をお借りしました。
ウラノス「オイコラ人狼と言うか幼なじみ君!!何してくれてんだぁぁぁ!!!!」
グラッセ「勝負なんだから仕方ないでしょう!!?(楽しかったけど)」
ルジス「何でピンポイントで役職噛んじゃうのぉ!!!」
リズ「…勘で噛んだだけなんだけど?」
レイシャ「カヤアアアア!!!狂人ってどういうこと!!!?」
カヤ「俺もまさか乗っ取れると思わなかった…すげぇな人狼」
ゼノ「何故貴様ら妾をしんじなかったああああああ!!!!!」
全員「そりゃあゼノだから」
ファンタジア「…今回の反省会も、大いに荒れてるなぁ…」(遠目)
ムーン「何でお前はそうもピンポイントで大事な役職当てるんだ、スナイパーか!!」
ウラノス「今ほどお前に対して殺意が芽生えた時は無い…吊るしてやろうか…!!?」(電撃バチバチ)
レイシャ「よーし、処刑方法を選ばせてやろう?絞め技かけられるのと精神的にやられるのどっちがいい?」(黒笑)
人狼&狂人組「「「どっちも嫌ですけど!!?」」」
ガイア「もう今回の狼陣営、本当に相手が悪すぎるよ…」
ルジス「どうしてこんな役職に選ばれたんだろうね…」
ゼノ「しみじみ言っておるが、妾を信じていたら村は勝てた勝負じゃ!! どれもこれも納得いかーーーーん!!!」
ガイア「いや信じろってのが無理な話だから。あんたの信用なんてウラノスお兄ちゃんと同レベルくらいだから」
ルジス「うん。底辺が良い所だよね」
ゼノ「おのれえええええええ!!! なぜそこまで信用がないのじゃ!!! 妾はちゃんと清く正しい真っ直ぐな心を――!!!」
??「アハハハハハハ!!! 殺してやる、みんな殺してやるー!!!」
???「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
リズ「何今の声!!?」
カヤ「物騒な台詞が飛んで来たぞ!?」
グラッセ「今の声…父さんと母さん?」
全員『はあぁ!!?』
ムーン「おいおいおい!? ソラさんがあんな台詞言うか!? ヴァニタスの間違いだろ!?」
カヤ「とにかく向かうぞ!! 場所は――」
リズ「3つ先のあの部屋だ! どおりゃあああああ!!!」
リズが飛び蹴りで乱入した部屋は――
リク「KP、ソラに《精神分析》を!!」
アクア(KP)「うーん…その前にムーンビーストの行動になっちゃうけど」
ソラ「大丈夫、その前に俺が殺すから!! あはははは、死ねええええ!!」
リク「戦闘技能なにも持ってない状態で立ち向かうなー!!」
カイリ「何でソラ、一時的発狂なった挙句に殺人癖引いちゃうの…神話生物に囲まれてる時に自殺癖されても困るけど」
ヴェン「そう言うカイリも一時的発狂で金切り声か失神じゃん。てか、耳イタい…!」
カイリ「折角発狂したから、リアルにやってみようかなって。あー、こんな状態じゃなかったらマーシャルアーツ+キックでやっつけるのにー!!」
ヴェン「まともに戦えるのがカイリだけ、ソラは殺人癖で無謀な事してる。回復役(医者)のリクは《精神分析》で奔走。俺は別行動でその場にいない…ヤバいね、これ」
リク「ヤバいと思うなら少しは考えろー!!! 敵の攻撃でソラが瀕死になって、もう対処が追い付かない!!」
ウラノス「…なんだこれ?」
グラッセ「あー…そう言えば父さんたち、クトゥルフするんだって言ってたっけ…」
ムーン「ちっ、神話生物め。どうせならリクに攻撃しろっての」(黒)
レイシャ「本当だよ。アクアさんがダイス振ってるんだからクリティカルしないかなー?」(黒)
ゼノ「寧ろ、開始早々でアザ様でもヨグ様でもニャル様でも出して、世界ごと全員纏めてロストさせるのが理想的じゃろうに」
ルジス&ガイア「「ねえ、ゼノ。今の発言のどこが清く正しい真っ直ぐな心なの?」」
人狼ゲーム編・終わり
補足:反省会でのムーン・ウラノス・レイシャの台詞は、リラさんの実卓で使われた発言をお借りしました。