Another chapter4 Sora&Terra side‐6
場所は変わり、ついさっきガードアーマーと戦った城通用口。
そこには、ソラ達と別れたテラ達が階段を上っている所だった。
そうしてクウを先頭にして歩いていると、広い場所に来た所で後ろにいたテラが声をかけた。
「さっきは助かった」
この言葉に、三人はテラに視線を向ける。
そして言葉をかけられたと分かったクウは、頭を掻きながらテラを見て言った。
「いや…ヴェンと一緒にいたくないんだろ?」
「やはりバレていたか…」
「でも、どうして…?」
顔を逸らして呟くテラに、レイアが不思議そうに首を傾げる。
すると、テラは自分の手に顔を悲しげに向けて思いを口にした。
「闇に染まった俺は、ヴェンやアクアと共にいてはいけない気がどうしてもしてな…――もしヴェンと行けば、きっと純粋なあいつを闇に染めてしまうかもしれなくて…」
闇を持った自分と違い、光の力を持ったヴェン。
全てを照らすような光を持つヴェンの心を、自分の持っている闇になど染めたくない。そして、遠い過去のこの世界で別れたアクアにも。
テラがそんな思いを抱いていると、突然無轟の隣で炎が渦巻いて《炎産霊神》が現れる。
いきなりの事に無轟を除く三人が驚いていると、《炎産霊神》が不思議そうに質問した。
『そう言えばさ、テラ。リクって少年を見た時、表情変えてたよね? 何で?』
《炎産霊神》の意外な質問に、驚いていたクウやレイアがすぐにテラを見る。
さらには無轟もテラを見るので、軽く息を吐いて口を開いた。
「彼とは、最近…――と言っても、今にしてみれば昔なんだが……会った事があってな。ただ、その時は彼は幼い子供だったから俺の事を忘れているみたいで…まあ、今はこのまま黙っておくさ」
どこか清々しい表情で答えるテラに、レイアが心配そうに首を傾げた。
「テラさんは、それでいいんですか…?」
「ああ、今はやる事がある……それに、彼が思い出した時を楽しみにしておくよ」
その時を想像し、テラは笑いながらレイアに告げた。
テラの話を終えると、急にクウが顔を上げた。
「そうだ、っと」
何かを思い出したように言うのと同時に、彼の背に黒の双翼が現れた。
「黒の翼…?」
「ああ。キーブレードの力じゃなくて闇で作った代用品だけどな。それより、クォーツって奴がいた場所を少し調べてくる」
テラにそう言うと、クウは翼を羽ばたかせてその場から飛び去っていった。
彼の翼から抜け落ちた黒い羽根が辺りに散りながら落ちて行く。テラはその様子を眺めていると、ふとある光景が頭を過ぎった。
何も無い白い空間に散る黒と白の羽根。
燃え盛る炎の中で静かに佇む白い服を着た一人の青年。
彼の持つ金色の瞳に写るは―――満面に笑顔を浮かべるソラ。
「テラ?」
唐突に声をかけられ、テラは現実の世界に戻る。
すぐに声のした方を見ると、無轟がこちらを見ていた。
「え、あっ…何か?」
「これからどうする?」
「そうですね…――とにかく、まずはここから近い世界に行きましょう」
テラがそう言っていると、調べていたクウが戻ってきた。
元来た場所に着地して翼を消していると、すぐにレイアが聞いた。
「どうでしたか?」
レイアの質問に、クウは肩を竦めて首を横に振る。
「手がかりは無かった。敵もバカじゃねえか…」
「では、行くか」
無轟の言葉に、三人はそれぞれ頷く。
それから二人の持つバイクに乗り、別の世界に飛び立っていった。
「ううん…」
身動ぎしながら、アクアはゆっくりと目を覚ます。
まず視界に映ったのは、薄暗い天井だ。そのまま横に目を向けると、質素な机や椅子などの家具が目に付く。
と、ここでベットに寝かせられている事に気付いてゆっくりと身体を起こした。
「ここ、は…?」
「目が覚めた?」
いきなり声をかけられ、目を大きく開いて声のした方を見る。
そこには、ゼロボロスが椅子に座ってこちらに笑みを浮かべていた。
「ゼロボロス…――私は、一体…?」
「僕達が倒れていた所を、たまたま通りかかった人に助けて貰ったんですよ」
そう言って説明すると、何故か急に苦笑を浮かべた。
「その内の一人がまた…何て言うか…」
目線を逸らしながら、ハハッと乾いた笑い声を上げるゼロボロス。
何処か様子のおかしく、アクアが首を傾げているとコンコンと扉からノックの音が聞こえた。
「――入りますよ」
知らない声がドア越しから聞こえると、扉が開く。
そこから長い銀髪を後ろで一つに結んだ青い瞳の青年が部屋に入って来た。
青年はベットにいるアクアが起きているのを見て、声をかけた。
「気分はどうですか?」
「あなたは…?」
アクアが聞くと、青年は小さく笑って答えた。
「私はウィド。そして――」
ここで言葉を止めると、ふと後ろを振り向く。
するともう一人、ウィドと同じ容姿の少年が部屋に入って来た。
その人物に、アクアは目を見開いた。
「ルキルだ」
―――彼は、『ディスティニーアイランド』で出会ったリクにそっくりだから…。
そこには、ソラ達と別れたテラ達が階段を上っている所だった。
そうしてクウを先頭にして歩いていると、広い場所に来た所で後ろにいたテラが声をかけた。
「さっきは助かった」
この言葉に、三人はテラに視線を向ける。
そして言葉をかけられたと分かったクウは、頭を掻きながらテラを見て言った。
「いや…ヴェンと一緒にいたくないんだろ?」
「やはりバレていたか…」
「でも、どうして…?」
顔を逸らして呟くテラに、レイアが不思議そうに首を傾げる。
すると、テラは自分の手に顔を悲しげに向けて思いを口にした。
「闇に染まった俺は、ヴェンやアクアと共にいてはいけない気がどうしてもしてな…――もしヴェンと行けば、きっと純粋なあいつを闇に染めてしまうかもしれなくて…」
闇を持った自分と違い、光の力を持ったヴェン。
全てを照らすような光を持つヴェンの心を、自分の持っている闇になど染めたくない。そして、遠い過去のこの世界で別れたアクアにも。
テラがそんな思いを抱いていると、突然無轟の隣で炎が渦巻いて《炎産霊神》が現れる。
いきなりの事に無轟を除く三人が驚いていると、《炎産霊神》が不思議そうに質問した。
『そう言えばさ、テラ。リクって少年を見た時、表情変えてたよね? 何で?』
《炎産霊神》の意外な質問に、驚いていたクウやレイアがすぐにテラを見る。
さらには無轟もテラを見るので、軽く息を吐いて口を開いた。
「彼とは、最近…――と言っても、今にしてみれば昔なんだが……会った事があってな。ただ、その時は彼は幼い子供だったから俺の事を忘れているみたいで…まあ、今はこのまま黙っておくさ」
どこか清々しい表情で答えるテラに、レイアが心配そうに首を傾げた。
「テラさんは、それでいいんですか…?」
「ああ、今はやる事がある……それに、彼が思い出した時を楽しみにしておくよ」
その時を想像し、テラは笑いながらレイアに告げた。
テラの話を終えると、急にクウが顔を上げた。
「そうだ、っと」
何かを思い出したように言うのと同時に、彼の背に黒の双翼が現れた。
「黒の翼…?」
「ああ。キーブレードの力じゃなくて闇で作った代用品だけどな。それより、クォーツって奴がいた場所を少し調べてくる」
テラにそう言うと、クウは翼を羽ばたかせてその場から飛び去っていった。
彼の翼から抜け落ちた黒い羽根が辺りに散りながら落ちて行く。テラはその様子を眺めていると、ふとある光景が頭を過ぎった。
何も無い白い空間に散る黒と白の羽根。
燃え盛る炎の中で静かに佇む白い服を着た一人の青年。
彼の持つ金色の瞳に写るは―――満面に笑顔を浮かべるソラ。
「テラ?」
唐突に声をかけられ、テラは現実の世界に戻る。
すぐに声のした方を見ると、無轟がこちらを見ていた。
「え、あっ…何か?」
「これからどうする?」
「そうですね…――とにかく、まずはここから近い世界に行きましょう」
テラがそう言っていると、調べていたクウが戻ってきた。
元来た場所に着地して翼を消していると、すぐにレイアが聞いた。
「どうでしたか?」
レイアの質問に、クウは肩を竦めて首を横に振る。
「手がかりは無かった。敵もバカじゃねえか…」
「では、行くか」
無轟の言葉に、三人はそれぞれ頷く。
それから二人の持つバイクに乗り、別の世界に飛び立っていった。
「ううん…」
身動ぎしながら、アクアはゆっくりと目を覚ます。
まず視界に映ったのは、薄暗い天井だ。そのまま横に目を向けると、質素な机や椅子などの家具が目に付く。
と、ここでベットに寝かせられている事に気付いてゆっくりと身体を起こした。
「ここ、は…?」
「目が覚めた?」
いきなり声をかけられ、目を大きく開いて声のした方を見る。
そこには、ゼロボロスが椅子に座ってこちらに笑みを浮かべていた。
「ゼロボロス…――私は、一体…?」
「僕達が倒れていた所を、たまたま通りかかった人に助けて貰ったんですよ」
そう言って説明すると、何故か急に苦笑を浮かべた。
「その内の一人がまた…何て言うか…」
目線を逸らしながら、ハハッと乾いた笑い声を上げるゼロボロス。
何処か様子のおかしく、アクアが首を傾げているとコンコンと扉からノックの音が聞こえた。
「――入りますよ」
知らない声がドア越しから聞こえると、扉が開く。
そこから長い銀髪を後ろで一つに結んだ青い瞳の青年が部屋に入って来た。
青年はベットにいるアクアが起きているのを見て、声をかけた。
「気分はどうですか?」
「あなたは…?」
アクアが聞くと、青年は小さく笑って答えた。
「私はウィド。そして――」
ここで言葉を止めると、ふと後ろを振り向く。
するともう一人、ウィドと同じ容姿の少年が部屋に入って来た。
その人物に、アクアは目を見開いた。
「ルキルだ」
―――彼は、『ディスティニーアイランド』で出会ったリクにそっくりだから…。
■作者メッセージ
これにて、第四章終了です。
断章も合わせると11月の前半で終わりそうなので、第五章まで進めたいと思います。夢さん、すみませんがもう少しお待ちください。
そして、いつものキャラ紹介を。尚、第四章のおまけはネタが多すぎたので特別編として五章の後で出す予定です。
ソラ (主な出演作品 KH1・2 COM コーデット)
明るい性格で友達思いな15歳のキーブレード使いの少年。
1年前に『ディスティニーアイランド』が闇によって崩壊した際に、親友のリクが闇に飲み込まれたのをキッカケにキーブレードに選ばれる。
その後は世界を巡って故郷で別れたリクとカイリを探しながらハートレスによる闇の侵食を止めて世界を戻し、ノーバディと言う新たな脅威と戦いながら『キングダムハーツ』で別れたリクと王様を探していた。
やがて戦いの中で二人と再会し、二つ目の戦いを終えて無事に故郷に戻って来た。
しかし、故郷に戻った数日後にリリスの奇襲にオパールからの要請により、再び世界を巡る旅に出る事に。
武器はお馴染の【キングダムチェーン】。キーブレードを使った攻撃や魔法はもちろん、光の技を扱う。
リク (主な出演作品 KH1・2 COM 358/2Days)
何処か大人びたクールな16歳のキーブレード使いの少年。
約10年前にテラからキーブレードの継承をして貰った為、正式にキーブレードを扱える。
今から1年前に故郷の世界の扉を開き、闇に沈めさせた事で外の世界へと飛び出した。
その後、流れ着いた世界で出会ったマレフィセントによって親友だったソラと完全に決別。その結果、アンセム(ゼアノート)に身体を乗っ取られると言う事態にまで発展した。
だが、ソラの諦めない心によりどうにか打ち勝つ事が出来た。その後は闇の世界を脱出し、ある事件で1年間も記憶の修復で眠ったソラの為に、心に潜むゼアノートと戦いつつ13機関などの動向を探っていた。
もちろんソラが目覚めてからも陰で支えたりしており、決戦では共に最後まで戦い、ソラと共に故郷へと帰還する事が出来た。
その後は平和に暮らしていたが、リリスやオパールによってソラと同じく共に世界を巡る旅に出る事になった。
武器は【ウェイトゥザドーン】。闇を中心とした攻撃や魔法を扱う。
カイリ (主な出演作品 KH1・2)
光のプリンセスの一人である、15歳の少女。
生まれ故郷は『レイディアントガーデン』だが、幼い頃に何者かによって『ディスティニーアイランド』に流れ着いた事により、ソラやリクと出会う。
1年前に世界が闇に呑まれた事件で身体と心か分離した状態で3人と離れ離れになるが、心はソラが、身体はリクが持っていてソラが心を開放するまで人形として過ごしていた。
その後はキングダムハーツの扉を閉じた事により元に戻った故郷で二人の帰りを1年間待っていたが、ある人物によって13機関へと連れ攫われる。しかし、ソラ達の行動により脱出し合流する事が出来た。
やがて島に戻った際、帰る時に取り残された二人を待ち続け再び再会する。そして、新たに始まる世界の危機を知り、ソラ達について行く形で共に旅に出る。
10年前、アンヴァースに襲われてアクアに助けて貰った際、偶然キーブレードの力を授かった。だが、今はまだ完全にキーブレードの力を引き出せなくて戦えはしないものの、いつも仲間に気遣いをかけている。
ヴェントゥス (KH Bbs)
光の欠けた心を持った、ソラのノーバディである『ロクサス』に酷似している少年。愛称は“ヴェン”。
少し前にテラを追うようにして修行場の世界を旅立ち、今はテラやアクアを探しつつ友達を作っていた。
その途中で事故で立ち寄った世界でミッキーの危機を知り、その世界への回廊を開こうとした所、銀色の少女の手によって未来の『ディスティニーアイランド』へと飛ばされてしまう。
そこでリリスと対峙していたソラ達と出会い、世界の危機を救うと共に元の時代に戻る為に一緒に旅をする事に。
尚、ソラとは初対面なのだがヴェン自身は何故か不思議な繋がりを感じている。
武器は【フレッシュブリーズ】。素早い攻撃を主にした戦法の他に光系の技も習得している。
オパール (オリキャラ)
腰まである長い金髪に緑の瞳をした18歳の女性。シドの姪でもある。
性格は強情で、男勝りな部分が多い。だが、人に対する優しさや気遣いもそれなりに存在する。
生まれ故郷は『レイディアントガーデン』だが、約10年前の闇の氾濫で別の世界へと飛ばされた。
それから長い時を得て最近になって故郷に戻ってきた。その際にグミシップの知識を学び、それを生かしたシップをシドやマーリンと共に開発していた。
そんな矢先に世界の危機を知り、丁度出来上がっていたグミシップでソラ達を連れてきた。その後は彼らのサポートとして旅について行く事に。
余談になるが、リクに関して『レイディアントガーデン』以降特別な感情が芽生え始めている。
武器は少し大きめのナイフである【エアタガー】。さらに、別の世界にいた際に身につけた様々なアイテムを組み合わせる技術【合成】を使ってのサポートをする。
断章も合わせると11月の前半で終わりそうなので、第五章まで進めたいと思います。夢さん、すみませんがもう少しお待ちください。
そして、いつものキャラ紹介を。尚、第四章のおまけはネタが多すぎたので特別編として五章の後で出す予定です。
ソラ (主な出演作品 KH1・2 COM コーデット)
明るい性格で友達思いな15歳のキーブレード使いの少年。
1年前に『ディスティニーアイランド』が闇によって崩壊した際に、親友のリクが闇に飲み込まれたのをキッカケにキーブレードに選ばれる。
その後は世界を巡って故郷で別れたリクとカイリを探しながらハートレスによる闇の侵食を止めて世界を戻し、ノーバディと言う新たな脅威と戦いながら『キングダムハーツ』で別れたリクと王様を探していた。
やがて戦いの中で二人と再会し、二つ目の戦いを終えて無事に故郷に戻って来た。
しかし、故郷に戻った数日後にリリスの奇襲にオパールからの要請により、再び世界を巡る旅に出る事に。
武器はお馴染の【キングダムチェーン】。キーブレードを使った攻撃や魔法はもちろん、光の技を扱う。
リク (主な出演作品 KH1・2 COM 358/2Days)
何処か大人びたクールな16歳のキーブレード使いの少年。
約10年前にテラからキーブレードの継承をして貰った為、正式にキーブレードを扱える。
今から1年前に故郷の世界の扉を開き、闇に沈めさせた事で外の世界へと飛び出した。
その後、流れ着いた世界で出会ったマレフィセントによって親友だったソラと完全に決別。その結果、アンセム(ゼアノート)に身体を乗っ取られると言う事態にまで発展した。
だが、ソラの諦めない心によりどうにか打ち勝つ事が出来た。その後は闇の世界を脱出し、ある事件で1年間も記憶の修復で眠ったソラの為に、心に潜むゼアノートと戦いつつ13機関などの動向を探っていた。
もちろんソラが目覚めてからも陰で支えたりしており、決戦では共に最後まで戦い、ソラと共に故郷へと帰還する事が出来た。
その後は平和に暮らしていたが、リリスやオパールによってソラと同じく共に世界を巡る旅に出る事になった。
武器は【ウェイトゥザドーン】。闇を中心とした攻撃や魔法を扱う。
カイリ (主な出演作品 KH1・2)
光のプリンセスの一人である、15歳の少女。
生まれ故郷は『レイディアントガーデン』だが、幼い頃に何者かによって『ディスティニーアイランド』に流れ着いた事により、ソラやリクと出会う。
1年前に世界が闇に呑まれた事件で身体と心か分離した状態で3人と離れ離れになるが、心はソラが、身体はリクが持っていてソラが心を開放するまで人形として過ごしていた。
その後はキングダムハーツの扉を閉じた事により元に戻った故郷で二人の帰りを1年間待っていたが、ある人物によって13機関へと連れ攫われる。しかし、ソラ達の行動により脱出し合流する事が出来た。
やがて島に戻った際、帰る時に取り残された二人を待ち続け再び再会する。そして、新たに始まる世界の危機を知り、ソラ達について行く形で共に旅に出る。
10年前、アンヴァースに襲われてアクアに助けて貰った際、偶然キーブレードの力を授かった。だが、今はまだ完全にキーブレードの力を引き出せなくて戦えはしないものの、いつも仲間に気遣いをかけている。
ヴェントゥス (KH Bbs)
光の欠けた心を持った、ソラのノーバディである『ロクサス』に酷似している少年。愛称は“ヴェン”。
少し前にテラを追うようにして修行場の世界を旅立ち、今はテラやアクアを探しつつ友達を作っていた。
その途中で事故で立ち寄った世界でミッキーの危機を知り、その世界への回廊を開こうとした所、銀色の少女の手によって未来の『ディスティニーアイランド』へと飛ばされてしまう。
そこでリリスと対峙していたソラ達と出会い、世界の危機を救うと共に元の時代に戻る為に一緒に旅をする事に。
尚、ソラとは初対面なのだがヴェン自身は何故か不思議な繋がりを感じている。
武器は【フレッシュブリーズ】。素早い攻撃を主にした戦法の他に光系の技も習得している。
オパール (オリキャラ)
腰まである長い金髪に緑の瞳をした18歳の女性。シドの姪でもある。
性格は強情で、男勝りな部分が多い。だが、人に対する優しさや気遣いもそれなりに存在する。
生まれ故郷は『レイディアントガーデン』だが、約10年前の闇の氾濫で別の世界へと飛ばされた。
それから長い時を得て最近になって故郷に戻ってきた。その際にグミシップの知識を学び、それを生かしたシップをシドやマーリンと共に開発していた。
そんな矢先に世界の危機を知り、丁度出来上がっていたグミシップでソラ達を連れてきた。その後は彼らのサポートとして旅について行く事に。
余談になるが、リクに関して『レイディアントガーデン』以降特別な感情が芽生え始めている。
武器は少し大きめのナイフである【エアタガー】。さらに、別の世界にいた際に身につけた様々なアイテムを組み合わせる技術【合成】を使ってのサポートをする。