Another the last chapter‐27 (あとがき追記しました)
アウルムが笑いながら、コツコツと足音を鳴らしながら二人に近づく。
しかし、シルビアは前のように逃げる事はせずに腕を組みながらその場で堂々と立つ。
この様子にアウルムの笑みが濃くなり、すぐ傍で立ち止まると嬉しそうに話しかけた。
「ようやく心を決めたようだな、シルビア」
「こうなった以上、潔く認めるぞ。お主と一つになる事を」
覚悟を決めたのか、目を合わせるようにアウルムを見上げるシルビア。
そんなシルビアに、アウルムは満足そうに頷いて先程までクウ達がいた場所を見回す。
「かつてこの世界を救ったとは言え、お前の選んだ勇者達はさほど役には立たなかったな。これだけの行動を起こしたと言うのに、結局はこの有様だ…」
「勝手に負けた事にするでない」
急に言葉を遮るシルビアに、思わずアウルムは振り返る。
そこには不安も恐れも感じさせない表情を浮かべるシルビアが、腕を組んだままアウルムを見ていた。
「あ奴らがいる限り、“物語”はまだ続いておる。それなのに勝った気になるとはとんだお気楽者じゃ」
「未だに信じているんですか、光を失った彼らを?」
意外だと言わんばかりにエンが目を見開くと、シルビアは顔を俯かせて話し出す。
「…この世界は、お前を陥れた男の力の干渉を受けている。言っていれば、用意されたレールの敷かれた道を歩くような物じゃ。それでも、彼らは屈せずに歩いてきた。計画通りに足を運んでも、その度に予想外の出来事を起こしてきた。我は“あ奴ら”と旅をして、それを幾度となく見てきた」
ある事件をきっかけに、本来の世界のウィドはある人物と共に異世界を駆け巡った時期があった。
大昔に起きた戦争を再現させ、年老いた身体を捨て若い身体を手に入れる。その計画の為に、ゼアノートは一度敗れても己の肉体を捨てて時間に干渉していた。
ハートレスを使い世界の心を闇に集め、キーブレード使いを集める為に記憶を操り、抜け殻と人形を手中に納めたり、さまざまな手を使いハートレスを倒させて人の心を集め…――それの野望を、勇者と呼ばれる者達の心が阻止してきた。
それでもこの世界の近い未来、夢の世界を使ってχブレードのピースを手に入れようとするだろう。時間に干渉し、自らの分身を作ったゼアノート達によって。
シルビアが本体である剣に宿った状態で見てきた記憶を巡らせていると、エンも納得するように頷いた。
「それは私も認めますよ。だから、こんな大規模な計画立てたんです。こうでもしないと、彼らの絆は壊れませんからね…」
本来なら、この世界に逃げ込んだシルビアを奪うつもりだった。
だが、その前にシルビア自らが行動を起こした。過去に干渉してテラ達を呼び寄せ、ウィドに剣を拾わせ、更に“ある事”を行い、ソラ達を集める様に仕向けた。
こうなってしまえば、もはや衝突する事は避けられない。そんな状態で、カルマの世界の勢力と組んでしまったらどうなるか分からない。
だから、彼らの心に傷を負わせて無力化させる計画を立てた。例え失敗してもカルマに『Sin化』させれば良かった。結局はシルビアが何処かの世界に逃がしたが、もう彼らには戦うだけの精神もないだろう。
「壊れぬわ、そう簡単にの」
エンがそんな事を思っていると、シルビアが首を振って否定する。
自信ありげのシルビアが滑稽に見えたのか、アウルムは堪えきれずに笑い出す。
「フッ…ハハハハ!! 愚かだな、シルビア!! どうしてそう自信満々に…!!」
「勇者達と彼らと行動する者、未来から送られた使者……そして、クウがいるからの」
最後の言葉を言った途端、シルビアの前に風が吹く。
目の前には、自分の力で作られた剣の切っ先が顔に触れるか触れないかの所で止まっている。
そうして剣を握るエンは、怒りの篭った瞳で睨みつけている。
「奴は全てを闇に染める…!! そんな奴にどうして希望を寄せるっ!!?」
「ああ、そうじゃな。奴は馬鹿で、何事からも逃げて、その癖甘くて、物事を割り切れなくて、人の気持ちなど考えず……本当に口に出したらキリがない」
本人が聞いたら傷つくか不貞腐れるかの言葉を平然と言うシルビアだが、何かを思い出す様に目を閉じると穏やかに笑う。
「けれどな、奴はある《約束》をしてくれた…――我が酷い事をしたのにも関わらずの」
本来の世界で交わしたクウとの記憶は、今も鮮明に残っている。
泣いてる自分を抱きしめてくれた温もり。恐怖と罪悪感に縛られた心の鎖を解いた優しさ。例え本人が忘れても…自分の胸の中に覚えている。
心を穏やかに語るシルビアに対して、エンの表情が強張っていく。
「止めろ…!!」
「そこを考えれば、クウはお主が消したあの子供に本当に似ておる。お人好しで、困ってる奴には手を差し伸べ、そうして我らに光を――」
「止めろぉ!!!」
大声で怒鳴りながらシルビアの話を中断させようと、頬を掠るように斬り付ける。
僅かに頬を斬られシルビアが口を閉ざすが、それでも目には自信を浮かべていた。
「最後に…言いたい事はありますか?」
半ば絞り出すように声を出すと、シルビアはエンを見ながら告げた。
「あ奴らが闇に落ちても、我が罪深き者でも――我は、最後まで未来を信じる」
「そうか」
瞬間、エンはシルビアを思いっきり斬り裂く。
斬り裂かれると同時に、シルビアは光に包まれる。
その光はエンの持つ細剣に吸い込まれ、やがて姿を消した。
「ならば…あなたの希望は、この手で打ち砕きますよ」
『シルビア』を握り締めながら、エンは無表情で決意を告げる。
そうして剣を鞘に納めると、事の成り行きを見ていたアウルムが笑いかけた。
「とうとうシルビアが手に入ったか…だが、問題はお前が消した鍵だな…」
「大丈夫ですよ。《合鍵》と言うものは、どの世界にも存在するんですから」
「その余裕ぶり…カルマの世界にある鍵を見つけていたのか?」
ニヤリと笑うアウルムに、エンは軽く肩を竦めて頭を押さえた。
「これ以上敵が増えても困るから、保険程度に見ていたんですがね。まさか本当に必要になるとは……さて、一度カルマの所に戻りましょうか」
「顔は隠さなくて良いのか?」
「彼らに正体はバラしたんです。もう、顔を隠す必要もないでしょう」
そう言うと、エンは翼を広げて魔法を唱える。
だが、視界にシルビアが目に入ると先程の記憶を思い浮かべる。
「…“失いたくない”、か」
憎い存在であるはずのクウの言葉が頭に過り、思わず首を振る。
すぐに『テレポ』の魔法を発動させ、アウルムと共にカルマを送った世界へと戻っていった…。
しかし、シルビアは前のように逃げる事はせずに腕を組みながらその場で堂々と立つ。
この様子にアウルムの笑みが濃くなり、すぐ傍で立ち止まると嬉しそうに話しかけた。
「ようやく心を決めたようだな、シルビア」
「こうなった以上、潔く認めるぞ。お主と一つになる事を」
覚悟を決めたのか、目を合わせるようにアウルムを見上げるシルビア。
そんなシルビアに、アウルムは満足そうに頷いて先程までクウ達がいた場所を見回す。
「かつてこの世界を救ったとは言え、お前の選んだ勇者達はさほど役には立たなかったな。これだけの行動を起こしたと言うのに、結局はこの有様だ…」
「勝手に負けた事にするでない」
急に言葉を遮るシルビアに、思わずアウルムは振り返る。
そこには不安も恐れも感じさせない表情を浮かべるシルビアが、腕を組んだままアウルムを見ていた。
「あ奴らがいる限り、“物語”はまだ続いておる。それなのに勝った気になるとはとんだお気楽者じゃ」
「未だに信じているんですか、光を失った彼らを?」
意外だと言わんばかりにエンが目を見開くと、シルビアは顔を俯かせて話し出す。
「…この世界は、お前を陥れた男の力の干渉を受けている。言っていれば、用意されたレールの敷かれた道を歩くような物じゃ。それでも、彼らは屈せずに歩いてきた。計画通りに足を運んでも、その度に予想外の出来事を起こしてきた。我は“あ奴ら”と旅をして、それを幾度となく見てきた」
ある事件をきっかけに、本来の世界のウィドはある人物と共に異世界を駆け巡った時期があった。
大昔に起きた戦争を再現させ、年老いた身体を捨て若い身体を手に入れる。その計画の為に、ゼアノートは一度敗れても己の肉体を捨てて時間に干渉していた。
ハートレスを使い世界の心を闇に集め、キーブレード使いを集める為に記憶を操り、抜け殻と人形を手中に納めたり、さまざまな手を使いハートレスを倒させて人の心を集め…――それの野望を、勇者と呼ばれる者達の心が阻止してきた。
それでもこの世界の近い未来、夢の世界を使ってχブレードのピースを手に入れようとするだろう。時間に干渉し、自らの分身を作ったゼアノート達によって。
シルビアが本体である剣に宿った状態で見てきた記憶を巡らせていると、エンも納得するように頷いた。
「それは私も認めますよ。だから、こんな大規模な計画立てたんです。こうでもしないと、彼らの絆は壊れませんからね…」
本来なら、この世界に逃げ込んだシルビアを奪うつもりだった。
だが、その前にシルビア自らが行動を起こした。過去に干渉してテラ達を呼び寄せ、ウィドに剣を拾わせ、更に“ある事”を行い、ソラ達を集める様に仕向けた。
こうなってしまえば、もはや衝突する事は避けられない。そんな状態で、カルマの世界の勢力と組んでしまったらどうなるか分からない。
だから、彼らの心に傷を負わせて無力化させる計画を立てた。例え失敗してもカルマに『Sin化』させれば良かった。結局はシルビアが何処かの世界に逃がしたが、もう彼らには戦うだけの精神もないだろう。
「壊れぬわ、そう簡単にの」
エンがそんな事を思っていると、シルビアが首を振って否定する。
自信ありげのシルビアが滑稽に見えたのか、アウルムは堪えきれずに笑い出す。
「フッ…ハハハハ!! 愚かだな、シルビア!! どうしてそう自信満々に…!!」
「勇者達と彼らと行動する者、未来から送られた使者……そして、クウがいるからの」
最後の言葉を言った途端、シルビアの前に風が吹く。
目の前には、自分の力で作られた剣の切っ先が顔に触れるか触れないかの所で止まっている。
そうして剣を握るエンは、怒りの篭った瞳で睨みつけている。
「奴は全てを闇に染める…!! そんな奴にどうして希望を寄せるっ!!?」
「ああ、そうじゃな。奴は馬鹿で、何事からも逃げて、その癖甘くて、物事を割り切れなくて、人の気持ちなど考えず……本当に口に出したらキリがない」
本人が聞いたら傷つくか不貞腐れるかの言葉を平然と言うシルビアだが、何かを思い出す様に目を閉じると穏やかに笑う。
「けれどな、奴はある《約束》をしてくれた…――我が酷い事をしたのにも関わらずの」
本来の世界で交わしたクウとの記憶は、今も鮮明に残っている。
泣いてる自分を抱きしめてくれた温もり。恐怖と罪悪感に縛られた心の鎖を解いた優しさ。例え本人が忘れても…自分の胸の中に覚えている。
心を穏やかに語るシルビアに対して、エンの表情が強張っていく。
「止めろ…!!」
「そこを考えれば、クウはお主が消したあの子供に本当に似ておる。お人好しで、困ってる奴には手を差し伸べ、そうして我らに光を――」
「止めろぉ!!!」
大声で怒鳴りながらシルビアの話を中断させようと、頬を掠るように斬り付ける。
僅かに頬を斬られシルビアが口を閉ざすが、それでも目には自信を浮かべていた。
「最後に…言いたい事はありますか?」
半ば絞り出すように声を出すと、シルビアはエンを見ながら告げた。
「あ奴らが闇に落ちても、我が罪深き者でも――我は、最後まで未来を信じる」
「そうか」
瞬間、エンはシルビアを思いっきり斬り裂く。
斬り裂かれると同時に、シルビアは光に包まれる。
その光はエンの持つ細剣に吸い込まれ、やがて姿を消した。
「ならば…あなたの希望は、この手で打ち砕きますよ」
『シルビア』を握り締めながら、エンは無表情で決意を告げる。
そうして剣を鞘に納めると、事の成り行きを見ていたアウルムが笑いかけた。
「とうとうシルビアが手に入ったか…だが、問題はお前が消した鍵だな…」
「大丈夫ですよ。《合鍵》と言うものは、どの世界にも存在するんですから」
「その余裕ぶり…カルマの世界にある鍵を見つけていたのか?」
ニヤリと笑うアウルムに、エンは軽く肩を竦めて頭を押さえた。
「これ以上敵が増えても困るから、保険程度に見ていたんですがね。まさか本当に必要になるとは……さて、一度カルマの所に戻りましょうか」
「顔は隠さなくて良いのか?」
「彼らに正体はバラしたんです。もう、顔を隠す必要もないでしょう」
そう言うと、エンは翼を広げて魔法を唱える。
だが、視界にシルビアが目に入ると先程の記憶を思い浮かべる。
「…“失いたくない”、か」
憎い存在であるはずのクウの言葉が頭に過り、思わず首を振る。
すぐに『テレポ』の魔法を発動させ、アウルムと共にカルマを送った世界へと戻っていった…。
■作者メッセージ
NANA「これにて、私のパートは全終了――」
ソラ「『トリニティ・リミット』ォォォォォ!!!」
NANA「ぐぎゃあああああああああああっ!!?」
リク「おいてめぇ…あの強さはねえだろぉ…!!!」(尋常じゃない怒りのオーラ)
カイリ「しかも、あのシーンをあんな形で再現するなんてどんな神経してるのよ…!!!」(以下同文)
NANA「いやだって、ラスボスはそれが普通でしょう!!? それにダメージはちゃんと与えていたし、私前々から予告してたよね!?」
ヴェン「だからと言って、エンに強化までつける事無かったんじゃないの…!!?」
テラ「さらに、主役であるソラを闇に落とすとはな…!!?」
アクア「本当に私達を勝たせる気はあるの…!!?」
NANA「あ、当たり前じゃないですかっ!!?」
クウ「その割には、スピカを敵側に付けさせてたよなぁ…!!?」
レイア「その上、シルビア取られちゃいましたし…!!?」
ウィド「私なんか、聞き分けの悪い子供みたいじゃないですか!!?」
オパール「あとリクを元に戻す気はあるんでしょうね!!?」
ルキル「俺はこのまま出番無しか!!?」
シャオ「折角のボクの見せ場が一話だけってどう言う事さ!!?」
NANA「いや、だから、その、えっとぉ…!!?」(滝汗)
全員『『『『どうするんじゃわれえええええええええええええっ!!!??』』』』
NANA「ちょ!? 全員キャラ崩壊してる――ぎゃあああああああああっ!!!!!」
*本編でのシリアスを吹っ飛ばす程のリンチの刑に作者が遭っておりますが、この後に紹介するキャラ紹介や新技紹介等は、後に追記と言う形で出させて貰います。読者の皆様に大変ご迷惑をかけますが、予定ではゴールデンウィーク辺りまでには追記出来るようにするつもりです。
尚、次からは夢さんとの合同編が始まりますので、現段階で決まっている事だけを予告しておきます。
神の聖域での戦いを終え、『ビフロンス』に帰還し休息を取る心の剣士達。
そんな彼らの世界に、シルビアによって送られた異世界の住人が現れる。
自分達の勝利と違い敗北を味わった彼らは、身体だけでなく残酷な真実によって心にも傷を負っていた。
二つの異世界の住人達が出会った瞬間、【一週間】と言うタイムリミットが始まる…。
炎産霊神『作者は現段階でボッコボコにされてるから、代わりに夢キャラである僕達が挨拶を!! 次から始まる合同編をお楽しみにねー!!』
無轟「それにしても、何故一週間なのだ?」
ゼロボロス「『KH2』と『358/2Days』の影響ですよ。一週間と言う期間はロクサス最後の夏休みですし、小説版でもシオンやアクセルが一週間と言う期間での話がありますからね。もちろん、この設定等も夢旅人と話し合って互いに承諾を貰ってます」
炎産霊神『要は一週間と言う期間は確定してる訳だね! どうなるんだろう〜?』
無轟「さあな。それにしても、ようやく神無達と会うのか…どうなる事か」
ゼロボロス「そこは僕らの作者の仕事ですよ。それでは、次回か追記でまたお会いしましょう」
NANA「皆様、お待たせいたしました!! よーやく追記完成です!!」(ボロボロ)
スピカ「それにしては、随分遅かったわね。そもそもアトガキまで書いて完成のようなモノでしょ? 何で追記って形にしたの?」
NANA「いや…今回の話、書きたいシーンを詰め込みまくった所為で全体の話の数が夢さんの分も含め今までで史上最高になりまして…その上、バトン交代から三か月と夢さんよりも長くかかってしまったモノで…――なので、本編完成を重点的に置いてしまいました…」
スピカ「そう言えば、交代したの一月だったわね…所で、あなたに怒りをぶつけていた他の人達はどうしたの?」
NANA「一瞬の隙を突いてPS○起動して、100匹のア○ルー達召喚して追い返しました」
スピカ「序盤のボスすら倒せないヘボハンターだからって、ア○ルー村の方をやるのもどうかと思うわよ?」
NANA「やかましい!! あんな飛び回って逃げる巨大ラン○スどう倒せと言うんだ!? しかもP○2使用だからね!?」
スピカ「作者の愚痴は無視して「無視!? あなた私を何だと」黙りなさい、『ルインガ』「はぎゃあ!!?」…ここからは、キャラ紹介と新技紹介をさせて貰います♪」
*と言う訳で、まずはキャラ紹介から。
キャラ紹介
エン (オリキャラ)
長めの黒髪に金色の目をした、クウよりも少し大人の顔立ちをした男性。その正体は、『χブレード』によって滅んだ異世界のクウのノーバディ。
金色の目はゼアノートに憑依された影響。顔を白の布で覆って隠しているのも、異世界のクウと区別する為。尚、実年齢は…カルマ程ではないが、かなりある。その為、クウよりも大人びた印象を漂わせている。
性格も穏やかで礼儀正しく、紳士な部分も持ち合わせている。しかし、それは元であるクウを憎んでいる故に正反対に振る舞っているだけ。感情的になれば、本来の喋り方に戻ったりする。
本来の世界では、キーブレード使いとして闇の脅威を排除するために活動していた。そんな中でソラ達と出会い、同じ世界にいたスピカと結ばれて結婚。待望の息子も身籠っていたが、老人であったゼアノートに利用されてしまう。
キーブレード墓場でスピカから抜き取った光の心と息子を利用して『χブレード』完成を目の前で見せられ、その怒りによって身体すら奪われる。だが、その世界のソラ達によってゼアノートの野望と共に世界すらも消滅させた。
だが、その力を直に受けた彼はノーバディとなり異世界のキーブレード墓場へと飛ばされた。この事件でゼアノートを、そして自分の弱さを痛感してクウを憎む様になり自分の所為で滅びた世界を元に戻そうと異世界を巡る旅をしていた。
そんな中でカルマと出会い、世界を滅ぼそうとする彼女に協力して自分の世界を再生させようとする。
武器はダブルセイバーだが、柄を外して双剣に変えたり背後の翼を盾代わりに使う。ノーバディになった影響で闇の力だけでなく光の力が加わり、様々な属性の魔法を扱えるようになった。さらに長年旅して戦闘してきた知識も合わさり、あらゆる状況を対処出来る技を数多く習得している。
余談だが、彼の名前は『空(から)』を現す英語《Empty》から最初の部分を取って作ったもの。その為、彼の名前は『空(くう)』でありノーバディである事を示唆している。
クウ「にしても…かなりダークな設定だな」
テラ「ああ…俺達の方がよっぽどマシだと思えるぐらい」
リク「何だってこんな設定を…」
NANA「どうにか私の話に『Bbs』の終盤の話を取り込むってのもありますが、ロクサスやシオンのように《本当に倒すべき敵なのか?》ってのを作りたかったんです。なので、これぐらい暗い設定にしないと割に合わないかな〜と――」
エン「ほおぅ…? その為に身体は奪われるわ、妻は殺されるわ、お腹の息子も『χブレード』に仕立て上げ、挙句の果てに世界と仲間すらも消すなんて設定を考え付いた訳ですかぁ…っ!!!」(第二形態&拳をゴキゴキ鳴らしてる)
クウ「オレヨウジオモイダシタ…」(退場)
テラ「シツレイシマシタ…」(退場)
リク「ジャアナ…」(退場)
NANA「ヒイィ!!? ちょ、待ってぇ!! いくら私でも死んじゃうぅぅぅ!!? エ、エンさん!? ここはお茶でも飲みながら話し合いを――!!?」
エン「誰がするかぁああああああああぁ!!!!!」
NANA「いやああああああああっ!!? その状態での技マジでシャレにならないのにぃぃぃ!!?」(涙目)
シルビア (オリキャラ)
足元まである長い銀髪に銀の瞳をした少女。その正体は大昔に《シルビア》と言う光のキーブレードであるキングダムチェーンを元に作られた剣の意思。名前を要約すると、「銀」と言う意味。
性格は芯が強く、自分の知る人を大事に思う心を持つ。尚、見た目は8歳から10歳くらいの幼女姿だが、古臭い喋り方から分かる通り実年齢はカルマには及ばないがかなりある。
世界にキーブレード使いが数多く存在した時代、キーブレードに選ばれない者達によって対となる闇の剣、アウルムと共に作られた。光を元に作られたので純粋な光の心を持っているが、それが災いし何時しか『χブレード』を作り出す存在となってしまった。
長い間意思を持つアウルムから逃げつつ、所有者を探しては【ある試験】を受けさせて絆を作り、特殊な力を渡して身を守っていた。
本来の世界でスピカによってソラ達の世界に逃がされたが、結局エンによって捕らわれてしまい…。
NANA「分かりやすく例えで説明すると、シルビアとアウルムはFF13で言う所のファ○シ。選ばれた人間は○シって所です。と言っても特殊な力を渡すだけで、クリスタルになったりシ○になると言った事はありませんが」
シルビア「それはいい。じゃが、ようやく名前を明かしての登場じゃと言うのに…――何故出てきてそうそう捕らわれねばならぬのじゃー!!?」
NANA「そりゃあ、FF13のファ○シと違って、シルビアやアウルムには戦う力は皆無って設定で――」
シルビア「確かに、我には戦う力も守る力もない……じゃが、頭を噛み砕く力はあるぞ!!」(歯を見せつける)
NANA「ちょ!? その攻撃方法って、とある○術の禁○目録のイン○ックス「ガブー!!」ぎゃあああ!! 頭があぁぁあ!!?」(頭を噛まれる)
アウルム (オリキャラ)
足元まである金髪に金の目をした男性。その正体は大昔に闇のキーブレードであるキングダムチェーンD(王様の持つ武器)から作られた剣《アウルム》の意思。ラテン語で「金」と言う意味。
性格は自信家で人を見下したりする事も。実年齢はシルビアと同じだが、外見年齢は20代後半の男性の姿。
シルビアと同じく、キーブレードが使えない人達によって作られた剣だが、心を持った事で意思を持ち姿を具現化するだけの力と純粋な闇の心を持った。
彼の目的はシルビアと一つになり『χブレード』になる事。その為に、所有者になる者には試練と称して人の心を本体となる剣に集めさせ、その分持ち主に力を付けさせる。
今はフェンが所有者になっているが、信頼関係はあくまでも使う者と力を与える者と言う単純なモノ。結果的にシルビアは手に入り、彼の目的は達成し…。
フェン「おい待てぇ!? 何なんだ最後の説明は!?」
NANA「何って、そのまま。大体、あんたなんてアウルム持ってなかったら『誰でも』ソロ撃破出来るって設定だし」
フェン「その割にはあの澄まし顔した鳥野郎とガキに単独で戦わせたよなぁ!!?」
NANA「何言ってるの。ゼロボロスは夢さんのキャラだしステータスも全部平均以上、シャオだってステータスが普通とは言え【モード・スタイル】で自在に変えられるんだから勝てて当たり前でしょ? そもそも、あんたKHの敵キャラで言えばピートのようなもんだし」
フェン「てめぇ…!! だったらアウルムのエサにして俺の力に――!!!」
NANA「ええい!! 小物キャラはいい加減どっか行けぇぇぇ!!!」(ロケットランチャー装備)
フェン「おい! それ映画にもなった某生物変異の最強武器「ファイヤー!!」あああれえええっ!!?」(爆発して星になる)
NANA「どうだ、ラスボスすらも1、2発で倒せる武器の威力は! 大体、私パート最後のあとがきなのに、いちいち雑魚に構っていられるかっての。さて、ここからはお待ちかねの――」
シルビア「新技紹介の説明じゃ!」
NANA「あー! 私のセリフを取るなー!」
*作者が何か言ってますが、構わず新技紹介を。
ソラ新技紹介
『ファイナルブレイク』:敵に向かって大きく跳躍しながら武器を振り下ろす攻撃を三回連続で繰り出す技。
『ラッシュブレード』:高速でキーブレードを振るって連続攻撃する。『Re:コーデット』で出てきたフィニッシュ技の一つ。
『トルネドストライク』:風を纏った回転攻撃を連続で放ち、相手を上空に打ち上げる技。実は『3D』で登場したアタック技。
『ラグナロク』:上空に飛んでキーブレードの切先に光を溜めこみ、無数の光線を放つ技。
『ハードストライク』:キーブレードを振るって敵を大きく吹き飛ばす技で、これも『Re:コーデット』から。今回は体力を奪われて動けないクウを逃がす為に使った。その代わり、エンの攻撃に巻き込まれ…。
カイリ「作者!! こんなシーン作るってどう言う事っ!!?」
NANA「いや、だって…ソラがキーブレードを胸に刺して消えるのはエンの話だけにして、とりあえず闇に落ちるのは『3D』でもあったから再現してもいいかなーって…」
カイリ「待ってて、ソラ!! この作者から台本奪って、すぐに話書き換えるから!!」(キーブレード出現)
NANA「待てぇ!!? 何もこのまま消すとは言ってな「『レインボーシャワー』!!!」何でアクアの技使えるのぉぉぉ!!?」(色とりどりの光線に滅多打ちされる)
ヴェン新技紹介
『ソニックレイヴ』:キーブレードを水平に構えて、突進攻撃を幾度も繰り出す。
『ラストアルカナム』:凄まじい勢いで敵にキーブレードを叩きつける攻撃。
『ホーリー』:周囲に光の柱を立ち上らせ、回転するように全方位に攻撃する光の上級魔法。多少隙があるものの、回復効果もついているのでお得。
『スピードレイヴ』:コマンドスタイルの一つ。素早い動作で連続でキーブレードを斬り付け、最後に地面から扇状に光を噴出させるフィニッシュ技。
ヴェン「ここに来て、ようやく俺も目立ってきたなー! 後半でもソラ達と一緒にクウを助けようとしてたし! この調子で、合同編でも活躍を…!!」(目を輝かせる)
NANA「一応聞くけど、どんな事想像してる?」
ヴェン「そりゃあ、χブレードになろうと融合を目論むアウルムを破壊したり、闇に落ちたソラを俺の鎧で守ったり…」
NANA「合同編なのに『Bbs』や『3D』のラストなんて使える訳ないでしょ!!!」
リク新技紹介
『ダークバラージュ』:素早く居合抜きで斬り裂いた後、跳躍して宙に浮かんだ後に無数のソウルイーターで攻撃する。『COM』でリクが使うデュエル技で、ルキルもシオン戦で使用した。
『メテオバースト』:上空に飛び上がりキーブレードに力を溜めた後、地面に叩きつけると共に周りに隕石を落とす技。『3D』で登場したアタック技。
ソラ&リク連携技
『エターナルセッション』
二人で背中合わせになった後、連続突きや光の剣を作り出して攻撃したあと最後にキーブレードを対極に投げてフィールド全体を光の波動で攻撃する連携技。ちなみに、闇の気弾を放ったりもするが今回は使わなかった。『KH2』でも登場した【存在しなかった世界】で使える連携技。
ソラ「なあ、これ『KH2』での俺達の連携技なのに何で本編じゃ『オールオーバー』って叫んでたの?」
NANA「あの、その…やっぱり最後の技はそれだし、文字数制限に引っかかったりも…」
リク「見苦しい言い訳だな。素直に『技名忘れてました』って言ったらどうだ?」
NANA「読者の皆様、本当にすいませんでした…」
オパール新技紹介
『エレメンタル』:標的に炎・氷・雷・水の攻撃を同時に喰らわせる。
『ライジングウィング』:【合成】でのリク専用のサポート効果の一つ。風の力を纏わせるだけでなく、背中に悪魔の翼を生やして空中での移動をも可能にする。これも『3D』でのリンクスタイル技。だが、今回はエンの妨害も無かったのに失敗した。
オパール「ちょっとぉ!! 折角の新強化技なのにどうして失敗なんてさせるのよぉ!?」
NANA「言える事は一つ。リリスの『呪い』は見かけでは終わらないと言う事です〜♪」
リク「楽しそうに言うんじゃない!! ソラを退場させて、おまけに全員の関係が崩落しかかっているんだぞ!?」
カイリ「その上でさらにリクを弱体化させて、この先も何か考えてるんじゃないでしょうね!?」
ソラ「ちょっと台本よこせよ!! ハッピーエンドに書き換えてやる!!」
NANA「まあまあ、落ち着いて考えて見なさい。もしこの強化技が成功していたとしよう。そしたら、どうなる?」
オパール「どうなるって…そりゃあ、成功していたらリクが悪魔の翼を生やし、て――」(想像して固まる)
ソラ「…逆に失敗して良かったかもしれない」
カイリ「今の状態(ゼアノートの姿)でそうなったら、ねぇ…」
リク「自分で言うのもなんだが、同感だ…」
NANA(よっし、上手く丸め込んだ!)
『トライスパーク』:相手を囲む様に三方向から雷を落とす。動けば雷に当たる為、牽制にも使える。
テラ新技紹介
『ソニックレイヴ』:キーブレードを水平に構えて、突進攻撃を幾度も繰り出す。
『ブラックボレー』:相手に狙いを定めた後、無数の闇の弾を打ち出すシュートコマンド技。今回はアクアに止められて不発に終わった。
テラ「折角の見せ場だったのに、どうしてアクアに止められなければいけないんだ!!!」(怒りのオーラ)
NANA「いやだって、この技ゼアノートの策略で闇に身を染めた際に習得したものでしょ!! だから、闇から守ろうとするアクアは絶対止めると思って…!!」
テラ「言い訳無用だ!! 闇に堕ちるがいい!!!」(ゼアノート憑依)
NANA「ちょ!? 性格所かキャラ変わって…ぎょええええ!!?」(後ろの影に殴られる)
『サンダーストーム』:相手に狙いを定めた後、キーブレードの切先から幾つもの電気の弾を打ち出すシュートコマンド技。
クウ新技紹介
『ダークサークル』:闇で作り上げた魔法陣で相手を包み込み、自分に干渉させて相手の中にある闇を操る秘技。戦闘ではあまり使えず、味方が何かしらの闇による異常を起こした際に役に立つ。今回は消えかけたレイアの身体を闇の力で押さえ込む事で消滅を止めた。
『ダークソード』:標的を中心に辺りに闇の剣を降り注がせる魔法。
『チャージドロップ』:拳に魔力を溜め込み、敵を殴ると共に大きく爆発させて吹き飛ばす技。エンの『ブリッツ』を見て、自分流に編み出した。
クウ「って感じで、ラスボスの技をありがたく使わせて貰ったぜ〜」
NANA「本編で明らかになりましたが、エンの元はクウですからね。技は夢旅人さんが考えた物ですが、アレンジと言う形で習得させました」
クウ「と言う事は、その内エンの使った他の技やら魔法やら使える訳か!」
NANA「まあ、そうですね。大っぴらには言えませんが、それなりのプランは計画して――」
エン「ほう? 話を聞いてみれば、そんなにあなた達二人は消えたかったのですねぇ…!?」(額に青筋を浮かばせている)
NANA&クウ「「とんずらぁぁぁ!!!」」(逃走)
レイア新技紹介
『マグネガ』:空中に強力な磁力の塊を具現化させ、敵を引き寄せる上級魔法。今回はソラとヴェンを助ける為にあえて標的にして引き寄せた。
ソラ「助かったのはいいけどさ…何か、納得いかない」
ヴェン「この魔法、敵を引き寄せてグルグル回るんだろ? もっと他に無かったのか?」
NANA「一応凍らせるとか、時を止めるとかでもいいかなって思ったけど、凍らせても氷が砕かれれば穴は成長するし、時を止めた後何が起こってるか判断出来なさそうと思いこの魔法にしました。ま、マグネ系以外にもあるにはあったんだけど」
ソラ「じゃあ、それにすれば良かったじゃん! どんな魔法だよ?」
NANA「グラビデ系の魔法。ほら、目には目を歯には歯をって言うじゃん」
ヴェン「…どっちみち、重力でペシャンコになるから結構です…」
ソラ「俺、マグネ系で良かったと心底思えた…」
『ホーリー』:相手の足元から何度も光の柱を立ち上らせて攻撃する光の上級魔法。ヴェンと違って回復効果は無いが、隙が少ないのがネック。
オパール&レイア連携技
『サンチュクアリサークル』
フィールド全体を暖かな光で包み込んだ後、裁きの閃光を放ち味方全体の体力や状態異常を回復させる連携技。
無轟新技紹介
『炎魔覇煌閃』:魔法を打ち消す炎を施し、攻撃を打ち消し斬り捨てる技。
『炎魔覇討』:纏った炎を増長させ、必殺の一振りを下す技。ただし、今回は暴走したソラ達を止める為に使った。
【焔王武具・緋乃炎産霊神】:炎産霊神の力を最大限に発揮し、全ての能力を飛躍的に上昇させるスキル。その際霞の炎を身に纏い、刀も炎を吐き出し続けて真紅の双眸に変化する。
『炎魔槍・龍頭』:周囲に立ち上った火の槍を龍に変えて、敵へと喰らい付く技。
『真一刀・焔乃炎産霊輝神』:炎産霊神の倍以上の火力と威力を解放し、敵を両断する。だが、寸前の所でエンに破られて痛み分けとなった。
『無爻祓』:【無刀術】(詳しくは夢さんのキャラ紹介をチェック)の一つ。片腕または片足に魔力を纏い、敵の攻撃または防御を弾く技。
『無刃刀』:【無刀術】の一つ。手刀による一閃を放つが、威力は大樹を裂く切れ味とかなり強力。
無轟「活躍は出来た、エンと一対一で戦えたのもいい。だが、凛那を折られたのは辛いな…」
NANA「無轟さんに本気出させれば完全にワンマンショーになってしまうので、エン=クウと見抜く事により上手く本気を出させないようにしました。凛那を折ったのもハンデを付ける為です」
炎産霊神『それで、ここから先は【無刀術】で戦えって言うの? 幾ら何でも酷いんじゃない?』
NANA「そんな事ありませんって。武器はちゃんと手に入るし、すぐに戦闘も入ります」
無轟「武器だと? あの刀は簡単には直せない代物だぞ? 一体どうやって…」
炎産霊神『それに戦闘するって、あっちには大勢の味方がいるんだよ? まさか、大軍でも送り込む気…?』
NANA「いやだな〜。武器はちゃんとあるし、戦うのがエンやカルマ達とは限らないでしょ〜?」
無轟&炎産霊神「『?』」
クウ&無轟連携技
『ブレイズブリッツ』
二人で一緒に拳や蹴り等の格闘術を放った後、クウが飛び上がり無轟が高熱の火球を投げる。投げた火球をクウがバク転しながら蹴り、相手にぶつけて大爆発を起こす豪快な技。
クウ「それにしても、この連携技。最後はかっこよく決めさせてくれるよな〜」
NANA「元ネタがティーダの使う『エース・オ○・ザ・ブ○ッツ』ですからね。これはFF10でもお世話になりましたし」
レイア「元ネタ通りでは、無轟さんのポジションは女性キャラなんですよね! 是非、クウさんの技にそれを作ってください!! それで私が――!!」
スピカ「(割り込む様に)クウに向かって、ボールを“恋人”である私が投げて渡すんだから!」
レイア「スピカさん、邪魔しないでくれますか? それは、現恋人である私の役割ですよ?」(黒笑)
スピカ「あら、それはどうかしら? 今も思ってくれる私の方がヒロインだと思うのだけれど?」(黒笑)
NANA「お、女の醜い争いが繰り広げておりますけど…?」(冷汗)
クウ「俺…どっち選べばいいんだよ、エン…?」(冷汗)
エン「私に聞かないでくれません?」(冷めた目)
アクア新技紹介
『メガフレア』:キーブレードの切先に灼熱の火球を溜めこみ、打ち出す事で空間全体に大爆発を起こす炎の上級魔法。
『ファイアブレイザー』:コマンドスタイルの一つ。上空に飛び上がり、キーブレードに炎の力を溜めこんで敵に向かって投げつけ、広い範囲で火柱を起こすフィニッシュ技。
テラ&ヴェン&アクアフレンド技
『トリニティ・リミット』:光の魔方陣を作り出し、三人で力を溜めた後キーブレードの切先を合わせてフィールド全体に眩い光を放って攻撃する技。【KH】シリーズ内では最強技として出ている。
ウィド新技紹介
『空衝撃・双錬』:剣を二回振るって衝撃波を二つ繰り出す剣技。地味な強化とか言わない様に。
『疾風迅雷』:竜巻のように真上に飛び上がりながら斬った後、雷鳴の如く勢いよく剣を振り下ろす剣技。
ラクシーヌ「跪けぇ!!!」(『メガヴォルト』発動)
NANA「あべべべ!? い、いきなり何を…!?」
ラクシーヌ「何じゃ無いわよ!! これ私の技の名前じゃない!? あんた、何様のつもりであんな奴に作ったのよぉ!!?」(夥しい電気を纏ってる)
NANA「いや、その!? これ、元は夢旅人さんが考えてくれたウィドの技なので…!? 当時技の名前はどっちも『アルティマニア』購入してなかったから、分からなくて当然――」
ラクシーヌ「本物の『疾風迅雷』をその身に刻み付けましょうか…?」
NANA「何故に作品に登場すら出来ないキャラに制裁を「『疾風迅雷』!!!(キレた)」いやああああ!?」
『氷蒼剣』:剣を振るって氷の剣を作り出し、敵に向かって放つ技。元は…某蒼の格闘ゲームに登場する主人公の弟の技から。
ゼロボロス新技紹介
『破邪炎穿』:相手に掛かっている有利な魔法を打ち消す『式』を足に纏い、蹴りを放つ。攻撃が当たれば解除される。
『崩煌弾』:魔力を溶かす炎を拳に纏い殴る、もしくは火球として放つ事で魔法を打ち消す技。本編でも話したように、フェンの使った技をアレンジして作った。
フェン「おい、てめぇ!! よくも人の技盗みやがってぇ!!」
ゼロボロス「盗む? 何の事ですか? 僕のこの技は魔力を溶かす技ですよ? どこぞの三下のような解除されないようで出来る体力を削る炎と全然違いますからねぇ〜?」(涼しい顔)
フェン「うおのれええええ!!! もう許さねぇ!! ゼロボロスとか言ったな、アウルムのエサに――!!」
ゼロボロス「すいませーん、もう一回最後らへんのセリフいいですかー?」
フェン「あん? ゼロボロスとか言ったな、アウルムのエサに――」
ゼロボロス「そこを、もーうちょっとかっこよく!」
フェン「かっこよく…ゼロボロス! 今日こそはお前を倒し、アウルムのエサにしてくれる!! 覚悟しろぉ!!」
ゼロボロス(黒竜バージョン)「ほおぉ…この俺をエサに? 度胸だけは誉めてやろうじゃないか雑魚がぁぁぁ…!!!」(ブチ切れ)
フェン「ち、違っ…!? おおお俺はお前じゃなくて、こいつに…っていないっ!!?」
ゼロボロス「さぁて…合同編入る前に、ゴミは潰しておくかぁ!!! 覚悟しろぉ!!!」(口に黒い炎を溜め込む)
フェン「だ、誰か助けて…うぎゃあああああ!!?」(炎に呑まれる)
ゼロボロス「フフフ…計画通り」(ニヤリ)
『虚無幻影・零王斬』:『霊斬』強化型の奥義。手刀のリーチが更に伸び、巨大な長刀となる。リーチが伸びただけではなく切先からレーザー型の『式』を放つことが可能に。
リク&ゼロボロス連携技
『メテオレイン』
ゼロボロスが『式』で巨大な隕石を呼び込んだ後、リクが跳躍してキーブレードで一閃して隕石を砕き散らして全体に攻撃する。元ネタはゼムナス(鎧)戦でソラと一緒に行った『リアクションコマンド』の一つ。
ゼロボロス「今回も隕石系の連携技ですか」
リク「もう少し、他の奴みたいにしたかったが…」
NANA「元は説明した通り、ボス戦での『リアクションコマンド』ですからね。まあ、あれとは少しばかり違いますけど…」
ゼロボロス「そうなんですか?」
リク「確か…本来は宙に浮いてる切断されたビルの上に俺が乗って、それをソラが敵の所まで思いっきり弾き飛ばすって奴だったな…――で、ぶつけた後は俺がビルを一気に斬り刻んで防御を崩すのが一連の行動だが…」
ゼロボロス「なるほど…僕が隕石を呼び出した後に飛び上がって斬り刻む訳ですから、モーションは違いますね」
NANA「まあ、リクが紫苑の呼び出した隕石に乗って一緒に落ちてくるってのも考えたりしましたけど…」
ゼロボロス「それはそれで面白そうですね。どうです、リク? 今度やってみます?」
リク「断固拒否だっ!!!」
シャオ新技紹介
【モード・スタイル 最終段階】
『マスターキー・モード』:シャオの能力を最大限に引き出した【モード・スタイル】。右手に《キングダムチェーン》、左手に《ソウルイーター》を持つが、戦いの最中でもシャオの知るキーブレードを自在に変えて能力を引き出して使う事が可能。だが、力の消費が激しく膨大な記憶の力を使っているので長くて一分しか発動出来ない。
シャオ「これで本当に全部紹介が終わったね。それにしても、とっても強力な能力だよねー! 時間制限があるのが辛いけど…」
NANA「キーブレードを自在に操れるし、力を引き出せる能力なんですから、制限付けないと駄目でしょ」
シャオ「は〜い…――所でさ、前に行ってたよね? このモード、ボクの両親に関してネタバレになるって…」
NANA「ええ、言いましたよ。まあ、感のいい人なら武器を見てピーンと来るでしょうけど」
シャオ「まあ、確かに武器で分かるよね〜…」
カイリ「シャオ、どう言う事なの? 私、よく分からないんだけど?」
オパール「そうよねー。ね、こっそりでいいから教えなさいよ!」
シャオ「そ、それは…えっと「あ、あれだ! シャオは武器の持ち主であるソラとリクの子供って事でぇ!」ちょ、作者!? そんな言い方したら――!!」
オパール「ソ、ソラと…た、確かに仲が良いとは思ってたけど…」(放心)
リリィ「そっか…リクは男と結ばれる運命なんだ…――最初から、勝負なんて出来なかったんだね…」(遠い目)
カイリ「フ、フフフ…――私、幼馴染なのに…酷いよ二人とも…」(乾いた笑み)
NANA「よし、これでネタバレは回避だ」(グッ)
シャオ「それ以上に大切な何かを失ったんだけどぉ!!?」(涙目)
『アルテマキャノン』:キーブレードをキャノン砲に変え、巨大な光弾を発射する。標的にぶつかると、大爆発を起こす。
『ジャッジオブ3』:キーブレードを投げつけると共に、三つに分裂して攻撃する。元は『Re:コーデット』でソラが使うコマンド技から。
『キーレイン』:両手に握った二本のキーブレードを振り下ろした後、上空から無数のキーブレードを雨霰と降り注がせる技。
『インフィニティ・オーバー』:光の剣を作り出して自分と相手の周りに幾つものキーブレードを召喚する。そして相手をすり抜ける様に斬り付けた後、合体させるようにキーブレードを吸収する。それを幾度も繰り返し、最後の一本を吸収した後巨大な剣にして一閃を放つ。今回は時間切れが起きて最後の一撃は放てなかった。
シャオ「この技…もしかして、クラウドさんの『超究武神覇斬』?」
NANA「正確には『超究武神覇斬 ver5』の方です。初めて『FF7AC』でこの技見た時、物凄く感動しまして…あれからブルーレイ版も見たけど、感動は変わりませんねぇ…」(しみじみ)
シャオ「でもさ、どうして最後の攻撃させてくれなかったのさ! そうすれば、エンをボッコボコにして倒せたのにぃぃぃ!!」
NANA「シャオ、最近リラ様の所のリズに似てきてない…?」(冷汗)
エン新技紹介(かなり多いので従来の魔法は省きます)
【マジックサークル】:地面に魔力を注ぐ事で、魔法を仕込むスキル。即座に発動出来る魔法なら一気に注ぎ込んで仕込んだり出来るが、魔力がかなり必要な魔法もある為少しずつ魔力を送って完成させたりする。そうして仕込んだ魔法は任意で発動する事が可能。実はこのスキル、クウが羽根に魔力を注ぐ動作を発展させたモノである。
『アブソリュートゼロ』:フィールド全体を白い吹雪で包み込み、敵全体を氷で閉じ込める魔法。元は『KH2』のヴィクセンが使う魔法。
ヴィクセン「ふはははは! とうとう私の技が出て来たか、しかもラスボスが使うとは嬉しい物だ!」
NANA「随分と機嫌が良いですね。普通ならボコボコにするのに…」
ヴィクセン「何を言うか、時期を考えれば我ら機関メンバーはシオンを除き誰も出演出来ない状態だ。しかし、こうして技を出してくれる事で名前が載って目立つ。『3D』ではどうにも出来ない事情によりボイス無しで人気が危ぶまれたが…これで私と言う存在に注目される事が出来る!! ふはははは!!」
シャオ「ねえ作者、どうにも出来ない事情って何?」
NANA「…中の人関連としか言いようがないね…」(*詳しくはネット等で調べてみてください)
『ルインガ』:光の弾を敵にぶつけた直後、ダウンする程の大爆発を起こす上級魔法。スピカも使った無属性の魔法。
『バウンドレイド』:ダブルセイバーを手放すと同時に、真上に飛ばしながら回転切りを放つ技。飛んで行ったダブルセイバーを使い、別の技に繋げる事も可能。
『フォール・ナイトメア』:上に飛ばしたダブルセイバーを真下に落とし、突き刺すと共に闇の衝撃波を繰り出す技。
『ブリッツ』:純粋な魔力で固めた衝撃波を放つ技。元は夢旅人さんが考えてくれて、カルマ戦で使用した。
『フラゴール・フレア』:握り拳一つ分くらいの魔力を炎として凝縮し、解き放つ事で膨大な火力が周囲を焦土に帰す白い炎の魔法。これも夢旅人さんが考えてくれたもので、今回は地面に仕込んで使用した。
『イノセンス』:双剣状態の時に使用可能。連続で剣を振るって剣圧を繰り出す技。元はFF12のガ○ラスが使う技。
『カラミティ・レイン』:敵へ闇の力で圧縮した刃の雨を降り注がせる。これも夢旅人さんが(以下略)
『ダークネス・ジャベリン』:敵の動きを封じる魔法陣から闇の力で具現化した刀や剣、槍などで刺し貫く。これも夢旅人(以下略)
『コラプサーノヴァ』:星による爆発を起こして攻撃した後、その場で重力の塊であるブラックホールを作り出す魔法。作られたブラックホールはエンでも被害を被る為、すぐに避けなければならない。尚「コラプサー」とは昔のブラックホールの言い方で、星の死骸とも言われている。
『ブラスタースペル』:発動と共に広範囲の灼熱・氷結・雷撃・暴風・激流・光線・暗黒が連続で相手に襲い掛かる上級魔法。強力な分発動に時間がかかるので、魔力を少しずつ地面に注ぎ仕込んでいた。
『エンジェル・ラメント』:光の波動を広範囲に出現させて攻撃する魔法。尚、「ラメント」とは「嘆き」と言う意味。
『シャドウスライサー』:影を纏った状態で相手をすり抜ける様に斬り裂く技。ダブルセイバーでも双剣でも使用可能。
『マスティマレイザー』:双剣時に使用可能。左手の剣を上空に投げて制止させ、右手の剣と共に切先を合わせそれぞれから光と闇の光線をぶつける。尚、「マスティマ」と言うのは悪魔を従えていながら、神に仕える者だったエジプトの天使の名前。
エン「剣から光線を出すと言うのは…ジタンの『ミー○ツイス○ー』からですか?」
NANA「ええ、まあ。最初は『フリーエ○ジー』と違って相手に避けられたりでクセが入りますけど、使いこなしてみるとかなり使えたので取り入れてみました」
エン「使いこなせたのは最近になってからじゃないですか。そんな風ですから、未だに100レベルのキャラで80レベル以上のカオスすらも倒せないんですよ」
NANA「うぐ! 痛い所つかないでぇ…!?」
『フリーズウォール』:自分の周りに氷の壁を出現させる魔法。攻撃を防御したり、不意打ちにも使える。
『エクリプス・サンシャイン』:ダブルセイバーに闇と光を纏い、敵を斬り裂く際に双剣状態にして闇の刀身で攻撃した後、時間差で光の刀身で追撃するように斬り付ける攻撃。ちなみに、「エクリプス」とは英語で地球や月に影を落とす「食」と言う意味。
神無「親父の本気の技だけでなく、凛那すら折ってしまうって…」
神月「おじぃは俺達の中では最強だぞ!? それを負けさせるっておかしいだろ!?」
NANA「そんな事ないですよ。確かに馬力としては、エンよりも無轟さんの方が上です。でも、力をぶつけていたら少しずつ威力は無くなっていくもの。そこを狙い、時間差での攻撃で威力を上げて攻めたんです」
無轟「配慮を怠ったのは俺自身だ、負けを認めるしかあるまい」
神無「それでも親父が負けて凛那が折れるって…」
神月「まさか、この他にもヤバい技考えてたりとかしてないよな…?」
NANA「………ドーデショーカ」
神無&神月「「考えているんかいっ!!?」」
『アローザス・ベリアル』:自分に闇を纏って真の力を発揮すると共に、辺り一帯に闇で作り上げた刃を縦横無尽に襲い掛からせる。その後、服装は黒く染まり鎧のパーツを付け、ダブルセイバーの刀身も金と銀に変わる。尚、「アローザス」は覚醒と言う意味。「ベリアル」は神に背き地獄に落とされた堕天使の名前で、罪や反逆者の象徴とされている。
ソラ「あのー…真の力って…?」
NANA「俗にいう第二形態」(シレッ)
リク「サラリと言うんじゃない!! あれだけ強いのに何で強化させるんだ!!?」
カイリ「しかも強化と同時に避けられない攻撃って明らかにチートじゃない!!? スピカさんの指輪が無かったら私達確実に全滅だったでしょ!!?」
NANA「そんな事言われても…エンはラスボスだし、私パートでは最終話ですから、ここで強化の場面見せてもいいかなーと。ついでに強化と同時に攻撃を行うのは…強化されてる間に攻撃受けたら普通は堪らないんじゃないかなーって思ったものでして…」
ソラ「そんな単純な理由!?」
カイリ「本当に私達を苦しめる事しか考えてないようね、この作者…!!」(拳ポキポキ)
リク「一度闇に落としてやろうか…!?」(黒いオーラ)
NANA「まあ、待ちたまえ。今の君達には、こうなっても勝てる要素はちゃんとあるじゃないか」
ソラ「勝てる要素?」
NANA「決まってる! 文字通り、神(イリアドゥス)頼みすればいい!! そうすれば勝てる!!」
ソラ「そっか! 神様が居るんだから俺達勝てるじゃん! やったな、リク、カ――!!」
リク&カイリ「「さりげなく他人任せにしてるんじゃない(わよ)っ!!!」」
NANA「はぎゃしゃあああああ!!?」
『エンジェルハイロゥ』:その場で一回転すると共に、周りに光の輪を作り出す技。名前を要約すると「天使の輪」と言う意味。
『ヘイトレッド』:『アローザス・ベリアル』をした後に使用可能。自分を中心に黒い衝撃波を起こす技。これもディシ○ィアでガブ○スが使う技。
『ブレードリング』:ダブルセイバーを回転させながら腕を伸ばし、前にいる敵に回転切りを放つ技。
エン「この技…何かに似ている気が…?」
NANA「き、気のせいでしょう。尚、補足ですが当初は『エンジェリング』と言う名前が…」
エン「それは『パル○ナの鏡』の○ットではないですか!? しかもスマ○ラXでの!!」
NANA「いやー、彼って天使でダブルセイバー&双剣使いなもんで、それなりに参考に――」
エン「『ブレードリング』!!」
NANA「あだだだだっ!!?」
『カオスペイン』:『アローザス・ベリアル』をした後に使用可能。闇の瘴気を範囲内の敵に当て、ダメージと共に毒や暗闇など複数の状態異常を起こす魔法。
NANA「元ネタはFF13-2の女神ライトニングが使う魔法『カオス』を複数バージョンにしたものです。本当のエンディング戦とも言われているバトルでの魔法な分、かなり便利ですよねー」
スピカ「ライトニングが使う魔法って事は、私にも使わせてくれるのよね?」
NANA「まあ、その…使わせたいのは山々なんですが…」(チラリと後ろを見る)
テラ「貴様ぁ…これ以上敵を強化させる気か…!!」(怒りのオーラ)
ヴェン「プラウド通り越して、クリティカルモードにするつもりかぁ…!!」(同文)
アクア「承諾したら、半殺しじゃ済まさないわよ…!!」(同文)
NANA「…とまあ、後ろの人に私が殺されかねない「どうせ半殺しで済むわよ」それ以前にダメージが半端な「いいから承諾なさい、あなたが計画してる技で攻撃するわよ?」どっちみち脅される運命ぃ!!?」
『セイントガード』:闇の障壁を纏い、光属性の攻撃を無効化する防御魔法。
『シールド』:魔法の障壁を纏い、物理攻撃を無効化する防御魔法。実はFF10-2でユウナ専用のドレ○フィアの補佐役が使う魔法でもある。
『グラビティブレイク』:対象を中心に重力のドームを作り出して攻撃する。今回はソラ達の攻撃を防御する為に使った。
『クライシスセイバー』:『アローザス・ベリアル』をした後に使用可能。金と銀の刀身を浮かばせて光を溜めこみ、地面に突き刺すと共に光線が縦横無尽に襲い掛かる。その後、光の爆発を起こして辺りを攻撃する。
『ホワイトウィング』:白い風を靡かせ、味方全員の傷を癒す魔法。エンが唯一持つ回復魔法でもある。
『デジョネイトゲート』:ダブルセイバーの時に使用可能。刀身に【闇の回廊】を作り出す力を纏わせ、振るうと同時に闇の衝撃波を放つ。ダメージは無いが、呑み込まれた者は問答無用で闇の世界へと落ちていくと言う恐ろしい技。
ソラ「ねえ、俺どうなっちゃうの!!? 恐ろしい技受けてどうなっちゃうんだよ!!?」
NANA「説明文をよく見なさい、《闇の世界に落ちる》だけだから。全身傷だらけになったり、身体のどっかが粉砕骨折したり、生命力奪われて瀕死の状態になったりではないから、ちゃーんと生きてるさ!」
クウ「何の慰めにもなってねえよ!!! 本当にどうすんだよオイィ!!!」
リク「俺や王様はソラのおかげで助かったと言ってもいいが、肝心のソラが闇の世界に落ちたんだぞ!!?」
シャオ「アクアさんだって10年ぐらい彷徨っているんでしょ!? これ助かるの!!?」
NANA「そ、その答えはだな…」
四人「「「「その答えは?」」」」(ズイッ)
NANA「――次回作に続くっ!!」
四人「「「「ざっけんじゃねえぇぇぇ!!!!!」」」」(キレた)
NANA「今の状態で明かせられる訳ないでしょおおおお!!?」(逃走)
NANA「さて…どうにかこうにかで紹介コーナーは終了!」
シャオ「あのさ…一部、夢さんの所のキャラがいた気が…?」
NANA「次から合同編ですから、練習がてらに登場させてみました。夢さん、勝手に書いてしまってすみません……と反省文を送った所で、次はいろんな説明の補足と行きましょうか」
アクア「そうね、まず言いたい事が一つ…――どうして私達が敗北してるの!?」
リク「大体、強すぎだろ!? 10人で戦ってあの力量だぞ!?」
NANA「そりゃそうでしょ。番外編の戦闘力分析でも話したけど、ソラ達はゼムナス戦終えて更に成長してるからレベルは70代。テラ達はキーブレード墓場に突入する前のレベルの上がりようを考えれば40ぐらいだけど、とりあえず同類。他のメンバーもそれに加算して…まあ、100以上もレベルのあるエンを倒すのは厳しいね〜」
ヴェン「一体、どう倒せって言うんだよ!?」
NANA「何とかして生き延びて慣れろ! かな?」
ソラ「全然対処法じゃない!!!」
NANA「そもそもこちらの敵の強さとしては、エン>セヴィル>リリス>クォーツ>フェンって感じなんだから、そう文句言わないの」
テラ「だが、それよりさらに強くするとはどう言う神経をしているっ!!?」
NANA「いや、ラスボスは強化しながら戦うのが当たり前でしょ!? KHシリーズだって、ゼアノートにゼムナスやマールーシャ、さらにはシオンとヴァニタスも次々と強くなって――!!」
カイリ「リクもロクサスもラスボス務めたけど、強化は一度もされてないけど?」(ギロリ)
NANA「うぐ…! そ、それはそれって事で…」
六人「「「「「「許される訳ないだろ(でしょ)ぉぉぉ!!!!!」」」」」」
NANA「クッ! これ以上ボコボコにされてたまるかぁ!! コントローラーと《ブ○イ○ルー》のディスクセット…――レイ○ェル使いの力、見せてやる!!」(そう言って金髪に黒ドレスの吸血鬼少女を召喚する)
六人「「「「「「ハイ…?」」」」」」(固まる)
レイ○ェル「『テンペ○トダリ○』!!!」(さまざまな障害物が襲い掛かる)
ソラ「うわああああ!!?」
リク「何でKHに関係ないキャラがぁ!!?」
カイリ「いやああああああ!!?」
*こうして、様々な障害物に巻き込まれて六人は退場して行きましたとさ。
NANA「ふっ、ここはペンは剣よりも強しのアトガキの世界。何でもアリな設定なのだよ」
クウ「ほお? じゃあ、次は俺の質問に答えて貰おうか?」
NANA「ま、またぁ…!?」
クウ「俺は闇に呑まれ暴走するし、最後エンに何をされたんだよ?」
NANA「暴走させたのは、仲間達に改めて闇の恐ろしさを知ってもらう為。エンがやった行動は、クウの闇の力を操る能力を壊したんです。要は、鳥で言う風切り羽を斬られたようなモノ」
クウ「要は翼も羽投げも使えないって事か!? 弱体化されてどうすんだよオイィ!!?」
ウィド「あなたはまだいい方ですよ!! 私なんて姉さんの為とはいえ仲間割れ起こすわ足引っ張るわ、しかもシルビアに責任押し付けるわで本当に何なんですか!!?」
NANA「いや、その…教師って言ってもウィドは普通の人間だし、理性働いてない状態ならこれぐらい言ってもおかしくないかなと…――ついでに学者モードを封じたり、夢キャラと仲良くなるだけだと面白みがないので反抗的な態度をとらせようと…」
クウ&ウィド「「一回死んでこぉい!!!」」
NANA「やっぱり来たぁ!? だが策は練りに練るもの!! 次はPSPにマ○ソロ3セット…最強パーティの力、見せてやる!!」(盗賊ディ○ンダー&フ○ン&しい○&○ール召喚)
クウ「ぜ、全員レベルが100以上だとぉ!? 70代レベルの俺達が勝てる訳がねぇだろ!!?」
ウィド「それよりも、何でKHに関係ないゲーム使って…うわああああっ!!?」
*ただ今、見た事も無いような大乱闘が繰り広げられております。しばらくお待ちください。
オパール「あの作者…何時の間にあんな反撃出来るようになったの…?」
レイア「一応、理由はあるそうですけど…クウさん達、大丈夫でしょうか?」
ルキル「出番無くて、良かったかもしれない…」
シャオ「ボクもそう思うよ…」
スピカ「気にしてたら精神が持たないわよ。作者の攻撃は時間がかかるだろうし、例のNGシーンに行きましょうか」
四人((((ず、図太い…))))
*何がともあれ、ここからはNGシーンをお送りします。
NGシーン エンが過去を語る場面
エン「あんな妄念に憑りつかれた――!!」
ゼアノート(老人)「何だこの扱いはぁぁぁ!!?」(いきなり登場)
ソラ「へ?」
ゼアノート(老人)「私に出番があると聞いて見れば……会話のみの登場で終わるとは納得がいくかぁぁぁ!!! ヴァニタスには戦闘シーンがあるのだ!! もっと出番を寄越さんかぁぁぁ!!!」
アクア「は、はぁ…?」
ゼムナス「貴様はまだいい方だぁ!!! 私なぞ作者に詰寄ったら『はぁ? 出番寄越せ? 無理に決まってるじゃん、この話の軸『KH2』の終わりだよ? あんた一応倒されてるのに、出番なんて与えたら『3D』での話が崩壊してしまうのが分かんない訳ぇ!!?』と一刀両断に断られたのだぁぁぁ!!! こうなれば本体乗っ取って出番を奪ってくれるぅぅぅ!!!」
ゼアノート(アンセム)「何を言うか!! 仮にも貴様は私のノーバディだろう!!」
ゼアノート(青年)「それなら俺に出番を寄越せ!!! 登場作品が『3D』だからと言っても、出せる方法はあるだろ!!!」
ゼアノート(老人)「ええい!! 普通は幼気な老人に優しく――!!」
エン「(ブチッ)さっさと失せろ。『デジョネイトゲート』」(闇の衝撃波を放つ)
ゼアノート達「「「「ぎゃああああああああああああっ!!!??」」」」(闇に呑み込まれる)
NANA「…リク、代役お願ーい。オパール、戦闘シーンはCG合成でどうにかして」
オパール「ハーイ♪」(満面の笑顔)
リク「最初からこうすれば良かったんじゃないのか?」(台本とマイク持っている)
NANA「ってな訳で、演技担当だったゼアノートがいなくなり、声担当だったリクが急遽演技も担当する事になりました」
オパール「めでたしめでたし、よね♪」
ゼアノート達『『何がめてたしじゃああああぁ!!!』』(あの後自力で帰って来た)
シグバール「俺達…まだ半分しかなくて良かったってハナシ」(冷汗)
サイクス「同感だ…」(冷汗)
NGシーン シルビアが真実を語る場面
シルビア「我にとって、χブレードは終焉を司る…」
ヴァニタス「ちょっと待ったぁぁぁ!!!」(いきなり現れる)
ソラ「ヴァニタス!?」
ヴァニタス「χブレードと融合と言えばこの俺とヴェントゥスだ!!! お前達には関係ないだろ!!!」
シルビア「い、いや。そう言われてもの…」
ヴァニタス「そう言う事だ、ヴェントゥス!!! 今こそ俺と融合を「「「『メガフレア』」」」ぐわああああああっ!!?」(高熱の大爆発に巻き込まれる)
ソラ「ヴァニタスーーーっ!!?」
ヴェン「そんな奴気にするなよ、ソラ」(黒笑)
アクア「さ、早く取り直しましょう。この後、テラとヴェンで映画の『○ュ○ー○ッ○ュ』見に行くんだし」(黒笑)
テラ「あんな奴に時間を掛けるだけ無駄だからな」(黒笑)
リク「さ、三人が黒い…」
シャオ「言っちゃ駄目ぇ!!」
ソラ「あのぅ…アクアが言ってた映画って…?」
NANA「ええ、KHと深い関わりの会社が作成した新作映画です。風の噂ではソラが出ていると言う事ですけど、私結局いけなくて…」
リク「あれらの反撃ネタはそれが元凶かぁぁぁ!!?」
NANA「使えるネタは何でも使うものです。文句あります?」(PSPや3DSをちらつかせる)
ソラ&リク「「何もありません…」」
シャオ「確かにあの映画は日本のゲームから考えたって話だけど…これじゃあボク達打つ手なしじゃん…」
NGシーン シャオが助ける場面
シャオ「ボクの知ってる師匠は!!――(ど、どうしよ!? セリフ度忘れしちゃった!! と、とにかくアドリブでも!!)…い、いい加減で、ナンパ好きで、年上と付き合ってたと思ってたら実はロリコンで、親バカの所為で子供に迷惑がられてる事に気付いてないし、それから――あ、あれ?」
クウ「シャ〜オ〜く〜ん? それ、明らかにセリフじゃなくて本音だよなぁ…!?」(背後に黒い炎)
エン「あっちで少しお話しましょうか、拳でなぁ…!!」(同文)
シャオ「あ、あの、その…!? だ、だれか助けて…!!」
NANA「さーて、一旦休憩に入ろうかー」(手を叩いて催促)
シャオ「止めてぇぇえぇえええ!!?」(涙目&二人に引き摺られる)
NANA「これにて、今回のNGシーンは終了! と言っても、ネタはまだ残っているので時間が出来れば番外編で載せていきたいと思っています」
ルキル「ようやく終わったと思ったら、まだあるんだな…」
シャオ「でも、どうしてここに載せないの?」
NANA「ハッキリ言って、あとがきだけで文字数が1万以上超えたから。なので、残りは番外編でやらせていただきます。さて、後は挨拶を…」
ソラ「次からは、いよいよ夢旅人作品との合同編!!」
クウ「あちらでの戦いと俺達の戦い、二つが一つになる物語だ」
アクア「私達と彼らが今後どう関わるかは、こちらの作者だけでなくあちらの作者の意思次第」
シャオ「もちろん、ボク達自身のストーリーもあるからそっちも見てね!!」
出演者全員『『『『それでは、合同編でお会いしましょう!!!』』』』
NANA「最後の最後でセリフ取られたぁ…」
ソラ「『トリニティ・リミット』ォォォォォ!!!」
NANA「ぐぎゃあああああああああああっ!!?」
リク「おいてめぇ…あの強さはねえだろぉ…!!!」(尋常じゃない怒りのオーラ)
カイリ「しかも、あのシーンをあんな形で再現するなんてどんな神経してるのよ…!!!」(以下同文)
NANA「いやだって、ラスボスはそれが普通でしょう!!? それにダメージはちゃんと与えていたし、私前々から予告してたよね!?」
ヴェン「だからと言って、エンに強化までつける事無かったんじゃないの…!!?」
テラ「さらに、主役であるソラを闇に落とすとはな…!!?」
アクア「本当に私達を勝たせる気はあるの…!!?」
NANA「あ、当たり前じゃないですかっ!!?」
クウ「その割には、スピカを敵側に付けさせてたよなぁ…!!?」
レイア「その上、シルビア取られちゃいましたし…!!?」
ウィド「私なんか、聞き分けの悪い子供みたいじゃないですか!!?」
オパール「あとリクを元に戻す気はあるんでしょうね!!?」
ルキル「俺はこのまま出番無しか!!?」
シャオ「折角のボクの見せ場が一話だけってどう言う事さ!!?」
NANA「いや、だから、その、えっとぉ…!!?」(滝汗)
全員『『『『どうするんじゃわれえええええええええええええっ!!!??』』』』
NANA「ちょ!? 全員キャラ崩壊してる――ぎゃあああああああああっ!!!!!」
*本編でのシリアスを吹っ飛ばす程のリンチの刑に作者が遭っておりますが、この後に紹介するキャラ紹介や新技紹介等は、後に追記と言う形で出させて貰います。読者の皆様に大変ご迷惑をかけますが、予定ではゴールデンウィーク辺りまでには追記出来るようにするつもりです。
尚、次からは夢さんとの合同編が始まりますので、現段階で決まっている事だけを予告しておきます。
神の聖域での戦いを終え、『ビフロンス』に帰還し休息を取る心の剣士達。
そんな彼らの世界に、シルビアによって送られた異世界の住人が現れる。
自分達の勝利と違い敗北を味わった彼らは、身体だけでなく残酷な真実によって心にも傷を負っていた。
二つの異世界の住人達が出会った瞬間、【一週間】と言うタイムリミットが始まる…。
炎産霊神『作者は現段階でボッコボコにされてるから、代わりに夢キャラである僕達が挨拶を!! 次から始まる合同編をお楽しみにねー!!』
無轟「それにしても、何故一週間なのだ?」
ゼロボロス「『KH2』と『358/2Days』の影響ですよ。一週間と言う期間はロクサス最後の夏休みですし、小説版でもシオンやアクセルが一週間と言う期間での話がありますからね。もちろん、この設定等も夢旅人と話し合って互いに承諾を貰ってます」
炎産霊神『要は一週間と言う期間は確定してる訳だね! どうなるんだろう〜?』
無轟「さあな。それにしても、ようやく神無達と会うのか…どうなる事か」
ゼロボロス「そこは僕らの作者の仕事ですよ。それでは、次回か追記でまたお会いしましょう」
NANA「皆様、お待たせいたしました!! よーやく追記完成です!!」(ボロボロ)
スピカ「それにしては、随分遅かったわね。そもそもアトガキまで書いて完成のようなモノでしょ? 何で追記って形にしたの?」
NANA「いや…今回の話、書きたいシーンを詰め込みまくった所為で全体の話の数が夢さんの分も含め今までで史上最高になりまして…その上、バトン交代から三か月と夢さんよりも長くかかってしまったモノで…――なので、本編完成を重点的に置いてしまいました…」
スピカ「そう言えば、交代したの一月だったわね…所で、あなたに怒りをぶつけていた他の人達はどうしたの?」
NANA「一瞬の隙を突いてPS○起動して、100匹のア○ルー達召喚して追い返しました」
スピカ「序盤のボスすら倒せないヘボハンターだからって、ア○ルー村の方をやるのもどうかと思うわよ?」
NANA「やかましい!! あんな飛び回って逃げる巨大ラン○スどう倒せと言うんだ!? しかもP○2使用だからね!?」
スピカ「作者の愚痴は無視して「無視!? あなた私を何だと」黙りなさい、『ルインガ』「はぎゃあ!!?」…ここからは、キャラ紹介と新技紹介をさせて貰います♪」
*と言う訳で、まずはキャラ紹介から。
キャラ紹介
エン (オリキャラ)
長めの黒髪に金色の目をした、クウよりも少し大人の顔立ちをした男性。その正体は、『χブレード』によって滅んだ異世界のクウのノーバディ。
金色の目はゼアノートに憑依された影響。顔を白の布で覆って隠しているのも、異世界のクウと区別する為。尚、実年齢は…カルマ程ではないが、かなりある。その為、クウよりも大人びた印象を漂わせている。
性格も穏やかで礼儀正しく、紳士な部分も持ち合わせている。しかし、それは元であるクウを憎んでいる故に正反対に振る舞っているだけ。感情的になれば、本来の喋り方に戻ったりする。
本来の世界では、キーブレード使いとして闇の脅威を排除するために活動していた。そんな中でソラ達と出会い、同じ世界にいたスピカと結ばれて結婚。待望の息子も身籠っていたが、老人であったゼアノートに利用されてしまう。
キーブレード墓場でスピカから抜き取った光の心と息子を利用して『χブレード』完成を目の前で見せられ、その怒りによって身体すら奪われる。だが、その世界のソラ達によってゼアノートの野望と共に世界すらも消滅させた。
だが、その力を直に受けた彼はノーバディとなり異世界のキーブレード墓場へと飛ばされた。この事件でゼアノートを、そして自分の弱さを痛感してクウを憎む様になり自分の所為で滅びた世界を元に戻そうと異世界を巡る旅をしていた。
そんな中でカルマと出会い、世界を滅ぼそうとする彼女に協力して自分の世界を再生させようとする。
武器はダブルセイバーだが、柄を外して双剣に変えたり背後の翼を盾代わりに使う。ノーバディになった影響で闇の力だけでなく光の力が加わり、様々な属性の魔法を扱えるようになった。さらに長年旅して戦闘してきた知識も合わさり、あらゆる状況を対処出来る技を数多く習得している。
余談だが、彼の名前は『空(から)』を現す英語《Empty》から最初の部分を取って作ったもの。その為、彼の名前は『空(くう)』でありノーバディである事を示唆している。
クウ「にしても…かなりダークな設定だな」
テラ「ああ…俺達の方がよっぽどマシだと思えるぐらい」
リク「何だってこんな設定を…」
NANA「どうにか私の話に『Bbs』の終盤の話を取り込むってのもありますが、ロクサスやシオンのように《本当に倒すべき敵なのか?》ってのを作りたかったんです。なので、これぐらい暗い設定にしないと割に合わないかな〜と――」
エン「ほおぅ…? その為に身体は奪われるわ、妻は殺されるわ、お腹の息子も『χブレード』に仕立て上げ、挙句の果てに世界と仲間すらも消すなんて設定を考え付いた訳ですかぁ…っ!!!」(第二形態&拳をゴキゴキ鳴らしてる)
クウ「オレヨウジオモイダシタ…」(退場)
テラ「シツレイシマシタ…」(退場)
リク「ジャアナ…」(退場)
NANA「ヒイィ!!? ちょ、待ってぇ!! いくら私でも死んじゃうぅぅぅ!!? エ、エンさん!? ここはお茶でも飲みながら話し合いを――!!?」
エン「誰がするかぁああああああああぁ!!!!!」
NANA「いやああああああああっ!!? その状態での技マジでシャレにならないのにぃぃぃ!!?」(涙目)
シルビア (オリキャラ)
足元まである長い銀髪に銀の瞳をした少女。その正体は大昔に《シルビア》と言う光のキーブレードであるキングダムチェーンを元に作られた剣の意思。名前を要約すると、「銀」と言う意味。
性格は芯が強く、自分の知る人を大事に思う心を持つ。尚、見た目は8歳から10歳くらいの幼女姿だが、古臭い喋り方から分かる通り実年齢はカルマには及ばないがかなりある。
世界にキーブレード使いが数多く存在した時代、キーブレードに選ばれない者達によって対となる闇の剣、アウルムと共に作られた。光を元に作られたので純粋な光の心を持っているが、それが災いし何時しか『χブレード』を作り出す存在となってしまった。
長い間意思を持つアウルムから逃げつつ、所有者を探しては【ある試験】を受けさせて絆を作り、特殊な力を渡して身を守っていた。
本来の世界でスピカによってソラ達の世界に逃がされたが、結局エンによって捕らわれてしまい…。
NANA「分かりやすく例えで説明すると、シルビアとアウルムはFF13で言う所のファ○シ。選ばれた人間は○シって所です。と言っても特殊な力を渡すだけで、クリスタルになったりシ○になると言った事はありませんが」
シルビア「それはいい。じゃが、ようやく名前を明かしての登場じゃと言うのに…――何故出てきてそうそう捕らわれねばならぬのじゃー!!?」
NANA「そりゃあ、FF13のファ○シと違って、シルビアやアウルムには戦う力は皆無って設定で――」
シルビア「確かに、我には戦う力も守る力もない……じゃが、頭を噛み砕く力はあるぞ!!」(歯を見せつける)
NANA「ちょ!? その攻撃方法って、とある○術の禁○目録のイン○ックス「ガブー!!」ぎゃあああ!! 頭があぁぁあ!!?」(頭を噛まれる)
アウルム (オリキャラ)
足元まである金髪に金の目をした男性。その正体は大昔に闇のキーブレードであるキングダムチェーンD(王様の持つ武器)から作られた剣《アウルム》の意思。ラテン語で「金」と言う意味。
性格は自信家で人を見下したりする事も。実年齢はシルビアと同じだが、外見年齢は20代後半の男性の姿。
シルビアと同じく、キーブレードが使えない人達によって作られた剣だが、心を持った事で意思を持ち姿を具現化するだけの力と純粋な闇の心を持った。
彼の目的はシルビアと一つになり『χブレード』になる事。その為に、所有者になる者には試練と称して人の心を本体となる剣に集めさせ、その分持ち主に力を付けさせる。
今はフェンが所有者になっているが、信頼関係はあくまでも使う者と力を与える者と言う単純なモノ。結果的にシルビアは手に入り、彼の目的は達成し…。
フェン「おい待てぇ!? 何なんだ最後の説明は!?」
NANA「何って、そのまま。大体、あんたなんてアウルム持ってなかったら『誰でも』ソロ撃破出来るって設定だし」
フェン「その割にはあの澄まし顔した鳥野郎とガキに単独で戦わせたよなぁ!!?」
NANA「何言ってるの。ゼロボロスは夢さんのキャラだしステータスも全部平均以上、シャオだってステータスが普通とは言え【モード・スタイル】で自在に変えられるんだから勝てて当たり前でしょ? そもそも、あんたKHの敵キャラで言えばピートのようなもんだし」
フェン「てめぇ…!! だったらアウルムのエサにして俺の力に――!!!」
NANA「ええい!! 小物キャラはいい加減どっか行けぇぇぇ!!!」(ロケットランチャー装備)
フェン「おい! それ映画にもなった某生物変異の最強武器「ファイヤー!!」あああれえええっ!!?」(爆発して星になる)
NANA「どうだ、ラスボスすらも1、2発で倒せる武器の威力は! 大体、私パート最後のあとがきなのに、いちいち雑魚に構っていられるかっての。さて、ここからはお待ちかねの――」
シルビア「新技紹介の説明じゃ!」
NANA「あー! 私のセリフを取るなー!」
*作者が何か言ってますが、構わず新技紹介を。
ソラ新技紹介
『ファイナルブレイク』:敵に向かって大きく跳躍しながら武器を振り下ろす攻撃を三回連続で繰り出す技。
『ラッシュブレード』:高速でキーブレードを振るって連続攻撃する。『Re:コーデット』で出てきたフィニッシュ技の一つ。
『トルネドストライク』:風を纏った回転攻撃を連続で放ち、相手を上空に打ち上げる技。実は『3D』で登場したアタック技。
『ラグナロク』:上空に飛んでキーブレードの切先に光を溜めこみ、無数の光線を放つ技。
『ハードストライク』:キーブレードを振るって敵を大きく吹き飛ばす技で、これも『Re:コーデット』から。今回は体力を奪われて動けないクウを逃がす為に使った。その代わり、エンの攻撃に巻き込まれ…。
カイリ「作者!! こんなシーン作るってどう言う事っ!!?」
NANA「いや、だって…ソラがキーブレードを胸に刺して消えるのはエンの話だけにして、とりあえず闇に落ちるのは『3D』でもあったから再現してもいいかなーって…」
カイリ「待ってて、ソラ!! この作者から台本奪って、すぐに話書き換えるから!!」(キーブレード出現)
NANA「待てぇ!!? 何もこのまま消すとは言ってな「『レインボーシャワー』!!!」何でアクアの技使えるのぉぉぉ!!?」(色とりどりの光線に滅多打ちされる)
ヴェン新技紹介
『ソニックレイヴ』:キーブレードを水平に構えて、突進攻撃を幾度も繰り出す。
『ラストアルカナム』:凄まじい勢いで敵にキーブレードを叩きつける攻撃。
『ホーリー』:周囲に光の柱を立ち上らせ、回転するように全方位に攻撃する光の上級魔法。多少隙があるものの、回復効果もついているのでお得。
『スピードレイヴ』:コマンドスタイルの一つ。素早い動作で連続でキーブレードを斬り付け、最後に地面から扇状に光を噴出させるフィニッシュ技。
ヴェン「ここに来て、ようやく俺も目立ってきたなー! 後半でもソラ達と一緒にクウを助けようとしてたし! この調子で、合同編でも活躍を…!!」(目を輝かせる)
NANA「一応聞くけど、どんな事想像してる?」
ヴェン「そりゃあ、χブレードになろうと融合を目論むアウルムを破壊したり、闇に落ちたソラを俺の鎧で守ったり…」
NANA「合同編なのに『Bbs』や『3D』のラストなんて使える訳ないでしょ!!!」
リク新技紹介
『ダークバラージュ』:素早く居合抜きで斬り裂いた後、跳躍して宙に浮かんだ後に無数のソウルイーターで攻撃する。『COM』でリクが使うデュエル技で、ルキルもシオン戦で使用した。
『メテオバースト』:上空に飛び上がりキーブレードに力を溜めた後、地面に叩きつけると共に周りに隕石を落とす技。『3D』で登場したアタック技。
ソラ&リク連携技
『エターナルセッション』
二人で背中合わせになった後、連続突きや光の剣を作り出して攻撃したあと最後にキーブレードを対極に投げてフィールド全体を光の波動で攻撃する連携技。ちなみに、闇の気弾を放ったりもするが今回は使わなかった。『KH2』でも登場した【存在しなかった世界】で使える連携技。
ソラ「なあ、これ『KH2』での俺達の連携技なのに何で本編じゃ『オールオーバー』って叫んでたの?」
NANA「あの、その…やっぱり最後の技はそれだし、文字数制限に引っかかったりも…」
リク「見苦しい言い訳だな。素直に『技名忘れてました』って言ったらどうだ?」
NANA「読者の皆様、本当にすいませんでした…」
オパール新技紹介
『エレメンタル』:標的に炎・氷・雷・水の攻撃を同時に喰らわせる。
『ライジングウィング』:【合成】でのリク専用のサポート効果の一つ。風の力を纏わせるだけでなく、背中に悪魔の翼を生やして空中での移動をも可能にする。これも『3D』でのリンクスタイル技。だが、今回はエンの妨害も無かったのに失敗した。
オパール「ちょっとぉ!! 折角の新強化技なのにどうして失敗なんてさせるのよぉ!?」
NANA「言える事は一つ。リリスの『呪い』は見かけでは終わらないと言う事です〜♪」
リク「楽しそうに言うんじゃない!! ソラを退場させて、おまけに全員の関係が崩落しかかっているんだぞ!?」
カイリ「その上でさらにリクを弱体化させて、この先も何か考えてるんじゃないでしょうね!?」
ソラ「ちょっと台本よこせよ!! ハッピーエンドに書き換えてやる!!」
NANA「まあまあ、落ち着いて考えて見なさい。もしこの強化技が成功していたとしよう。そしたら、どうなる?」
オパール「どうなるって…そりゃあ、成功していたらリクが悪魔の翼を生やし、て――」(想像して固まる)
ソラ「…逆に失敗して良かったかもしれない」
カイリ「今の状態(ゼアノートの姿)でそうなったら、ねぇ…」
リク「自分で言うのもなんだが、同感だ…」
NANA(よっし、上手く丸め込んだ!)
『トライスパーク』:相手を囲む様に三方向から雷を落とす。動けば雷に当たる為、牽制にも使える。
テラ新技紹介
『ソニックレイヴ』:キーブレードを水平に構えて、突進攻撃を幾度も繰り出す。
『ブラックボレー』:相手に狙いを定めた後、無数の闇の弾を打ち出すシュートコマンド技。今回はアクアに止められて不発に終わった。
テラ「折角の見せ場だったのに、どうしてアクアに止められなければいけないんだ!!!」(怒りのオーラ)
NANA「いやだって、この技ゼアノートの策略で闇に身を染めた際に習得したものでしょ!! だから、闇から守ろうとするアクアは絶対止めると思って…!!」
テラ「言い訳無用だ!! 闇に堕ちるがいい!!!」(ゼアノート憑依)
NANA「ちょ!? 性格所かキャラ変わって…ぎょええええ!!?」(後ろの影に殴られる)
『サンダーストーム』:相手に狙いを定めた後、キーブレードの切先から幾つもの電気の弾を打ち出すシュートコマンド技。
クウ新技紹介
『ダークサークル』:闇で作り上げた魔法陣で相手を包み込み、自分に干渉させて相手の中にある闇を操る秘技。戦闘ではあまり使えず、味方が何かしらの闇による異常を起こした際に役に立つ。今回は消えかけたレイアの身体を闇の力で押さえ込む事で消滅を止めた。
『ダークソード』:標的を中心に辺りに闇の剣を降り注がせる魔法。
『チャージドロップ』:拳に魔力を溜め込み、敵を殴ると共に大きく爆発させて吹き飛ばす技。エンの『ブリッツ』を見て、自分流に編み出した。
クウ「って感じで、ラスボスの技をありがたく使わせて貰ったぜ〜」
NANA「本編で明らかになりましたが、エンの元はクウですからね。技は夢旅人さんが考えた物ですが、アレンジと言う形で習得させました」
クウ「と言う事は、その内エンの使った他の技やら魔法やら使える訳か!」
NANA「まあ、そうですね。大っぴらには言えませんが、それなりのプランは計画して――」
エン「ほう? 話を聞いてみれば、そんなにあなた達二人は消えたかったのですねぇ…!?」(額に青筋を浮かばせている)
NANA&クウ「「とんずらぁぁぁ!!!」」(逃走)
レイア新技紹介
『マグネガ』:空中に強力な磁力の塊を具現化させ、敵を引き寄せる上級魔法。今回はソラとヴェンを助ける為にあえて標的にして引き寄せた。
ソラ「助かったのはいいけどさ…何か、納得いかない」
ヴェン「この魔法、敵を引き寄せてグルグル回るんだろ? もっと他に無かったのか?」
NANA「一応凍らせるとか、時を止めるとかでもいいかなって思ったけど、凍らせても氷が砕かれれば穴は成長するし、時を止めた後何が起こってるか判断出来なさそうと思いこの魔法にしました。ま、マグネ系以外にもあるにはあったんだけど」
ソラ「じゃあ、それにすれば良かったじゃん! どんな魔法だよ?」
NANA「グラビデ系の魔法。ほら、目には目を歯には歯をって言うじゃん」
ヴェン「…どっちみち、重力でペシャンコになるから結構です…」
ソラ「俺、マグネ系で良かったと心底思えた…」
『ホーリー』:相手の足元から何度も光の柱を立ち上らせて攻撃する光の上級魔法。ヴェンと違って回復効果は無いが、隙が少ないのがネック。
オパール&レイア連携技
『サンチュクアリサークル』
フィールド全体を暖かな光で包み込んだ後、裁きの閃光を放ち味方全体の体力や状態異常を回復させる連携技。
無轟新技紹介
『炎魔覇煌閃』:魔法を打ち消す炎を施し、攻撃を打ち消し斬り捨てる技。
『炎魔覇討』:纏った炎を増長させ、必殺の一振りを下す技。ただし、今回は暴走したソラ達を止める為に使った。
【焔王武具・緋乃炎産霊神】:炎産霊神の力を最大限に発揮し、全ての能力を飛躍的に上昇させるスキル。その際霞の炎を身に纏い、刀も炎を吐き出し続けて真紅の双眸に変化する。
『炎魔槍・龍頭』:周囲に立ち上った火の槍を龍に変えて、敵へと喰らい付く技。
『真一刀・焔乃炎産霊輝神』:炎産霊神の倍以上の火力と威力を解放し、敵を両断する。だが、寸前の所でエンに破られて痛み分けとなった。
『無爻祓』:【無刀術】(詳しくは夢さんのキャラ紹介をチェック)の一つ。片腕または片足に魔力を纏い、敵の攻撃または防御を弾く技。
『無刃刀』:【無刀術】の一つ。手刀による一閃を放つが、威力は大樹を裂く切れ味とかなり強力。
無轟「活躍は出来た、エンと一対一で戦えたのもいい。だが、凛那を折られたのは辛いな…」
NANA「無轟さんに本気出させれば完全にワンマンショーになってしまうので、エン=クウと見抜く事により上手く本気を出させないようにしました。凛那を折ったのもハンデを付ける為です」
炎産霊神『それで、ここから先は【無刀術】で戦えって言うの? 幾ら何でも酷いんじゃない?』
NANA「そんな事ありませんって。武器はちゃんと手に入るし、すぐに戦闘も入ります」
無轟「武器だと? あの刀は簡単には直せない代物だぞ? 一体どうやって…」
炎産霊神『それに戦闘するって、あっちには大勢の味方がいるんだよ? まさか、大軍でも送り込む気…?』
NANA「いやだな〜。武器はちゃんとあるし、戦うのがエンやカルマ達とは限らないでしょ〜?」
無轟&炎産霊神「『?』」
クウ&無轟連携技
『ブレイズブリッツ』
二人で一緒に拳や蹴り等の格闘術を放った後、クウが飛び上がり無轟が高熱の火球を投げる。投げた火球をクウがバク転しながら蹴り、相手にぶつけて大爆発を起こす豪快な技。
クウ「それにしても、この連携技。最後はかっこよく決めさせてくれるよな〜」
NANA「元ネタがティーダの使う『エース・オ○・ザ・ブ○ッツ』ですからね。これはFF10でもお世話になりましたし」
レイア「元ネタ通りでは、無轟さんのポジションは女性キャラなんですよね! 是非、クウさんの技にそれを作ってください!! それで私が――!!」
スピカ「(割り込む様に)クウに向かって、ボールを“恋人”である私が投げて渡すんだから!」
レイア「スピカさん、邪魔しないでくれますか? それは、現恋人である私の役割ですよ?」(黒笑)
スピカ「あら、それはどうかしら? 今も思ってくれる私の方がヒロインだと思うのだけれど?」(黒笑)
NANA「お、女の醜い争いが繰り広げておりますけど…?」(冷汗)
クウ「俺…どっち選べばいいんだよ、エン…?」(冷汗)
エン「私に聞かないでくれません?」(冷めた目)
アクア新技紹介
『メガフレア』:キーブレードの切先に灼熱の火球を溜めこみ、打ち出す事で空間全体に大爆発を起こす炎の上級魔法。
『ファイアブレイザー』:コマンドスタイルの一つ。上空に飛び上がり、キーブレードに炎の力を溜めこんで敵に向かって投げつけ、広い範囲で火柱を起こすフィニッシュ技。
テラ&ヴェン&アクアフレンド技
『トリニティ・リミット』:光の魔方陣を作り出し、三人で力を溜めた後キーブレードの切先を合わせてフィールド全体に眩い光を放って攻撃する技。【KH】シリーズ内では最強技として出ている。
ウィド新技紹介
『空衝撃・双錬』:剣を二回振るって衝撃波を二つ繰り出す剣技。地味な強化とか言わない様に。
『疾風迅雷』:竜巻のように真上に飛び上がりながら斬った後、雷鳴の如く勢いよく剣を振り下ろす剣技。
ラクシーヌ「跪けぇ!!!」(『メガヴォルト』発動)
NANA「あべべべ!? い、いきなり何を…!?」
ラクシーヌ「何じゃ無いわよ!! これ私の技の名前じゃない!? あんた、何様のつもりであんな奴に作ったのよぉ!!?」(夥しい電気を纏ってる)
NANA「いや、その!? これ、元は夢旅人さんが考えてくれたウィドの技なので…!? 当時技の名前はどっちも『アルティマニア』購入してなかったから、分からなくて当然――」
ラクシーヌ「本物の『疾風迅雷』をその身に刻み付けましょうか…?」
NANA「何故に作品に登場すら出来ないキャラに制裁を「『疾風迅雷』!!!(キレた)」いやああああ!?」
『氷蒼剣』:剣を振るって氷の剣を作り出し、敵に向かって放つ技。元は…某蒼の格闘ゲームに登場する主人公の弟の技から。
ゼロボロス新技紹介
『破邪炎穿』:相手に掛かっている有利な魔法を打ち消す『式』を足に纏い、蹴りを放つ。攻撃が当たれば解除される。
『崩煌弾』:魔力を溶かす炎を拳に纏い殴る、もしくは火球として放つ事で魔法を打ち消す技。本編でも話したように、フェンの使った技をアレンジして作った。
フェン「おい、てめぇ!! よくも人の技盗みやがってぇ!!」
ゼロボロス「盗む? 何の事ですか? 僕のこの技は魔力を溶かす技ですよ? どこぞの三下のような解除されないようで出来る体力を削る炎と全然違いますからねぇ〜?」(涼しい顔)
フェン「うおのれええええ!!! もう許さねぇ!! ゼロボロスとか言ったな、アウルムのエサに――!!」
ゼロボロス「すいませーん、もう一回最後らへんのセリフいいですかー?」
フェン「あん? ゼロボロスとか言ったな、アウルムのエサに――」
ゼロボロス「そこを、もーうちょっとかっこよく!」
フェン「かっこよく…ゼロボロス! 今日こそはお前を倒し、アウルムのエサにしてくれる!! 覚悟しろぉ!!」
ゼロボロス(黒竜バージョン)「ほおぉ…この俺をエサに? 度胸だけは誉めてやろうじゃないか雑魚がぁぁぁ…!!!」(ブチ切れ)
フェン「ち、違っ…!? おおお俺はお前じゃなくて、こいつに…っていないっ!!?」
ゼロボロス「さぁて…合同編入る前に、ゴミは潰しておくかぁ!!! 覚悟しろぉ!!!」(口に黒い炎を溜め込む)
フェン「だ、誰か助けて…うぎゃあああああ!!?」(炎に呑まれる)
ゼロボロス「フフフ…計画通り」(ニヤリ)
『虚無幻影・零王斬』:『霊斬』強化型の奥義。手刀のリーチが更に伸び、巨大な長刀となる。リーチが伸びただけではなく切先からレーザー型の『式』を放つことが可能に。
リク&ゼロボロス連携技
『メテオレイン』
ゼロボロスが『式』で巨大な隕石を呼び込んだ後、リクが跳躍してキーブレードで一閃して隕石を砕き散らして全体に攻撃する。元ネタはゼムナス(鎧)戦でソラと一緒に行った『リアクションコマンド』の一つ。
ゼロボロス「今回も隕石系の連携技ですか」
リク「もう少し、他の奴みたいにしたかったが…」
NANA「元は説明した通り、ボス戦での『リアクションコマンド』ですからね。まあ、あれとは少しばかり違いますけど…」
ゼロボロス「そうなんですか?」
リク「確か…本来は宙に浮いてる切断されたビルの上に俺が乗って、それをソラが敵の所まで思いっきり弾き飛ばすって奴だったな…――で、ぶつけた後は俺がビルを一気に斬り刻んで防御を崩すのが一連の行動だが…」
ゼロボロス「なるほど…僕が隕石を呼び出した後に飛び上がって斬り刻む訳ですから、モーションは違いますね」
NANA「まあ、リクが紫苑の呼び出した隕石に乗って一緒に落ちてくるってのも考えたりしましたけど…」
ゼロボロス「それはそれで面白そうですね。どうです、リク? 今度やってみます?」
リク「断固拒否だっ!!!」
シャオ新技紹介
【モード・スタイル 最終段階】
『マスターキー・モード』:シャオの能力を最大限に引き出した【モード・スタイル】。右手に《キングダムチェーン》、左手に《ソウルイーター》を持つが、戦いの最中でもシャオの知るキーブレードを自在に変えて能力を引き出して使う事が可能。だが、力の消費が激しく膨大な記憶の力を使っているので長くて一分しか発動出来ない。
シャオ「これで本当に全部紹介が終わったね。それにしても、とっても強力な能力だよねー! 時間制限があるのが辛いけど…」
NANA「キーブレードを自在に操れるし、力を引き出せる能力なんですから、制限付けないと駄目でしょ」
シャオ「は〜い…――所でさ、前に行ってたよね? このモード、ボクの両親に関してネタバレになるって…」
NANA「ええ、言いましたよ。まあ、感のいい人なら武器を見てピーンと来るでしょうけど」
シャオ「まあ、確かに武器で分かるよね〜…」
カイリ「シャオ、どう言う事なの? 私、よく分からないんだけど?」
オパール「そうよねー。ね、こっそりでいいから教えなさいよ!」
シャオ「そ、それは…えっと「あ、あれだ! シャオは武器の持ち主であるソラとリクの子供って事でぇ!」ちょ、作者!? そんな言い方したら――!!」
オパール「ソ、ソラと…た、確かに仲が良いとは思ってたけど…」(放心)
リリィ「そっか…リクは男と結ばれる運命なんだ…――最初から、勝負なんて出来なかったんだね…」(遠い目)
カイリ「フ、フフフ…――私、幼馴染なのに…酷いよ二人とも…」(乾いた笑み)
NANA「よし、これでネタバレは回避だ」(グッ)
シャオ「それ以上に大切な何かを失ったんだけどぉ!!?」(涙目)
『アルテマキャノン』:キーブレードをキャノン砲に変え、巨大な光弾を発射する。標的にぶつかると、大爆発を起こす。
『ジャッジオブ3』:キーブレードを投げつけると共に、三つに分裂して攻撃する。元は『Re:コーデット』でソラが使うコマンド技から。
『キーレイン』:両手に握った二本のキーブレードを振り下ろした後、上空から無数のキーブレードを雨霰と降り注がせる技。
『インフィニティ・オーバー』:光の剣を作り出して自分と相手の周りに幾つものキーブレードを召喚する。そして相手をすり抜ける様に斬り付けた後、合体させるようにキーブレードを吸収する。それを幾度も繰り返し、最後の一本を吸収した後巨大な剣にして一閃を放つ。今回は時間切れが起きて最後の一撃は放てなかった。
シャオ「この技…もしかして、クラウドさんの『超究武神覇斬』?」
NANA「正確には『超究武神覇斬 ver5』の方です。初めて『FF7AC』でこの技見た時、物凄く感動しまして…あれからブルーレイ版も見たけど、感動は変わりませんねぇ…」(しみじみ)
シャオ「でもさ、どうして最後の攻撃させてくれなかったのさ! そうすれば、エンをボッコボコにして倒せたのにぃぃぃ!!」
NANA「シャオ、最近リラ様の所のリズに似てきてない…?」(冷汗)
エン新技紹介(かなり多いので従来の魔法は省きます)
【マジックサークル】:地面に魔力を注ぐ事で、魔法を仕込むスキル。即座に発動出来る魔法なら一気に注ぎ込んで仕込んだり出来るが、魔力がかなり必要な魔法もある為少しずつ魔力を送って完成させたりする。そうして仕込んだ魔法は任意で発動する事が可能。実はこのスキル、クウが羽根に魔力を注ぐ動作を発展させたモノである。
『アブソリュートゼロ』:フィールド全体を白い吹雪で包み込み、敵全体を氷で閉じ込める魔法。元は『KH2』のヴィクセンが使う魔法。
ヴィクセン「ふはははは! とうとう私の技が出て来たか、しかもラスボスが使うとは嬉しい物だ!」
NANA「随分と機嫌が良いですね。普通ならボコボコにするのに…」
ヴィクセン「何を言うか、時期を考えれば我ら機関メンバーはシオンを除き誰も出演出来ない状態だ。しかし、こうして技を出してくれる事で名前が載って目立つ。『3D』ではどうにも出来ない事情によりボイス無しで人気が危ぶまれたが…これで私と言う存在に注目される事が出来る!! ふはははは!!」
シャオ「ねえ作者、どうにも出来ない事情って何?」
NANA「…中の人関連としか言いようがないね…」(*詳しくはネット等で調べてみてください)
『ルインガ』:光の弾を敵にぶつけた直後、ダウンする程の大爆発を起こす上級魔法。スピカも使った無属性の魔法。
『バウンドレイド』:ダブルセイバーを手放すと同時に、真上に飛ばしながら回転切りを放つ技。飛んで行ったダブルセイバーを使い、別の技に繋げる事も可能。
『フォール・ナイトメア』:上に飛ばしたダブルセイバーを真下に落とし、突き刺すと共に闇の衝撃波を繰り出す技。
『ブリッツ』:純粋な魔力で固めた衝撃波を放つ技。元は夢旅人さんが考えてくれて、カルマ戦で使用した。
『フラゴール・フレア』:握り拳一つ分くらいの魔力を炎として凝縮し、解き放つ事で膨大な火力が周囲を焦土に帰す白い炎の魔法。これも夢旅人さんが考えてくれたもので、今回は地面に仕込んで使用した。
『イノセンス』:双剣状態の時に使用可能。連続で剣を振るって剣圧を繰り出す技。元はFF12のガ○ラスが使う技。
『カラミティ・レイン』:敵へ闇の力で圧縮した刃の雨を降り注がせる。これも夢旅人さんが(以下略)
『ダークネス・ジャベリン』:敵の動きを封じる魔法陣から闇の力で具現化した刀や剣、槍などで刺し貫く。これも夢旅人(以下略)
『コラプサーノヴァ』:星による爆発を起こして攻撃した後、その場で重力の塊であるブラックホールを作り出す魔法。作られたブラックホールはエンでも被害を被る為、すぐに避けなければならない。尚「コラプサー」とは昔のブラックホールの言い方で、星の死骸とも言われている。
『ブラスタースペル』:発動と共に広範囲の灼熱・氷結・雷撃・暴風・激流・光線・暗黒が連続で相手に襲い掛かる上級魔法。強力な分発動に時間がかかるので、魔力を少しずつ地面に注ぎ仕込んでいた。
『エンジェル・ラメント』:光の波動を広範囲に出現させて攻撃する魔法。尚、「ラメント」とは「嘆き」と言う意味。
『シャドウスライサー』:影を纏った状態で相手をすり抜ける様に斬り裂く技。ダブルセイバーでも双剣でも使用可能。
『マスティマレイザー』:双剣時に使用可能。左手の剣を上空に投げて制止させ、右手の剣と共に切先を合わせそれぞれから光と闇の光線をぶつける。尚、「マスティマ」と言うのは悪魔を従えていながら、神に仕える者だったエジプトの天使の名前。
エン「剣から光線を出すと言うのは…ジタンの『ミー○ツイス○ー』からですか?」
NANA「ええ、まあ。最初は『フリーエ○ジー』と違って相手に避けられたりでクセが入りますけど、使いこなしてみるとかなり使えたので取り入れてみました」
エン「使いこなせたのは最近になってからじゃないですか。そんな風ですから、未だに100レベルのキャラで80レベル以上のカオスすらも倒せないんですよ」
NANA「うぐ! 痛い所つかないでぇ…!?」
『フリーズウォール』:自分の周りに氷の壁を出現させる魔法。攻撃を防御したり、不意打ちにも使える。
『エクリプス・サンシャイン』:ダブルセイバーに闇と光を纏い、敵を斬り裂く際に双剣状態にして闇の刀身で攻撃した後、時間差で光の刀身で追撃するように斬り付ける攻撃。ちなみに、「エクリプス」とは英語で地球や月に影を落とす「食」と言う意味。
神無「親父の本気の技だけでなく、凛那すら折ってしまうって…」
神月「おじぃは俺達の中では最強だぞ!? それを負けさせるっておかしいだろ!?」
NANA「そんな事ないですよ。確かに馬力としては、エンよりも無轟さんの方が上です。でも、力をぶつけていたら少しずつ威力は無くなっていくもの。そこを狙い、時間差での攻撃で威力を上げて攻めたんです」
無轟「配慮を怠ったのは俺自身だ、負けを認めるしかあるまい」
神無「それでも親父が負けて凛那が折れるって…」
神月「まさか、この他にもヤバい技考えてたりとかしてないよな…?」
NANA「………ドーデショーカ」
神無&神月「「考えているんかいっ!!?」」
『アローザス・ベリアル』:自分に闇を纏って真の力を発揮すると共に、辺り一帯に闇で作り上げた刃を縦横無尽に襲い掛からせる。その後、服装は黒く染まり鎧のパーツを付け、ダブルセイバーの刀身も金と銀に変わる。尚、「アローザス」は覚醒と言う意味。「ベリアル」は神に背き地獄に落とされた堕天使の名前で、罪や反逆者の象徴とされている。
ソラ「あのー…真の力って…?」
NANA「俗にいう第二形態」(シレッ)
リク「サラリと言うんじゃない!! あれだけ強いのに何で強化させるんだ!!?」
カイリ「しかも強化と同時に避けられない攻撃って明らかにチートじゃない!!? スピカさんの指輪が無かったら私達確実に全滅だったでしょ!!?」
NANA「そんな事言われても…エンはラスボスだし、私パートでは最終話ですから、ここで強化の場面見せてもいいかなーと。ついでに強化と同時に攻撃を行うのは…強化されてる間に攻撃受けたら普通は堪らないんじゃないかなーって思ったものでして…」
ソラ「そんな単純な理由!?」
カイリ「本当に私達を苦しめる事しか考えてないようね、この作者…!!」(拳ポキポキ)
リク「一度闇に落としてやろうか…!?」(黒いオーラ)
NANA「まあ、待ちたまえ。今の君達には、こうなっても勝てる要素はちゃんとあるじゃないか」
ソラ「勝てる要素?」
NANA「決まってる! 文字通り、神(イリアドゥス)頼みすればいい!! そうすれば勝てる!!」
ソラ「そっか! 神様が居るんだから俺達勝てるじゃん! やったな、リク、カ――!!」
リク&カイリ「「さりげなく他人任せにしてるんじゃない(わよ)っ!!!」」
NANA「はぎゃしゃあああああ!!?」
『エンジェルハイロゥ』:その場で一回転すると共に、周りに光の輪を作り出す技。名前を要約すると「天使の輪」と言う意味。
『ヘイトレッド』:『アローザス・ベリアル』をした後に使用可能。自分を中心に黒い衝撃波を起こす技。これもディシ○ィアでガブ○スが使う技。
『ブレードリング』:ダブルセイバーを回転させながら腕を伸ばし、前にいる敵に回転切りを放つ技。
エン「この技…何かに似ている気が…?」
NANA「き、気のせいでしょう。尚、補足ですが当初は『エンジェリング』と言う名前が…」
エン「それは『パル○ナの鏡』の○ットではないですか!? しかもスマ○ラXでの!!」
NANA「いやー、彼って天使でダブルセイバー&双剣使いなもんで、それなりに参考に――」
エン「『ブレードリング』!!」
NANA「あだだだだっ!!?」
『カオスペイン』:『アローザス・ベリアル』をした後に使用可能。闇の瘴気を範囲内の敵に当て、ダメージと共に毒や暗闇など複数の状態異常を起こす魔法。
NANA「元ネタはFF13-2の女神ライトニングが使う魔法『カオス』を複数バージョンにしたものです。本当のエンディング戦とも言われているバトルでの魔法な分、かなり便利ですよねー」
スピカ「ライトニングが使う魔法って事は、私にも使わせてくれるのよね?」
NANA「まあ、その…使わせたいのは山々なんですが…」(チラリと後ろを見る)
テラ「貴様ぁ…これ以上敵を強化させる気か…!!」(怒りのオーラ)
ヴェン「プラウド通り越して、クリティカルモードにするつもりかぁ…!!」(同文)
アクア「承諾したら、半殺しじゃ済まさないわよ…!!」(同文)
NANA「…とまあ、後ろの人に私が殺されかねない「どうせ半殺しで済むわよ」それ以前にダメージが半端な「いいから承諾なさい、あなたが計画してる技で攻撃するわよ?」どっちみち脅される運命ぃ!!?」
『セイントガード』:闇の障壁を纏い、光属性の攻撃を無効化する防御魔法。
『シールド』:魔法の障壁を纏い、物理攻撃を無効化する防御魔法。実はFF10-2でユウナ専用のドレ○フィアの補佐役が使う魔法でもある。
『グラビティブレイク』:対象を中心に重力のドームを作り出して攻撃する。今回はソラ達の攻撃を防御する為に使った。
『クライシスセイバー』:『アローザス・ベリアル』をした後に使用可能。金と銀の刀身を浮かばせて光を溜めこみ、地面に突き刺すと共に光線が縦横無尽に襲い掛かる。その後、光の爆発を起こして辺りを攻撃する。
『ホワイトウィング』:白い風を靡かせ、味方全員の傷を癒す魔法。エンが唯一持つ回復魔法でもある。
『デジョネイトゲート』:ダブルセイバーの時に使用可能。刀身に【闇の回廊】を作り出す力を纏わせ、振るうと同時に闇の衝撃波を放つ。ダメージは無いが、呑み込まれた者は問答無用で闇の世界へと落ちていくと言う恐ろしい技。
ソラ「ねえ、俺どうなっちゃうの!!? 恐ろしい技受けてどうなっちゃうんだよ!!?」
NANA「説明文をよく見なさい、《闇の世界に落ちる》だけだから。全身傷だらけになったり、身体のどっかが粉砕骨折したり、生命力奪われて瀕死の状態になったりではないから、ちゃーんと生きてるさ!」
クウ「何の慰めにもなってねえよ!!! 本当にどうすんだよオイィ!!!」
リク「俺や王様はソラのおかげで助かったと言ってもいいが、肝心のソラが闇の世界に落ちたんだぞ!!?」
シャオ「アクアさんだって10年ぐらい彷徨っているんでしょ!? これ助かるの!!?」
NANA「そ、その答えはだな…」
四人「「「「その答えは?」」」」(ズイッ)
NANA「――次回作に続くっ!!」
四人「「「「ざっけんじゃねえぇぇぇ!!!!!」」」」(キレた)
NANA「今の状態で明かせられる訳ないでしょおおおお!!?」(逃走)
NANA「さて…どうにかこうにかで紹介コーナーは終了!」
シャオ「あのさ…一部、夢さんの所のキャラがいた気が…?」
NANA「次から合同編ですから、練習がてらに登場させてみました。夢さん、勝手に書いてしまってすみません……と反省文を送った所で、次はいろんな説明の補足と行きましょうか」
アクア「そうね、まず言いたい事が一つ…――どうして私達が敗北してるの!?」
リク「大体、強すぎだろ!? 10人で戦ってあの力量だぞ!?」
NANA「そりゃそうでしょ。番外編の戦闘力分析でも話したけど、ソラ達はゼムナス戦終えて更に成長してるからレベルは70代。テラ達はキーブレード墓場に突入する前のレベルの上がりようを考えれば40ぐらいだけど、とりあえず同類。他のメンバーもそれに加算して…まあ、100以上もレベルのあるエンを倒すのは厳しいね〜」
ヴェン「一体、どう倒せって言うんだよ!?」
NANA「何とかして生き延びて慣れろ! かな?」
ソラ「全然対処法じゃない!!!」
NANA「そもそもこちらの敵の強さとしては、エン>セヴィル>リリス>クォーツ>フェンって感じなんだから、そう文句言わないの」
テラ「だが、それよりさらに強くするとはどう言う神経をしているっ!!?」
NANA「いや、ラスボスは強化しながら戦うのが当たり前でしょ!? KHシリーズだって、ゼアノートにゼムナスやマールーシャ、さらにはシオンとヴァニタスも次々と強くなって――!!」
カイリ「リクもロクサスもラスボス務めたけど、強化は一度もされてないけど?」(ギロリ)
NANA「うぐ…! そ、それはそれって事で…」
六人「「「「「「許される訳ないだろ(でしょ)ぉぉぉ!!!!!」」」」」」
NANA「クッ! これ以上ボコボコにされてたまるかぁ!! コントローラーと《ブ○イ○ルー》のディスクセット…――レイ○ェル使いの力、見せてやる!!」(そう言って金髪に黒ドレスの吸血鬼少女を召喚する)
六人「「「「「「ハイ…?」」」」」」(固まる)
レイ○ェル「『テンペ○トダリ○』!!!」(さまざまな障害物が襲い掛かる)
ソラ「うわああああ!!?」
リク「何でKHに関係ないキャラがぁ!!?」
カイリ「いやああああああ!!?」
*こうして、様々な障害物に巻き込まれて六人は退場して行きましたとさ。
NANA「ふっ、ここはペンは剣よりも強しのアトガキの世界。何でもアリな設定なのだよ」
クウ「ほお? じゃあ、次は俺の質問に答えて貰おうか?」
NANA「ま、またぁ…!?」
クウ「俺は闇に呑まれ暴走するし、最後エンに何をされたんだよ?」
NANA「暴走させたのは、仲間達に改めて闇の恐ろしさを知ってもらう為。エンがやった行動は、クウの闇の力を操る能力を壊したんです。要は、鳥で言う風切り羽を斬られたようなモノ」
クウ「要は翼も羽投げも使えないって事か!? 弱体化されてどうすんだよオイィ!!?」
ウィド「あなたはまだいい方ですよ!! 私なんて姉さんの為とはいえ仲間割れ起こすわ足引っ張るわ、しかもシルビアに責任押し付けるわで本当に何なんですか!!?」
NANA「いや、その…教師って言ってもウィドは普通の人間だし、理性働いてない状態ならこれぐらい言ってもおかしくないかなと…――ついでに学者モードを封じたり、夢キャラと仲良くなるだけだと面白みがないので反抗的な態度をとらせようと…」
クウ&ウィド「「一回死んでこぉい!!!」」
NANA「やっぱり来たぁ!? だが策は練りに練るもの!! 次はPSPにマ○ソロ3セット…最強パーティの力、見せてやる!!」(盗賊ディ○ンダー&フ○ン&しい○&○ール召喚)
クウ「ぜ、全員レベルが100以上だとぉ!? 70代レベルの俺達が勝てる訳がねぇだろ!!?」
ウィド「それよりも、何でKHに関係ないゲーム使って…うわああああっ!!?」
*ただ今、見た事も無いような大乱闘が繰り広げられております。しばらくお待ちください。
オパール「あの作者…何時の間にあんな反撃出来るようになったの…?」
レイア「一応、理由はあるそうですけど…クウさん達、大丈夫でしょうか?」
ルキル「出番無くて、良かったかもしれない…」
シャオ「ボクもそう思うよ…」
スピカ「気にしてたら精神が持たないわよ。作者の攻撃は時間がかかるだろうし、例のNGシーンに行きましょうか」
四人((((ず、図太い…))))
*何がともあれ、ここからはNGシーンをお送りします。
NGシーン エンが過去を語る場面
エン「あんな妄念に憑りつかれた――!!」
ゼアノート(老人)「何だこの扱いはぁぁぁ!!?」(いきなり登場)
ソラ「へ?」
ゼアノート(老人)「私に出番があると聞いて見れば……会話のみの登場で終わるとは納得がいくかぁぁぁ!!! ヴァニタスには戦闘シーンがあるのだ!! もっと出番を寄越さんかぁぁぁ!!!」
アクア「は、はぁ…?」
ゼムナス「貴様はまだいい方だぁ!!! 私なぞ作者に詰寄ったら『はぁ? 出番寄越せ? 無理に決まってるじゃん、この話の軸『KH2』の終わりだよ? あんた一応倒されてるのに、出番なんて与えたら『3D』での話が崩壊してしまうのが分かんない訳ぇ!!?』と一刀両断に断られたのだぁぁぁ!!! こうなれば本体乗っ取って出番を奪ってくれるぅぅぅ!!!」
ゼアノート(アンセム)「何を言うか!! 仮にも貴様は私のノーバディだろう!!」
ゼアノート(青年)「それなら俺に出番を寄越せ!!! 登場作品が『3D』だからと言っても、出せる方法はあるだろ!!!」
ゼアノート(老人)「ええい!! 普通は幼気な老人に優しく――!!」
エン「(ブチッ)さっさと失せろ。『デジョネイトゲート』」(闇の衝撃波を放つ)
ゼアノート達「「「「ぎゃああああああああああああっ!!!??」」」」(闇に呑み込まれる)
NANA「…リク、代役お願ーい。オパール、戦闘シーンはCG合成でどうにかして」
オパール「ハーイ♪」(満面の笑顔)
リク「最初からこうすれば良かったんじゃないのか?」(台本とマイク持っている)
NANA「ってな訳で、演技担当だったゼアノートがいなくなり、声担当だったリクが急遽演技も担当する事になりました」
オパール「めでたしめでたし、よね♪」
ゼアノート達『『何がめてたしじゃああああぁ!!!』』(あの後自力で帰って来た)
シグバール「俺達…まだ半分しかなくて良かったってハナシ」(冷汗)
サイクス「同感だ…」(冷汗)
NGシーン シルビアが真実を語る場面
シルビア「我にとって、χブレードは終焉を司る…」
ヴァニタス「ちょっと待ったぁぁぁ!!!」(いきなり現れる)
ソラ「ヴァニタス!?」
ヴァニタス「χブレードと融合と言えばこの俺とヴェントゥスだ!!! お前達には関係ないだろ!!!」
シルビア「い、いや。そう言われてもの…」
ヴァニタス「そう言う事だ、ヴェントゥス!!! 今こそ俺と融合を「「「『メガフレア』」」」ぐわああああああっ!!?」(高熱の大爆発に巻き込まれる)
ソラ「ヴァニタスーーーっ!!?」
ヴェン「そんな奴気にするなよ、ソラ」(黒笑)
アクア「さ、早く取り直しましょう。この後、テラとヴェンで映画の『○ュ○ー○ッ○ュ』見に行くんだし」(黒笑)
テラ「あんな奴に時間を掛けるだけ無駄だからな」(黒笑)
リク「さ、三人が黒い…」
シャオ「言っちゃ駄目ぇ!!」
ソラ「あのぅ…アクアが言ってた映画って…?」
NANA「ええ、KHと深い関わりの会社が作成した新作映画です。風の噂ではソラが出ていると言う事ですけど、私結局いけなくて…」
リク「あれらの反撃ネタはそれが元凶かぁぁぁ!!?」
NANA「使えるネタは何でも使うものです。文句あります?」(PSPや3DSをちらつかせる)
ソラ&リク「「何もありません…」」
シャオ「確かにあの映画は日本のゲームから考えたって話だけど…これじゃあボク達打つ手なしじゃん…」
NGシーン シャオが助ける場面
シャオ「ボクの知ってる師匠は!!――(ど、どうしよ!? セリフ度忘れしちゃった!! と、とにかくアドリブでも!!)…い、いい加減で、ナンパ好きで、年上と付き合ってたと思ってたら実はロリコンで、親バカの所為で子供に迷惑がられてる事に気付いてないし、それから――あ、あれ?」
クウ「シャ〜オ〜く〜ん? それ、明らかにセリフじゃなくて本音だよなぁ…!?」(背後に黒い炎)
エン「あっちで少しお話しましょうか、拳でなぁ…!!」(同文)
シャオ「あ、あの、その…!? だ、だれか助けて…!!」
NANA「さーて、一旦休憩に入ろうかー」(手を叩いて催促)
シャオ「止めてぇぇえぇえええ!!?」(涙目&二人に引き摺られる)
NANA「これにて、今回のNGシーンは終了! と言っても、ネタはまだ残っているので時間が出来れば番外編で載せていきたいと思っています」
ルキル「ようやく終わったと思ったら、まだあるんだな…」
シャオ「でも、どうしてここに載せないの?」
NANA「ハッキリ言って、あとがきだけで文字数が1万以上超えたから。なので、残りは番外編でやらせていただきます。さて、後は挨拶を…」
ソラ「次からは、いよいよ夢旅人作品との合同編!!」
クウ「あちらでの戦いと俺達の戦い、二つが一つになる物語だ」
アクア「私達と彼らが今後どう関わるかは、こちらの作者だけでなくあちらの作者の意思次第」
シャオ「もちろん、ボク達自身のストーリーもあるからそっちも見てね!!」
出演者全員『『『『それでは、合同編でお会いしましょう!!!』』』』
NANA「最後の最後でセリフ取られたぁ…」