夢旅人誕生日記念作品・祝おう、騒ごう、生き延びれのトークショー!? 前編
*本来は11月26日に出す筈の作品でしたが、私事情により三日も遅れてしまった事をここでお詫び申し上げます。
ここは、とあるスタジオ内。
どこぞのバラエティー番組に出てきそうなセットがある薄暗い部屋。
そこで、突然真上からスポットライトが当てられると同時に、ある人物達の姿が現れた。
神無「えーと、ゴホン!――…皆様、今日という日にこの作品を読んで頂き、誠にありがとうございます」
神月「今日はなんと俺達の生み親であり」
オルガ「この作品を手掛けるもう一人の作者」
睦月「夢旅人の誕生日だぜ!!」
チェル「そこで、今回は彼の作品の主役を務めた俺達が誕生日を祝うと共に」
シンク「この企画の為にさまざまなゲストを及びしています」
ゼツ「尚、文字数を節約したいとの事で今回は台本形式にさせて頂いているとの事です。少々見難いとは思うが、ご了承の程をお願いしますだそうだ」
神無「そういや、この企画を立てたもう一人の作者は?」
神月「親父、あそこ」(スタジオ外を指差す)
NANA「………………」(しゃがみ込んでスケッチブックを持っている)
オルガ「…何やってんだ、あれ?」
チェル「もう一人の作者のNANAは、今回裏方に回るそうだ」
シンク「ゲストも合わせると多いですし……何より、あの作者はネタの為に何をしでかすか分かりませんからね」
ゼツ「だから、俺とチェルとシンクの三人でこれら(銃&反剣)を使って裏方に回らせてやった(黒笑)」
睦月「そ、そうなのか…っ!! あ、あはははは…っ!!?」(顔を引き攣らせている)
神無&神月&オルガ(((要は脅したのかっ!!?)))
*そう言う訳なので、今回はプラカード係をやらせて貰います。
シンク「とにかく、話を戻しまして…――この企画の為に呼ばれたゲストをお呼びしましょうか」
神無「じゃ、まずは…(プラカードを見て)KHキャラからは、全ての始まりの根源でもあるマスター・ゼアノートと!!」
神月「KHのヒロイン、セブンプリンセスでもあるカイリのノーバディ、『記憶の魔女』のナミネだ!!」
マスター・ゼアノート「まさか、この私がこんな場所に呼ばれるとは…」
ナミネ「皆さん、よろしくお願いします」
オルガ「次は、前のサイトから共同で手掛けるNANAのオリキャラだ! 『黒翼』と言う闇の翼を持つ美形キャラのクウ!!」
チェル「続いて、そいつの恋人でもあるレイア」
シンク「そして、考古学関連になると性格が変わる剣士のウィドです」
クウ「はぁ…男の誕生日会に呼ばれてもなぁ…」
レイア「クウさん、失礼ですよ!!」
ウィド「まったくです、年に一回の大事な日なんですからちゃんと祝いなさい」
睦月「更に、俺達夢旅人のオリキャラも呼んでるぞ!! まずは、神無の父親の愛刀の明王凛那!!」
ゼツ「最後はこの合併作品の夢サイドの悪役の仮面の女、カルマだ」
凛那「ふむ、こう言った場所に出るのも悪くはない」
カルマ「ウフフ。今日は特別な日だものね、敵味方関係なく頼むわ」
神無「以上、このメンバーで夢旅人の誕生会企画をやらせてもらうぜぇ!!!」
『尚、この他にもキャラが登場するかもしれません』(プラカード)
神月「で、誕生日企画だが…具体的に、何をすればいいんだ?」
ゼツ「そうだよなぁ…俺達、プレゼントなんて用意してないし」
チェル「しかも、このメンツだ……まともに出来るとは思えん」
マスター・ゼアノート「そこでなぜ私を見るのだ!?」
カルマ「まあ、悪役だから仕方のない事だけど……これでも私、正式に呼ばれているのよ?」
レイア「そうです! 【ハッピーバースデー】の歌を歌ったらどうでしょうか!?」
ナミネ「それ、ある意味手抜きだよ…」
ウィド「やれやれ…――こんな事もあろうかと、準備をしてて正解でした」
睦月「準備?」
ウィド「ええ。誕生日は大事な日ですからね。何より、彼は友達少なそうですからちゃーんとプレゼントを用意をしておきました」
オルガ「あの、ウィドさん? さりげに酷い事言ってなかったか?」
ウィド「そうですか? 私は友達少なさそうとか、女運が悪いとか、遊○王中毒とか、ネガティブすぎる根暗とか、絵が単調すぎて下手とか、そう言った事はまったく言ってませんよぉ?」
男性陣全員『『『『『いや、さっきよりも滅茶苦茶に言ってないかっ!!?』』』』
*夢さん、彼特有の毒舌が出てしまい本当にすみませんっ!! byNANA
ナミネ「え、えっと…!! それより、プレゼントって何ですか!?」
ウィド「はいはい、そう焦らずに……さっ、持ってきてください!!(手を叩く)」
アクセル&デミックス「「…………」」(何故か顔色を悪くして布を被せたカートを押している)
シンク「あの二人…どうしたんでしょうか?」(立ち去る二人を見送る)
クウ「…何か、嫌な予感しかしないんだが…?」
凛那「で、これは何だ?」
ウィド「フッ…――これが、私の用意したプレゼントですっ!!!」(布を勢いよく外す)
オルガ「んなぁ…!!?」
神無「こ、これはぁ!!?」
布を外して現われたのは…――ケーキと思われる、紫の円形状の物体。
ウィド「どうです? 今回は私や姉さん、アーファとカナリアにアナザとレプキア。更にジャスティスに頼んで異世界から、彼の好きなキャラでもあるジャ○リにイ○娘と言う人物も呼んで作ったバースデーケーキですっ!!! これなら彼も喜ぶ事間違いなし――!!!」
クウ「んな訳あるかぁぁぁーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!」(ケーキをちゃぶ台のごとくひっくり返す)
ウィド「ひ、酷い…!!(ケーキの残骸を見て)…何するんですか、クウっ!!?」
神無「それはこっちのセリフだぁぁぁ!!!」
ゼツ「お前俺達の作者を殺す気かぁぁぁ!!?」
チェル「料理作るなら殺戮兵器作るような奴らと組むなぁぁぁ!!!」
ウィド「失礼な!! これのどこが殺戮兵器だと言うんですかっ!!?」
神月「…だったら、実際に食べさせたらいいだろ。それではっきりする筈だ」
シンク「し、神月さん? 食べさせるって…」
神月「安心しろ、シンク…俺達の作者に食べさせたりしない。いるだろ、死んでも大丈夫――…むしろ、多くの読者に喜ばれそうな奴がさ…」(ある方向に目を向ける)
凛那「死んでも、大丈夫…」(以下同文)
カルマ「寧ろ、喜ばれそうな人物…ねぇ?」(以下同文)
マスター・ゼアノート「待て…何故全員、私の方を向くのだ?」
チェル「動くな」(銃口を構える)
シンク「あなたの体に風穴開きますよ?」(以下同文)
マスター・ゼアノート「本当に待てぇ!!? 私は老人だぞ!!? 今の高齢化が進む世の中では、労わって貰わなければ――!!!」
クウ「何言ってんだよ。最終決戦じゃ、鎧姿のヴェンを“片手”で持ってただろ?」(冷めた目)
レイア「そうですよ。しかも小説では、ヴァニタスさんを打ち負かしては酷い事言ってましたし」(以下同文)
ナミネ「よくよく考えれば、私が生まれたのも、機関やディズに利用されたのも、全部あなたの所為だよね?」(以下同文)
睦月「俺、KH2の話をベースにした物語の主役だからさ。機関とも敵対してたんだよなー?」(永遠剣を取り出す)
ゼツ「俺はKH1からKH2だけど、お前が元凶である事には変わりないな…」(反剣を取り出す)
神無「まあ、あれだ…――大人しく、食え」(床に落ちているヌチャリとした物体を差し出す)
マスター・ゼアノート「納得出来るかぁぁぁ!!! ええい、誕生会だろうが関係ない!!! ラスボスの力で貴様らまとめて葬って――!!!」
???「黙りなさい、『ホーリースター』」(巨大な光の球体が出現する)
マスター・ゼアノート「ぎゃあああああああああああああっ!!!??」(光の大爆発に呑まれる)
オルガ「い、今のは…?」
???「念の為様子を見に来たら…――本当に予想通りの展開になるとは…」
全員『『『『エンっ!!?』』』』
エン「何をしているんですか? さっさとこの老人にそれを食べさせなさい」
神無「お、おうよ…!!」(黒焦げのゼアノートの口にケーキを入れる)
マスター・ゼアノート「ごぶdgsうjsbxはscんd!!!??」(白目をむいて昇天する)
チェル「…死んだな」(静かに十字架を切る)
シンク「ウィドさん、これで分かったでしょう?」
ウィド「あまり納得いきませんが……結果は結果ですしね、今回は諦めます…」
レイア「それにしても、どうしてエンさんがここに…?」
エン「色々と、込み合った事情がありましてね……では、これで失礼します。妻が待ってますから」(スタジオの外に去っていく)
クウ「へー、妻ねぇ…――って、妻ぁぁぁ!!?」
オルガ「え、何っ!? あの人結婚してるのかぁぁぁ!!?」
カルマ「あら、あなた達知らなかったの? あの人の奥さん、たまに来ては差し入れのお菓子とか持ってきたりするのよ?」
睦月「そんな裏設定事情使うなぁぁぁぁぁ!!!??」
ナミネ「結婚、かぁ…」(新婚生活想像中)
レイア「私も何時か、クウさんと…!!」(顔を赤くしている)
神月「何か、さっきから話が逸れてきているな……とにかく、一旦仕切り直そうっ!!」
『と言う訳で、後半に続きます!!』