夢旅人誕生日記念作品・祝おう、騒ごう、生き延びれのトークショー!? 後編
ウィド「……ふぅ、とりあえずこんなものですね」
睦月「あの毒b…――バースデーケーキを処理したのはいいが、ゼアノートまで追いやる事なかったんじゃないのか…?」
ナミネ「いいんだよ。あんな老人生きてても、年金問題や少子高齢化で社会の邪魔になるでしょ?」(黒笑)
シンク「…父さん、本当に昔はこの人の事守ろうとしてたの?」
チェル「…少なくとも、俺の記憶の中の彼女はこんな性格ではなかった筈なんだが…!!」
神無「と、とにかく話を戻そうぜ。さーて、どうするかねぇ!」
クウ「どうするって言われてもなぁ……ってか、何で俺らまで巻き込まれなきゃならねーんだよ…」
ゼツ「何言ってんだよ。前のサイトでは、あんたよく俺達の作者に使われてただろ?」
クウ「は? それ言うんならウィドじゃねーのか?」
オルガ「まあ、確かに考古学関連でローレライと組んでたけど……でも、無轟関係じゃああんた結構出しゃばってたろ?」
神月「言われてみれば…何気におじぃと本気の決闘まで持ち込んでたし、後日談でもよく出てたな…」
凛那「それは私も覚えている。最初に戦った時は何処にでもいる雑魚と感じたが、あの決闘ではまるで別人のようだった。互いに鳴り響く刃の音、灼熱と暗黒のせめぎ合い、斬って斬られの武器に伝わる感触……最後は己の全てをぶつけあう。こんな戦い、そうそう出来るものではなかった…」(遠い目)
クウ「そうだった、そうだったな!! オッサンと出逢ったおかげで何度三途の川を渡りかけたか数え切れないくらい死にかけたよな俺ぇ!!!」
ウィド「いいじゃないですか。結果的に生きているんですから」
カルマ「何て言うか…凄いのね、あなたって」
レイア「クウさんは凄いんですよっ!! 他の作品では最強の人物と言っていい程のオリキャラと戦って“神”ってあだ名を貰った上で友達になったんですからっ!!!」
クウ「待て、レイア!? どうしてそれを知っているんだっ!!?」
レイア「クリスさんに教えて貰いました。凄く嬉しそうに語ってくれたんですよ?」
クウ「言っとくけど俺はあの時丁重に断ったし、そもそもあんな化け物じみた戦闘力持つ奴と友なんて真っ平ごめん――!!!」
レイア「そう言えば、クリスさん。最後に『もし鬼羅依様と友の縁切ったら、全殺しじゃ済まないくらいに酷い目に合わせてやる』って呟いてましたっけ…」
クウ「う、嘘だろ…!?」(顔を真っ青にさせる)
睦月「強いのも、考えものだな…」
チェル「何事も、程々が一番って事だな…」
カルマ「でも、それだけ彼が凄い人ってのは分かったわ。ねぇ、私の仲間にならない?」
クウ「誘うならキーブレード取り出さないでくれないか? 操る気満々なのがバレるだろ?」(冷汗)
レイア「駄目です!! クウさんは渡しません!! 大体、カルマさんにはエンさんがいるじゃないですかっ!!!」
カルマ「でも、彼じゃねぇ……まあ、この先はネタバレだから言わないけど」
凛那「ならば、私と付き合わないか? 無轟と戦って生き延び、そして私を折ったその強さ。是非ともこの具現化した身体を使い体験したいのだ」
神無「お、おい凛那っ!!? それはさすがに――!!」
クウ「あ、あぁ!! この修羅場から抜け出せるのなら戦いでも何でも付き合ってやるぜっ!!!」
凛那「そうか。ならここだと建物全部が消し炭になる。場所を移動しよう」
クウ「ああ、分かっ……建物全部? 消し炭…?」
神無「あのな、クウ…――非常に言いにくいんだが、凛那は親父の力全部を引き継いでいるんだ…」
神月「何せ、カルマも認めた最強の心剣士を倒したくらいだからな…」
オルガ「性格も神月のお爺さんに影響されてか、加減を知らないらしい…」
クウ「ア、オレヨウジオモイダシタ――」(何処かに去ろうとする)
凛那「男なら二言は言うな。さ、行くぞ♪」(もの凄く嬉しそうに肩を掴む)
クウ「嫌だぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!!! 俺はまだ死にたくないぃぃぃーーーーーーーーっ!!!!!」(そのまま凛那にスタジオ外に引き摺られる)
ゼツ「……二人脱落、だな」
チェル「それ以前に、本当にあんな奴にそれだけの強さが秘められてるのか…?」
シンク「このままだと『そして誰もいなくなった…』って最後なりそうですね」
ナミネ「誕生会なのに、何も出来ずに終わりそうだね…」
睦月「ホント、どうすんだ…――ん? 皆、プラカード見ろよ」(プラカードを指差す)
『サプライズゲストのスタンバイが終わりました』
チェル「サプライズゲスト? そんなのがいたのか」
神無「まあいい。そのサプライズゲストっての呼ぼうぜ!!」
オルガ「そ、そうだな!! じゃあ、サプライズゲストの登場だー!!」
プシュー(後ろの背景のカーテンが開くと共に煙が噴き上がる)
???「フッフッフ…とうとうこの時が来た…!!」
ウィド「おや…何か、聞き覚えがあるような…?」
神月「なぁ…親父」(胸に手を当てる)
神無「あぁ…分かってる」(以下同文)
カルマ「何? もしかして、あなた達の知り合い?」
???「いつもは影で大人しくしているが、今日は違うっ!!! 誕生日と言うめでたい日を祝う為に、神月サンのライバルであるワルモノ、レイがじきじきに「「これぞ親子の連携!! 『暗虹衝波斬』っ!!!」」どぎゃあああああああああああああっ!!!??」(虹と暗黒の衝撃波に飲み込まれる)
神無「おい、てめえ。どの面下げてここに来た? あぁん?」(ドスの利いた目)
神月「しかも何がライバルだ。勝手な事抜かすと心臓貫くぞ?」(以下同文)
睦月「……おい、裏方。どう言う事だこれは?」(永遠剣の切っ先を向ける)
『わ、私はゲストにシ○ナを呼んだんですって!!! こいつを呼んだ覚えありませんっ!!!』
チェル「本当だろうなぁ? と言うか、そのシ○ナって奴は何処に行った?」(銃口を裏方に向ける)
『私も分かりませんっ!!! 本当にこれは予想外なんですっ!!!』(震えながら)
シンク「レイ、でしたね? あなた、一体何をしたんですか?」(銃口を米神に押し付ける)
レイ「いやー、この事を独自のルートで知っちゃって……裏方やってるそこの作者の恩恵でこのサイトでもジャスティス出て来られるんだし、これを機会に俺も仲間入り果たそうと――」
神無「お前、俺達にやった仕打ち分かっててそんな事言ってるのか?」
ゼツ「それより、シ○ナって奴はどうしたんだ?」
レイ「ああ。それはゲストをこっそり変わってくれってお願いしたんですけど、一刀両断で断られて追いかけられて……でも、クーちゃんからお情けで貰ったメロンパンで許してくれって差し出したら、あっさりOK貰ったんです」
神月「そうか、分かった。死ね」(神威開眼)
レイ「神月サン落ち着きましょうよ!!? いくら紗那サンを取り合う仲とはいえ、こんな仕打ちあんまり――!!!」
???「ある事無い事吹き込まないでくれない? 初めて見た人が誤解するでしょ?」
神月「なっ…!? 紗那っ!!?」
レイ「しゃ、な…サン?」(ガタガタ)
紗那「こっそり神月の応援に来たんだけど…まさか、こんな場所であなたと出逢うなんて。よっぽど死にたいのね?」(黒笑&アイアンクロー装備)
神月「紗那、俺もやる。お前だけにこいつの始末はさせない」(黒笑&ヴァラクトゥラ装備)
レイ「俺を殺そうとする奴はジャスティスだけで十分ですって!!! だ、誰か助けて――っ!!!」
神無「じゃあな。てめえの葬式は勝手に行ってくれ」
チェル「短い付き合いだったが、良い所は何一つなかったな」
睦月「あの世にいる奴らによろしく言っとけ」
レイ「何ですかこの死亡フラグっ!!? 俺を助ける気ゼロなのかよ、それでもお前達は主人公なのかよーっ!!?」
神月「ワルモノを倒すのが主人公、だろ? とにかくじっとしてろ、今からお前の墓になる閉鎖空間に送ってやる」
レイ「いやいや、お二人ともここは一度話し合いを――!!!」(神月と紗那と共に何処かに移転された)
ゼツ「更に人数が減ったな…」
カルマ「結局、彼はなんだったの?」
ウィド「何だかんだいいつつ、混み合った因縁があるって事でしょう。いろいろと、ね」
神無「ん? どうした裏方…――え? 『そろそろ終了の時間です』?」(プラカードを見ながら)
シンク「何だかあっという間でしたね…もう時間ですか」
オルガ「まあ、何て言うか…結局、大した事が出来なかったな」
レイア「それでも、いいのではないんでしょうか? だって、これが私達の作者のやり方ですから」
睦月「だけど、もう少しくらいマトモにして欲しかった…」
チェル「この作者に何を言っても無駄だが……これも一つの結果か」
ナミネ「皆さん。こんな作者ですが、誕生日を迎えた夢旅人氏と共にこれからも頑張っていきます」
神無「それじゃあ、また作品で会おうなっ!!」
■作者メッセージ
これにて、誕生日の作品は以上です。
作品自体は完成していたのですが…パソコンの不具合で完全にデータが引き出せなくなり、他のパソコンを使ってようやく出す事ができました。
夢さん、そして読者の皆さん。こんな作品でしたが、これからも宜しくお願いします。
作品自体は完成していたのですが…パソコンの不具合で完全にデータが引き出せなくなり、他のパソコンを使ってようやく出す事ができました。
夢さん、そして読者の皆さん。こんな作品でしたが、これからも宜しくお願いします。